用語集/メーカー(消滅)(あ行)

メーカー 現在ゲーム事業に関わっている国内ゲームメーカー
 あ行 / い~お / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や~わ行
メーカー(消滅) かつてゲーム事業に関わっていた国内ゲームメーカー
 あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま~わ行
メーカー(その他) 海外ゲームメーカー(現存・消滅)
シナリオ制作・周辺機器などのメーカー
  • 名作・良作まとめ@ウィキの用語集にも同趣向の記事があります。ご参照ください。


アイレム株式会社 (事業譲渡)

主に80~90年代初期にかけてゲーム事業で活動していたメーカー。
アーケードでは『R-TYPE』など、家庭用では『スペランカー』などの発売元として知られる。
活動時期の他メーカーのゲームと比べ、幾らか難易度を高く設定する傾向が強く、初心者には厳しいゲームが多いとされる。
アーケードでリリースされた『イメージファイト』『最後の忍道』『R-TYPE II』の凶悪無慈悲な難易度は、当時のゲーマーの中でも話題となり、「もはやゲームではなく修行の領域」とまで例えられる程である。
今現在は「アピエス」と改名、ゲーム事業を姉妹社であるアイレムソフトウェアエンジニアリングに譲渡し、占い機などのアミューズメントマシーン関連の事業を中心に活動している。
余談だが、ゲームメーカー大手、カプコンとは創立者が同一人物である(創立者である辻本憲三氏がアイレムを立ち上げた後、独立してカプコンを立ち上げた)。

有限会社アクシズアートアミューズ (事業撤退?)

かつて存在したヘクトの開発一部が独立して設立されたメーカー。
FC、SFC時代はヘクトを発売元したソフトに多数関わり、PS時代はSIMPLEシリーズの多くを手がけていた。
少なくともここ最近は家庭用ゲーム事業に関わった形跡が見られない事から、恐らくは撤退したものと思われるが、スマートフォン向けアプリケーションは制作を続けている。
ちなみにD3パブリッシャーが主催した「SIMPLEシリーズ Awards 2007」のモバイル部門にて、本メーカー製作のゲームが受賞している模様(参照)。

株式会社アクセス (消息不明)

PCエンジン、ゲームボーイ、スーパーファミコン時代から活躍していたメーカー。
担当はプログラム周りとゲームグラフィックがメインだが、グラフィックのみや企画を担当しているものもある(サウンドはスタッフがいないせいかほぼ外部制作)。ゲーム事業以外にもテレビアニメのCG、ホームページの制作、医療系ソフト開発なども行っていた。
開発作品は『女神転生外伝 ラストバイブル』などマルチメディアインテリジェントトランスファー制作タイトルの開発をはじめ、PCEウィザードリィシリーズ、WSハンター×ハンターシリーズや悪魔城年代記、SIMPLEシリーズのいくつか、タイトー発売のPS2版イースIII/V、将棋等。
これら以外にもさまざまなタイトルに関っているものの、下請け専門だったためかユーザーにはイマイチな知名度だったようである。*1
また『A列車で行こうDS』を最後に情報が途絶え、1年後には公式HPにも繋がらなくなったため会社が解散している可能性がある。

株式会社アクティアート (消息不明)

プレイステーションにて『ノットトレジャーハンター』をリリースしたっきり、全く活動記録が確認されていない謎のメーカー。
おそらくは倒産した説が濃厚だが、詳しい事は一切不明。
ノットレで豪華キャストを起用した割には、全くといっていい程売れなかったのが会社を傾けた要因といわれている。

株式会社アスミック (合併消滅)

住友商事、講談社、アスクの3社が共同で設立したメーカー。
1998年にてエース・ピクチャーズと本メーカーが合併しアスミック・エース エンタテインメントとなっている。
主にスーパーファミコン~プレイステーション時代にて幾つかのゲームをリリースしているが、独特の作風で内容的にクセのあるものが多い気がする。
なおパブリッシャーなのでゲームは基本的に外注開発である。

