用語集/メーカー(消滅)(ま~わ行)

メーカー 現在ゲーム事業に関わっている国内ゲームメーカー
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メーカー(消滅) かつてゲーム事業に関わっていた国内ゲームメーカー
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メーカー(その他) 海外ゲームメーカー(現存・消滅)
シナリオ制作・周辺機器などのメーカー


株式会社マーカス (倒産)

かつて存在した、アニメ及びゲーム事業に関わっていたメーカー。『卒業』シリーズを大規模なメディアミックスによってヒットさせた窪田正義が設立。
初のオリジナル企画である『センチメンタルグラフティ』は、当時のギャルゲーの水準を大きく越えたイメージイラストを基に大規模な宣伝&グッズ販売を展開し、発売前から大ブームを巻き起こす。
しかし発売後はそのあんまりな出来で期待していた多くのファンから非難を浴び、ギャルゲーの黒歴史とすら呼ばれるようになってしまった *1
その後ゲーム版『センチメンタルジャーニー』『卒業III』等の製作に関わるが、ギャルゲーバブルとその終焉の中にあって業績は下降線となる。
続くオリジナル企画『EARLY REINS』はさほどの前人気を呼べないまま製作中止、さらに『センチメンタルグラフティ2』の販売不振でついに息の根が止まってしまった。
その後、マーカス勤務の窪田正義は夫人・有栖川ケイの助力で「ワンダーファーム」を設立。ポスト『センチ』を狙った『末廣商店街』を企画するが、やはりゲーム発売前に頓挫。
アニメにおいてはいくつかの佳作に携わったものの、以後世間の萌え嗜好の急激な変動についていくことができず、サブカルチャーの表舞台から降りることとなっている。

株式会社マーベラスインタラクティブ (合併消滅)

マーベラスエンターテイメント(現:マーベラスAQL)の元子会社。
前身はレコード会社ビクターエンタテインメントのインタラクティブソフト事業部と映像メーカーのパック・イン・ビデオが合併して1996年頃に誕生した「ビクターインタラクティブソフトウェア」。
同社が2003年にマーベラスに買収されこの名になった。
買収前からの作品『牧場物語』シリーズ等をはじめ様々な分野の作品を送り出してきたが、2006年頃はバンナム顔負けの勢いでのキャラゲーリリースが目立った。
2007年6月末に親会社に吸収合併され、消滅した。

株式会社マイケルソフト (倒産)

元ファルコムスタッフが多く在籍していた下請けメーカー。
その中でもウィザードリィエンパイアシリーズ(PS版1・2)やPS2のイースI・IIエターナルストーリーは賛否両論あるが、それなりに著名な作品である。
その後下請けから離れ、ウィザードリィエクスシリーズをリリースする。エンパイアよりもさらに賛否両論が激しい作品になったが、エクス2は良作との誉れ高い作品になった。
また業界一と噂される低予算、およびファンド調達による製作が一部で話題となり、エクス1の発売後NHKのクローズアップ現代で取材を受けたという実績がある。
しかしエクス2発売後、ゲーム製作スタッフ(Team Muramasa)が一斉に離反。
製作能力を失ったマイケルソフトは韓国テレビ局との提携などに手を出すも、物凄い速度で倒産した。
当時の公式サイトに残された製作スタッフ側の釈明によれば、「1の半分の予算で2倍のボリュームの作品を作れ *2 」「さらに予算カット、制作期間前倒し」「未完成でいいから発売しろ」などの無理難題を突きつけられたとの事。
離脱したTeamMuramasaは後に株式会社エクスペリエンスを設立、PCやXbox向けの3DダンジョンRPGを製作し続けている。
一方、マイケルソフトの非離脱組はゼロディブに移籍(設立したという説あり)。そこで生まれたのがかの『剣と魔法と学園モノ。シリーズ』である。

マイコンソフト株式会社 (事業撤退)

