アマノジャック@新ジャンル専用

新ジャンル「ツン貧」01_vol01

最終更新:

new_jack

- view
管理者のみ編集可
新ジャンル? ツン貧
1 ほうれんそう 2007/01/06(土) 22:57:27.36 ID:ytEjs1Td0
男「お前の弁当いつもごはんだけだな」
貧「うるさい。人のお弁当勝手に見てんじゃないわよ」
男「しかもカバカバになって黄色くなってるし…」
貧「…しかたないでしょ古いやつなんだから…」
男「ほらこのエビフライ分けてやるよ」
貧「いらない!余計なお世話よ!」
男「いーからいーから。ほい。じゃ、俺はごちそーさま」
貧「ちょ…!」

貧「…エビフライ…おいしい」モグモグ

2 カリフラワー 2007/01/06(土) 23:10:07.60 ID:sdNcq/HzO
泣けた

3 はっさく 2007/01/06(土) 23:13:18.32 ID:S8Fulz/10
貧嬢様思い出した。

10 VIP皇帝 2007/01/06(土) 23:41:17.86 ID:niymu24+0
男「…………ん?今日あいつどこいった?」

~屋上~

貧「もふもふ…………もふもふ」

男「おい、どしたよ」
貧「!!」
男「何で屋上のこんなすみっこで飯食ってんだ?探したぞ」
貧「……別に。いい景色見ながら食べたかっただけよ」
男「曇り空の上にポツポツ雨降ってるし、そっからだと空も見えなんじゃないか?」
貧「雨が降ってきたから雨宿りしてんの。ほっといて」
男「いや、俺もココで飯食うから。パンだけど」
貧「………もくもく」
────貧女が男の場所をあけた。

男「今日も飯だけか?」
貧「…………そよ」
男「ふ~ん────………   ほれっ」
貧「!?」
男「どした!?ヤキソバ嫌いか?」
貧「って、あんたそれヤキソバパンでしょ!?ヤキソバ取ったら只のパンじゃん!」
男「大丈夫、コロッケパンもあるし。食っとけ食っとけ」
貧「…………むぐむぐ」
男「………」
貧「……」    ジー
男「…………        ………コロッケいるか?」
貧「いらないッ!!」

11 プル-ン 2007/01/06(土) 23:55:57.90 ID:niymu24+0
男「遠慮すんな、ホレ」
────白飯にコロッケ投下。

貧「……………もくもく」
男「………ジュゴゴゴー」
貧「……何でよ」
男「ん?」
貧「何でこんな事すんの?」
男「何でっておま、白飯だけじゃ味気ないだろ?だからホレ」
貧「ほっといてよ」
男「ん?」
貧「ご飯だけで大丈夫よ。ご飯大好きだし、昼ごはんなんてこれで十分よ」

男「────じゃあ何で教室じゃなくって、雨の屋上で食ってんだ?」
貧「…………いいじゃない別に」
男「よかないだろ別に。こんな寂しい所じゃなくって、教室で皆で食えば」
貧「ほっといてよッ!!!」
────思わず食いかけの弁当を振り上げるが、空中で必死で自制する貧女。
やがて力を抜いて弁当を下ろすと、そそくさと仕舞い始める。

男「お前、何やって」
貧「………別のところで食べる」

そう云いながら弁当箱を抱えて階段へ向かう貧女。
一人残される男。

12 にら 2007/01/06(土) 23:57:36.34 ID:F0kvF6qsO
期待

15 プリンス 2007/01/07(日) 00:04:05.35 ID:eABPbjWW0
似たようなのが既出だが期待

17 石井早生 2007/01/07(日) 00:11:48.33 ID:6h2tLj4P0
~翌日~

男「よお」
貧「!?」
男「何で弁当箱持って便所に入ろうとしてんだ?」
貧「………ほっといてよ」
男「折角の弁当なんだから、もちっとマシな所で食おうぜ」
貧「別にいいじゃ……  ……って、何、ちょっと!放してよ!!」

~屋上~

男「ほれ、今日の屋上はいい天気だろ?さー食おうぜ食おうぜ」
貧「…………」
男「ほら、弁当広げて。白飯でも旨いんだろ?」
貧「あ、ちょっとヤメテ」

バサッ

男「…………何これ、本?」
貧「……トイレで、読もうと思って」
男「お前、じゃあ飯は?」
貧「……………────お母さんが、残すんならもう作らないって」
男「……え」

見上げると、貧女頬真っ赤で半泣き。

19 にんじん 2007/01/07(日) 00:15:43.47 ID:bxIrpRbs0
男「そう言えば、何なの?その紙袋・・・」
貧「!別に何でもないわよ」
男「・・・うわっ、教科書とポッキーのケースはいってる!・・・うわ、ポッキーのケースがペンケース入れかよ(笑」
貧「触んないで!」バサッ
男「おっ・・・」
貧「紙袋、破れちゃった・・・うっ・・・ひっく・・・せっかく、お母さんに貰ったのに・・・新しいの探してこなくちゃ・・・ひっく」

男は大事そうに紙袋を抱きしめ泣き続けるツン貧を眺めることしかできなかった。

21 2007/01/07(日) 00:17:07.82 ID:/s3SSr/40
泣けてきた

26 石井早生 2007/01/07(日) 00:27:18.99 ID:6h2tLj4P0
貧「………うぅ」
しゃがんで本を拾おうとする貧女。本の裏には図書室のシール。
と、貧女の手を遮って掴み、むりやり座らせる男。