株式会社アスミック・エース (事業撤退)

上記のアスミックがエース・ピクチャーズと合併したメーカー。実質的なアスミックの後継ぎメーカーでもある*2
旧社名はアスミック・エース エンタテインメント株式会社。
かのゲーム事業最大クラスの賛否両論作『LSD』や、KOTYにノミネートされた事もある『転生學園シリーズ』の発売元として知られる*3
今も公式サイトではゲームリリースのページは存在するものの、ここ最近は活動した記録が確認できない事から事実上ゲーム事業は撤退していると思われる。
こちらもアスミック同様ゲームは基本的に外注開発だったが、タイクーンという子会社開発部を持っている時期もあった。

株式会社アドバンスコミュニケーション (消息不明)

ここ最近名の上がるようになった?メーカー。別名アドバンスコミュニケーションカンパニー(ACC)
古くは『彷魔が刻』のオープニングにクレジットされていたのだが、ゲームがゲームだけにあまり知名度には貢献しなかったようだ。
ちなみに後発の海外版は日本での評判が悪かったためかクレジットが消えている。
主な下請け元はトンキンハウス、東宝、ビクター音楽産業、バンダイ、タカラなど。
各タイトルやスタッフロールから察するにソロモンの鍵などで有名な蓮谷道治氏、イラストレーターのはけたれいこ氏などが在籍していたと思われる。ファミコンタイトルのサウンドにその独特な音色が色濃く残っている。
ここが手がけたゲームは『彷魔が刻』しかり『ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦!』しかりなぜかやたらバランスやテンポの悪い苦行ゲーと化しているものが多い。
SFCでのRPGゲーに至っては某レビューサイトの9栄神に2本も入り込んでいる。かのパペパプーもここ。
かと思いきやFC版イースシリーズも手掛けておりなぜタイトルによってここまで差が出るのか謎である。
またその知名度からネット上に情報がほとんどなく、BCNの数十年前のPCニュースの一記事にちっちゃく名前が載っているだけや、ここ(GDRI)くらいしか情報がない。
そのため消息も不明だが、SFCの『超ゴジラ』と『サンサーラナーガ2』を最後に情報が途絶えている&全く同名の株式会社が1997年に設立されているところをみるとその前後に解散していると思われる。
一部スタッフはその後コナミに移ったようだ。

株式会社アトラス (合併消滅)

『真・女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズ、『世界樹の迷宮』などを製作・販売しているメーカー。
終末的でハードコアな作風・鬼畜な難易度などでコアゲーマーからの高い支持を得ていた。
基本的にゲームの質は安定しており、(内容面で)壊滅的なクソゲーが出ることはないのだが、前述の高難度や雰囲気からややハードルが高いゲームが多い。
反面、バグが多めなこと(PS版『真・女神転生II』など凶悪なバグの存在でクソゲーになったものもある)や出荷数絞りによる入手しづらさは批判されていた。
コアゲーマー向けの商品ばかり出しているイメージがあるが、実は90年代後半に大ヒットしたプリクラの元祖「プリント倶楽部」を生み出している。
また、かつては下請けとして活躍する事が多く、PCエンジンで名作とされるゲームの多くを手がけるなど制作能力は非常に高かった。
主にファミコンではナムコ、LJN(北米メーカー、通称死の虹)、イマジニアなど、PCエンジンではハドソンなどのソフト開発に関わっていた事もあった。
平成22年10月1日、親会社の株式会社インデックス・ホールディングス(後に旧社名であった株式会社インデックスに社名変更)に吸収合併された。
しかし平成25年6月12日、そのインデックスが粉飾決算を行っていたことが発覚し強制捜査を受け、6月27日に民事再生手続により倒産してしまった。
その後、セガサミーグループに譲渡されることが決定し、アトラスブランドは同年11月1日付で同日にセガドリーム(セガの100%子会社)から社名変更されたインデックス(新:インデックス)へ譲渡された。 その後、2014年2月18日にセガは連結子会社のインデックスを4月1日付で「アトラス」「インデックス」に分割すると発表。現インデックスは商号を「アトラス」に変更してデジタルゲーム事業に注力することになった。 テレビドラマの窓でリューエイの名前で登場。女神転生出していた。主人公のイラスト書いてあった。エンディングクレジットにアトラスと表示された。余談であるが現実では2016年現在真は9まで出ていない 〜-項目のあるソフト

