アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「神龍」01_vol03
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新ジャンル「神龍」
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- 317 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:44:26.14 ID:jXBT2/ht0
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お題
おっぱい!おっぱい! - 318 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:45:39.50 ID:20vpGNhG0
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おっぱい!おっぱい!
神「私に姉はおらぬ」
男「いや、でもポル」
神「姉はおらぬ」
- 319 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:47:05.23 ID:jXBT2/ht0
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- 320 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:48:37.71 ID:Ym1lyaXmO
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バイト前のお題投下
やきもち
赤面
男が風邪 - 321 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:52:04.97 ID:20vpGNhG0
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やきもち
男「いくらなんでも姉妹をないがしろにするのはよくない」
神「むぅ……」
男「なんでまたそんな頑なに」
神「……お前が靡くのは目に見えておる」
男「は?」
神「お前がポル姉に惚れるのがいやなんだ!」
男「……」
神「……グスン」
男「(あ、どうしようラブコメ的に大事なシーンぽいぞ)……えーと、とりあえずプリ」
神「この童貞オタクー!」
ダッ!
男「……選択肢ミスか……」 - 323 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 14:57:27.82 ID:20vpGNhG0
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赤面
神「ムギュムギュ……」
男「……」
神「ど、どうした? 人の顔ばかり見おって」
男「いや、こうして見るとお前の角って綺麗だなって」
神「き、きれ……!?」
男「変な言い方だけどさ、作り物じゃないっていうの? ちゃんと命が巡ってるというか」
神「へ、変なことを言うな! こ、この童貞ー!」
男「なんだよあいつ……」
ポ「それは私が説明するわね」
男「うわ!? ちょ、あなたどこか」
ポ「神龍の一族はね、角は性愛の印とされているの。それを褒められるなんて、口説かれてるのと一緒なのよ?」
男「……ていうかどちらさ」
ポ「分かった?」
男「……はい」
ポ「よろしい。ではまた来週~♪」
男「……とりあえず連れ戻すか」
- 324 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:01:24.76 ID:20vpGNhG0
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男が風邪
神「ほれ、お粥が出来たぞ」
男「ああ、ごめんな……ゴホ……」
神「全く難儀なものだな人間は。まあよい、さっさと食って治せ」
男「ああ……このお粥美味いな。ただのお粥と違うっていうか」
神「それか? 美味いのは勿論だ。なんせ私の角を使ったんだからな」
男「か、片方がななな……!?」
男「……38度8分」
神「風邪だな。ずいぶん夢見も悪そうであったし。よし、お粥でも作って」
男「勘弁してください!」
神「は?」 - 325 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 頑張れ>< 2007/09/15(土) 15:08:45.33 ID:sM6PKz3r0
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お題
・パジャマ
・夕飯
・お散歩 - 326 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:09:39.07 ID:ns9Xq5J10
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- 327 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:10:24.28 ID:20vpGNhG0
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パジャマ
神「つ、角が引っかかって……」
男「取れば良いじゃないか」
神「おお、そうだな」
ポン
男「いやいやいやいやいやいや」
神「ぬぅ~。脱げん~」 - 328 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:10:50.15 ID:6Tpg5QC8O
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神「お前の願いを以下略」
男「………美しい」
神「ど、どうした?」
男「よし、まずは婚姻届にサインしてくれ」
神「そっそんな…///いきなりだなんて」
男「愛に時間は関係ないさ、それに時間ならこれからいくらでもあるんだ。」
男「…毎日、俺をその可愛い角でつんつんしてくれないか」
神「…こんな私で、よければ」
神「男…」
男「神龍…」 - 329 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:12:50.72 ID:20vpGNhG0
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夕飯
神「ムギュムギュ……」
男「モグモグ……」
ポ「モギュモギュ……」
男「……なあ」
神「おかわり」
男「ああ、はいはい」
ポ「私もー」
男「ええ」
ポ「ごちそうさまー。ではまた来週ー」
男「……なあ、あの人って」
神「風呂先に入るぞ」
男「(疑問に思ったら負け?)」 - 330 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:12:53.21 ID:1/upcEA00
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まだ残ってる上に伸びてるとか、かなり感動したんだがこの気持ちどうしてくれる
- 331 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:15:01.91 ID:20vpGNhG0
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- 332 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:24:22.49 ID:jXBT2/ht0
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お題
ポルンガ姉さんが神龍の保護者にしか見えない
- 333 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:26:06.55 ID:20vpGNhG0
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ポルンガ姉さんが神龍の保護者にしか見えない
男「その割りに遊ぶだけ遊んで帰るのはなぜでしょう?」
ポ「ねえねえ、このエッチな絵の書いてある奴ってエロゲーって」
男「帰れ邪神!」
- 334 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:35:14.94 ID:sM6PKz3r0
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なんか俺ばっかりお題出してて悪い気がしてきた
・猫
・お寿司
・きもだめし - 335 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:37:22.21 ID:20vpGNhG0
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- 337 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:39:34.61 ID:20vpGNhG0
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お寿司
神「寿司で好きなのはトロにウニにアワビだな」
男「……もうちょっと可愛げのあるものにしろよ」
神「それぐらい笑い飛ばせ」
- 338 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:41:16.18 ID:20vpGNhG0
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きもだめし
ヒュードロドロ
神「ふ、ふん。こんな作り物、私を怖がらせるなぞ、はっ……」
男「なら少しは離しなさい」
ウガー!