貧「うゃん!?何もうやめてよぅ!近寄らな────」
男「ほれ」
貧女の掌にナプキン包み。

貧「あんたの弁当取ってまでごはん食べたくないわよぅ!もういいから────」
男「何云ってんだ、俺のも有るぞ」
男の掌にもナプキン包み。
男「それは、お前の分」

思わず呆けた顔になる貧女。
男「俺のカーチャンに無理矢理頼んで作ってもらった。食べなきゃ俺が怒られる」
男が貧女の膝上の弁当のナプキンをほどいてやる。
貧女がフタを開けると、おかずだけ。
男「てっきり白飯持ってくるもんだと思ってたから、すまん」

男「今度は飯も入れてくるわ。多分俺手伝わされるけどw」


30 にんじん 2007/01/07(日) 00:33:16.60 ID:bxIrpRbs0
貧「・・・もくもく」
女「ねぇ」
貧「ビクッ!」ガサッ
女「ちょっと机貸してくれない?私の机使っていいからさ」
貧「・・・うん。いいよ」
女「ありがと!」
貧「・・・もくもく」
先「おーい、ツン貧はいるかぁ?」
貧「ビクッ!」ガサッ
先「居た居た、次の授業の前に課題集めてといてくれるか?」
貧「・・・わかりました」
先「よし、頼むぞ」
男「おーい、ツン貧」
貧「・・・何よ」
男「・・・お前、また黄色くなったご飯かよ。栄養失調になるぞ」
貧「うるさい。アンタには関係ない事なんだから、どっか行ってよ!」
男「お前、先生と女の前とは態度違うよな・・・俺になんか恨みでもあるの?」
貧「アンタが、私にいちいち構ってくるからでしょ!?」
男「は?俺は心配してやってるのにさ!何だよ、そんな黄色いご飯とか、食えたもんじゃないし(笑」
貧「!・・・ひっく、お母さんが炊いてくれたご飯だもん・・・お母さんが朝早く起きて炊いてくれたんだもん・・・」
男「うっ・・・」
貧「炊飯器、壊れかけでご飯黄色くなっちゃうんだもん・・・ひっく・・・仕方ないもん・・・」

37 VIP皇帝 2007/01/07(日) 00:45:56.65 ID:6h2tLj4P0
男「ほれ、とっとと食え」
貧女、箸箱いじりながら躊躇するが、お腹がぐう。
男がくすくす笑う。
男「………食っとけよ」
貧「…………うん」

青空の屋上で、男と貧女が並んで弁当。
ふと男が横を見ると、貧女が食べながらぼろぼろ涙を流している。
それでも食べる勢いが衰えない。

男「飯もいるか?」
こくり。無言でフタに白飯をもらい、ばくばく。
男「飲み物いるか?カフェオレだけど」
こくり。無言で紙パックをもらい、おもいっきり吸い込む。

遂に貧女がひくひく嗚咽を漏らし始めた。涙もおかずの上へ落としっぱなし。
男「……………うまいか?」
貧「      ……・・・……・・・────おいしい」
ばくばく食べて、右手の甲で涙を拭いて、それでも涙が止まらない。
貧「おいしいよう。すごくおいしいよう、おいしいよう」
しゃっくりして、声を上げて、涙を流して、それでもばくばく食べる貧女。
貧「おいしいよう────────…………」

男「泣くのか食べるのかどっちかにしろって。喉つまるぞ」
貧「うん、ふん、うぅ…………ふぇ────ん……………」
貧女、遂に口にモノ入れたまま青空に向かって大泣き。


その昼休み中、屋上にずっと女の泣き声が響いていたのは云うまでも無い。

38 にんじん 2007/01/07(日) 00:48:45.02 ID:bxIrpRbs0
男「なぁ、お前の小さい時の夢って何?」
貧「アンタなんかには、言わない」
男「何でだよ!ただ聞いてるだけなんだから言ってくれてもいいじゃん」
貧「どうして、アンタなんかに私の昔のことを知られなきゃならないの?・・・絶対に嫌」
男「・・・なんだよ」

男「あー、貧の昔の夢って何なんだろ」
友「俺、アイツと同じ小学校だったし、卒業アルバム見せてやろうか?確か、将来の夢書いてあったはず」
男「マジで?」

男「ふっふっふ」
貧「何よ、気持ち悪いわね」
男「お前の昔の夢ってお嫁さんだったんだな。案外、しょうもないよな(笑」
貧「!う、うるさい!なによ、勝手に私の過去調べちゃってさ!気持ち悪い!」
男「な、なんだよ!・・・どうせ、家が貧乏だから早く嫁に行って、裕福な暮らししたかっただけだろ!」
貧「!・・・ひ、ひどい・・・よ・・・」
男「あ・・・」
貧「・・・貧乏だからじゃないもん。・・・普通に、好きな人のところへお嫁さんに行きたかっただけだもん・・・」
男「・・・で、でも、お前みたいのがお嫁さんになったら、色々と節約とかしてくれて助かるだろうな!」
貧「黙れ!うるさい!死ね!」

