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新ジャンル「底飛車お嬢」01_vol01
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新ジャンル「底飛車お嬢」
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- 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:19:03.75 ID:wWk5wPmr0
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男 「うー! ま、まさか寝坊してしまうとは!」
嬢 「おーっほっほっほ。男っ、お寝坊さんですか?」
男 「ひいっ! な、何でオレの通学路にお前が居るんだよ!」
嬢 「ふふ、朝も早くから走るなんて健康的でよろしいですこと」
男 「わ、悪かったな」
嬢 「私のような下賎なものはこのゴキブリの様な車でなくては通学出来ないものですから」
男 「はい? いやそれロールス……」
嬢 「おーっほっほっほ。それでは、失礼いたしますわ」
男 「あ、ああ」
嬢 「さあ爺や、裏道を通って行きなさい、周りに迷惑がかかるわ」
男 (ひ、皮肉じゃなく本気だったんだ) - 3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:23:27.85 ID:wWk5wPmr0
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男 「さて、お昼にするかな」
嬢 「あら、男も教室でお昼ですか?」
男 「ああ、オレは毎日弁当持ってきてるからな」
嬢 「おーっほっほっほ。本当に健康に気を使って美味しそうなお弁当ですこと!」
男 「あ、ありがとう……」
嬢 「さて、私はこのインチキシェフの作ったランチを頂きますわ」
男 「な、何か凄い煌びやかなランチだなぁ。てかインチキ言うな」
嬢 「おーっほっほっほ、私の様な下賎な女にはこれがお似合いですわ」
男 「天然だよな!? そうだよな!?」
嬢 「さて、爺や。何かお飲み物を買ってきますわ、何がよろしいですの?」
男 「待て、物凄い爺や困ってるぞ」 - 4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:24:56.54 ID:TnkcG/lYO
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これは…あり、か?
- 5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:24:58.47 ID:wWk5wPmr0
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男 「はぁ……まあいいや、とりあえず食うか」
嬢 「お、男っ。よよよよよよ宜しければ一緒に……」
男 「ん? 一緒に食うか? でもその言い方はやっぱお嬢様キャラだな」
嬢 「食べてあげなくてもよろしくてよ!」
男 「はいはい、一緒に食おう……ん?」
嬢 「わ、私の様な下賎なモノと一緒に食べると悪い噂が立ってしかたありませんもの!」
男 「ん? んぅー?」
嬢 「そそそそそそれでは失礼いたしますわ!」
男 「ちょっと待て、色々何かがむちゃくちゃだ」
- 7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:25:58.02 ID:AaGAQEVW0
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これは良い新ジャンルですね。
- 8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:26:34.28 ID:wWk5wPmr0
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嬢 「わ、私と一緒にお昼ですって!?」
男 「いや普通はさぁ……ま、いいか」
嬢 「ぷ」
男 「ぷ?」
嬢 「ぷじゃけないで欲しいですわね! ど、どうして貴方のような素敵な男性が」
男 「ちょ! 待て、素敵なって何だ」
嬢 「私のような下賎で汚らしいクズと一緒にお昼だなんて……破廉恥ですわ!」
男 「もういいから! さっさと座れ!」
嬢 「……本当に綺麗な床ですこと、私には似合わないわ……ブツブツ」
男 「待て、教室の床に座るな」 - 10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:26:55.38 ID:98ZwlnKU0
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嬢の優しさに全俺が泣いた
- 11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:27:45.65 ID:wWk5wPmr0
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男 「よし! とりあえず机に座った!」
嬢 「ほほほほ本当に煌びやかな椅子ですこと! 腰を痛めそうですわ!」
男 「よし! お箸を持て! そしてオレに向かって!」
嬢 「しししし失礼ですわ! 私のような犬畜生がおはははは」
男 「お前は今までどうやってメシ食ってきたんだ」
嬢 「爺や、お飲み物を」
男 「何でお前がパシりになる! ほら、向かい合って! 頂きます!」
嬢 「いたたたたただかせてもららら」
男 「そんな色とりどりのイタリアン目の前にして何を」
嬢 「男っ、お飲み物も用意しないなんてホント気が利かないですわね!」
男 「だからっ! オレの飲み物を買いに行こうとするなっ!」 - 12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:28:34.65 ID:XRqc/VLXO
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これはいいなw
- 13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:28:41.96 ID:LDpj26/d0
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これは期待できる!