ギャー!
ドカーン!
- 339 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:45:11.32 ID:sM6PKz3r0
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和むわー
- 340 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:54:00.77 ID:20vpGNhG0
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神「プリンー」
男「ご飯も食べなさい」
ポ「(すっかり保護者ね)」
- 341 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 正直すまんかった 2007/09/15(土) 15:54:52.44 ID:jXBT2/ht0
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お題
姉ゴリラ - 342 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:56:47.82 ID:20vpGNhG0
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ちょい休憩
姉ゴリラ
神「……神殺しがよもやこんな近くにいようとは……」
男「は?」 - 343 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 15:58:14.29 ID:jXBT2/ht0
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- 344 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/09/15(土) 16:03:49.64 ID:chteG2c5O
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お台
邪気眼
男のエロ同人暴露 - 345 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 16:07:47.11 ID:20vpGNhG0
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邪気眼
神「ふ、ふんっ、人間なぞ、私が少しでも力を使えば……」
男「……」
神「な、なんだ男?」
男「いや」
- 346 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 16:08:57.73 ID:20vpGNhG0
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男のエロ同人暴露
男「ポルンガさんにみさくら朗読されたときは神も何もないと思いました……」
- 349 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 16:36:34.68 ID:2HO96T2h0
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ポルンガ姉さん表記がポだから一瞬ミスターポポかと思ったよ
- 359 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:18:36.28 ID:2WAwU0ox0
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男「えっと、これでいいのかな?いでよ!しぇんろん!!」
神「はいはい!出ましたよー!!あなたの願いを何でも一つだけかなえちゃいますよ?」
男「えと願いは・・・」
神「願いは?」
男「えーっとえと」
神「・……」
3時間後
男「うーん・・・何にしようかなぁ」
神「とりあえず、照明つけますね」
さらに3時間
男「そうだなぁ・・・でもなぁ」
神「・・・・・・お腹すきません?」
男「あー空いたかも」
神「ドラゴンボールまとめて、持ってきていってください。とりあえず、決まりそうにないので
あなたのお家にお邪魔します」
男「はーい」 - 360 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:24:48.38 ID:dQWWkeS3O
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「少年の願い」
叶えられる願いは一つ
叶えたい願いは無限
……故に。
神「そろそろを願いを言え」
男「金」
神「却下」
男「女」
神「超却下」
男「…使えねぇ」
神「…!」
神「神竜チョップぅぅぅぅぅぅ!」
男「ちょwwww神の力で人を殴ら(rya)」
DEAD END
神「大丈夫だ、私的に生きかえらせるから」
男「死ぬことすら出来ないのか俺は」 - 361 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:24:55.08 ID:2WAwU0ox0
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男「おいしい」
神「よかった。デザートもありますよ?」
男「わーい」
神「あの、願いなんですが・・・・・・」
男「あ!そうだったね。なににしようかな?ねぇ?」
神「はい?」
男「みんなが幸せになりますように、ってお願いしたらどうなるのかな?」
神「幸せは、ひとそれぞれ基準が異なりますので、その願いは私の力では叶えられません」
男「そっかー」
2時間後
男「あの、世界中の子どもがいつも、お腹いっぱいでありますようにというのはどうだろ?」
神「すいません。それも私の力では叶えられません」
男「そっかー」
男「ZzzZZz」
神「…ふぅ仕方ありませんね。おやすみなさい」
翌日
神「男さんっ!朝ですよー」
男「あ、おふぁようございます」
神「顔を洗ってきてください。朝食できてますから」 - 362 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:28:24.20 ID:sM6PKz3r0
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この男かわいいなwww
- 363 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:32:08.52 ID:2WAwU0ox0
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男「ごちそうさまーおいしかったよ」
神「いえ、おそまつさまでした」
男「こんなにいろいろしてもらって悪いね。願い、考えないとね。」
神「はい。そのための私ですから」
男「みんなにさ、幸せになって欲しいんだ」
神「……なぜでしょう?あなたさえ幸せになれればいいじゃないですか?