そう言って、ツン貧は走っていった。
男は自分の馬鹿さ加減に呆れながら、彼女の後ろ姿をぼーっと眺めていた。

40 くわい 2007/01/07(日) 00:49:51.17 ID:YkEYUA2a0
普通に泣けるから困る

41 かぶ 2007/01/07(日) 00:52:29.65 ID:KTF81w8kO
貧しさは子供にはどうしようもないからな…

46 ごぼう 2007/01/07(日) 01:10:14.47 ID:bxIrpRbs0
小学生の時、夏でも冬でも履けるようにとお母さんが初めて買ってくれたズボン。
それまで服とか親戚の人から貰った物だけだったし、お母さんが買ってくれたのがただ嬉しくて・・・
そのズボンを毎日の様に履いて遊びに行ったっけ。

いつか、お外で遊んでるときにズボンを枝に引っ掛けて破ったとき・・・私すごく悲しかった。
「お母さんが折角、買ってくれたズボンなのに」って。
でも、お母さんはニッコリ笑って熊のアップリケを付けてくれた。・・・また履ける様に。

でも、その熊のアップリケが付いたズボンを学校に履いていったら、男の子に笑われた。
「ひざの所に熊がついてる!わー、だっせー」って。
なんで、私あの時何も言い返せなかったんだろう?今でも、思い出すと気持ちが沈んでくる。
そんな事、とてもお母さんには言えなかった。

次の日からは、親戚の人から貰ったよれよれのスカートとかを履いて学校とか行ってた。
馬鹿にされるのが嫌だったから・・・。
お母さんは、「どうして、あのズボン履いていかないの?」って聞かれたけど、アレは遊ぶときだけなの!
とか言って誤魔化してた。
・・・でも、お外で遊ぶときもそのズボン履かなかった。
その男の子たちに見つかったら、また何か言われるかも知れないから・・・。

アタシって・・・臆病者だったんだよね。その上、意地っ張りだったし。


男「・・・」
貧「?どうしたの?男」
男「・・・」プイッ
貧「?ねぇ、ちょっと、聞いてる?人の話!アンタが昔話聞きたいとか言ったんじゃない!ねぇ!」
男「・・・」プイッ
貧「・・・もしかして、泣いてる?」

47 みょうが 2007/01/07(日) 01:14:04.55 ID:/PkEt0RUO
>>46
(´;ω;`)ウッ

57 ごぼう 2007/01/07(日) 01:42:37.36 ID:bxIrpRbs0
男「あー、さむっ!どうして、俺が肉まん買ってこなきゃいけないんだよ・・・」
男「・・・って、あれ?貧・・・か・・・なんで、公園の椅子に座ってんだ?」

男「おい」
貧「ひっ!・・・なんだ、男か」
男「なんだは、ないだろ。所でお前何してるの?」
貧「別に・・・何もしてないわよ!はい、答えたわよ。もう帰って」
男「お前、制服のままじゃん・・・そんな格好じゃ寒いだろ」
貧「余計なお世話!」
男「お前って、友達居ないだろ?」
貧「うるさい!」
男「学校でも暗いもんなー。しかも、折角遊びに誘われても、断ってるし(笑」
貧「・・・だって!だって、お金ないから何処にも遊びに行けないんだもん!」
男「でもな、付いていくぐらいは出来るだろ(笑」
貧「・・・私、よそ行きの服ないし、それに・・・それに・・・お化粧だって・・・した事ない・・・し」
貧「私だってね、可愛い服を着て、お化粧もしたいわよ・・・」
男「・・・で、なんでこんな寒いところに居るの?」
貧「友達居ないから、私ってずっと家に居るぐらいしか出来ないでしょ?・・・でも、それだと・・・お母さんが心配するから・・・」
貧「お母さんにはね・・・心配掛けたくないんだ・・・だから、こうやって友達と遊ぶって言って・・・」
貧「って、なんでアンタにこんな話しなくちゃならないの!馬鹿っ!」
男「・・・」プイッ
貧「どうして、顔背けるのよ!ちゃんと、話聞きなさいよ!」
男「・・・寒いから・・・これ着・・・とけ。そ、れと・・・肉まん・・・」
貧「い、いらない!」
男「い゛い゛か゛ら゛ざ!」
貧「・・・って、どうしてアンタが泣くのよ・・・馬鹿・・・」

60 キャンベルアーリー sage 2007/01/07(日) 01:51:38.99 ID:c9ptlYee0
本当に泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。

63 かんしょ 2007/01/07(日) 02:00:22.24 ID:i3x2f/L8O
とりあえず貧女を幸せにしてやってくれ。
悲しくてしょうがない

66 たけのこ 2007/01/07(日) 02:29:58.06 ID:bxIrpRbs0
男「・・・あれ?貧か・・・あんな所に座って何してんだ?」
貧「ふんふんふん♪」
男「おい、貧。そんな所に座って、何か探し物か?」
貧「ビクッ!何よ、いきなり。何処か行ってよ」
男「お前、気持ち悪いな。いい歳した女が、川原で鼻歌って(笑」
貧「・・・うるさいっ!」


男「貧ってさ、何が趣味なんだろう・・・」
友「そう言えばさ、アイツ。小学生の自由研究の時、厚紙で作った箱の中にそこら辺の石を入れてきただけの持ってきてたな」
男「ふーん。それで?」
友「ただ入れてきた・・・みたいでさ、発表のときに何も話さなくてさ。皆から、手抜きだ!とか言われてた」
友「んでさ、個別にしきった石の入れ物の他に石で作った動物とかの箱もあったんだけどさ、クラスのいじめっ子が壊したんだよな・・・」
男「・・・ひどいな」
友「よく覚えてるんだ。アイツっていっつも、ツンケンしてるけど・・・あんなに怒ったのは見たことなかったし・・・」
男「・・・」

