用語集/メーカー(消滅)(た行)

メーカー 現在ゲーム事業に関わっている国内ゲームメーカー
 あ行 / い~お / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や~わ行
メーカー(消滅) かつてゲーム事業に関わっていた国内ゲームメーカー
 あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま~わ行
メーカー(その他) 海外ゲームメーカー(現存・消滅)
シナリオ制作・周辺機器などのメーカー


株式会社タカラ (合併消滅)

東京に存在した大手玩具メーカー。
実はFC以前にゲーム専用機を発売していたことはあまり知られていない。
ソード(現:東芝パソコンシステム)の開発したホビーパソコン「SORD M5 *1 」にジョイパッドなどを付属させて「ゲームパソコンM5」という名前で販売していたのである。
女児に対しては「リカちゃん」、男児に対しては「ミクロマン」「ダイアクロン」「トランスフォーマー」などで、70~80年代はライバルのバンダイを遥かに上回るシェアを誇っていたが、90年代に逆転された。
玩具の質に関してはバンダイより高い場合も少なくないが、TV番組の出来不出来の差が激しく、それに売れ行きが左右されがちであった。
06年にトミーと合併した事で「株式会社タカラトミー」となる *2
ゲームソフトはバンダイほど出してはいないが、トランスフォーマーシリーズなどのあまりにも評判が悪いものが存在するため、「キャラゲーに名作無し」という格言にある意味バンダイ以上に貢献している。
またバンダイ同様、ゲーム開発はすべて外注となっている。

株式会社タカラトミー (事業撤退)

通称タカトミ。名前のとおり、玩具メーカーの老舗「タカラ」と「トミー」が合併し、誕生した会社。
玩具製造メーカーで、ゲームの企画や販売もしている。また、アニメのゲーム化版権を多く所有している。
古くは『コンボイの謎』を始め、現代でも『ダメジャー3部作』『人生ゲームWiiウェア版』など、クソゲー史を語る上で欠かせないメーカー
その破壊力と安定感は「クソゲー界の任天堂」といったところだろうか。下の作品群を見てもらえばわかるとおり、大抵の時代に満遍なくクソゲーを排出している。
玩具ではいい仕事をする反面、キャラクターやソフトウェアといった無形物は蔑ろにする傾向がある *3
そのためキャラクターゲームの質は極めて粗悪。既存のジャンルに何の工夫もなくキャラクターをくっつけただけのゲームが多く、よく訓練された原作ファンをも落胆させることが多い。
クソキャラゲーをたくさん販売しゲーム業界に悪影響をきたす玩具メーカーという立ち位置は、嘗てのアメリカにおけるLJNそのものである。
旧タカラは『チョロQ』『スーパー人生ゲーム』『闘神伝』『ブレイブサーガ』シリーズなど、それなりに遊べるタイトルも出していた時期があったが、近年は見る影もなくただのクソゲーメーカーへと返り咲いている。
2011年現在、KOTY5年連続ノミネートという超不名誉な記録を持つ。KOTY本スレでは「もうタカラトミーは殿堂入りでいいのでは?」と言われている始末である。詳しくは下記のハッピーファミリーのリンクを参照されたし。
しかし、2012年よりコンピュータゲーム関連事業は順次、子会社の「タカラトミーアーツ」に移管された。

株式会社タクミコーポレーション (消息不明)

1994年に創業されたメーカー。すでに倒産した東亜プランのスタッフの一部が在籍し、コアなシューティングを生産、特定のファン層を獲得する事になる。
デビュー作は東亜プランの名作STGの続編『究極TIGERII』(タイトー発売)。
次にリリースされた『ギガウイング』(カプコン発売)は大きく評価され、後に続編が2作登場する事になる。
その後も『ナイトレイド』『マーズマトリックス』といった斬新なシステムを取り入れたSTGを生み出す。
今現在は公式HPが存在せず、会社の活動記録も不明瞭であり、存在しているかどうかは不明。
ゲーム無関係の同じ社名のメーカーが存在するが、おそらくは関わりの無い別会社だと思われる。