そのためにドラゴンボールを集めたのでしょう?」
男「だって、俺だけ幸せで周りの人が不幸だったら、そんなのぜんぜん楽しくないよ
俺さ、ちっちゃい頃に、親が死んで、いろんな人に支えてもらって生きてきたから、
周りの人もみんなが幸せで、俺も幸せなんだ」
神「……あなたの願いは、私の力では叶えることはできません。ごめんなさい」
男「そっか。ザンネンだな。わかった。なにか、叶えやすそうな願い考えてみるよ」
神「・・・・・・はい」 - 364 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:39:29.13 ID:2WAwU0ox0
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――今回、私を呼び出した人は変わった人です。
自分だけの幸せはいやだと、みんなが幸せじゃないといやだとおっしゃいます。
不思議なひとです。
男「さて、会社に行かないとなー」
神「今日は、お休みの日じゃないんですか?」
男「部長に頼まれちゃって、仕事しなきゃなんだ」
――人からの頼まれごとに、ものすごく弱いし
男「おばあちゃん、こんちは。腰の具合はどう?」
婆「やぁ、男ちゃんじゃないかい。こりゃ、べっぴんさんを連れてるねぇ。腰は今日は調子がいいわえ」
男「そっかー。寒くなってきたから、ちゃんとお布団きるんだよ?」
婆「わかっとる。いまから、会社かい?熱心だねぇ。いってらっしゃい」
男「いってきまーす」
――近所のほかの人間にも大人気で
男「ありゃ?」
猫「みぃ」
男「捨て猫か・・・・・・どうしたもんかな。とりあえず、会社に持っていくかな」
――動物にも優しい
不思議な人間です。 - 365 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:49:28.28 ID:2WAwU0ox0
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男「とりあえず、猫に牛乳あげてー、それから書類を」
神「猫は私がお世話します」
男「あ、ありがと。ごめんね」
神「いいえ」
猫「ふみぃ」
男「よしっ!おわったー!!」
神「そうですか。帰りますか?」
男「うん。猫は?」
神「遊びつかれて、おやすみ中です」
男「そっか。とりあえず、そっと連れて帰ろうかな」
男「はぁ……でも困ったな。ウチじゃ猫飼えないんだよなぁ」
神「そうなんですか?」
男「うん。ペット禁止なんだ……あっ!そうだ!!」
神「どうしました?」
男「願い事っ!決まったよ。猫を飼える家にひっこs」
少女「あ、あの!!」
- 366 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 18:54:09.64 ID:2WAwU0ox0
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猫「ふみ?」
男・神「?」
少女「そ、その猫、あっちに捨ててあった猫?」
猫「にゃーにゃー」
男「たぶんそうだけど」
少「その猫!ウチの子なんです!!」
猫「にゃあ♪」
少「ごめんね、アスタルエゴ。おかーさん、飼っていいって」
男「そっか。よかったね」
猫「にゃあ」
少「ありがとーお兄さんお姉さん。アスタルエゴ!今日からウチの家族だよー」
神「・・・・・・あの良かったんですか?猫」
男「うん。きっと、あの女の子と一緒に居たほうが幸せだと思うし
・・・・・・ってゴメン!願い事だよね。あーどうしよ」
神「……別に、急ぎませんし、ゆっくりでも構いませんよ?」
男「そうか…じゃ、もうちょっと待ってて」 - 371 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:25:53.98 ID:2WAwU0ox0
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男「あのさ、ニュース見てて思ったんだけど、世界中に埋まってる地雷をなくしちゃうことってできる?」
神「できますよ」
男「じゃあ」
神「でも、これから埋められる地雷についてはどうしようもありません」
男「・・・・・・そうだよね。根本的な解決にならないか」
男「ただいまー」
神「おかえりなさい。晩御飯できてますよ。それともお風呂にしますか?」
男「お風呂にしようかなぁ」
神「では、お風呂から上がる頃にご飯が食べられるように準備しますね」
男「病気ってなくならない?」
神「……難しいです。ウィルスなどを全て消すことはできますが、風邪などもなくすとなると」
男「そっかー」
男「いってきます」
神「あっお弁当忘れてますよー」
男「あ、いけね。ありがと」
神「はい。これで全部ですね。では、いってらっしゃい」
男「いってきまーす」
――男に願いを言ってほしくない自分がいました。私は願いを叶える存在だというのに。
ここでの生活はあまりに心地よく、安らぎを得られました。
純真で少年のような、男との生活。
私は神龍としての役目を忘れ、男の願いすら否定し、この生活を維持しようとしました。
しかし、この生活は、ある日突然終わりを迎えます。 - 374 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:34:18.50 ID:2WAwU0ox0
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神「……ケンサ入院ですか?」
男「んーなんか、健康診断でね。ひっかかっちゃって。1週間ぐらいになるらしいんだ」
神「そうですか。では、お泊りの準備をしないと!」
男「あ、着替えとかだけでいいよー」
――最近の時勢に疎い私ですが、大したことではないということは理解できました。
しかし
神「えっと……どういうことでしょう」
男「つまり、親とおんなじ病気みたいなんだ。遺伝するっていうのは聞いてたけど」
神「その、どうなるんですか?」
男「もって6ヶ月っていわれちゃった」