男「なー、貧。お前って、石好きなの?」
貧「な、何よ!急に、どうして石が好きってわかっ・・・ううん、そんな事言ったのよ!」
男「いや、なんとなく」
貧「・・・だって、石ってお金掛からないでしょ!前にね、お母さんが色んな形の石でね、お魚作ってくれたの」
貧「その時、石コロで、こんな凄いことが出来るのか、って思ったのよ」
男「ふーん」
貧「・・・それね、ちゃんと箱に入れてたけど・・・何処か行っちゃった。・・・まぁ、昔の話だから、仕方ないけどね」
男「・・・」
貧「って、どうせ馬鹿にするんでしょ?アンタは性根が曲がってるから」
男「・・・いや、俺も石好きだぜ。色んな形とかあるし、中には綺麗な奴とかあるし・・・だから、俺は・・・いい趣味だと思うぜ」
貧「そ、そう・・・へぇ~、アンタも石好きなんだ。ふーん」

68 キヌヒカリ 2007/01/07(日) 02:40:23.96 ID:x10Iu6KLO
貧と男の仲がだんだん良くなっているのをみて、心からうれしいのは俺だけじゃないはず。
所詮文字なのにな…笑っちまうよ…

72 食用菊 2007/01/07(日) 02:56:14.32 ID:/PkEt0RUO
男「大丈夫か?」
女「うるさいわね!何であんたに看病されなきゃいけないのよ!ゴホッゴホッ」
男「じゃあ誰が看病するんだ?」
女「看病なんていらないわよ!いいから私の部屋を出てって!ゴホッゴホッ」
男「ほらいわんこっちゃない。毛布あるか?1枚じゃ寒いだろ」
女「そんな高価な物ないわよっ!」
男「………」
女「私だって風邪ひきたくてひいてるんじゃ…ない。冬に毛布1枚…じゃ…グスッ…誰だって…ヒック…」
男「………」
女「…お母さんだって…そうやって…体調崩して…グスン…お母さん…」
男「…そか、ごめんな。変な事思い出させて…」
女「………グスンッ」
男「女ちょっと…(ヒョイヒョイ)」手招き
女「…うぅ」
男「………(ギュッ)」抱き
女「っっっ///」
男「………これで毛布はいらないなw」
女「私は看病なんて頼んでないからねっ!」
男「はいはい。顔がニヤけてますよー」
女「うっ、うるさいっ///」(男、大好きだよ♪エヘヘッ)

こんなんですか?わかりません…orz

73 ばれいしょ 2007/01/07(日) 02:59:23.76 ID:QdJDlNSVO
和んだ

77 sage 2007/01/07(日) 03:27:28.79 ID:ZL5a0PLt0
  ∧,,∧
 (;`・ω・)  。・゚・⌒)  貧にお弁当作るよ!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J


78 1/2 2007/01/07(日) 03:29:18.91 ID:bxIrpRbs0
男「ったく、また肉まん・・・人使い荒い・・・あれ・・・貧か・・・またか」
男「おいっ!」
貧「ヒッ!なっ、何よ!いきなり、脅かさないでよ!びっくりしちゃったじゃない!」
男「お前・・・また友達と遊ぶって言って、こんな時間まで・・・」
貧「うっ、うるさい!いいじゃない・・・だって、お母さんには心配掛けられないし・・・っと、これありがと!」
男「あ、俺のダウン・・・もしかして、返す為にずっとここで座ってたの?」
貧「違うから!違う!アンタの家知らないし、ここに居たらもしかして・・・って!だからね・・・」
男「ああ、分かった分かった(笑」
貧「うー・・・」
男「まぁ、お前が俺に会いたいっていうのはよく分かったから」
貧「・・・・・・」ジー
男「そんな、あわてて否定しなくてm」
貧「この前は、に、肉まんありがと」
男「素直にお礼言うなんて・・・お前、熱でもあるのか?」

79 2/2 2007/01/07(日) 03:29:56.96 ID:bxIrpRbs0
貧「ないもん!・・・とにかく、肉まんありがとうね。本当にありがとう・・・肉まん」
男「・・・・・・」
貧「・・・・・・」
男「あ、肉まん欲しいのか。ああ、そうか。ごめんごめん」
貧「べっ、別に催促したわ・・・けじゃ・・・ない・・・けど」
男「語尾が下がってるぞ。ほら、やる」
貧「・・・ありがと」
男「おう」
貧「もくもく」
男「お前って、本当に素直じゃないよな(笑」
貧「うっs」
男「お前、その格好じゃ寒いし、俺の家に来るか?残り物でいいなら、ご飯もあるし・・・お菓子もあるから」
貧「どうせ、私を家に連れ込んで変なことしようとか考えてるんでしょ!?」
男「バッ!お前みたいなちっこくて、胸もない栄養失調体型を誰が襲うかよ!」
貧「・・・むっ」
男「何もしないから・・・俺がお前の友達になってやる!友達の家に行くのは普通のことだろ?」
貧「と、友達・・・んー・・・なんか・・・むかつく」
男「なんかいった?」
貧「・・・何でもないわよ!」

