アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「裏方雑用」01_vol07
最終更新:
new_jack
-
view
新ジャンル 裏方雑用
PREV : 新ジャンル「裏方雑用」01_vol06
NEXT : 新ジャンル「裏方雑用」01_vol08
- 856 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 08:58:16.32 ID:4ualhlGT0
-
裏「…………キョロキョロ」
男「おーい」
裏「――ッ! あ、び、びっくりしたぁ。急にうしろから声かけないでほしいっす!」
男「ん? なんだ小銭なんか数えて」
裏「いやいや、これはしるしさんの撮影用っす。あの人なんにでも自分のマーク刻む人っすから」
男「ああ、小道具ね……ってオイッ!? それは通貨変造じゃないのか?」
裏「しーっ! だから今回の撮影は秘密裏に行うっす。撮影中のことは一切口外しちゃダメっすよ?」
男「俺をおかしなことに巻き込まないでくれ~」 - 857 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 08:59:13.63 ID:ev3UPvedO
-
裏「スタジオ合体中っす」
- 860 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 09:18:07.47 ID:4ualhlGT0
-
撮影後
男「この大量のゴミの山と廃墟と化したスタジオ……」
裏「いつものことっす。豪腕姉妹さんとクラッシャーさんとデンジャラスさんの撮影後は」
男「なぜその三人の撮影を同時に組む!?」
裏「さ、午後から新ジャンル「ゴミ屋敷」の撮影があるから、準備準備!」
男「うっわ~、世の中うまくできてるもんだなぁ~」 - 862 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 09:36:06.54 ID:4ualhlGT0
-
男「やっべー、遅刻しちまった! 撮影もう始まってるかな?」
どがっ がらがらがら
生首「……」
片腕「……」
○「……」
白骨「……」
男「――――」
裏「ど、ど、どうしたんすか!? なんかすっごい悲鳴がしたっすよ!?」
白骨「コンタクト落としたんでみんなで探してたんだけど、そしたらそこに急に駆け込んできて」
片腕「悲鳴をあげるのは片腕さまに寄生する世にもおぞましい人体疽と鉢合わせしたこっちの方だろうが」
生首「あー、もう撮影時間? コンタクトはかわりの用意してもらいましょ」
○「・・・」
裏「あっちゃあ、この人(?)たちのことはまだ言ってなかったっすね、そういや……」
男「――――(気絶中)」 - 866 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:12:18.36 ID:8SzAVACjO
-
眠れないので>>851の続き。
実は「読心」も「通訳」も「サトリ」も知らなかったりするんで変だったら眼を瞑ってくり。お願い。
読「そうね…男の仕事が終わるのが大体20時頃か。」
裏「あ、あの…」
通訳「今は15…いや16時か。ドレスアップは、」
裏「だから…」
サトリ「30分もあれば……。」
裏「話しを聞いてくださいっす!」
通訳「と言うわけで裏方。あと3時間強だけ仕事を頑張れ。」
読「おわったら私たちのところに直行ね。」
裏「だ、だから勝手に話しを…」
サトリ「お姫様…。」
裏「…!!」
通訳「以前、我々は君を『一瞬のお姫様』にした。」
サトリ「けど自信がなかった……。」
読「あの時は私たちの実力で裏方は『一瞬』だった。けど、」
通訳「今日は、『一晩』の魔法をかける。」 - 867 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:12:37.69 ID:4ualhlGT0
-
撮影後
男「え? これ全部お下がり?」
裏「ま、これも裏方の役得っすね♪」
男「芋羊羹、プリン、クリームパン、飴、バナナクレープ、エクレア、シュークリーム、フルーツジュース、
アイス、かけそば、チャーハン、生米、カレー、牡蠣フライ、芋けんぴ、コーラ……」
裏「撮影で使った出演者の好物設定のもんっす。まだまだいっぱいあるっすよ」
男「いや、さすがに食い切れんというか、胸焼け起こすな。もったいないけど捨て――」
裏「なに言ってるんっすか! 出されたものは残さず食べる。当2ちゃんスタジオの鉄の掟っす!」
男「そりゃそうだけど……ここは素直イートさんとか無口イートさんに任せたほうが」
裏「二人はいま『焼肉』にエキストラ出演中っす。そっちのほうがいいっすか?」
男「あの無限焼肉なんぞに付き合うほうが命に関わるわっ!」