有限会社ダフト (消息不明)

SFC時代から下請け開発を行ってきたメーカー。あの『大奥記』の開発で有名だが、他にはK-1関連の格闘ゲームの開発が多かった模様。
KOTY2008据え置き機部門などでも大きく取り上げられた、大奥記の「リアル申し開き」対応で悪名を轟かせてしまった影響なのか公式HPは消滅、会社の存在も不明となってしまった。
『大奥記』関係者の話によると、プログラマー数人だけの会社だったそうである *4

株式会社チュンソフト(合併消滅)

国民的RPG『ドラゴンクエストシリーズ』の開発をVまで *5 担当し、自社ブランドとしても「サウンドノベル」というジャンルを確立し、ローグライクゲームを発展させた『不思議のダンジョンシリーズ』も送り出す。
一部のファンからは「チュンソフ党」と呼ばれている。 *6
その完成度の高さから「チュンソフトにはずれなし」とまで言われていたが、近年は不思議のダンジョンシリーズのリメイクや新作の出来の悪さをファンに指摘されたり、『428』『999』『シレン4』のように出来が良くても売上が振るわないなど乱心ぶりが目立つ。
こうなった原因としては、04年の倒産危機と05年にニコニコ動画で有名なドワンゴに買収されたせいで優秀な社員に逃げられたという説が強い(時期が一致することから)が、それ以前の『かまいたちの夜2』や『トルネコ3』の時点で兆候が見られたという意見もある。
不思議のダンジョンシリーズの1つであるトルネコシリーズは前述の倒産危機の折にスクウェア・エニックスに版権を売却しており、それがさらにファンを嘆かせた。
2012年4月に同じドワンゴ傘下のスパイクと合併し、スパイク・チュンソフトとなった。

株式会社ツクダオリジナル (合併消滅)

オセロやルービックキューブの商標を持っていることでも有名な玩具メーカー。 83年に「オセロマルチビジョン」というオセロゲーム内蔵ゲーム機 *7 を発売し、ゲームソフトも何本かリリースしていた *8
この頃からすでに、スポンサード契約をしている女子プロゴルファーの岡本綾子選手の名を冠したゴルフゲームを発売していた。
ゲーム機がSFC等の第4世代へ移行してからはゲーム機自体ではなく、他機種用のオセロゲームをいくつかリリースしていた。
ゲル状のどろどろした玩具「スライム」を販売していた事でも知られ、かつてはスライムの商標権を所持しており、この為、エニックスのドラクエのスライムグッズには必ず「スライムはツクダオリジナルの登録商標です」の断り書きかあった(現在は解消)。ゲーム中で敵キャラとしてスライムを登場させる分には問題はないのだが、「ぷよぷよ」など明らかにスライムみたいなモンスターが別名で登場するのは明らかにこの影響だった *9
現在はバンナムHD傘下である株式会社メガハウスの一事業部となっており、通常の玩具メーカーとしての活動となっている。

データイースト株式会社 (倒産)