株式会社アルケミスト(破産)

ギャルゲー界の大御所として有名なメーカー。アダルトゲームの家庭用移植や、深夜アニメのゲーム化の販売がほとんどを占める。
旧社名ベイ・クリスタル株式会社。かつては北海道から東北にかけて同名のゲームショップを展開していた(現在は撤退)。2000年に北海道札幌市菊水から千葉県浦安市に移り、現社名に改称している。
良作・良移植もあるが、移植に際しては原作の良さを理解していない節が見られる事も多く、評判は良くない。『ひぐらしのなく頃に祭』では、所属ライターの叶希一氏によるシナリオの改変が原作ファンから強く問題視された。『パルフェ - Chocolat Second Style -』では、追加シナリオの質はともかく、原作部分とのバランスが悪く、作品のテンポを損なってしまった。『花と乙女に祝福を ~春風の贈り物~ 』では、移植に伴って差し替えられたOPムービーが大変不評で、制作元に自社の公式サイトで批判された。それゆえか、移植を担当していたメーカー(戯画、AUGUST、minori等)に見限られる事もしばしば*5
一方で、移植版『うみねこのなく頃に』では、お抱え絵師である江草天仁氏が描いた「肖像画」(物語の中でも深く関わっている)が毎回発表されており、これに関しては非常に評判がいい。
それは良かったのだが、CS版『うみねこ』発売の告知と同時に発表するつもりだったオリジナルSTG『ぎゃる☆がん』の予告で、江草氏の「うみねこ肖像画風な絵」を3週間にわたって発表、本来は作品と全く関係のない「うみねこキャラのコスプレ」をさせており、うみねこの象徴ともいえるものを不自然に織り込んでいた。それがまたうみねこの世界観とは壊滅的に合っておらず、「釣る」つもりであったであろう、うみねこファンから盛大にバッシングを受けた*6
twitterでの広報の言動も酷く、「東京ゲームショウ2010」で『ぎゃる☆がん』の告知で水着の女性に水をぶっ掛けるというイベント企画を行って事務局から怒られた際には、反省どころか「うわ、開始早々に事務局怒られた」「いや~規模の小さいウチのようなメーカーが目立っちゃうとダメですね」「文句があるならそれ以上にお客さんが喜ぶことを考えればいいのに」「やっぱり尖った企画は叩かれるのねぇ。やっかみの激しい業界だ」「どこまでOKなのか、ゲームショウ事務局が他メーカーのやっかみを抑えられるのか、今日分かるかと(笑)」と自身を過大評価している節があるコメントをし、批判を浴びた。その宣伝手法に対しても「風俗じゃねえんだぞ」「そんな低俗な宣伝しか出来ないのか」「TGSは子供もいるんだぞ」と厳しい意見が相次いだ。
また、CS版『うみねこ』の発売後、社長が宣伝のついでに「Xbox360なんて息のないハード」とtwitterで発言した事等から、社内に「ゲハ」の空気が漂っているのではないかという疑惑も囁かれている。
余談だが、ご当地萌えキャラとして一時話題となった『びんちょうタン』は本メーカーが生み出した事で知られ、後にアニメ化、更にマーベラスインタラクティブからPS2にてゲーム化された。ちなみにびんちょうタンの絵師は前述の江草氏である。
2016年4月1日付で、札幌地方裁判所に対し、自己破産を申立てた。4月5日、破産手続開始決定。負債額は8億2623万円だった。公式サイトは閉鎖されており、版権の異動など詳細は不明である。

株式会社アローマ (解散)