- 14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:28:53.23 ID:CRglBeZF0
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悲しくなるwwwwwwwwwww
- 15 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 21:29:18.24 ID:7iDFCJoOO
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それ散るネタかよwww
- 16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:29:50.92 ID:wWk5wPmr0
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男 「はぁ……お昼休みなのに疲れた」
嬢 「……」
男 「んー」
嬢 「……」
男 「真面目だなぁ」
嬢 ちんまり
男 「何でちっちゃくなってるんだろう……」
先生「それじゃ何か質問はあるか?」
嬢 「はい!」 ばっ
先生「……」
男 「お嬢、手は上に挙げろ」
嬢 「おーっほっほっほ。私の様な下賎」
男 「早く質問しろ!」 - 17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:29:56.20 ID:98ZwlnKU0
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×-ぺけ-でこんなネタあったなwwwwwwwwww
- 18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:29:56.55 ID:XRqc/VLXO
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嬢wwww
- 19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:30:39.18 ID:1UyLdwjl0
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あー、アリかもしれない
- 20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:32:25.66 ID:kwypkM4P0
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いや、なんか可愛いすぎるぞ
絵にしてぇぇっ!
明日の夕方までこのスレがあれば…… - 21 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:32:36.84 ID:LDpj26/d0
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お嬢には暗い過去があるわけですね
- 23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:33:52.28 ID:wWk5wPmr0
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男 「はぁ……菜園の面倒みるの面倒くさいなぁ」
嬢 「あら、男何をなさっているのかしら?」
男 「ん? お嬢か。いや俺委員会のアレでな」
嬢 「そうですか、まったく凄い菜園ですのね……」
男 「はは、お前には逆に薔薇とか似合いそうだけどな」
嬢 「ホントいい匂い、ふふ」
男 「お? そういや薔薇も咲いてたな……お嬢! こいつ少し包むか?」
嬢 「え? まぁ……」
男 「この薔薇はお茶にしてもお風呂に浮かべても良いシロモンで」
嬢 「なんて美しい雑草……青々として実に私にふさわ」
男 「いや、こっちなんだけど」 - 24 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:34:02.35 ID:eduzwZ+1O
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- 25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:35:30.42 ID:kwypkM4P0
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- 26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:38:20.67 ID:lcjbV7jP0
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- 27 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:38:56.26 ID:wWk5wPmr0
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男 「あー……雨だぁ」
嬢 「おーっほっほっほ。水もしたたる良い男とはこの事のようね!」
男 「いや、あのさぁ」
嬢 「それにしても強い雨ですのね、まったく」
男 「あ、あのさぁ……出来ればその車で送っ」
嬢 「送って差し上げたいのはやまやまですけど、私の子汚いゴキブリ車に乗せる訳には」
男 「いや、だからアレはロールスだってば、運転手泣いてるぞ」
嬢 「おーっほっほっほ。男に妙な噂が立っては困りますので私先に帰らせて参りますわね!」
男 「ねぇ? 聞いてる?」
嬢 「それじゃごきげんよう、運転手、目の毒なので裏道から帰りなさい」
男 「天然なんだよなぁ……皮肉じゃ無いんだよなぁ……」 - 28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:41:01.61 ID:B/WuSpFHO
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俺こういうの大好きだwww
- 31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:42:32.83 ID:1trtusmnO
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- 32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:42:33.41 ID:wWk5wPmr0
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嬢 「……」
嬢 パンパン!
メイド「お嬢様、何かお呼びでしょうか?」
嬢 「喉渇いたでしょ」
メイド「いえ」
嬢 「買ってきて差し上げますわ、何がよろしくて?」
メイド「お願いですから仕事させてください」
- 33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:43:13.85 ID:98ZwlnKU0
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嬢やさしいな嬢
- 34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:45:17.95 ID:wWk5wPmr0
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男 「すっげぇ高いビルだなぁ……つかここ何階だ?」
嬢 「おーっほっほっほ」
男 (おお! 窓辺で見下すように笑うあの姿こそ!)