かつて東京都杉並区に存在していたメーカー。通称名は「デコ(DATA EAST CORPORATION)」。
非常に独自的で味のある…平たく言えば常人のセンスでは考え付かないような変てこなゲームを多く輩出した事で知られる。
いちゲームとしてみればクソゲー呼ばわりされるような作品は少なく、大抵は遊べる方なのだが、ゲーム性以外の部分がどこかしらズレていたのである。
特にアーケードとしてリリースされた『トリオ・ザ・パンチ』は、アーケード界屈指の不条理バカゲーとして、一部ゲーマーにとっては大きく知れ渡る事になった。
他にも火を吐く肥満体ハゲ男が主役の『カルノフ』や、某大惨事事故を連想させる設定で問題となった『チェルノブ』など、そのあまりにもナンセンスなゲームの多さに、「変なゲームならまかせとけ!」というキャッチコピーまで付けられるまでに至った *10
しかし、スタッフは極めて真面目に制作していたらしく「我々のゲームのどこが変なんだ?!」と疑問を抱き、特に変という意識はしていなかったらしい。
もっとも、後にテクノスジャパン(こちらも倒産)を起こす滝邦夫氏や『ヘラクレスの栄光III』『FFVII』のシナリオでお馴染みである野島一成氏 *11 など、ヒット作に関わった人材を輩出している。
またロボ好きの心をくすぐる『ウルフファング』、カプコンと騒動になったものの出来は良かったという格ゲー『ファイターズヒストリーシリーズ』、ぷよぷよとはまた別の意味での面白さをもった「逆」落ちモノゲー『マジカルドロップシリーズ』、外注ではあるが意欲的な要素を多く持ったRPG『メタルマックス』といった名作にもかかわっており、決してセンスがヘンなだけのメーカーではなかった。
ただ、やはりクセの強いゲームが多く万人向け作品をアピールできなかった事や、副業で販売していた乾燥椎茸やガスマスク(!)が利益に繋がらなかった事が災いし、1999年末にはゲーム事業から事実上の撤退状態へ追い込まれる。
その後業務転換などにより再建を図ったものの2004年に倒産した。
データイーストのライセンスは現在、株式会社ジー・モードや株式会社パオンなどが取得しており、過去のデコゲーの配信や関連作のリリースが定期的に行われている。

データウエスト株式会社 (事業撤退)

現在はカーナビなどの製作、発売を行うメーカーだが、かつてゲーム事業に関わっていた過去がある。
代表作は『第4のユニットシリーズ』『サイキック・ディテクティヴ・シリーズ』『ライザンバーシリーズ』など。
8bitパソコン時代は比較的マイナーながらその独特な作風でマニアックな人気のあるソフトハウスであったが、87年に発売された『第4のユニット』が大ヒットし以後シリーズ化されたことで人気ソフトハウスの仲間入りをした。
16bit/32bitパソコンの時代に入ってからはFM TOWNS向けの作品に特に力を入れるようになり、ユーザーからは絶大なる支持を得ていた。
FM TOWNSはCD-ROM標準搭載パソコンだったこともあり、その流れからPCE(CD-ROM2)など家庭用ゲーム機にも参入している。
しかし98年にPSで発売された『BRAVE PROVE』を最後に、ゲーム事業からは撤退した。
なお、上記のデータイーストとは社名が似ているが、一切無関係である。

有限会社ティルナノーグ (消息不明)

ファイアーエムブレムの産みの親として有名な加賀昭三氏が設立した会社。
この会社はゲーム業界に衝撃を与えたFE・TS裁判で良くも悪くも有名になることとなる。
この裁判では、PSで発売される予定となっていたこの会社開発の『ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記』とFEとの関連性の問題が争われた(詳しくは当該項目を見ることをお勧めする)。
そして結局発売元のエンターブレイン及びティルナノーグは敗訴し、約7500万の損害賠償を支払うことになった。
なお、その後そのティアリングサーガが想像以上の高評価を得たことがきっかけで、シリーズ化され続編扱いである『ベルウィックサーガ』を発売した。
しかしFEとの差別化のために、かなり異質すぎるシステムを多く搭載した結果、新規のユーザーからは不評を買い、それまでの古参ユーザーからは凄まじいほどの賛否両論を巻き起こす事態となった。

株式会社ディンプル(倒産)

東京都千代田区に存在していたゲーム会社。設立は2005年。ソフト供給は主にニンテンドーDSを中心に展開していた。
PS2版『あやかしびと』の移植の際、ファミ通のクロスレビューにまともにプレイしたとは言い難い内容のいい加減なレビューを書かれたこともある。
『ピンキーストリート キラキラ☆ミュージックアワー』や『くまたんち』等隠れた良作を輩出する一方、『みてはいけない』や『ネットゴーストPIPOPA』といったクソゲーも生み出しており
ゲームメーカーとしての評価は一定せず、その不安定さが業績にも響いたためか2010年7月30日に業務終了を発表、その後破産した。

テクノスジャパン株式会社 (倒産)