かつて大阪に存在したメーカー。プレイステーションを中心に、麻雀ゲーム製作を得意としていたとされる。
1999年にて、主要スタッフがあまりにも豪華すぎた伝説の怪作『70年代風ロボットアニメ ゲッP-X』をリリースし、大方の予想通りに豪快に会社は散ってしまったのであった…。

株式会社イスコ (事業撤退)

現在はアミューズメント関連中心に事業を行うメーカー。
かつてはゲーム制作も定期的に行っていたが、冬のソナタDSのコーディネート以降ゲーム関連で活動している形跡が確認できない事から、事実上ゲーム業界から撤退をしたと思われる。事業紹介でも遊戯機がパチンコ、パチスロとしか表記されていない。
あの伝説のクソゲー『トランスフォーマー コンボイの謎』に関わったとして有名だが、その他にもハードを問わずPS2時代まではそこそこのゲームを制作していた模様。
なおタイトルも開発というよりは企画・プロデュース・コーディネート等の制作業が主なようでプログラムなどはさらなる孫請けが開発していたようだ。
ファミコンタイトル他の開発元が気になるところである。

株式会社イメージエポック (倒産)

東京都港区に本社を置いていたソフトメーカー。開発タイトルは主にRPGが中心。創業が2004年とゲーム会社の中では若い方。開発第1号タイトルは2007年の『ルミナスアーク』。2010年にパブリッシャー化。
自社タイトルに「JRPG」という独自ブランドを掲げるなどRPGに対し強い制作意欲を見せているが『最後の約束の物語』『BRSザ・ゲーム』『ソールトリガー』と癖の強くプレーヤーを選ぶタイトルばかりで、主に悪い面において現在のJRPGの実情を示すメーカーとなってしまっている。
それでも中には『アークライズファンタジア』『ルミナスアーク3』『クリミナルガールズ』『セブンスドラゴン2020』といった良作も輩出していたが2012年、『時と永遠~トキトワ~』という超ド級のクソゲーを生み出し、ゲームファンの信用を大きく失墜させてしまった。
再起をかけて『ステラ グロウ』の開発を行い、ほとんど完成までこぎつけていたが、自社で発売する事が出来ないまま2015年に倒産。
ゲーム自体はセガゲームスが発売し日の目を見る事になる。

株式会社ウィンキーソフト (倒産)

大阪に存在したゲームソフトメーカー。
元々はパソコンゲームの開発で知られていたが、90年代にバンプレストの元で『スーパーロボット大戦』シリーズの開発を担当するようになった。
オリジナルキャラ及びメカ『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の設定構築にも大きく貢献している。
スタッフにアニメ「聖戦士ダンバイン」のトッド・ギネスという敵キャラのファンがいるらしく、露骨に扱いを優遇していた。
しかしPSソフト『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を最後にバンプレストとの提携を解消していた。
その後『魔装機神』のキャラやメカ自体は出さないものの、その世界観をベースにしたWeb小説やゲームソフト『聖霊機ライブレード』を世に出している。
一方バンプレは『魔装機神』のキャラやメカを自社のソフトに引き続き登場させてはいるものの、ゲストキャラの様な小さな扱いであり、しかもその世界観については殆ど触れなくなった。
この事から『魔装機神』のキャラ·メカの権利はバンプレが、世界観の権利はウィンキーが分割して持っているのではないかと推測されていた。
提携解消の真相を含めて本当の所は明かされていなかったのだが…魔装機神がリメイクされることが決まり、スパロボOGの冠がついたうえで製作を担当した。
タカラの元で『トランスフォーマー』(PS2)も開発したが、こちらはシナリオはともかくゲーム的にはクソゲーだった。
その他、同じくタカラの元で『ライブレード』のシステムをそのまま使いまわした勇者シリーズ版スパロボ『新世紀勇者大戦』(PS2)、KONAMIの元で少年サンデー・少年マガジンのオールスターRPG『WHITE COMIC』(DS)などキャラゲーを主に開発。
いずれも評価は芳しくなかった。 2015年11月10日、資金繰りの悪化により事業を停止し、2016年2月5日に大阪地方裁判所から破産手続開始決定を受け、同年11月16日に法人格が消滅した。