80 れんこん 2007/01/07(日) 03:30:43.36 ID:bxIrpRbs0
とりあえず、ネタ切れなんで・・・最後だけは、幸せにしてみますた。

103 さんとうさい 2007/01/07(日) 04:48:01.17 ID:QwCFX2v7O
男「よう、やっぱり屋上にいたか」
女「……なによ。アタシ今スゴく機嫌が悪いの。近寄らないで」
男「おっ、すげー腹の音。腹減って不機嫌とはまるでガキだな」
女「からかいに来たの?喧嘩なら買うわよ」
男「貧乏人が何を言う。ほら、弁当作ってきたんだ。手作りです」
女「男のクセに気持ち悪いわね。ハンバーグにチーズなんて邪道よ」
男「蓋を開けてもいないのになんという嗅覚。さぁ、食べてくれ」
女「いやよ。アタシにもプライドがあるわ。同情や施しなんて…」
男「わかった、ヨダレを拭け」
女「違うわ。コレは胃液よ」
男「逆にキモい。……そうだな、これは俺の花嫁修行なんだ」
女「アンタ馬鹿なの?」
男「黙って聞け。料理下手な俺は料理を極めなきゃならない」
女「花嫁に料理は必須だものね」
男「そうだ。だから俺はたくさん料理をする。当然一人じゃ食いきれない」
女「マズイなら尚更ね」
男「その通り。だから手伝ってくれ。助けてあげているんだと優越感に浸りながら食べて下さい」
女「仕方ないわね。アンタこの煮物、味が濃すぎよ」
男「俺が言い終わる前に食うとは、おそろしい子」
女「……ねぇ」
男「なんだよ。……あ、俺の弁当まで食いましたね」
女「アンタって、男が好きだったのね…。誰の嫁になるの?」
男「オマエ、バカだったんだね…」


104 さといも 2007/01/07(日) 04:54:26.84 ID:oktUUl3IO
>>103
男セツネェ…

111 だいこん 2007/01/07(日) 05:16:38.10 ID:3utrhLxP0
男「おい、俺の傘入れよ。」
貧「…」
男「聞こえてんだろ?寒くねぇの?」
貧「…」
男「なぁお前そのままじゃ風邪ひくっt
貧「うるさいわね!何であんたなんかと一緒の傘入らなきゃいけないのよ!?」
男「ぇえ?」
貧「恩着せがましいのよ!大体…あれでしょ!馬鹿にしてるんでしょ!?
  そんなに楽しい?いつもあたしに付きまとってそうやって笑いものにして
  …ってちょっと!?」
男「おぉーやっぱ寒ぃ。」
貧「何してるのよ!?」
男「いや…どのくらい寒いモンかと思って…これやっぱ寒過ぎるんじゃね?」
貧「寒いんだったら傘差しなさいよ!」
男「いやーでも何か俺だけ傘差して帰るのもなぁ。」
貧「…!分かったわよッ…入ればいいんでしょ入れば!」
男「ああ、やっぱそうする?さすがに風邪ひくもんなぁ。」

貧「……」
男「……」
貧「……肩が冷たい…」
男「ん、ああ悪ぃ。」
貧「……」

誰か起きてる?これ違うか?

112 ほしのゆめ 2007/01/07(日) 05:19:00.73 ID:x10Iu6KLO
>>111おk

114 キヌヒカリ sage 2007/01/07(日) 05:21:30.35 ID:7xSustWI0
こんな感じかねぇ?

(1/2)
男「女ー、筆箱忘れたから鉛筆貸してくれw」
女「・・・はぁ?嫌」
男「ちょ、おま鉛筆くらいいいじゃんかよ」
女「あんたには鉛筆の芯代がもったいない」
男「ひでぇなー・・・ん?お前、全部鉛筆なんだな」
女「・・・悪い?」
男「しかも両端削った貧乏鉛筆・・・」
女「・・・悪い!?」
男「ぁ・・・ぁあ、いや悪くはないと思うよ、うん、物は大切に使うべきだしね」
女「・・・・・ふん」
男「しかし鉛筆派なんて久しぶりに見たよ。中学くらいから見なくなったんだよなぁ・・・
  大抵皆シャーペンだろ?何かのこだわり?」
女「ぁ、その私・・・そのー、筆圧高いからっ・・・ほ、細いと折れちゃうのよ・・・」
男「・・・ふーん、そんな握力強そうには見えないけどなぁ(ヒョイ)」

116 キヌヒカリ sage 2007/01/07(日) 05:21:45.80 ID:7xSustWI0
(2/2)
女「きゃっ!?ちょ・・・やめてよ!人の手勝手に触らないでくれる!?」
男「・・・!・・・ぅわ・・・お前の手、カサカサだな・・・」
女「・・・悪い?」
男「悪くはないけど・・・クリームとか塗ったほうがいいぞ?」
女「知らないわよ。どうせクリームとか塗っても水仕事で落ちちゃうだろうし」
男「この季節に水仕事かぁ・・・そりゃ荒れるわけだわ。
  ・・・ちょっと待ってな・・・・・・はい、手出せ」
女「何?・・・っきゃあッ!?」
男「ほいほいっと・・・はい、あとは自分で広げろよな」
女「な、何よこれぇ!?なんかべたべたする・・・」
男「いやだからクリーム。俺も結構荒れやすくてさー、確か水につけても大丈夫なはずだぜ」
女「ふ、ふぅん・・・」
男「お前も一応女の子なんだから、肌の手入れとかしたほうがいいと思うぜ。
  次からはちゃんと自分の買えよ」
女「ぁ・・・ありがと」
男「・・・と、いうわけで・・・クリーム代として鉛筆貸してくれ!」
女「ぇ、ちょ・・・っ」