嬢 「おーっほっほっほ」
男 (まさに高飛車お嬢様!!!)
嬢 「私がまるで空中に飛散するゴミのようだわ!!」
男 「いや、そこは違うだろ」
- 35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:45:27.76 ID:PQ3g4xbE0
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メイド涙目w
- 38 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:47:17.87 ID:hCJApdrzO
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- 41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:50:49.42 ID:wWk5wPmr0
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爺 「お帰りなさいませ、お嬢様」
嬢 「ただいま爺や、何かお飲み物はいらな」
爺 「結構です」
嬢 「おーっほっほっほ。まさに人の出来た私にもったいない程の爺やだわ!」
爺 「……恐縮です」
嬢 「さて、今日の予定は何かしら? 爺や」
爺 「その前にお嬢様」
嬢 「何? 何かお飲み物でも買って来ましょうか?」
爺 「飲み物から離れてください。いえお嬢様、たまには」
嬢 「何かしら?」
爺 「たまには正門から入ってください、そこはメイド用ですので」
嬢 「おーっほっほっほ。私にはあのような門は似合わなくってよ」 - 42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:52:30.53 ID:98ZwlnKU0
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こんな嬢のもとで働きたいwwwwwwwwwww
- 43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:52:33.09 ID:g2Ti9AmvO
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嬢はやたらと飲み物買ってあげたがるなw
- 44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:56:33.35 ID:wWk5wPmr0
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男 「ん? あれはお嬢か?」
嬢 「あら? この様な煌びやかなテニスコートに何か御用でも?」
男 「お前テニス部だったんだな」
嬢 「おーっほっほっほ。私がテニス部ですって? その様な似合わない事はしませんわ」
男 「いや、顔はお蝶夫人みたいなんだが……見た目は」
嬢 「私の様な低貴な人間はボール拾いしなくてはいけなくってよ」
男 「は?」
嬢 「おーっほっほっほ。それではご機嫌よう」
男 「う、運動オンチなのか、なぁっ!? な、何だあの動きは!ボールを一瞬にして」
嬢 「おーっほっほっほ!!!」
男 「拾った……ああ、周りが何か微妙な目でお嬢を見てる……」
- 46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:58:34.39 ID:XRqc/VLXO
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嬢wwwwテラヤサシスwwww
- 47 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 21:59:55.23 ID:SS0QP/zxO
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- 48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:03:26.50 ID:wWk5wPmr0
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男 「……」
嬢 「おーっほっほっほ、ご機嫌いかが? 男」
男 「あー」
嬢 「ふふ、こんな廊下で会うなんて奇遇ですわね」
男 「あー」
嬢 「おーっほっほっほ、この私に会ってしまった不幸に声も出ないようですわね!」
男 「……あのさ、お茶買ってきて……みて」
嬢 「! おーっほっほっほ! この私を使いっぱしりにするなんて実に良い度胸ですこと!」
男 「……」
嬢 だだだだだだだだ
男 「何で嬉しそうなんだろうなぁ……」 - 51 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:06:28.84 ID:rz0mguEbO
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久々に新ジャンルって感じだ
底飛車www - 52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:07:53.07 ID:CRglBeZF0
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個人的に>>32が洗練されていて好きだ
- 53 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:08:44.69 ID:7iDFCJoOO
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- 54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:09:45.07 ID:Coea00IH0
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嬢のクラス内での立場が気になる
- 55 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:09:46.51 ID:kwypkM4P0
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http://pict.or.tp/img/12878.jpg
時間がかかったのはこの汚らわしい手がまともに線を引けなかったからであって、
けして忙しかったからではございませんことよ!
- 56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:10:44.12 ID:sQZPk72C0
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(・∀・)イイヨイイヨー
- 57 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:10:54.11 ID:NJ7szaS30
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GJ!