株式会社ヴィジット (事業撤退)

大阪に存在するメーカーで、97年~00年にPS用ノベル系ソフトを8本世に出している(うち4本は『ヴィジットハイパーノベル』というブランドに属している)。
どれもグラフィックはCGがメインであり、その質は高い。一方シナリオの本数や分岐は乏しく、隠し要素などもあまり無い為、ボリュームには欠けていた(『閉鎖病院』のみ例外)。
8本のうち4本は、作家の「大迫純一」(故人)が何らかの形で係わっている。
自社のソフトの多くを廉価版として再販したり、ボイスシナリオのみをCD化して販売したりといったこともしていたが、特に希少価値があったわけでもない『最終電車』をPS2にベタ移植するという不可解な行動も取っていた。
その移植版を最後にソフトを作らなくなり、2010年現在はオンライン関係の代理店となっているようだ。
因みにノベルゲー以外では『京都舞妓物語』というソフトも出しているが、これも評価は高くない。

株式会社ウルフチーム (合併消滅)

元々はかつて存在した日本テレネットの社内チームであり、テレネット発売の『夢幻戦士ヴァリス』などを開発を担当していた。
後に独立して自社ブランドを立ち上げたが、その期間は短く、再び日本テレネットの子会社となった。
日本テレネットはPCE市場衰退後自社ブランドをウルフチームに統一し、SFC市場のみで活動するようになった。
本メーカーが関わった主な作品は『斬シリーズ』『アークスシリーズ』『グラナダ』などがあるが、全体的にクセがかなり強い作風故に、はっきりと好みが分かれるものがほとんどであった模様*7
本メーカーは独立組が非常に多い事で有名で、ネバーランドカンパニーやトライエースなども元はここのスタッフが立ち上げたメーカーである。
また、テイルズオブシリーズでお馴染みのゲームミュージック作曲家である桜庭統氏もかつては本メーカーの所属であった。
2003年、ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)と日本テレネットの共同出資で設立されたナムコ・テイルズスタジオに開発者が移籍し、日本テレネットはコンシューマ事業から完全撤退する。
これに伴い、ウルフチームは消滅した。

株式会社AQインタラクティブ (合併消滅)

元セガの中山隼雄氏らが設立したキャビアが母体となって誕生した。
子会社の1つにサークシリーズなどで有名なマイクロキャビンがあったが、2011年1月にパチンコ・パチスロ大手のフィールズに売却された。
2011年10月、マーベラスエンターテイメント及びライブウェアと合併し「マーベラスAQL」となった。

株式会社ADK (倒産)