女「ふぅ・・・夏は温くて冬は冷たいなんて・・・逆ならいいのに・・・・・・(キュッキュ)
 ・・・・・・一応、女の子・・・かぁ・・・・・・ふふ、なーんか、いつもより水があったかい気がするなぁ・・・」

118 清見 2007/01/07(日) 05:29:19.10 ID:IxTjmA2n0
男「あー…週末どっか行かね?」
貧「行かない。」
男「……」
貧「……」
男「あの…あれだよ、金のことだったら俺が…」
貧「あんたがイヤなだけ。」
男「……」
貧「……」
男「……」
貧「公園とかなら行く。」


119 ほしのゆめ 2007/01/07(日) 05:33:10.91 ID:x10Iu6KLO
>>118
デートktkr

122 清見 2007/01/07(日) 05:41:01.83 ID:IxTjmA2n0
男「喉乾いたか?」
貧「別に…」
男「やっぱどっか店行くか!」
貧「行かない。」
男「……」
貧「……」
男「なぁ、座って話してるだけで楽しいか?」
貧「楽しくないの?」
男「えっ!?あ…いや…楽しい…かも。はは。」
貧「あっそ。」
男「……」

123 清見 2007/01/07(日) 05:44:27.48 ID:IxTjmA2n0
渡辺「あれれ~私のエビフライがないよ~。」

男「ん、お前今日は弁当豪華なんじゃね?」
貧「ツン泥がくれた。」
男「誰だそれ?」
貧「知らない。エビフライうめえ。」

124 ほしのゆめ 2007/01/07(日) 05:53:12.15 ID:x10Iu6KLO
>>122-123
気まずいフラグwwツン泥ww理解するのに5秒かかったww

126 さんとうさい 2007/01/07(日) 06:17:05.21 ID:894IoTVgO
>>79の続きを書いてみた

男「ただいま~」
男母「お帰りなさ~い、アラ?一人じゃないのね」
貧「は、初めまして///」
男母「アラアラ♪男も隅に置けないわねwもしかして彼女?」
貧「いぇ、クラスメートです!!!(即答)」
男「ちょwはゃw」
男母「男が女の子を連れてきたのは初めてなのよ。男と仲良くしてあげてね♪」貧「は、はぃ///」
男「おい!貧いつまでそこにいるんだ?早く上がれ!玄関は寒いぞ・・・」
貧「わ、分かってるわよ!」

128 さんとうさい 2007/01/07(日) 06:27:54.23 ID:894IoTVgO
男の部屋に移動

男「やっぱり部屋の中は暖かいなぁw」
貧「あんたの家って大きくて立派なのね」
男「そうか?普通の一軒家だろ」
貧「そ、そうよね!こ、このくらい普通よね!!!」
男「何狼狽えてるんだ?もしかして貧て・・・」
貧「うるさいわね!何でもないわよ!」
男「いや、でも」
貧「うるさいって言ってるじゃない!私やっぱり帰る!」
男「おぃおぃ、来たばっかりじゃないかw」
貧「でも帰るって言ったらら帰る!」
男「あ~、母さんが腕によりをかけて晩飯作ってるのに・・・勿体無い上に俺が怒られるわ・・・」貧「そ、そう?」
男「そうだよ、母さんの飯は美味いのに勿体無いなぁ~」
貧「そうね、おばさまに悪いから晩飯は食べていってあげるわよ!」
男「助かるよwそれよは早く涎拭けwww」
貧「う、うるさいわね!」

初めてですがどうでしょう?

129 キャベツ 2007/01/07(日) 06:34:07.85 ID:Esd2ChlxO
問題ない
存分にやりたまえ。

134 さんとうさい 2007/01/07(日) 06:52:33.90 ID:894IoTVgO
コンコン、ガチャ
男母「男、貧ちゃん、ご飯はもう少しまってね。今日はカレーよ♪」
貧「カ、カ、カ、カ、カレー!!!」
男母「アラ、貧ちゃんはカレー嫌いだった?」
貧「い、いぇ!とんでもないです!大好きです!」
男「お~いw声が裏がえってるぞ!」
男母「大好きなの♪それはよかったわ。ご飯までこれでも摘んでて」
男母退出
男「お、母さんの手作りケーキだ」
貧「ちょっと今日家族の誕生日じゃないの?」
男「え?そんなことはないが何でだ?」
貧「え?ケーキって誕生日の時しか食べれない物じゃないの・・・?」
男「・・・・・・」(プィ)
貧「ちょっとその反応なによ!」

137 蛙インフルエンザ 2007/01/07(日) 07:18:00.96 ID:B0+p+dPB0
貧「あ…」
男「ん?どした?」
貧「…おぉ。」
男「おーヌコじゃねぇか。捨て猫みたいだな。」
貧「おぉ~。」
男「痩せてんなぁ…腹減ってんのかな?」
貧「……」
男「……」
貧「…ねぇ一生のおねg
男「ちょっとエサ買ってくるわ。」
貧「さっさと買って来て。」