- 58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:11:52.68 ID:wWk5wPmr0
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男 「……あ、ありがと」
嬢 「おーっほっほっほ、私の買ってきたお茶は」
男 「不味くなってる事は絶対無いからな」
嬢 「……」
男 「凹むな」
嬢 「おーっほっほっほ、私の買ってきて差し上げたお茶は、人肌に」
男 「いや、一分立ってないし、ぬるくならねーよ」
嬢 「……」
男 「だから凹むな」
嬢 「……普通のお茶ですけど。ど、どうぞ」
男 「ありがと」 - 60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:14:00.31 ID:LDpj26/d0
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悲しくなってきた
- 61 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:14:47.46 ID:7iDFCJoOO
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- 62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:14:53.08 ID:7bUZecvNO
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>>1
この新ジャンルを立てようと思った君の判断は正しかったと思うよ。
あのお嬢は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじな事なんだからね。
彼女なら、まちがいなく君を1000に導いてくれると僕は信じているよ。 - 66 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:18:24.99 ID:wWk5wPmr0
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嬢 「おーっほっほっほ。私の様な下賎な輩に、普通の机など似合いませんわ」
友 「お願い、床に座らないでよぉ」
嬢 「おーっほっほっほ。本当に友ちゃんは良い子ですこと」
友 「だ、だから床に」
嬢 「私の様な下賎な、日本人から外れた彫りの深い不細工に優しくするなんて、よくってよ」
友 「うう……皮肉じゃないのに……」
嬢 「でも友ちゃんが羨ましいですわ」
友 「へ?」
嬢 「貴方の様にスレンダーな子沢山体系はとても日本人的で実に」
友 「やっぱオメーは正座してろ」
嬢 「私の様にバタ臭い顔に奇形のような八頭身体型など正に」
友 「うう……天然だぁこいつはぁ」 - 67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:18:26.71 ID:elP6gaSXO
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おーほっほっほ!!
私のような下賤な者に楽しまれるなんて、かわいそうなスレッドですこと!!
まるで田舎の用水路の壁に張り付くジャンボタニシの卵のように粘着しますわ!! - 69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:20:07.91 ID:SS0QP/zxO
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久々良い新ジャンルではありませんか
こんな下僕と等しき私など出ても良いのでしょうか… - 70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:20:43.80 ID:tM+1Og8B0
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- 72 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:25:25.21 ID:wWk5wPmr0
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男 (きょ、今日こそお嬢に、ザ・お嬢様的な事をさせてやるっ!)
嬢 「おーっほっほっほ、流石高貴な立ち居振る舞いで、男様は何をなさって?」
男 「はぁ……えっと、そっちこそ何してんの?」
嬢 「おーっほっほっほ、廊下の隅っこで空気になっておりますわ」
男 (爺や泣いてるぞ……)
嬢 「どうなさいました? そのようなお茶を二つ抱えて」
男 「あのさ、学食のオープンテラスに行かない?」
嬢 「……」
男 「あの」
嬢 「男は酷いです!!」
男 「え?」
嬢 「そのっ……そのような黒板に雑巾を飾るような行いは止めてくださいませっ!!!!」
男 「何でっ!!?」
- 74 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:26:41.12 ID:wWk5wPmr0
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んー自分で言うのもなんだが
もうね脳が焼けそうだから、後は好きにしてぇ - 80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:36:50.07 ID:evcXhZjbO
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男「お嬢、なにやってるんだ?」