電波新聞社の子会社でパソコンソフトならびに周辺機器の製造を行っていた。
ゲーム関係は移植(特にナムコ)がメインであるが、『デーモンクリスタル』というオリジナルの人気タイトルもあった。
技術力は卓越しており、特にX68000ではオリジナルと遜色ない見事な移植をいくつもやり遂げている。
『スペースハリアー』の移植ではX68kの開発者に「ここまで出来るとは思わなかった」と唸らせたほどであった。
家庭用ゲーム機には唯一、MD版『アフターバーナーII』を発売している *3 。これは傑作と名高いX68k版を移植したものであった。
数少ない珍移植としてX68k版イースがあるが、何を思ったかキャラクターデザインをリアルなものに入れ替えると言う暴走をやってのけた。
現在でもイースシリーズ史に残る黒歴史となっている(ちなみにIIは出ていない)。

株式会社マイルストーン (消息不明)

今は亡きコンパイルの『ぷよぷよ』シリーズの開発スタッフの一部が設立したメーカー。いわば、コンパイルの血脈を最も受け継ぐ会社ともいえる。
『ラジルギ』『Karous(カラス)』などの、非常に独創的で人を選ぶシューティング…通称「マイルシュー」をメインに製作しており、その作風ははっきりと好みがわかれるとして、本サイトでも物議を醸し出している程。
上記のシューティング類を開発しているせいもあって誤解されがちであるが、過去の『アレスタ』シリーズに関わっていた元コンパイルスタッフは同社には1人も在籍していない。ただし、コンパイル末期に開発された『ZANAC NEO』に関わったスタッフは在籍している。
シューティング以外では、実用ソフトや下請けの開発が多く、そっちの分野でも結構有名である。事実『ぷよぷよフィーバー』の実質的な開発元でもある。
一時は『プロジェクトケルベルス』『トウィンクルクイーン』といった格闘ゲームの開発も行っていたが、どちらも完成度が低く不評であった *4
余談だが、閉店問題に定着のある「ゲームショップ1983」やブログ騒動で有名な「高田馬場ゲーセンミカド」と蜜月ともいえる癒着があった。
2008年に(どういう経緯でそうなったのかよく分からないが)副業としてバイオエタノール事業へ参入して以降はリリースタイトルの激減、自社のサウンドチーム「k.h.d.n.」やプログラマーが揃って別会社へ移籍、公式サイトの大部分が未検出状態になったりと雲行きの怪しい状況が続き、ついに2013年3月、バイオエタノール事業における金融商品取引法違反の容疑で社長が逮捕されるという事態に *5
2013年初頭には公式サイトが完全に消滅しており、また社長逮捕に関して何かコメントを発表するといった動きも無かった為、会社が存続している可能性は極めて低いと思われるが、詳しい状況は不明である。
尚、この事件から数か月後、k.h.d.n.の移籍先であるクロンからマイルストーン製シューティングの楽曲を収録したCDが発売されており、一部の版権はそちらへ移っている模様。

株式会社メディアリング (解散)

三菱樹脂のかつて存在した子会社で、主にPCエンジンソフトを中心とした活動を行っていた。
当時まだ知名度の低かったゼロヨンを題材としたレースゲーム『ゼロヨンチャンプ』シリーズを生み出し、一気にゼロヨンの知名度を上げた事で知られる。
また、これ以上「クソゲー」という言葉がぴったりくるゲームは存在しないと言わしめた『トイレキッズ』の制作も行い、別の意味でも有名である。
メディアリングが三菱樹脂の子会社である事を利用し、とんでもないスポンサーがトイレキッズ制作の協力を担当している事が、スタッフロール内で明かされる事実も忘れてはいけないだろう。
PCE以外にも舞台先を広げ細々と活動していたが、2007年に会社は解散した。

株式会社やのまん (事業撤退)