- 868 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:15:22.39 ID:8SzAVACjO
-
>>866の続き。
裏「ひ…一晩…?」
読「裏方が自分の事を『裏方』って言うのは、むかつく。」
サトリ「だから今日だけは正真正銘の『主役』……。」
通訳「我々は今夜裏方を『舞台』に挙げる。舞台の上で、裏方が男とどう踊るのかは、裏方次第だ。」
裏「そんな…。」
読「単なる裏方雑用に戻るも善し、」
通訳「男と共に踊り続けるも善し、」
サトリ「……裏方が、決めるの。」
裏「………。」
読「…とりあえず、私たちはこれで。」
通訳「必ず、来てくれ。」
サトリ「……怖がらないでね。」
…パタン。
裏「……わかんないっす……わかんないっすよ…。」 - 869 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:18:04.51 ID:8SzAVACjO
-
>>868の続き。
PM/7:20。
監督「ハァーイ、カットー! お疲れー!」
裏「(…午後は、男と一緒の仕事がなくてよかったっす。……いっそこのまま…行かなくても…。)」
監督「…ん? あー、…裏方ァ!」
裏「──あ、は、はいっす!!」
監督「お前、もう上がっていーぞー。」
裏「…はい?」
監督「なんか約束があるんだろ? 収録前に男が伝えに来たぞー。」
裏「……ふえぇぇ…!?」
監督「なに変な声出してんだ。…まぁ、いつも必要以上に働いてくれてるからな、その埋め合わせだと思え。」
裏「……わかりましたっす。」 - 870 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:18:39.52 ID:dkiab6Lu0
-
裏「…駄目っす。自分は、自分は裏方なんすから…。男さんになんて・・・」
和歌「裏方よ 君の本音は どうなんだ? 誤魔化しばかり 辛くないのか?」
裏方「わ、和歌さん!?」
縦読み「あんたさ、
んなところで燻ってないで
たちむかいなさいよ。
たちむかって、
ちゃんと胸の張れる
結果を残してみなさい。
構やしないわよ、負けたって。
おんなの度胸、そう。その外見と、
似つかない根性との
合わせ技をぶつけて来なさい!
いまのあんたは、
だだをこねているようにしか見えなくて
よくないよッッ!」
裏方「縦読みさんまで…」
和歌「後悔を したくないなら 迷わずに 命短し 恋せよ乙女」
裏方「………二人とも…ありが、とうっ…す…!!(ぐすっ)」
- 871 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:21:19.37 ID:V9Jy53nk0
-
裏「よいしょっと……うわっ!」
ドンガラガッシャーン!
裏「いててて…… ああ、やっちゃったっす」
DQN女「ちょっと! 通れないじゃない!」
裏「あっ すいませんすぐ片付けます」
DQN女「ったくドン臭いわよねー アンタ」
裏「ううう……」
DQN女「………ホラ、半分持つわよ」
裏「……え?」
DQN女「いい? この事他の人に喋ったらタダじゃおかないからね
私達DQNは『嫌な奴』ってイメージが命なんだから」
裏「は……はいっす!」
DQN女「……ったく、見られない内に早く運ぶよ!」
裏「……ありがとうございます」 - 872 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:22:03.36 ID:8SzAVACjO
-
>>869の続き。
PM/7:23。
裏「……はぁ…。(男さん…どうしても行かなくちゃダメっすか…?)」
読「駄目。」
裏「うひゃあっ!!」
通訳「これはお前の物語だ。謙虚に、健気に生きてきた、お前だけのシンデレラストーリー。」
裏「み、みなさん!? なんでこんなところに…!?」
サトリ「……いらっしゃい。」
裏「……あ…楽屋…。」
読「自然と足が、っね。」
通訳「さぁ、まずは自信をつける為にドレスアップだ!」
裏「うわっ! ちょ、ちょっと引っ張んないでくださ…」
サトリ「問答、無用…。」
裏「アッー!!」 - 873 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:25:05.47 ID:8SzAVACjO
-
>>872の続き。
PM/8:03。
男「……やっぱり怒ってるかな…。」
──コッ、コッ、コッ、コッ…。
男「?──。」
読『あなたは可愛いわ、自信をもって!』
男「う…裏──」
通訳『人の価値なんて、自分だけで決める物じゃない。理由はどうあれ、男は君を誘った。つまり、男から見て君にはそれだけの価値があると言うことだ。』
男「方……なのか…?」
サトリ『……好きな気持ちは、何よりも自分を後押しするから…。』
裏方「──遅れて、申し訳ないっす。」
to be continued.