嬢「見てわからないですの?草むしりですわ!」
男「いや、なぜお前、草むしりを?」
嬢「このワタクシにできる仕事など草むしりくらいしかないのですわ!」
男「そ、そうか、がんばれ」
嬢「がんばれだなんて勿体無い言葉ワタクシに言わないでくださいまし!!」
―ズババババババ
男「は、早い!!こ、これは!!?全ての草が3センチに揃えられてるだと!!?」 - 81 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:37:02.34 ID:SS0QP/zxO
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お嬢語は分からんが…
お嬢「おーほっほっほっほっ!!」
男「いきなり笑ってどうした?」
お嬢「聞いて下さい。私の家が差押えになりました」
男「マジで」
お嬢「はい!そうなんです」
男「でも、嬉しそうだな」
お嬢「はい!最高の環境になりました!」
男「ん、あ、おめでとう」
お嬢「ありがとうございます!男さん!やったやった♪」
男「…(後でご飯で奢ってやるか…)」 - 83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:39:31.92 ID:GJ90lgpc0
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- 89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:52:14.50 ID:DlcOyZAF0
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嬢「おーほっほっ!ここですのね!欲しいものが何でもそろうという夢のようなお店とは」
男「まあ、いわゆるコンビニって奴なんだがな」
嬢「よいのかしら?私のような下賤のものがこのような高貴な店にはいっても?」
男「多分このコンビニに入った中で一番高貴な客だろうがな」
嬢「わ、私など風とともに舞い込んだ塵、いえ・・・男様の靴の裏にくっついたガム程度の客でしかございませんわ!」
男「・・・とりあえず入ろうぜ・・・店員が見てる」
嬢「ああっ、この腐った玉葱のような私が入るのを嫌がっているのですわっ!」
男「・・・お前ここでまってろ」 - 90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:52:21.57 ID:7bUZecvNO
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嬢「おーっほっほっほ、今日はメイドの誕生日だから、身銭を削って盛大にお祝いしてあげるわ」
メ「は、はぁ……」
嬢「わかっています、わかっていますとも。このような下品な私に自らの産まれた日を祝われることがどれほど嫌か」
メ「いえ、そのようなことは決して」
嬢「ですが、わかって下さいまし。私だって、大事な使用人の誕生日を心の底から祝いたかったのです」
メ「恐縮です……」
嬢「とりあえず、早いですがプレゼントですわ」
つ何でも一つ言うこと聞きます券
メ「……」
嬢「お許しになって、私に出来ることはこれぐらいしかないの。どうせなら、今使ってみたらどうかしら?」
メ「……じゃあ」
嬢「なんですの?パシり?カツアゲ?それともメイドの高貴な足を私の汚い舌で舐めればよいかしら?足の又まで」
メ「頼むから仕事させて下さい……」 - 92 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 22:54:36.70 ID:pQWrgGnS0
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吹いたw
- 93 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 22:58:52.62 ID:DlcOyZAF0
-
男「嬢、おまたせ・・・ってなにお前地べたに正座してんだよ!」
嬢「おーほっほっ!私のような下賤のものが男様に買い物に言っていただいたのにくつろいでなどいられませんわ!」
男「・・・ほれっ、買って来てやったぞ、肉まんだ。」
嬢「わぁー♪何ですの?この高貴な真っ白い宝石のようなものは?」
男「だから肉まんだよ。ってお嬢様のお前はこんな庶民の食べ物食ったことあるわけねぇか」
嬢「そっ、そんな私のようなものなど、側溝の藻のようなものしか食べた事ございませんわっ!」
男「・・・お前はタニシか・・・ほらっ、冷めるぞ、早く食え」
嬢「わ、私のようなものにこんな高貴な食べ物はもったいないですわ、わ、私はこちらのダン○ール入り肉まんの方で…」
男「時事ネタは知ってるのな」
- 95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:01:36.57 ID:rz0mguEbO
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もうね大好きwww
- 96 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:06:32.87 ID:W32o4X850
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男「ほら」
嬢「なんですの? これは」
男「あれだよ、前、飲み物を貰っただろ」
嬢「やはり私のような卑しい人間から物は貰えないから突き返すという事ですのね」
男「いや、そうじゃなくてだな」
嬢「では、これをやるからさっさと目の前から失せろ、そして二度と目の前に現れるなこのカス!と?