かつてのデータイーストのスタッフが1981年に設立したメーカー。代表作は『熱血硬派くにおくんシリーズ』『ダブルドラゴンシリーズ』など。
80年代中期にて、くにおくんやダブルドラゴンをリリース&ヒットさせ、ベルトスクロールアクションのルーツを築きあげた。
カプコンがファイナルファイトを登場させるまでは、ベルトスクロールといえばテクノスの独擅場と言われる程有名で、アクションの方向性に新たなる息吹を吹き込んだ実績を持っていた。
くにおくんのキャラを使った別ジャンル作も多くリリースし、『熱血高校ドッジボール部シリーズ』『ダウンタウンシリーズ』などの意欲作を生み出し、多くのゲーマーの支持を得て、80年代における輝くアーケードメーカーの1つとして評価される事となった。
しかし、くにおくん、ダブルドラゴン関係以外の物になるともう一つ当たりが出ず、それらの人気シリーズに頼りきった代償としてマンネリ化、バブル崩壊の煽りもあって経営に行き詰まり、1995年にて倒産。
その硬派で媚びない男臭い路線の作風を愛するゲーマーから惜しみの声が聞かれた。
今現在、くにおくん関係の版権はミリオンが所持、アークシステムワークス発売にて関連作がリリースされているが、その出来栄えはファンが憤慨する程酷く、「旧テクノスの思い出を返せ!」と嘆く者が続出している有様である。

株式会社テクノソフト (倒産)

かつて長崎県佐世保市に存在したメーカー。設立当初の名称は「佐世保マイコンセンター」。看板ソフトは『サンダーフォースシリーズ』など。
技術力に定評があり、8bitパソコン時代からコアなファンが多かった。
16bitパソコンX68000で開発された『サンダーフォースII』が高い評価を得た後、これをMDに移植(『サンダーフォースII MD』)して本格的に家庭用ゲーム機市場に参入。
後にサンダーフォースシリーズはセガハード中心にリリースされ、熱狂的なファンを生み出すこととなった。
しかし、サンダーフォースに続く様な作品を中々生み出せず、AC進出の失敗、PS・SSに開発の場を移して以降の微妙な出来の作品乱発等もあり、急速に存在感を弱めてしまう。
それでも末期には『ネオリュードシリーズ』や『サンダーフォースV』、『マイガーデン』といった良作を生み出したものの、1999年にはゲーム事業から撤退、その後倒産した。
これに伴って末期に在籍していたスタッフの一部は独立し、『ONE PIECE グランドバトルシリーズ』『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』等で知られる「ガンバリオン」を設立している。
著作権は情報処理・貸しビル業の「トゥエンティワン」が引き継いだものの、長らくこれという動きを見せていなかったが、現在はゲームアーカイブスにて過去のテクノソフト製PSソフトを配信している他、版権の使用許諾業務や関連商品の再販、ゲームアーカイブスタイトルを用いたハイスコアコンテストの開催を行っている。
尚、昔からスタッフの独立が多かった会社でもあり、最初期メンバーが『スタークルーザー』『グランツーリスモ』を開発した「アルシスソフトウェア(サイバーヘッド)」(2001年に倒産)、サンダーフォースII・IIIの開発メンバーが『ウインズ・オブ・サンダー』『マリオパーティシリーズ』を開発した「シーエイプロダクション」といったメーカーを設立している。
コンパイルで『武者アレスタ』『スプリガンシリーズ』、ライジング(エイティング)で『魔法大作戦シリーズ』『蒼穹紅蓮隊』等を手掛けた外山雄一も元々はこの会社出身だが、テクノソフト在籍時代に自身が手掛けた作品内に、会社や同僚への不満(というかただの悪口)等をぶちまけた隠しメッセージを仕込んでいたのは一部で有名 *12

テクモ株式会社 (合併消滅)

