用語集/メーカー(消滅)(な行)

メーカー 現在ゲーム事業に関わっている国内ゲームメーカー
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メーカー(消滅) かつてゲーム事業に関わっていた国内ゲームメーカー
 あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま~わ行
メーカー(その他) 海外ゲームメーカー(現存・消滅)
シナリオ制作・周辺機器などのメーカー


株式会社ナムコ(旧社) (合併消滅)

日本のゲームメーカにおける古株会社の1つで、2006年にバンダイのゲーム事業部と合併してバンダイナムコゲームスとなるまで活動を行っていた。
1955年に「有限会社中村製作所」として創業され、1959年にて株式会社化、1977年にナムコと社名変更した経緯がある。
なお、「ナムコ(NAMCO)」という名称は、中村製作所の英字である「NAKAMURA Amusementmachine Manufacturing Co.,Ltd」の略称が元となっている。
80年代を中心に「ナムコット(namcot)」というブランドにて、クオリティの高いゲームをリリースし続け、今もなおナムコット製ゲームを愛するゲーマーは数多い。
今のバンナムの企業態度が底辺クラスまで落ちている惨状を嘆き、「ナムコは合併するべきではなかった」と批判する者は非常に多い模様 *1
なお、現在も「株式会社ナムコ」は存在しているが、ここで紹介している旧ナムコとは実質別会社 *2 である。

株式会社ナムコ・テイルズスタジオ(合併消滅)

ナムコと日本テレネットによる共同出資を受けて設立したメーカー。名前通りテイルズオブシリーズのゲームのみを開発する。
開発チームは大きく分けて「シンフォニアチーム(Sチーム)」と「デスティニー2チーム(D2チーム)」が存在し、この2つのチームで交互に本編作品が発売されている。
作品の不振からか赤字が続いており今後が不安視されてきたが、結局2012年1月1日付で親会社の株式会社バンダイナムコゲームスに吸収合併された。

シンフォニアチーム

メインキャラクターのデザインは藤島康介が担当している。
フィールド、街、ダンジョン等がレベルの高いアニメ調3Dで表現され、シンボルエンカウントである。
シナリオや演出面を重視しているため難易度は低めでシステム面も基本的にシンプルでとっつきやすい。
万人受けしやすい作風であるためかシリーズの人気作品(『アビス』『ヴェスペリア』など)の殆んどはSチームが担当している事が多い。
長年3D作品を作ってきたおかげか開発力も高く、特に『ヴェスペリア』では次世代機ですら無茶だといわれていた上級術高速乱射システムを可能にしていたりする。

デスティニー2チーム

メインキャラクターのデザインはいのまたむつみが担当している。
3Dの場合でも限り無く2Dに近く表現している。ランダムエンカウント。
シナリオはあまり重視していない物の難易度は高めでSPやチェインキャパなどに代表される奥深く個性的なシステムを採用しているため、賛否が分かれることもよく起きる。
しかし一貫してプレイヤーにストレスを与えないつくりを徹底しているためか、ロード時間はどの作品でも皆無というのも特徴のひとつ。
『グレイセス』ではそれまでの作品と異なりややリアル寄りのフル3Dとなった。更にランダムエンカウントからシンボルエンカウントとなった。

日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 (解散)

超大手電機メーカー日本電気(NEC)の子会社として、1953年に設立された家電メーカーである。
テレビゲーム史においては、87年に発売された「PCエンジン」と、88年に発売された世界初の家庭用CD-ROMシステムである「CD-ROM2」で大きな足跡を残した。
PCEは基本性能が非常に高く、後年はCD-ROMの大容量を生かした名作をいくつも送り出したが、メインメモリに非常に高価なSRAMを採用するなど品質管理が非常に厳しく、結果高コスト体質を最後まで克服することができなかった。
91年に廉価ハードの「コアグラフィックスII」(19,800円)を投入したが、本体の設計があまりにも完成されすぎていて結局全くコストダウン出来なかったという逸話がある。
PCEはNEC-HEにロイヤルティの入らないビジネスモデルだったため、ハードの値下げ分の損失をNEC-HEがソフトを販売することで埋めるようになっていった。
その中のひとつに日本ファルコムが開発を担当した『風の伝説ザナドゥ』があり、未だにPCEを代表する傑作の1つとして評価する声もある。
94年には動画再生機能を強化した後継機の「PC-FX」を投入するが、当時は空前のポリゴンブームでありポリゴン機能のないPC-FXは『天外魔境III』の発売を信じて購入したファンなど一部の層にしか売れず、「次世代ハード戦争」において早々に敗れてしまった。
その後も細々とソフト販売が続けられ、98年にはライバルであったセガのDCに参入したが、最終的にゲーム事業から撤退する結果になってしまった。
NECグループの再編に伴い、2000年についに解体された。なお、公式サイトは今も残っている(参照)。