おや。 - 876 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:43:10.41 ID:4ualhlGT0
-
男「なあ、初詣だけど一緒に――」
裏「あ、悪いけど三ヶ日は仕事っす」
男「え? お正月も仕事?」
裏「なにしろお正月さまは三ヶ日しか出演の都合がつかない人っすから」
男「ああ、お正月だしね」
裏「でもって同時進行で『孤独』のお正月特番っすよ……はは」
男「だからどうしてそういうありえないスケジュール組むんだよ!?」
男「でもまあ、神社は三ヶ日すぎてからのほうがゆっくりできていいかもな」
裏「!」 - 877 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:44:25.92 ID:V9Jy53nk0
-
ぎゃあ 割り込んでしまった ゴメス
裏「よいしょっと…… すいません、手伝ってもらって」
男「いや、いいんだが…… なんで余った弁当を神棚に置くんだ?」
裏「お供え物っす」
男「?」
裏「ささっ 早く離れないと」
自称神「お、今日はハンバーグか ありがたやありがたや」 - 878 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 10:48:06.20 ID:8SzAVACjO
-
- 884 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 11:11:42.49 ID:4ualhlGT0
-
裏「……はぁ」
男「どうした? 『オナニーオナニーオナニー!』や『ウンコ』の撮影にもへこたれないおまえが」
裏「いや、今日は討論番組の裏方してたんっすけど、やっぱアレが一番きついっすね」
男「ああ、新ジャンル雑談ね。脚本がない上にみんなすぐ熱くなるから」
裏「なにが起こるかわからないから裏方は神経くたくたっすよ~」
男「できた番組を見てるだけならおもしろいんだけどねぇ。裏方は大変だな」
裏「はぁー、『NEOブラッド』や『何かがとり憑いた』の撮影のときみたいに、
いっそ誰かに番組ジャックしてほしいぐらいっすよ……ふふ……ふふふふふ……うふふふふふふ」
男「しっかりしろ――――っ!!」 - 885 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 11:19:37.41 ID:V9Jy53nk0
-
?「すいません、台本の此処なんですが
どのようにすればいいのですか?」
裏「ああ、これは 腕をこうやって大きく広げて……」
男「ふう、おーい裏方! 昼飯行かないk……
裏「じゃあもう一度いくっすよ閣下」
天皇「はいはい、おkですよ」
裏「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」
天皇「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」
皇居警備1「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」
皇居警備2「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」
天皇「楽しいですねぇ」
男「な 何をしてるだぁー!」 - 886 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 11:24:56.48 ID:IymybLqT0
-
- 887 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 11:30:39.61 ID:4ualhlGT0
-
閣下じゃなくて陛下だな
にしても裏方どこまで大物なんだよwww - 888 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 11:30:43.36 ID:FYRtUlweO
-
- 889 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 11:38:08.40 ID:g0c98eBjO
-
裏方も気になるんだが
保守でどんどんカオスになるスタジオが気になってしかたがない - 890 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 11:53:07.01 ID:4ualhlGT0
-
男「ちぃーっす!」
裏「はよっす!」
男「今日はツンデレ系の撮影って聞いてたけど、相手の女の子は?」
裏「いやいや、今日のツンデレは女の子じゃないっす」
男「う……『ウホッ』バージョンのツンデレですかー!?」
裏「えっと、『エアツンデレ』っすね」
男「エアって……」
裏「ツンデレさんがそこにいるかの如き迫真の演技、期待してるっす!」
男「……ああ、うん」
裏「それと午後からは『ラブドール』の撮影っす」
男「……そのあと『孤独』の撮影は入ってないよな? 入ってたらさすがに泣くぞ?」 - 893 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:36:09.91 ID:WOpiMLaa0
-
局長「ところで」
プロデューサー「はい?」
裏方「お菓子の発注OKっすー!あ、そっちはヤミデレミュウツーさんの楽屋なので今入ると危険っすよー!…!」
局長「あそこで神がかり的な瞬発力で周りの世話をしている彼女なんだけど」
プロデューサー「はい、裏方雑用さんですね」
局長「あれだけ働けて何でただの雑用なの?」
プロデューサー「…さぁ?」
局長「さぁ、ってw」
局会計「今年度の昇給は、と。
裏方さんはしばらくこのままでも文句無いみたいだし前年と同じでゼロでもいいか♪」
裏方「明日は給料日っすー、奮発して豚丼を牛丼にしてみようっかな~♪」 - 895 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:40:00.05 ID:BT7zupsd0
-
ちょww局会計wwwwテラヒドスwwww
- 896 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:42:43.79 ID:pi7T+0e50
-
- 897 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 12:47:21.28 ID:IymybLqT0
-
- 898 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:47:39.62 ID:BT7zupsd0
-
- 899 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 >>897-898 多謝 2007/06/21(木) 12:48:40.29 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 01 】
とぅるるるる… とぅるるるる…
裏「電話っすね…(ピッ)…もしm……ハイール!!社長――!!」
男(……何処の軍隊だ?)