140 きょうな 2007/01/07(日) 07:41:34.35 ID:894IoTVgO
食卓に移動
男母「貧ちゃん沢山あるからいっぱい食べてね♪」
貧「うわぁご飯が白いよ~」
男「ん?なんかいったか?」
貧「空耳でしょ!」
男母(貧ちゃん家は麦飯派なのかしら・・・)
男母「サラダも食べてね♪」
貧「うわぁドレッシング付きだよ~」
男「ん?なんか言ったか?」
貧「空耳でしょ!」
男母(貧ちゃんは生で食べる派なのかしら・・・)
男母「じゃあ母さんは出かけてくるわ、父さんは遅いからね。貧ちゃんを襲うんじゃないわよ!」
男「ブッーーー」
貧「汚いわね」
男「お前の涎もなwサッサと食えw」
貧「うるさいわね!言われなくても食べるわよ!」

142 きょうな 2007/01/07(日) 07:52:09.52 ID:894IoTVgO
男「白いご飯とかドレッシングとか・・・母さん変なん目で見てたぞ」
貧「黄色いご飯しか知らなくてわるかったわね・・・うっ・・・う・・・」
男「分かったから泣きながら食うな。美味しいんだろ?」
貧「うん・・・凄く美味しい・・・グス」
男「だったら笑いながら食え!母さんもその方が喜ぶぞw」
貧「グス・・・そうね・・・」

にぱー!!!(満面の笑み)

男(うっ、こいつのこんな笑顔初めてみたが・・・カ、カワイイ!)
貧「男、顔赤いわよ?」
男「いゃ、貧の笑顔が可愛くてなw」
貧「ちょ・・・何言ってるのよ!黙って食べなさいよ///」
男(今日の貧は可愛いなw)

145 ばれいしょ 2007/01/07(日) 08:19:28.44 ID:n/gy8dYhO

146 たかな 2007/01/07(日) 08:22:06.76 ID:894IoTVgO
男「はぁ~食った食った」
貧「しあわせ~♪」男「そうか、誘って良かったよw」
貧「べ、別に食べ物に釣られた訳じゃないんだからね!」
男「はぃはぃw」
貧「ホントなんだからね!暇そうな男が可哀想だから付き合って上げただけなんだから!」
男「はぃはぃw」
貧「何よ!その余裕のある返事は!男くせに~!!!」
男「今幸せなんだろ?そんなカリカリするなよ」
貧「うぅ~、なんか納得行かないわね・・・」


147 たかな 2007/01/07(日) 08:36:43.75 ID:894IoTVgO
男「そろそろ帰るか?送ってくぞ」
貧「別に送ってくれなくていいけどちょっと待って、食器片付けるから」
男「母さんがするから気にすんな」
貧「ご馳走になったし、食べた食器を自分で片付けて洗うのは当たり前でしょ!」
男「・・・・」
貧「何よ!その目は・・・」
男「(プィ)気にするな、思う存分洗ってくれ!」
男(くっ!貧め・・・毎度毎度泣かせやがって!イイ娘じゃねーか!!!)
貧「あ!」
男「どうした?」
貧「あ、あのね・・・お、お湯が出るんだけどお湯で洗っていいの?」
男「(プィ)どんどん使え・・・」
男(涙が止まらねーよ!)

148 グリ-ンボ-ル sage 2007/01/07(日) 08:55:07.30 ID:cylBob9DO
切ない(´;ω;`)

150 キャベツ 2007/01/07(日) 08:58:50.79 ID:uFQ7x9VEO
いい娘だな…

151 こまつな 2007/01/07(日) 09:06:04.54 ID:894IoTVgO
貧「片付け終了」
男「お疲れ。じゃあそろそろ行くか」
貧「別に送ってくれなくてもいいわよ」
男「真っ暗だし女の子一人帰らす訳にもいかんだろ」
貧「いいったらいいわよ!慣れてるし」
男「まぁそう言うな。それに貧を一人で帰らせたら俺が親に殺される・・・」
貧「そこまで言うな途中までお願いするわ、俺に死なれたら目覚めが悪いし」
男「ホントは一人で帰るの心細いんだろw」
貧「やっぱり氏ね!」
男「すみませmmお供させて下さい・・・」
貧「馬鹿な事言ってないで早く行くわよ。ちゃ、ちゃんとエスコートしなさいよね!」

152 キャベツ 2007/01/07(日) 09:08:12.62 ID:BHfmGNVuO
キス希望

153 こまつな 2007/01/07(日) 09:10:13.14 ID:894IoTVgO
>>151にミスを発見orz
出先の為、携帯からなんだ・・・
許してくれ

154 こまつな 2007/01/07(日) 09:20:38.78 ID:894IoTVgO
男「フー、寒いな~。親のだがこのコート使え」
貧「い、いいわよ!寒くないしそんな高そうなコート・・・」
男「その辺のバーゲンで売ってる様な安物だから気にすなw」
貧「ほ、本当に寒くないんだから!」ガクブル
男「ちょw貧震えすぎだぞ・・・風邪引かれたらシャレにならないから着てくれ」
貧「そ、そうね♪風邪引いたら大変だもんね!しょ、しょうがないから着てあげるわよ///」
パサ
貧(うゎ!暖かいよ~)
貧「あ、ありがとう・・・グス」
男「それ位で泣くなw貧は泣き虫だなw」貧「うグス、うるさいわね!だって凄く暖かいんだも!グス」
男「じゃあ行くか」
貧「ぅn・・・」