…仕方ありませんわよね、ごめんなさい、今までお目汚しを…」
男「違う違う違う。そうじゃなくて、ただのお礼だ」
嬢「お礼…男様のような方が、私に、お礼…」
男「ああ、そうだよ」
嬢「ああ、何と畏れ多い…この神々しいまでのミネラルウォーターで身体を洗えば私の汚らわしさも少しは癒えるのかしら…
…ダメよね、私はどうしたって卑しき人間、男様のようには…」
男「キャップを開けるんじゃないボトルを高々と持ち上げるんじゃないおもむろに頭からかぶろうとするんじゃないっ!」 - 98 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:08:01.70 ID:UQVycT3h0
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ダダダダダダダ
男「やっべぇ! 遅刻だぁぁぁぁ!」
ブロロロロ
嬢「あら、男さん。こんな時間にこんな所にいると遅刻しちゃうんじゃありません?」
男「そうなんだ! あ、そうだ、頼むから車に乗せてくれ!」
嬢「おっほっほっほ。何をおっしゃいますやら。」
男「はあ?」
嬢「貴方のような高貴な方をこのような薄汚れた車に乗せるわけにはいきませんわ。」
男「いや、その車俺の生涯収入全部つぎ込んでも買えそうにないんだが・・・」
嬢「とにかく、協力してあげたいのは山々なんですがこれも男様のためですわ」
男「確かに俺のためなんだが、ちょっとちがくないか?」
嬢「それではごきげんよう。お茶を買って教室でお待ちしておりますわ」
ブロロロロロ
男「ちくしょぉぉぉぉ! わけわかんねぇぇぇぇぇ!」
ギリギリまにあった男の机の横では嬢がペットボトルを持って正座してましたとさ - 99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:10:45.20 ID:rDNZSueP0
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>>81 から勝手にサイドストーリー
富豪「子供が夢を育てるには最高の環境が望ましい。敢えて千尋の谷へ突き落とすのも手だが、獅子は獅子だ。
真綿に包まれようとやがて牙を剥き出す」
執事「はい」
富豪「あの子を守るべき国家には最高の経済力、最高の軍事力、最高の文化水準が必要だ」
富豪「同盟国の強化は現政権の方針にも一致する。政権交代の前に計画を完遂しなければならない」
執事「はい」
富豪「それと、スイス銀行に移した私の個人資産の半分は、あの子のものだ」
執事「ご一族の反発は必至ですが…承知いたしました」
富豪「よし、私に同調するロビイストに召集をかけろ」
執事「はい、ただちに」
ズキューーン
執事「だ、旦那様……!」
富豪「…………」
執事(旦那様が財団の総力を挙げて確保を目指した最高のテロリスト……藪を突付いて蛇を出してしまったか)
執事(だがこれで御当家の未来は安泰だ。生き残るためには次の政権に迎合しなければ…) - 100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:12:33.44 ID:elP6gaSXO
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女「おーほっほっほ男さん!!!
今日も私のような下賤な者を視界に入れなければならないとは人生最大の汚点ですわね!!!」
男「おはよ女。ってなんで隠れるんだよ」
女「おーほっほっほ!!さっき言いましたでしょう?
私のようなジャンボタニシの卵が視界に入っては貴方の気分を害してしまってよ!!」
女「それに準産業廃棄物である私が貴方のような人物の横に立つなんて、タリバン×韓国をネタにするくらい不謹慎な事態ですわ!!おーほっほっほ!!」
男「会話は普通にするんだな」 - 101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:16:44.16 ID:DlcOyZAF0
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男「はぁ、すっかり夏だなぁ・・・って嬢!なにそんなとこで土下座してんだ!?」
嬢「あ、これはこれは男様。今日もこのような駅のホームのガムの汚れ以下の私に声をかけていただいて」
男「お前電車なんて使った事ねーだろ。てかこんなとこで本当に何してんだ?」
嬢「い、いえ、先ほど私がこの英国王室の至宝にも劣らない石ころ様にぶつかってしまい転んでしまったため、石ころ様に謝っていたのです」
男「・・・どこの世の中に石につまずいてこけて石に謝るお嬢様がいるんだよ・・・」 - 102 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:17:58.56 ID:LDpj26/d0
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(´;ω;`)
- 110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:25:30.43 ID:uk/uXWBPO
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男「席替えで一番前の席になっちゃったよ・・・。しかも真ん中・・・」
嬢「あら、流石は男ですわね。一番前だなんて誇り高い位置、しかも真ん中だなんて。今の貴方は輝き過ぎて私には直視できませんことよ!」
男「いや、むしろ最悪なんだが。そういやお嬢はどこなんだ?」
嬢「おーほっほっほ!一番後、しかも壁際の席ですわ!誰にも醜悪な私の姿が映ることなく空気になれますわ!下賎な私にピッタリの席ですわ」
男「いや、最高だろ!!!むしろ特等席じゃん!」
嬢「え・・・?」
男「うらやましいなぁ」
嬢「・・・・・・(イソイソ)」
男「何してんだ、荷物なんかまとめて?」
嬢「わ、私の様な存在がこ、こ、この教室にいること、事自体ががが、分不相応だっだっだったみたいですわ」
男「とりあえず落ち着け!壊れかけのラジオみたいだぞ!!!」
嬢「そそそそそうですわ!ろ、ろう、廊下こそが私に相応しい席ですわ!」
男「待てぇぇぇぇぇ!それはらめぇぇぇぇぇ!」 - 112 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:28:27.19 ID:4Gf8Q3bk0
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とりあえず外見お蝶婦人ってのは良い