やや地味な存在ながらも、コンスタントにヒット作を輩出していた、古株メーカーの1つ。
旧名は「テーカン *13 」だったが、1986年に現社名へと改名した。
80年代はアーケードにて『スターフォース』や『アルゴスの戦士』など、ファミコンでは『忍者龍剣伝シリーズ』などのヒット作をリリースし、ある程度の知名度を得る事になる。
90年代中期になると、『刻命館シリーズ』『デッドオアアライブシリーズ』『モンスターファームシリーズ』といったヒット作をリリースし、当時の今最も輝いているメーカーの1つとして評価される。
2000年代も大ヒットという程のソフトはあまりないものの『零シリーズ』などの定期的に高評価の作品をリリースしたり、国内メーカーの中で他社に先駆けて旧Xboxに注力したりなど特異な営業方針を貫きつつ、コアなファンを獲得して今に至っている。
ちなみに、パチスロメーカー「ネット株式会社」の液晶開発を行っている事でも有名。
しかし、黒い噂も多いメーカーで、業界に衝撃を与えたトラブルも起きており、必ずしも順風満帆な営業を貫いているとはいい難いところ。
2009年に大手メーカーであるコーエーとの共同出資により「コーエーテクモホールディングス」を設立、テクモはその子会社となった。
その後は2010年4月にコーエーと合併し、「コーエーテクモゲームス」となったのは有名であろう。
なお、新たに近年になって「テクモ株式会社」が設立されているが、この会社はコーエーテクモゲームスの子会社であり、旧テクモとは別会社である。

株式会社デジキューブ (倒産)

スクウェアの子会社で、セブンイレブンなどでのゲームの販売やスクウェアの攻略本、サウンドトラックなどの発売を請け負っていた。
スクウェアが「例の映画」で大赤字を出した頃から、ゲーム制作会社としても『アメリカ横断ウルトラクイズ』シリーズや麻雀ゲームなど、ライトユーザー向けのゲームを多く開発している。
『チョコレート♪キッス』の製作の際には「メインヒロインに彼氏が存在する」事を雑誌のインタビューで語っていたが、それ以前のゲームに「ヒロインに彼氏がいる」ものは決して少なくなく、自分たちの「ギャルゲー音痴」の恥を晒す羽目になった。
PS2『イースI・IIエターナルストーリー』を最後に2003年、突然の倒産。
スクウェア・エニックスの合併時点で最後の砦である出版部門もエニックス出版に取られたのだから倒産はある意味必然だったのだろう。

株式会社トーワチキ (倒産)

1986年に創業したテレビゲームメーカー(株式会社)で、ゲームのほかに喋るぬいぐるみやトランシーバー型の玩具等を手がけた。大元はレジスターや電子部品などを製造開発していた東和サン機電(1991年に東和メックス、2011年にTBグループに改名)。
『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』『エルナークの財宝』といった、ゲームデザインが意味不明かつシステム解説を誤記したクソゲーをリリースしていた。
一方、ナツメとの共同開発である『アイドル八犬伝』『ドラゴンファイター』などはそこそこ評価されている。
また先の2本が悪い意味で有名だが、他の作品は良い出来と言えないもののそこまで香ばしくもなかった。
1990年の『うぉーズ』を最後にテレビゲーム事業から撤退し、以後はレンタルビデオ業の東和エンタープライズの子会社として、オーディオビジュアル関係の事業を中心として再編されたものの、2001年に親会社ともどもGEOグループに売られ、解散となった。

株式会社東亜プラン (倒産)

初期はタイトーの下請けとして、中期以降は自社ブランドとして活躍してきた、80年代から90年代初期を代表するシューティングメーカーの雄。
家庭用ソフトにはあまり関与せず、アーケード1本道でソフトをリリースしていた。
『タイガーヘリ』により縦シューの「ショット&ボム」ルールを確立したという多大な功績を持っているが、『達人王』の超難易度も今なお記憶されており、いわばシューティングの光も陰も担ってきた会社だった。
90年代には超難度シューを作る傍ら固定画面アクションなどをいくつかリリースし、最晩年には『BATSUGUN』などマイルド調整のなされたシューティングも作っていたが、94年に敢え無く倒産した *14
現在は旧東亜スタッフによる会社「ケイブ」がシューティング業界で頑張っている。
尚、長らく版権の所有元が不明な状態だった為、作品の現行機移植や関連商品の発売が絶望視されていたが、2011年になってようやく版権元が見つかった事、そしてM2が『TATSUJIN』や『究極タイガー』等の東亜製STGの移植版(プラットフォーム未定)を開発中である事が発表された。