かつてSNKと共にネオジオソフト開発を行っていた事で知られるメーカー。旧名「アルファ電子」。
末期にはPSソフト限定で「未来ソフト」と名乗っていた事もある。
活動初期はアーケードにて将棋や麻雀といったテーブルゲームをリリースし業界に新旋風を巻き起こした。
当時はまだアーケードのテーブルゲームといったジャンルが確立されていない時代であり、本メーカーが残した功績は思いのほか大きい。
その後も中堅メーカーを発売元として様々なゲームを開発、縁の深かったSNKと親密な仲となり、それがきっかけでネオジオに深く関わる事となった。
『ワールドヒーローズシリーズ』『ニンジャコンバット』『ニンジャコマンドー』など、何故か忍者が登場するゲームの割合が多く、ファンからは「忍者のADK」とまで呼ばれていた程。
対戦格闘ブームに乗ってリリースしたワールドヒーローズが中ヒットした事をきっかけに、SNK同様対戦格闘を中心とした活動が目立つようになる。
ワーヒー初期頃はゲームバランスが崩壊気味で、強いキャラと弱いキャラの差が極端に開いていたが、製作に慣れていくうちにバランスが取れた格ゲーを製作できるまでに成長した。
しかし、SNKのかねてからの契約であった「ネオジオ関係以外のハードでのソフト開発を禁止する」という条例をこっそり破り、「未来ソフト」としてオリジナルゲームを製作、発売してしまった。
その事がSNKにばれ、一気に関係が悪化、その後の経営に行き詰まり、2003年(推定)に倒産した。
皮肉にもかつての盟友だったSNKも既に倒産(2001年)していた。
その独特の作風で一部のプレイヤーには定評があり、なんと専属のファンサイトが存在する。
現在ではSNKの後釜であるSNKプレイモアが知的財産を受け継いでおり、ADK作のリメイク・移植作を販売していることも。
ちなみに任天堂ハードの限界に挑戦した意欲作『どきどき!魔女神判』シリーズの絵師・藤ノ宮美森氏も元々はここの専属であった。
平成仮面ライダーなどの製作元で知られる会社「アサツー ディ・ケイ(広告代理店の旭通信社と第一企画が1999年に合併したもの)」が、本メーカーの倒産後にADKという略名を使うようになったが、両者の関係は一切無い。

株式会社SNK (倒産)

かつて大阪府吹田市に本社を置いていた会社。
SNKとは創業時の社名である「新日本企画(Sin Nihon Kikaku)」の略。
変更後の社名表記は規則の関係から「株式会社エス・エヌ・ケイ」とカタカナ表記にしていたが1999年にアルファベットに変更した。
80年代から主にアーケード作として、『ASO』『アテナ』『怒シリーズ』などの独創性のあるゲームをリリースし、地味ながらも一定の評価を得ていた。

NECアベニュー株式会社 (営業停止)

1987年に創業し、ゲームのほかにレコード関係などの事業も行っていたメーカー。
ゲーム事業ではグループ会社のハードであるPCエンジン向けのソフトを多くリリースし続けた事で知られ、その総ソフトタイトルは、同じくPCエンジン開発に縁のあったハドソンに続いて2番目の規模を誇っていた。
あくまで自社開発はしないパブリッシャー専門メーカーであったため、作品の出来不出来はディベロッパーの実力に左右されてしまう傾向が強く、『スーパーダライアス』のような傑作が多数を占める一方、ごく一部酷評するより他ないどうしようもない作品も発売してしまった会社でもある。
1995年、同じNEC系列のメーカーであるNECインターチャネル(現:インターチャネル)が創立され、ゲーム事業はそちら側へ譲渡、NECアベニュー自身は1998年に営業停止した。
当時NECアベニューのプロデューサーを担当していた多部田俊雄氏(後にNECインターチャネルに移行、現在はプロトタイプ代表)は、発売予定されていたゲームをことごとく発売中止、もしくは大幅な発売延期を行う人物として知られ、「プログラマー殺し」「延期(中止)の多部田」という揶揄的な通り名で呼ばれていた。
アベニュー時代に氏が関わり不備を起したゲームとしては『ワードナの森』『スペースファンタジーゾーン』(共に発売中止)『スーパーダライアスII』『ストライダー飛竜』(共に発売大延期&超劣化移植)『モンスターメーカー 闇の竜騎士』(発売大延期&バグまみれ)などろくな目に合っていないゲームが多く、ユーザーからは大きな不満を漏らしていた程であった。
さらに氏はインターチャネル時代でも『センチメンタルグラフティ』という大罪をやらかしてしまうなど、何かとトラブルまみれな人物であった模様。

株式会社エニックス(合併消滅)

こちらを参照。

株式会社NMK (倒産)