ジグソーパズルやカードゲームなどの製造・開発・販売を行うメーカー。過去にはゲームソフトの制作も行っていたがすでに撤退している。
プレイステーションにてリリースされた名怪作レースゲーム『ランナバウト』の発売元が本メーカーである事はあまり知られていない模様(初代のみ)。 一応それに付随した余談としてはクライマックスの内藤寛との付き合いが長く、またラジオのスポンサーなどをしていた。
縁で1990年の『アレサ』から『フェーダ』シリーズ、『キューブバトラー』などのゲームをリリースしていた。
ゲームから撤退したのは平成9(1997)年。『ランナバウト』をリリースしたのはその末期にあたる。

夢工房株式会社 (解散)

元々はサミー工業の子会社にあたる日本エイコム株式会社として1990年にて設立され、1992年にてサミー工業に吸収合併された。
その後は独立してエイコムと社名変更、さらには1996年にてSNKとタカラ(現:タカラトミー)の出資により夢工房と再度社名変更し旧SNKの子会社となった経緯を持つメーカー。
1990年設立の会社だが、会社自身はファミコン黄金期から活動していた模様。
エイコム時代はネオジオにて『ビューポイント』『パルスター』を、夢工房時代は『ブレイジングスター』といった通好みのシューティングを開発し、一部ファンからカルトな人気を得る事となる。
しかし、SNKの経営再建に関する子会社整理の一環として会社は解散した。
そのSNKもまもなく倒産してしまい、かつてのネオジオの親元の終焉を待つ事もなくその歴史の幕を下ろした。

株式会社ヨネザワ (合併消滅)

かつて存在した玩具会社であり、少数ではあるがFCソフトのリリースを行っていた時期があった。
なお、ソフトリリースにて自身を「ヨネザワPR21」と名乗っているが、PR21とは「パーティルーム21」の略称であり、ヨネザワのゲーム事業部門を示す名称との事。
任天堂ハードで活動を行っていたメーカーだったが、1994年にてセガ・エンタープライゼス傘下となり「セガ・ヨネザワ」と社名を変え、1998年にはセガの玩具事業部と併合しセガトイズとなり会社は消滅した。

株式会社ライトスタッフ (解散)

1991年から98年までの間活動していたメーカー。
エメラルドドラゴンなどで知られるグローディアのスタッフだった飯淳氏(現:ピラミッド)や木村明広氏が中心となり法人化する手前のグローディアから離脱して設立されたのが1991年のこと。
四八(仮)』で知られる飯島健男(現:飯島多紀哉)が深く関わっていた時期があった *6
PCエンジンにてリリースされた『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』があまりにもバグだらけであり、多くのユーザーから苦情が殺到した反面、ストーリーや世界観は評価され、後にリメイクや続編『アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ』も製作、発売された。
しかし、続々と新作をリリースするも大きな売り上げを伸ばす事ができず、1999年にて解散となった。

ロケットカンパニー株式会社(合併消滅)

イマジニアのゲーム事業を移管する為に設立された子会社。定期的に携帯機にて学習関係の実用ソフトに力を注いできた事で知られる。
初期リリースである初代ゲームボーイ時代は実用ソフトの知名度が低かった事もあり、あまり成功は収められなかったが、携帯機がメインハードになり実用ソフトの需要が大幅向上した今、本メーカー制作の実用ソフトの売り上げは軒並み順調な模様である。
また、メダロットシリーズの1つ『真型メダロット』の制作を担当した事でも知られるが、主にファン層からの評判はすこぶる悪く黒歴史として見られている。
また、2009年に発表された久々の新作『メダロットDS』は、ファンからは「真型の二の舞になるのでは?」と不安視されていたが、まさしくその通りになってしまった。
流石にこれで本当に本当の終止符を討たれた…と思いきや、3DSで新作『メダロット7』が発売された。
社名がロケットスタジオに酷似しているが、会社としての関連性は特に無く、たまたま名前が似ているに過ぎない。
2016年7月1日にイマジニアに吸収され解散。イマジニアがゲーム事業に復帰し元の鞘に収まる事になった。