裏「はっ!はっ!はぁ?……いえ……はい…えぇ…(ピッ)…はぁ…」
男「どっかの軍隊が新ジャンルと戦争でもしたのか?w」
裏「うむむ…」
男「なぁ?おい!お~い……どうした?」
裏「あっ!男さん!?出番すか?」
男「いや、違うけど…お前、大丈夫か?顔色が真っ青だぞ」
裏「はい!大丈夫っす、元気がとりえっすから……へへっ…」
男「まぁ、そうならいんだけど…」
裏「ぬぬぬ…」
男「本当に大丈夫か?……風邪とかなら…」
裏「いやいや、病気とかじゃ無いっす。はい、大丈夫っすよ」
男「おかしな奴だな…」
裏(社長…『ハリウッドに喧嘩売るぞ!!』ってどーいう事っすかね?
駄目っす!!限りなく嫌な予感がするっす!!
そう、リーチ後にトップ目に白發を鳴かせて中をツモってきたぐらい
……嫌な予感がするっす…) - 900 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:49:55.07 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 02 】
裏「ふぅ、寝れなかったっす。ここはコーヒーでも飲んで眠気を覚ますっす」
コポコポコポ…
裏「んぐ、んぐ、っぶはwwwwwwww」
ヒューン……サグ…
裏「ふふ、朝から爽やかに左ほほから血流っすね。
ちょっと血で汚れちゃったすね……えと、なになに…」
ガサガサ
裏「『本日を持って、L.A(米・ロサンゼルス)支店の支店長に任命【■■■■■■■■■■】』
ふ~ん、ブ―――――!!!…って私が支店長すか!!」 ↑血で汚れてマス
裏「……凄ッ!!出世っす!しかも、かなり派手なL.Aっす!!」
裏「早速、男さんに電話で報告っす!!」
プルルル… プルルルルルル…
男「もしもし?男です」
裏「あっ!男さん聞いてくださいよ!!自分、出世したんす!!」
男「Congratulation!(コングラッチュレーション)‥‥ おめでとう‥‥
出世、おめでとう‥‥!!」
ざわ‥ ざわ‥
裏「えと、見たこともいきなり無い黒服さん達がでてきたんすけど…」
男「それは、そういう効果だから気にしないでくれ…」
裏「効果っすか?……それよりも聞いてください!私がL.Aの支店長っすよ。支店長!!」
男「えっ?」 - 901 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:51:24.87 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 03 】
裏「あの…」
男「お前、本気でいってるのか?」
裏「はい」
男「駄目だ!駄目だ!考えなおせ!!
ただの社長の気まぐれだってお前まで付き合う事無いって!!」
裏「……男さん」
――初め聞いたときその意味が一つも理解できなかった。
いつも、側にいて手元にあるものが無くなるなんて考えもしなかった。
空気がなくなるとこんな感じなんだろう
……そう、それは無意識に口走っていた。
男「行くな!」
――電話からすすり泣く声が聞こえてきた。 いつもの元気な声じゃない
とても細く澄んだ綺麗な色の声で……感謝と悲哀の混じった言葉を俺に…
裏「あ、ありが……とう…ござ…ござ……います…」
男「俺も……俺も社長の説得するから!手助けするから!だから行くな!!!!」
裏「いやっす。自分この話を受けようと思ってます」
男「なんだよそれ、そんなに出世がしたいのかよ!!」
裏「……自分、男さんならもっと喜んでくれると思ってました…」
男「なっ、ちょっと!お…」
プッ!! ツー ツー ツー
――俺は気がついたんだ。 やっぱり、彼女が好きだったんだって。 それでなきゃ…
それでなきゃ…電話が切れた音でこんなに涙なんかでてこない… - 902 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:54:28.93 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 04 】
次の日の現場では彼女の姿は見えなかった。 現場の話では再来週には日本を発つらしい。
それでも俺は生きていて現場はどうにか回ってる……。
俺は一人で会社に掛け合ったり、彼女の住んでいるアパートを尋ねてみたりしたが。
――どちらも、はずれ。
まず、会社では社長をトップシークレットにしている為に男か女かすら解らない
次にアパート、すでに荷物は無いと管理人に言われる始末。
電話は既に着信拒否にされているのでこれも駄目……。
唯一の情報源が現場の会話だけ。 その話ではホテル暮らしをしているらしい。
――そして、決まってみんなが教えてくれる場所は違う
糞ッ!! なんだよ、これ!! もう、完全に手詰まりだ!!