神「……っ!」 - 375 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:42:30.32 ID:rFQudO7A0
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dkdk
- 377 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:48:31.66 ID:2WAwU0ox0
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男「やっほー」
神「寝てなくていいんですか?」
男「今日は調子がいいんだ」
――私は毎日、男の病室を訪れます。面会時間、というものがあるらしく夜になったら帰らなければなりません。
でも、私に帰る場所なんてありませんし、こっそり、男の病室の窓の下で夜を過ごします。
男と離れる、それだけは考えられませんでした。
男「願い事なんだけど、もうちょっと待ってくれないかな?」
神「……あなたの病気を治すことくらいならできますよ?」
男「うん。もうちょっと考えたいんだ」
神「わかりました。待って、ます」
――日に日に、男は弱り、やせ衰えていきます。
でも、弱音ははかず、笑顔さえ見せます。そして、6ヶ月が経ちました。
- 378 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:48:47.21 ID:2WAwU0ox0
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男「わりと、生きられるものだね」
神「……」
男「この調子であと50年くらい生きられないかなぁ」
神「あの、願い事のことです。あなたが死んでしまったら、私は願いを叶えることができなくなって困ります」
男「……そう、だよね。ごめんね。実は、願い事なんて最近、ほとんど考えてなかったんだ」
神「なぜです?」
男「言わなかったら、君がずっと一緒にいてくれると思ってたから」
神「……」
男「ごめんね。願い事考えるよ。そうだなぁ、隣のおばあちゃんのぎっくり腰…」
神「あなたは死にたいですか?」
男「そりゃ死にたくはないよ」
神「わかりました。その願い叶えます。」
男「え?ウソ?それ反則」
神「ごめんなさい。私はあなたに生きていて欲しいです。ごめんなさい。」
男「ちょっと待って」
神「では、さようなら。お元気で、いて、くださいね」
――こうして、私は男の病気を治した。彼の願いを叶えるふりをして、自分の願いを叶えた。
神龍失格だ。
……神様は、こんな私を許してはくれないかもしれない。 - 381 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:59:36.71 ID:jXBT2/ht0
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- 382 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 19:59:38.36 ID:2WAwU0ox0
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――どれくらい時間が経ったのでしょうか?私には知るすべがありません。
1年?10年?100年経っていたら、さすがに男も天寿を全うしているでしょう。
不老不死にでもしておけば良かったと思います。
まだ、男に恋焦がれている自分がいます。
てっきり、神様に消されるかと思っていましたが、わりと神様は寛大なようです。
そして、久しぶりに、私を呼ぶ声が聞こえます。
神「こんにちはー。あなたの願い、を・・・…」
男「や」
神「なんで?」
男「ごめんね。10年もかかっちゃった。前は、古道具屋で見つけたから集める必要はあんまり無かったんだけど」
神「どうして?」
男「会いたかった、ずっと。世界中探し回って。ようやく、会えた」
神「……私も、会いたかった、です。ずっとずっと」
男「願いを、言っても、いいかな?」
神「はいっ!どうぞ!何でも言ってください!」
男「俺の、家族に、なってください」
神「あなたの願いを、叶えますっ!こちらこそ、よろしくっお願いしますね」
――もしかしたら、神様は許してくれないかもしれない。世界から神龍がいなくなってしまうのだから。
でも、私は、少しの間でも男と一緒に居たい。それが、自分の存在を消すことになったとしても。
男が、私のそばで笑ってくれる。私が男のそばにいられる。
それだけで、私は十二分に幸せだから。
Fin - 383 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 20:01:24.29 ID:VS+wLZ9N0
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いい話だった。
- 384 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 20:01:59.03 ID:2WAwU0ox0
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- 385 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 20:03:51.36 ID:Y3v4/FBEO
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- 389 なんか誰も書き込まないので保守用に 2007/09/15(土) 20:24:53.75 ID:2WAwU0ox0
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「おかーさん」
「なあに?」
「おとーさんが、おかーさんにおねがいして、けっこんしたって、ゆってた」
「そうよー。そして、おかーさんが、おとーさんにおねがいして、あなたがうまれたのよー」