日本コンピュータシステム株式会社 (事業撤退)

通称名「NCS」。かつて80年後期~90年後期にかけて様々なゲームを世に送り出し続けたメーカー。
パソコンでは戦略SLG(エルスリード、ガイアの紋章、ガイフレーム)が代表作であったが、家庭用ゲーム機に参入し「メサイヤ」というブランドを名乗って以降は様々なジャンルのゲームを世に送り出した。
主な作品は『モトローダーシリーズ』『超兄貴シリーズ』『ラングリッサーシリーズ』『重装機兵(レイノス、ヴァルケン)シリーズ』など。
主にPCエンジンやスーパーファミコンなどのソフトが多く、非常にバリエーションに富んだゲームを定期的にリリースしており、特定のファンが多い事で知られる。
職人的メーカーとして一目置かれた存在だったが、2000年にワンダースワンにてソフトを2作リリースした後に、諸般の事情でゲーム事業から撤退、今はかねての本職であった情報、通信業をメインに活動している。
NCS事業撤退後のメサイヤブランドは、株式会社クロスノーツに一時引き継がれるのだが、同社がリリースしたPS2版『重装機兵ヴァルケン』のあまりにも悲惨な出来に、アンチファンサイトが建てられる程のブーイングが起きてしまった。
それが原因かは定かではないが、メサイヤブランドはクロスノーツから株式会社エクストリームに使用許諾が移転しており、今はエクストリームがメサイヤブランドを所持、超兄貴シリーズ最新作『零・超兄貴』がPSPにて発売された。
他にもタイトーが発売したPS2版『ラングリッサーIII』(これもクロスノーツ関連)の評価が悪かったり、上記の零・超兄貴の評判もあまり良いとはいえなかったりと、他社が関わるメサイヤ関連のゲームは何故か不調である事が多い模様。
ちなみに、大阪に本社を置く「日本コンピューター・システム」というメーカーが存在するが、本メーカーとは名前が似ているだけで何の関連性も無い。

株式会社日本テレネット (倒産)

1983年に設立されたメーカーで、主にパソコンやPCエンジンのソフトリリースに重心を置いていた。代表作は『夢幻戦士ヴァリス』シリーズなど。
ゲーム内のビジュアルシーンやBGMに関して非常に力を注いでいるのが特徴で、ゲームの出来が多少アレでもそれらがセールスポイントになり得た8ビットパソコン時代にはかなりの人気を博したソフトハウスのひとつであった。
しかし家庭用ゲーム機においてはビジュアルシーンのみを売りにすることは難しく、どちらかと言えばクソゲーメーカーという悪評を受けてしまったことは否定出来ない。
しかし全てにおいてダメなわけではなく、家庭用移植としては割と評価の高いMD版『イースIII』のような作品もある。

PCE市場衰退後は参入ハードをSFCのみに絞り、ブランド名もウルフチームに統一する。
自社ソフトを発売する一方、かねてから縁のあったナムコのテイルズオブシリーズの開発や、パチンコ、パチスロ関連の事業がメインとなっていく。

しかし、90年代に入ってから開発チームの独立が相次ぎ、徐々に社内の開発力が低下、作品の質や売上が低迷していった。その原因としては、元々、通信関連の企業として発足する予定だったのを直前に方向転換してゲーム企業になったという経緯を持つ会社であったため社長にゲーム開発の現場に関する知識が欠如していたこと、そのためにゲーム開発のノウハウを無視した経営が常態化していたことにあったと言われている。その後、2003年のナムコ・テイルズスタジオ設立に伴い、開発者が移籍して日本テレネットはコンシューマ事業から完全撤退する。