仕事も順調に片付いたのを見計らってホテルを片っ端から当たっていこう!!
そう思った帰り道に彼女がコンビニで立ち読みをしていた。
まさに、ここで夢から覚めたら『フロイト先生も爆笑だっZE☆』って奴だな
そんな馬鹿な……。 何度も目を擦り確認をした。 ホホもツネった。
その隙にほのぼの純愛が通りかかって刺されたたいたりもした……。
あんなに演じてるのにいい台詞が一つも思いつかない。
――けど、俺は自然に彼女に引き寄せられ声をかけていた。
男「よっ、裏方!おまえいt……」
そのあと、すぐに出血により意識は遠のいてった……。
- 904 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 12:58:07.82 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 05 】
裏「男さああぁぁん!大丈夫っすかああぁぁ」
男「……んっ…あぁ……」
看護婦「血圧××~×××です。 脳波ともに正常値に入りました」
医者「もう、大丈夫でしょ。とても、恐ろしい回復力です。
裏方さんのすばやい処置もありますが。刺されてから3時間で……
彼は人間ですか?」
裏「うちの自慢のスターっす……もう、命の心配とか無いんすね…」
医者「えぇ、よっぽどの事が無い限り大丈夫でしょう。
おそらく、あと数時間もしたら目を覚ましますよ」
裏「そ、それじゃあ。私の変わりにスタッフが来ると思いますから
その人にいろいろ教えてあげてください。」
医者「起きるのを待たなくてもいいのですか?」
裏「今日の飛行機に乗らなきゃ駄目なんす。あっ!このことは男さんに秘密っすよ!
実は嘘ついてまして、再来週まで私が日本にいると思ってもらいたいっす……」
医者「はぁ、嘘?秘密?よくわからないですが……
とにかく、後のことはこれからくる人に言えばいいんですね」
裏「お願いするっす」
- 905 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:00:11.72 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 06 】
俺は意識を取り戻してから流されるまま一週間の入院を強制的にさせられた。
残りの数日を彼女がいないとも知らずにホテルをわたり歩き足を棒にしていた。
男「なんで、見つかんないんだよ……」
いろいろな新ジャンル達にきいても情報は得れず……。
閻魔大王に魂を売ってみようとしたがすぐに突き返されてしまった。
男 「はぁ…(-_-)ウツダシノウ」
鬱デレ「……ねぇ」
男 「(-_-)ウツダシノウ」
鬱デレ「元気……元気だしてよ…」
男 「(-_-)ウツダシノウ」
鬱デレ「私に…あんなに…あんなに熱く生きろって…
イキロっていっおきながら…」
男 「(-_-)ウツダシノウ」
鬱デレ「……(-_-)ウツダシノウ」
男 「(-_-)ウツダシノウ」
ふと、前を見るとカレンダーの次の日に○が打ってあった。
裏方のL.Aの出発予定日だった。
男「そうか!!出発予定日!!この時にならどうあがいても空港に来る!!」
――次の日、俺は空港で彼女が現れるのを朝から待っていた
- 906 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:03:03.96 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 07 】
もちろん、彼女はL.Aに旅立っている。
しかし、それを知らせられて無い俺はずーっと待っていた。
携帯の電源をOFFにし来るはずも無い彼女を……。
目の前に無限に広がっているはずの時間がただただ漠然と過ぎていく。
時が来るのを彼女が現れるのを無駄だと嘲笑う様に最後の飛行機が飛んでいった。
……ここまで、運がないのか…何がいけなかったんだ。
来るはずも無い彼女が現れないことに対する自問自答をずーっと繰り返していた。
そして、空港から追い出されしまい。 悲しいほどの綺麗な夜空の下を歩いていた。
ふと、ポケットに手を突っ込んで見る。 その時、コツンと爪が鳴った。 携帯だ。
俺は自分と同じように死んでいる携帯を持ち上げると命を吹き込んだ。
立ち上がった音の後、荒れ狂うように着信音が鳴る! まるで生き物だ。
どうにか、鳴きやみ画面を確認すると……。
[メール:32件]
[留守番電話:有]
男「そっか、勝手に仕事やすんだから……」
また、携帯が鳴り出し始める。
[ 裏方 ]
画面がはっきりと彼女を示していた。 初めて会った時に登録した文字のままで……。
プルルル… プルルルルルル…
- 907 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:05:18.12 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 08 】
男「もしもし」
裏「やっと、繋がったっすね!もう!スターが電話の電源は切っちゃいけないっすよ!」
男「あぁ、あn…」
裏「あれこれ、探すのにこっちは大変だったんすから……今、どこっすか?」
男「今は空港の近くだけどおm…」
裏「本当っすか?そこだと電波悪いっす!