1989年に創立され、主にジャレコなどを販売元として、アーケードシューティングを中心とした下請け開発をメインに活動していたメーカー。
NMKとは本メーカーの前身であった「日本マイコン企画(Nihon Mycom Kikaku」を略称である。
本メーカーの作風は、非常に東亜プランのそれと似ている。
理不尽ともとれるような非常に難易度が高いゲームが多く、熟練ゲーマーには支持されていた反面、それ以外のプレイヤー層にはハードルの高いものばかりだった。
そういう作風だった事と、90年代半ばはすでに対戦格闘ブームでシューティングの旬が過ぎ去っていた環境も影響し、資金難に陥って1999年に倒産してしまった。
今もシューティング中心に様々なゲームミュージックにて活躍している並木学氏は、本メーカーの作品に深く関わっている事で有名である。

株式会社エポック社 (事業撤退)

大手おもちゃメーカーの一つで、かつてはTVゲーム産業にも関わっていた。
ファミコン生誕前に発売され、当時としては最大級の売り上げを誇っていたハード「カセットビジョン」の生みの親としても知られる。
84年にはFCに対抗する新ハード「スーパーカセットビジョン*8」を投入するがシェアを獲得できず、ハード事業からは撤退した。
エポック社がファミコン以降にリリースしたソフトは、主にドラえもんなどのキャラゲーが大半を占め、バンダイ(現バンダイナムコゲームス)、タカラ(現タカラトミー)と並び、キャラゲー大量輩出メーカーとして知れ渡っている。
やはりキャラゲーメインである為か、クソゲー率が高いというマイナスイメージの浸透している感はあるが、実際のところはそこまで酷いゲームは少なく、それなりのクオリティは持っていた。
「ドラえもんゲー=クソゲー」という悪印象は、バンダイ、タカラの駄ゲーと混合してしまっただけにすぎず、実際は普通に遊べるものの割合が多かった模様(もちろんクソゲー並みのものもあるが)。
歴代のドラえもんゲーの中でも、FCソフト『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』は、未だに名作として名高く、ユーザーからの評価が高い。
現在は一切のTVゲーム事業に触れていないが、TV接続タイプの玩具製品を今も一部手掛けている。
本サイトで扱っているゲームとは性格の異なる商品である(記事の執筆も認められていない)が、そういう意味では現役メーカーであるとも言える。
ちなみに、エレメカであれば、野球盤のアーケード版も存在(販売はホープ社)する。主にダーツバーなど、ゲーセン以外の施設で一定の人気を得ているようだ。

株式会社エンターブレイン(合併消滅)

東京都千代田区に現存する会社。もともとは株式会社アスキーの一部であった。
ファミ通やアルカディアなどの本を作っている事で有名だが、『ティアリングサーガ』や『ツクールシリーズ』などのゲームソフトも出している。
が、最近のゲーム、特に『RPGツクールDS』の出来及びそれに対する企業としての態度が最悪と言っていいレベル。
また、前述のファミ通にしても、クロスレビューの得点のインフレ化傾向が異常であり、信憑性が(主に高い点数の方は)今一つ信用できないものという評判が広まっている(詳細は該当項目にて)。
しかし、ティアリングサーガは裁判騒動を除けば良作であり『キミキス』『アマガミ』といったギャルゲー群も好評、更に近年ではMMシリーズ久々の完全新作『メタルマックス3』が高い評価を得ているなど決してクソゲーばかりを出すメーカーというわけではないが、上述した要素もあってゲーマーの中での評判はあまり芳しくない。
角川グループ内の再編成に伴い、ゲーム事業が角川ゲームスに一本化されたため、パブリッシャーとしてのエンターブレインブランドは消滅した。
さらに、2013年10月には角川書店やアスキー・メディアワークス、メディアファクトリーなどと共にKADOKAWAに吸収合併された。

株式会社エンジェル (合併消滅)

かつてゲーム事業に関わっていたバンダイ傘下のメーカー。バンダイ同様、キャラゲー発売率が非常に高いのが特徴。
FCやSFCは年間に発売できる本数に制限があったため、バンダイ本体だけではなくグループ会社からもキャラゲーを発売したのである。
同様の例に新正工業やユタカ*9がある。
1997年に同じバンダイ傘下である科学技研(後のメガハウス)と吸収合併し消滅した。