東京書籍株式会社 (事業撤退)

学校用の教科書を中心に発行している出版社。「トンキンハウス」の名で知られる。
当初は『けいさんゲーム』シリーズのような学習用ゲームのみを扱っていたが、日本ファルコムのパソコンゲーム『ロマンシア』のFC移植版(コンパイル開発)以降、一般ゲームに移行した。
任天堂ハードにおいて日本ファルコムのゲームを販売することが多く、上記「ロマンシア」以外にも『太陽の神殿 ASTEKA 2』(これもコンパイル開発)をFCに移植したり、SFCで『イースIII』と『イースIV』を出したりしている。
開発会社については、上記のとおりコンパイルが制作を担当することも多く、『ガンナック』(FC)や『シルフィア』(PCE)といった良作STGを送り出している。
その一方で、ゲームの開発・発売をする子会社「東京書籍メディアファクトリー(出版&映像ソフト会社の「メディアファクトリー」とは無関係)」も設立している。
『ライトファンタジー』や『黄昏のオード』といったその筋では結構有名なクソゲーも少なくなく、総合的に見ると決して良い評判は得られていない。
東京書籍自体は現在はゲームには一切関わっておらず、実質の事業撤退状態だと思われる。

株式会社東京書籍メディアフロー (事業撤退)

旧名「東京書籍メディアファクトリー」。2000年に社名変更した。上記の東京書籍の子会社で、親会社の元でゲーム開発などを行っていた。
この会社の設立以降は「東京書籍メディアファクトリー」=「トンキンハウス」となったようだが、「トンキンハウス」というブランド自体はそれ以前から使われていた。
2004年に「学習調査エデュフロント」と社名変更しゲーム事業からは完全撤退、会社の名の通り学習関係の事業を行っている。

東芝EMI株式会社 (事業撤退)

有名な音楽業界メーカーの一角で、かつてゲーム事業にも関わっていた。
FC初のパチンコシミュレータ『パチコン』やT&Eソフト開発による『ハイドライド・スペシャル』『DAIVA』が代表作で、他社とは一風変わった雰囲気を持つ存在であった。
『ハイドライド・スペシャル』は「クイックセーブ・クイックロード」を採用した意欲作であったが、セーブ&ロードの意味を今ひとつ理解していなかった当時のファミコン少年たちを絶望の淵に叩き込み「ハイドライド=クソゲー」という誤った偏見を広げるきっかけになってしまった。
ちなみに『頭脳戦艦ガル』をFC初のRPGと認めないならば、『ハイドライド・スペシャル』が正真正銘FC初のRPGである。
2007年に東芝が完全撤退して「EMIミュージック・ジャパン」と社名変更後、2013年4月にはユニバーサルミュージックに吸収合併された。
今はゲーム事業とは完全に手を切っているが、同社が関わったPSソフトのいくつかは、販売権を譲り受けたハムスターからゲームアーカイブスにて配信されている。

株式会社徳間書店 (事業撤退)