あっ!近くに公園があるんでそこに行ってください。」
男「そういえば、すぐ近くのホテルの横に公園があったな」
裏「なんで、わざわざそんな変な所へいったんすか?」
男「お、おまえに会う為だよ……悪いか…」
裏「個性のない自分はくだらない話とかぐらいしか付き合えないすよ」
男「何いってんだよ!おまえのどこに個性が無いっていうんだよw」
裏「いやぁ~、汗臭いですし。」
男「嫌いじゃない」
裏「それに…」
男「なんだ?それに…」
それに……。 そこで電話は終わった。
何故、切れたのかって……
裏「それに…。自分、フラグとか気にし……ない…s…」
俺の後ろに泣きじゃくった顔の彼女があった。
俺の携帯は重力に逆らうことなく腕から落ちていった。
- 908 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:07:45.11 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 09 】
裏「私なんかで……」
男「バ、バータレ! 俺は…俺はお前じゃなきゃ駄目なんだよ!」
裏「ふふ、細かいっすね最終ジャンル「だいすき」っすかw
あぁ、もうしかたないっすね。
ほら、ハンカチそんなに泣かないでくださいよ……」
男「どっちがw」
裏「だって…。だって…」
男「だいすきだ!」
裏「私も…だ、だいすきっす」
――ひゃほおおおおおおぉぉぉ!!!
俺達二人が抱き合ったその刹那。
すごい叫び声とともに恐ろしい数の人間が現れた。
――あいつら全員新ジャンルだ!
裏方のサポートとして新ジャンル達が集まっておいたらしい。
俺と彼女は舞台まで胴上げにより強制的に人の海を渡らされたり。
その後、パーティなどがあったがいっさい覚えてない。
覚えているのは彼女の膝枕で寝ていたことだけだった。 - 909 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:10:16.27 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 10 】
起きてからは種明かしの始まりで一つの勘違いから始まった事らしい……表にするとこう。
正:『本日を持って、L.A(米・ロサンゼルス)支店の支店長に任命披露パーティーご招待』
誤:『本日を持って、L.A(米・ロサンゼルス)支店の支店長に任命【■■■■■■■■】』
この血で読めない招待状が勘違いの元となり男に電話
↓
裏方は社長に電話をしたが勘違いだとはしらない
↓
社長がこの勘違いを使って煮え切らない関係を進展させれ無いか作戦を考えた
1:違う奴が支店長なのにL.A支店長になるとナイスな勘違いをしている
2:裏方の到着予定を出発予定と男に思わせて時間を作る
3:その間に男が裏方の大切さを知る
4:夜の公園に呼び出し再会させる
5:「実は1は釣りでしたm9(^Д^)プギャー」と言ってあとは皆でパーティーターイム!!
↓
裏方をとりあえずL.Aに行かせて二週間の休暇を与える(仕事と騙して…
↓
しかし、その間にほのぼの純愛が偶然?男を刺してしまった……(汗
↓
裏方が仕事じゃないと知って怒りながら予定より早く帰ってくる……(汗
↓
とりあえず、裏方をホテルに監禁し男の状態等を説明して説得……(汗
↓
夜の公園に呼び出し……告白が始まる……(汗
↓
進みすぎの展開に「実は1は釣りでしたm9(^Д^)プギャー」を完全に言うタイミングを失う……(汗
↓
あとは皆でパーティーターイム!! - 910 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:11:27.33 ID:pi7T+0e50
-
【 裏方の… 11 】
男「うぅ……二日酔いだぁ…」
裏「何だらしない事いってんすか」
クスクス…
裏「いや、あの、これは違っ!違わなくないけど違うす!」
男「ん?何やってんだ?」
裏「いや、あの2:41さんが……」
男「どこ?」
裏「あれ?」
男「なぁ、あの時。本当に仕事、海外でやろうって思ったの?」
裏「……はい、本気でしたっす。遠くにいたらフラグとか無いっすから…」
男「変なとこで頭が固いなw」
裏「あれ?そうっすか?」
男「今は?」
裏「海外じゃないけど、ちょっとやってみようかなって仕事があるっす」
男「えぇ!本気で?」
裏「はい」
男「それ、どんな仕事?」
裏「裏方っすね」
男「はは、たしかに天職だなw……でも、ここ辞めなくてもいいだろ?」
裏「そ、それは男さんしだいっすかね」
男「俺しだい?」」
裏「はい、男さんの裏方やってみたいっす」
~ fin ~
- 912 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:15:54.60 ID:TZTFdBk8O
-
裏「ふぃ~、今日も疲れたっすね~」
ひゅ~
裏「あっ、キャップが!」
男「!!!!!!!!」
〇「………」
邪気眼「あれは邪気眼!?」 - 913 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:15:55.91 ID:BT7zupsd0