「そーなんだー」 - 394 落とさせはしない! 2007/09/15(土) 20:50:45.78 ID:2WAwU0ox0
-
「おとーさん」
「なんだい」
「きりんさんの、あたまの、つのって、おかーさんのとにてる」
「あはは、そうだね」
「わたしにも、はえてくるかなー」
「どうだろうね」 - 395 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 20:53:25.00 ID:NZqol3bbO
-
見た目が何故かてゅんでれで自動生産されました ごめんなさい保守
- 399 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 21:14:59.35 ID:jXBT2/ht0
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>>395
http://www.uploda.org/uporg1018772.jpg
これか
ある掲示板で見つけた大人神龍
http://www.uploda.org/uporg1018777.png
p01_399_1_uporg1018772.jpg
p01_399_2_uporg1018777.png - 401 ROMると言いつつ調子に乗って書いてます。ごめん 2007/09/15(土) 21:21:33.50 ID:E0kS+sH40
-
「ねぇ、おとーさん」
「なに?おかーさん」
「あの子に、妹が欲しいってお願いされちゃいました」
「……されちゃったかぁ」
「私としては、叶えてあげたいんですが。私のお願いでもありますし。どうでしょうか?」
「うん。君のお願いだし。……俺も、願ったり叶ったりかな?」
「ありがと、おとーさん」
- 406 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 21:41:34.14 ID:E0kS+sH40
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娘が生まれるちょっと前のこと
男「結婚……ってさ、実は戸籍とか国籍とかいるんじゃないかな?」
神「そういえば、そういう噂を聞いたことがある気がします」
男「…どうしよ」
神「まあ、何とかなりますよ」
役場にて
男「婚姻届、あっさり受理されたね」
神「そうですね。ちょっとアレなことしちゃいましたし」
男「やっぱり?」
神「はい。なにせ神龍ですから」 - 407 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 21:42:17.11 ID:7IbCwQHxO
-
ほ
- 408 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 21:45:05.17 ID:mdIkD27R0
-
っ
- 409 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 21:47:48.89 ID:rFQudO7A0
-
け
- 427 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 22:14:00.02 ID:glKhSCDD0
-
ほっけ
http://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d245843.jpg
- 428 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 22:15:07.32 ID:efwY4Sah0
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- 429 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 22:15:24.13 ID:Y3v4/FBEO
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男「なぁ、日本で呼び出されたのって俺で初めて?」
神「いえ、以前に一度」
男「あ、あったんだ」
神「たしか……とくがわいえやす、とか言う人でしたかね。内容は忘れましたけど」
男「………日本の歴史にまた1ページ」 - 432 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 22:28:42.44 ID:FjYQokor0
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- 448 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/09/15(土) 23:01:42.19 ID:o18lN83L0
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FF5かと思ってきた
- 458 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/09/15(土) 23:32:52.17 ID:9vWx2Rou0
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神龍「さぁ、願いを言え。 一つだけ叶えてやろう」
男「…」
神龍「何だ? どんな願いでも叶えてやるぞ」
男「デュクシデュクシ!!」
神龍「な、なにをする」
男「願いというのはだな、自分で努力して叶えてこそ(ry10分」
神龍「どんな願いでも叶うのだぞ?」
男「デュクシデュクシ!!」
神龍「へぷっ」
男「信念を持って努力すれば(ry1時間」 - 459 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/09/15(土) 23:35:08.63 ID:gXpyFbpsO
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