かつてゲームを出していた出版社。
ただ、実質ゲーム雑誌及びゲーム関連事業に関して刊行・リリースしていたのは徳間書店インターメディア(TIM)。
「美少女ゲーム」のお膝元 *15 でありながら徳間社長妻らのヒス状況や京都府警の「虚喝」に対して弱腰姿勢で応対したが為にある種20年祟っているとも云われる元凶の「テクノポリス」(1982~1994)や関連してアイデス(旧キララ、現在のエフアンドシー)の力を借りてリリースしていたテクノポリスソフト(1984~1990)、GAMEテクノポリス(1990~1994)、また「ファミマガ」なども徳間書店インターメディア(TIM)が担っていた。
ファミリーコンピュータMagazine→ファミマガ64(1985年7月~1998年4月)
Nintendoスタジアム(1998年5月~2002年8月)
この雑誌が後に毎日コミュニケーションズへ発行元を移して継続された。
時は流れ2010年に「Nintendo Dream」を毎日コミュニケーションズから譲り受け、久々にゲーム雑誌に復帰した。
「Nintendo Dream」はかつて徳間書店が発売していた「Nintendoスタジアム」がルーツの1つとなっており、結果的に元鞘に落ち着いたとも言える。
株式会社スタジオジブリが経営悪化した徳間書店に吸収されてほぼ2年後の2000年3月、徳間書店インターメディア(TIM)もまた当然のように徳間書店本体へ吸収合併された。
なお、角川春樹の逮捕・実刑確定(2000.11)や「徳間ラッパ」徳間康快の死去(2000.9.20)により、角川・徳間・大映は共に大きく再編され、徳間書店グループは漸次解体、現在の「株式会社徳間書店」は新旧分離が行われた後の新会社として経営再建を果たしたところにあたる。

株式会社トミー (合併消滅)

当時のおもちゃ業界では、バンダイやタカラなどと並ぶ大手メーカーであり、ゲーム事業にも関わっていた。
本メーカーとタカラの合併によりタカラトミーとなったのは、周知の通りだろう。
タカラに比べるとゲームメーカーとしての印象は少々薄い気もするが、FC発売の前年に「日本語BASIC」を標準採用した先進的な *16 16ビットホビーパソコン『ぴゅう太』を発売しており、家庭用ゲームへの取り組みはむしろ早かったと言えるだろう。
ファミコン時代後期からそれなりにソフトをリリースしており、やはりというかキャラゲー率が高かった。
モノポリーのゲームソフト至上最大傑作と誉れ高い『ザ・モノポリーゲーム2』などの良作を出している反面、『絶対無敵ライジンオー』『元気爆発ガンバルガー』といったクソゲーも輩出していた。

株式会社トライファースト (解散)

元サクセススタッフが設立し、かつてWiiウェアやニンテンドーDSなどにソフトを提供していたメーカー。プロレスゲームの大御所であるユークスの子会社だった。
本サイトでは『佐賀のがばいばあちゃんDS』の発売元で知られるが、2010年1月をもってユークスと事業統合を行い会社は解散している。
なお、本メーカーが提供しているWiiウェアソフトは現在でも購入が可能である。




*1 セガのSC-3000やMSXと非常に酷似したハード設計であり、性能の割に安価だったこともあり根強い人気があった。

*2 実際はトミーがタカラを吸収合併した形であるが。ゆえに海外では完全にトミーである。

*3 ゲーム部門に限らず、タカトミ製品全体に見られる傾向である。

*4 「プログラム以外に関わっていない」という表明は間違いではないようだが…そのプログラム自体がアレだったので目も当てられない。

*5 ただし、Vは監修のみで実質ほとんど関わっていない模様。

*6 これは同社の『かまいたちの夜』の陰謀編に基づくもの

*7 セガのSG-1000と互換性があり、ソフトがそのまま使える。

*8 もちろん、これらはSG-1000でも使える。事実上のサードパーティでもある。

*9 前述のオセロがツクダオリジナル以外では「リバーシ」という名前になってのも同様の事情である

*10 因みに考案者は桝田省治。某書では、Z氏により自身が考案したかの様に書かれているが誤りである。

*11 ただし彼は『キングダム ハーツII』でセッツァーを改悪しFFVIファンをKH嫌いにする事をしでかした。もっとも、後にFFVIを知らなかったことを認めている。

*12 気になる人は自分で調べてほしい…が、かなり辛辣な内容なので読む際は注意。

*13 前身の「帝国管財」を縮めたもの。ビルメンテナンス業だった。

*14 ちなみに、この会社の主要スタッフはオルカ、クラックス…と幾度も倒産を経験している。

*15 商標登録までされていたが、現在は無効となっている。

*16 これは半分皮肉である。