-
- 914 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 13:21:03.78 ID:4ualhlGT0
-
裏「ああ!」
男「どうした? 撮影始まるぞ?」
裏「コイントスさんのコインと間違えて……」
男「ミミイカぐらいなら大丈夫だろ、同じコインだし」
裏「野生児クールさんの巨大石貨用意してしまったっす!」
男「よりによってなぜっ? このスタジオは十円玉一つ誰も持っとらんのか!」
裏「コイントスさんのコインはトス専用の何か思い入れのあるコインだそうで、
アレじゃないとダメなんっす!」
男「どうすんだよ?」
豪腕姉「恋する乙女の大事な未来!」
豪腕妹「そんじょそこらの十円玉に!」
豪腕姉「占えるほど軽くない!」
豪腕妹「天神地祇よご覧あれ!」
豪腕姉「コインに込めた我らの想い!」
豪腕姉妹「ぬううぅぅぅぅぅぅぅぅんっ!!」
ぶううぅぅぅぅぅん――――――きらんっ☆
裏「ふう~。コインが届くまでこっちの撮影を先に済ませておくっすよ」
男「流石だな裏者――って、あの石貨、いつまでたっても落ちてこないんですが」 - 917 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 13:31:47.43 ID:WF+eSyGmO
-
>>910
アマ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(` *)━(д`*)━(*´д`*)ハァハァ━━━イ
駄レス防止に最後までROMってようと思ってたけど我慢できんwww
GGGGJ!!!!
二人をくっつけてくれてありがとう
萌えつきちまったぜ… - 926 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:13:04.27 ID:4ualhlGT0
-
男「な、なに? 撮影所の外、延々と続くこのプレハブは? 控え室?」
裏「今日は『大群』と『大杉』の撮影が重なってるんっすよ」
男「だからなんでそういう無謀なチャレンジしたがるの?」
裏「『無謀チャレンジャー』のリハーサルだと思えばー!」
男(でもアレって結局チャレンジに失敗するお話だよな?) - 928 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:17:52.83 ID:lL0CdaS5O
-
裏「男さん、こんちわっス!今日もでっかいっスねw」
男「うおっ!どこ触ってんだよ!?」
裏「照れることないっスよ!私と男さんの仲なんスからwそりゃww」
男「あ…ら、らめぇぇ!!大きくなっちゃう、イっちゃうぅぅう…」
男「(こうなったら…)おらっ!!」
裏「うわっ!!」
男、裏を押し倒す
男「お前がその気なら俺だって…」
裏「き、きゃぁぁあっ!!!」
ゴスッ
男「あべしっ!!」
裏「そんな…男さん、ま、まだ早いっスよ…////」
タッタッタッタッ…
男「おい、待てって!…一体なんだったんだ?」
裏「い、…いいっスか、女さん?セクハラ純情の基本はこここうっスよ…////」
女「はい、よくわかりました」
裏「(ちょっといい思いできたっス…///)」 - 930 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:25:25.23 ID:RRls3Gja0
-
- 932 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:43:53.70 ID:9gYTimVvO
-
新ジャンルが撮影だったっつー設定がおもすれーwww
- 935 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:56:15.98 ID:Q8LTHLnFQ
-
裏「今日はいい天気だし洗濯日和っすね。このシーツもふわふわに乾いてるっす」
裏「こう、お日様がぽかぽかで心地よい風の昼下がりは…たまんない…っすね……」
裏「あぁ…いつも眠そうさんの撮影終わったら…スタジオ、掃除…しなく…ちゃ…」
男「おつかれーしたー!ふぃー汗かいた。裏方ー、外にいんのかー?悪いけどこれも一緒に洗濯し…」
眠そう「あっ、駄目。後にして。」
男「え?なんで?」
眠そう「…シィー…ッ。」
裏「…Zzz…」
男「あー…。」
眠そう「…裏方ちゃんのこの洗いざらしシーツ…やばいね……うとうと」
男「なんというα波…これは間違いなくレム睡眠の誘惑…」
裏「…っは!しまったっす!ついついお昼寝してしまったっす…ん?」
裏「なんでお二人さんもココで寝てるっすか?…まさか…撮影!?まっまま、まずいっす!!私も入っちゃ台なしっす!!」 - 937 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 14:58:49.29 ID:WOpiMLaa0
-
>>932
と言うことは男友に家庭があってもおかしくないわけだな。
男友「うぃーす、撮影お疲れ!」
男「おー、男友も今あがり?」
男友「ああ、今日は珍しく別撮りがあってこんな時間になっちまったよ」