- 114 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 23:30:41.31 ID:5uVtc7PDO
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嬢「おーほっほっ!男!ようやく私にふさわしいバイトをみつけましたのよ!」
男「お前は働かなくてもオレの生涯収入の5倍くらい金持ってるだろ…」
嬢「私のような卑しい下賤な屑にお似合いの仕事ですわ!」
男「だから自分をそんなに卑下するなって…ところで仕事ってどんなのだ?」
嬢「お刺身様の上にタンポポを乗せるという仕事ですわ。まさにプラナリアのような私にぴったりな…」
男「それ以上言っちゃらめぇぇぇえ!!」
女「いいいいいよおとおと男くん…これはあの目にタンポポの綿毛が入っただけで泣いてるわけじゃ…」
男「…」
嬢「あぁ私は何てことを…今すぐ女さんの足をお舐めしますわ!いやむしろ私を踏んづけて下さいまし!!」
男「もう嫌だ…」
後悔はしていない - 117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:32:27.56 ID:+r/EUz8+0
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ここにまでたんぽぽwwwwwwwwwwwwwww
- 118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:34:33.98 ID:kquRfNyzO
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>>117 タンポポの綿毛はいろんな所に飛ぶからだろwwww
- 122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:37:47.64 ID:UQVycT3h0
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- 124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:38:45.87 ID:DlcOyZAF0
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嬢「るーるーるー♪」
男「嬢、やけに機嫌がいいな」
嬢「あら、男様、ご機嫌麗しゅう。今日も全盛期の山寺○一のような美声で声をかけて頂いて感謝の極みですわ♪」
男「まあ、褒めてもらったととっておくよ。で、なんでそんなにうれしそうなんだ?」
嬢「うふふ♪先ほど道を歩かせていただいておりましたら、見知らぬ幾重にも衣を纏った総じて言えば灰色のおじ様に、
このようなすばらしいものを頂きましたのよ♪」
男「どれどれ・・・って10円玉じゃん」
嬢「はいっ♪なんでもこのじゅうえんだまとはモロッコの奥地でしか手に入らない幻の宝だとか。それを私のダイアモンドとかいう
くず石の入ったネックレスと交換してくださいましたの♪はあ、神様はこんな私にも幸せを運んでくださいますのねっ!」
男「(・・・つまり、ホームレスのおっさんに体よく騙されたって訳か・・。そらお嬢様だもん10円なんて見たことねぇわな)」 - 126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:41:12.67 ID:afgMQ5EI0
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嬢「…こんなに雨に打たれて。こねこさん、ほら、おびえないで。
私の上着の中に入ってらっしゃい」
猫「…にゃあぁ」
男(…あれは、嬢?)
嬢「私のような世の中に必要のない空気でも、貴方の命を助けること
くらいはなんとかできるわ。…嬉しい」
男(…)
数日後
嬢「さぁ、元気になったわね。綺麗に洗われて、まぁなんて可愛らしいんでしょう」
猫「にゃ!」
嬢「でもね、こねこさん、私の家のようなカビ臭いところにいるよりも、
もっと素敵で明るいお家にもらわれていったほうが、貴方は幸せになれるの…。
貴方はそれだけの価値を持っているのよ。うちにいては、貴方の価値まで汚れてしまう。
さぁ、行きなさい。」
猫「にゃー!」 - 127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:41:38.58 ID:afgMQ5EI0
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嬢「だめよ、行きなさい」
猫「にゃー!にゃー!」
男「こら、嬢。こねこはお前のところにいたがっているぞ?」
嬢「でも私なんかが飼ったら、この子の幸せが…」
男「その子の幸せはその子が決めるんだろ。なぁ?」
猫「にゃあ」
嬢「でも…」
男「何より、お前の価値は俺が認めてる。お前は誰より綺麗な心を持ってるよ。
与党のやつらに見せてやりたい」
嬢「(…与党?)…私は汚いの。でも…ありがとう。いいのかしら…この子の幸せを
奪っていないか、本当に心配で…」
男「大丈夫。俺とこの子が保証する」
猫「にゃあ!」
嬢「…貴方が幸せになれるように私精一杯がんばるわ」
こうですか、わかりません(><)
- 128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:41:42.12 ID:1trtusmnO
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嬢「趣味は消しゴムのカスを集める事ですわ!」
男「えええ…それは…」
嬢「はっ!私、また分不相応な事を!」
男「やっと気付いたか!?」
嬢「私のような下賤な者が消しゴムのカス様と自分を重ね合わせて、挙げ句集める等と自分の方が上の様な行為をとるだなんて!!!」
男「まあ、そう言うとは思ったよ。」
- 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:44:30.63 ID:NJ7szaS30
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- 132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:48:07.76 ID:4Gf8Q3bk0
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http://imepita.jp/20070726/856490
こんな感じか?