その挙句、2000年代になって突如ヴァリスシリーズを始めとする看板作品の多くを次々と18禁ゲーム化するという暴挙に及んでしまった。原作の開発スタッフやファンの心情を無視したこの行為は内外から強い非難を浴び不買運動にまで発展するという騒動を巻き起こした末、かねてからの経営不振に自ら追い討ちをかける結果となってしまった。

その後、採算性の低下で債務超過に陥り、様々な経営再建を行うも2007年に倒産。24年の歴史に終止符を打った。

今現在、テレネットの知的財産権はサン電子が保有している。かつてはスターフィッシュ・エスディが一部版権を所持していたらしいが、現在どうなっているかは不明である。

日本物産株式会社 (消息不明)

1980年代にアーケードゲーム『クレイジークライマー』『ムーンクレスタ』で名を馳せた古参メーカー。略称は「ニチブツ」。
1983年に初の脱衣麻雀と言われる『ジャンゴナイト』をリリースして以来、主にアーケード向け脱衣麻雀をメインとしていたが、家庭用にも麻雀ものを中心にソフトウェアをリリースしていた。
1989年には脱衣麻雀のリリースをめぐってアーケード業界団体であるAOU及びJAMMAと対立するようになり、結局1992年にはJAMMAを脱退するに至った。
その後、脱衣麻雀を巡る業界の自主規制が厳しくなり、2000年代には新作のリリースが行なわれなくなってしまった。
公式サイトは2003年以来全く更新がないまま残っていたが、2014年上旬頃に消滅している。
加えて、かつてサイトに記載されていた電話番号は他社に使われ、住所も既に駐車場になっており、その消息を知る術はない。
蛇足だが、ニチブツは自社でも1983年に家庭用ハードウェア『マイビジョン』を開発したが、自社製以外のソフトウェアがリリースされなかったこともあり、殆ど普及することなく消えていった。

日本メディアプログラミング株式会社 (消息不明)

セガサターン、プレイステーションの二大32ビットハード時代にて様々なゲーム開発を行っていたメーカー。通称名は「JAMP」。
ゲームの質はとても褒められた出来じゃない事が多く、駄ゲー量産メーカーとして冷ややかな目で見られやすかった模様。
すでにゲーム事業からは撤退しているが、今現在の会社の活動記録は全く確認されず、公式サイトも存在しない。

株式会社ニンジャスタジオ (消息不明)

ニンテンドーDSでリリースされた『降魔霊符伝イヅナシリーズ』などの開発で有名だったメーカー。
イズナの後にリリースした『ウィンディ×ウィンダム』『タクティカルギルド』などのアレな出来で批判が殺到し、それが影響したのかは定かではないが公式サイトが消滅、その消息はいまだ掴めていない。

株式会社ネバーランドカンパニー(事業停止)

東京都新宿区に本社を置くゲーム製作会社。
90年代にかけて『エストポリス伝記II』や『カオスシード -風水回廊記-』で一気に名が知れ渡る。
また、原作レイプ覚悟の良作として有名な『ロードス島戦記 邪神降臨』、シリーズ最高傑作と名高い『風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!』の開発元でもある。
ハード末期に作品を出す等してヒット作に恵まれないが、質の高い作品が多く、コアなファンに支持され続けている優良メーカーである。
2006年、アルテピアッツァと共に開発に参加した『新牧場物語シリーズ』では、『イノセントライフ-新牧場物語-』が残念な出来になり、『ルーンファクトリー-新牧場物語-』はとんでもないバグゲー(及びその他諸々)となってしまう。その結果、『新牧場物語シリーズ』は2作で終わる事になった。
皮肉にも『ルーンファクトリー』は当時自社最高クラスの5万本の売上を記録したため、「『ルーンファクトリー』のネバーランドカンパニー」と有り難くないイメージまでついてしまう。
その後、『ルーンファクトリー』は本家から独立してシリーズとなったが、残念ながら続編『2』でも前作同様の轍を踏んでしまう。だが、『ルーンファクトリー フロンティア』及び『3』では、まるで今までの借りを返すかのような良作となっている。 しかし、2013年11月29日に事業停止、破産手続きに入ることを発表。近年の事業低迷に加え、資金繰りの悪化が原因とのこと。