男「家には連絡済みか」
男友「当たり前だろ、愛しい妻への連絡を忘れるわけねえだろうガッ!w」
男「美人の奥さんがいて羨ましいよ、物語の中では十中八九報われない役回りなのにw」
男友「人間どこかでバランスがとられてるもんさ、お前もそろそろ身固めろよー」
男「そんな簡単に見つかれば苦労はしないよw」
男友「近くに良い娘がいるじゃないか、俺の見たトコロ脈ありだぜ(チラッ)」
裏「今からタクシーチケット配布するっすよー!」
男「(ギクッ!!)一体誰のこと言ってんだよ…w」
男友「さあなw おっともう帰らないと、裏方ーチケットおくれー!」タタタ…
裏「はいはーい!」
男「…あいつの『男友』役は天職なのかもしれんな」 - 938 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 15:01:03.82 ID:OhU+K/g80
-
- 939 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:07:42.34 ID:hHbKKq5aO
-
じゃ次は
新ジャンル【男友の嫁】だな。
「ウチのカミさん」「故郷の姉ちゃん」ばりに当人は登場しない真なる新ジャn(ry - 942 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:15:11.51 ID:Xb4opryhO
-
学園にでもぶちこんどけ
- 943 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:17:01.55 ID:6Bf7xLTT0
-
新ジャンル「裏方雑用」の撮影やればハッピーエンドになるんじゃね?
- 944 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:19:04.43 ID:Q8LTHLnFQ
-
- 945 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:21:27.35 ID:g0c98eBjO
-
- 946 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:22:54.44 ID:4ualhlGT0
-
- 947 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:26:01.17 ID:WOpiMLaa0
-
真・裏「裏方さん出番ですー!」
裏「了解っすー」パタパタ…
真・裏「はぁ…私も裏方さんみたいにサクセスしたいよ」
真・ディレクター「真・裏方よ」
真・裏「は、はい?」
真・ディレクター「実は今お前にスポットライトがあたっててな、本当の裏側では無くなってしまったんだ」
真・裏「と言うことは…さ、更に裏方の方が!?」
真・ディレクター「ああ、紹介したいが出してしまうと余計にややこしくなるんでな…」
いやまあ多分大量にいるスタッフの中の一人を抽出しているってことなんだろうけど
ちょっと書きたくなった。 - 948 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 15:29:16.66 ID:Sned8VyYO
-
- 952 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/06/21(木) 15:48:23.48 ID:Fv5MZ+Wu0
-
はじめは初々しくてたいしたことは出来なかった
新人裏方「裏方さんに憧れてきました、よろしくお願いします」
先輩裏方「えっ新人っすか聞いてないっすよ」
無我夢中で頑張って
新人裏方「な、なんなんですかあの人は人間じゃないっすよ」
先輩裏方「大丈夫っす慣れるっす」
気がつくとなんとかこなせるようになり
裏方「お疲れっす」
先輩裏方「もう一人でも大丈夫みたいっすね」
仕事を一生懸命頑張り色々悩んだりもしたけど
裏方「自分は仕事が好きっす」
裏方「自分にはフラグなんて立たないっす」
裏方「自分だって本当は・・・」
最後に光があたった
新人裏方「出番でーすお願いしまーす」
元裏方「了解っす頑張るっすよ」
日陰から日向へ、裏方から表舞台へ
直向に真直ぐに自分の仕事をこなしていた彼女についに光は降り注いだ。
そして新たな始まり
新人裏方「いつかはきっと・・・なんでもないっす」
to be continued - 954 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:49:08.92 ID:vSvPck5g0
-
http://pict.or.tp/img/7834.jpg
- 955 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/06/21(木) 15:56:17.26 ID:gt76Xa1wO
-
普通に感動しちまったじゃないか!!
PREV : 新ジャンル「裏方雑用」01_vol06
NEXT : 新ジャンル「裏方雑用」01_vol08