- 133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:51:00.04 ID:sQZPk72C0
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- 135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/07/26(木) 23:51:43.98 ID:5uVtc7PDO
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- 136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:51:46.44 ID:SS0QP/zxO
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- 137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:52:35.86 ID:rDNZSueP0
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嬢「あら、男さんもパンを買われるのですか?」
男「そのつもりだったけど出遅れたみたいだ。酷い混雑だな」
嬢「私達のクラスは授業時間を延長されましたものね」
男「食堂にした方がいいんじゃないかな? 向こうも混んでるけどここよりはマシだと思う」
嬢「いいえ、今日はどうしてもここでパンを購入する必要があるのです」
男「そうか……いつもは豪華な弁当持ってきてるのに。どうしても?」
嬢「ええ。早くしないと、その……逃げられてしまいますから」
男「もしかして……よし、分かった」
嬢「?」
男「嬢の分も買ってくる」
男「ごめん、薄味ジャムしか買えなかった」
嬢「その、いただいてもよろしいのですか?」
男「代金は受け取ったから、遠慮なくどうぞ」
嬢「でも男さんのお食事が……」
男「食堂でテキトウに頼むから気にするなって。待たせてるんだろ、早く行ってやれよ」
嬢「男さん……うう……グス……」
男「え? え? 俺、戻ってくるのが遅すぎた?」
嬢「ち、違います! 私のような愚か者の身勝手で浅ましい願いを叶えていただいて、
私は何とお礼を申し上げればよいのか……」
男「またそれか。それじゃあ放課後飲み物でも買ってきてくれよ」
男(上手くいくといいけど、今まで具体的な噂はなかったからなあ……)
男(もしものときはフォローしてやりたいし、嬢が落ち込むと俺が疑われるから)
女「え、ええ! 駄犬にも劣るこの身ですが、命を賭してお届けしますわ!」
長いので続く - 138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:52:56.47 ID:4Gf8Q3bk0
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- 140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:58:35.71 ID:wWk5wPmr0
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嬢 「男への!」
男 「……」
嬢 「想いを!」
男 「……」
嬢 「今! この技に込めさせて頂きます!!」
男 「あー」
嬢 「底飛車流奥義!!!」
男 「あのー」
嬢 「 猛 虎 落 地 勢 ! ! 」
男 「それただの土下座だろうに……いや、お茶はいいからさぁ」 - 142 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/26(木) 23:59:47.20 ID:DlcOyZAF0
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>>132旨すぎワロタ。
男「そういや嬢って将来の夢とかあるのか?」
嬢「わ、私のような下賤のものが明日を夢見るなどおこがましいのですが・・・」
男「ですが?」
嬢「ですが・・・///で、できる事なら、わ、私あれになりたいのですのっ!」
ぴしっ!
男「・・・玄関・・・マット?」
嬢「そうですの!私、皆さんの高貴なお足をきれいにしてあげたいのですのっ!」
(こうっ、拳をぐっと握ってぐっと気合をこめる)
男「そ、そうか・・・がんばれよ」 - 143 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/07/27(金) 00:00:08.10 ID:Ho+Ubwf+O
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>>140それなんてらんま?
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