157 こまつな 2007/01/07(日) 09:45:06.42 ID:894IoTVgO
男「ところで貧の家はどの辺りだ?」
貧「もう少よ」
男「もっと具体的に」
貧「もう少しなものはもう少しなの!」男「そ、そうか・・・」
男(凄い気迫な上に目がマジだ・・・)
貧「この辺でいいわ。おばさまにお礼の言葉ちゃんと伝えておいてね!」
男「それはいいが、この辺でいいのか?家まで送るぞ」
貧「もう近くだから・・・」
貧(それに・・・あんなお家男に見せられない・・・・・・)
男「そうか、また遊びに来いよ!母さん喜ぶしwコートは今度来た時でいいからな」
貧「男に用はないけど、おばさまにならまた会いたいなw」
男「まぁいつでも来いwじゃあな、また明日ノシ」
貧「ボゾ」
男「ん、なんか言ったか?」
貧「うるさい!今日はありがとうって言っただけよ!!!」
タッタッタッタッタッ
男「まぁ貧に喜んで貰えてよかったかな。でもあいつ以外と足早いな~w」

158 こまつな 2007/01/07(日) 09:50:39.71 ID:894IoTVgO
勝手に人の続きから書かせてもらったが思いっきりストーリー物になってスマソ
取りあえずまとめてみたが初めてなので至らない点は勘弁してくれw

ネ申絵師さん来ないかな~

159 ななつぼし 2007/01/07(日) 10:10:04.95 ID:ySQZQlgL0
>>158
GJ


163 sage 2007/01/07(日) 10:48:43.85 ID:oktUUl3IO
>>158
凄く…感動的です…

166 キャベツ 2007/01/07(日) 11:07:53.43 ID:894IoTVgO
男「貧、こんな街中で何してるんだ?」
貧「きゃ!・・・男じゃない、急に声かけないでよ」
男「それより何してるんだ?」
貧「べ、別に何もしてないわよ!早くどっか行きなさいよ・・・」
男「別にって街中で座りこんで目の前にカンヅ・・・・おっとみたいテレビが合ったんだ!またな貧」
貧「う、うん」
貧(ほっ、路銀稼ぎをしてるとは気付かれてないわね)
男(この寒空の下、貧の奴路銀稼ぎとは・・・でも今時缶詰めは・・・)

169 能登ひかり 2007/01/07(日) 11:34:34.72 ID:ySQZQlgL0
バイトしろよwwwww貧wwww

172 キャベツ 2007/01/07(日) 11:55:17.67 ID:894IoTVgO
男「貧ってバイトとかしてるのか?」
貧「な、何よいきなり。男には関係ないでしょ!」
男「俺とお前の仲だろw」
貧「二人の仲は赤の他人だけどね」
男「ぅ・・・イイじゃんバイトくらい!教えてくれたら退散するからw」
貧「本当に退散してよ!」
男(ぇ?俺って嫌らわれてれのか!?)
貧「朝、新聞と牛乳を一緒に配ってるわよ」
男「ちょw器用だなw放課後は?」
貧「放課後はお母さんが友達を大切にしなさいって言って・・・・」
男「そ、そうか・・・大変だな。俺にできることがあるなら何でも言えよ!」
貧「じゃあ私の所のの新聞と牛乳をとれ!」
男「(´д`)」

173 ササニシキ 2007/01/07(日) 11:58:14.00 ID:x10Iu6KLO
凄く…素朴さが感じられます。

176 セルリー 2007/01/07(日) 12:34:29.04 ID:fCZUJTuU0
男「お~いツン」
貧「げっ!また来たわね」
男「ちょwwそう言うなw頼みがあるんだ」
貧「何よ!?」
男「そう怒鳴るなww
  いやぁ・・・オレ腹壊しちゃってさぁ・・・弁当食えねぇんだ。
  けど残すと母ちゃんに文句言われるし・・・だからツン食ってくれない?」
貧「ま、まぁそういうことなら食べてあげてもいいわよ」
男「そうか、ありがとな。でも涎は拭けwww」

貧「(モグモグ・・・モグモグ)」
男「美味いか?」
貧「・・・・(コクン)」
男「そうかwww」


友「アレ?お前さっき弁当食ってたのに何でまた弁当持ってんの?」
男「まぁちょっとなw」

178 1/? 2007/01/07(日) 12:50:52.70 ID:SKFb8iM70
貧「もしもし!!」
男「おー貧かぁ珍しいなお前から電話なんて…」
貧「すぐにウチ来て!!」
男「うをぅ!?何だよ急に!!」
貧「いいから来なさいよ!!分かった!?」
男「ちょ、分かったから。すぐ行くすぐ行く…」

男(やっべ、何だよ急にすぐ来いとか…これセクロスフラグ?
うはwちょ、ゴムどこ行ったゴム…)


180 1/? 2007/01/07(日) 12:55:17.26 ID:SKFb8iM70
>>137にご注目あれ
男「こんばんわあー…あの、夜分遅くにすみませーん。」
貧「…!!…ち…!!」
男(…?庭から貧の声がするな…)

男「…おう、来たぜ。」
貧「猫が…!」
男「ん?…あ、この前のやつ…連れて帰ったのか?」
貧「さっきからずっと…動かないし、冷たくなって…!!」
男「え…」


181 3/? 2007/01/07(日) 12:57:42.10 ID:SKFb8iM70
男「俺が埋めてやるから…」
貧「……」
男「泣くなよ…悲しいのは分かるけどさ。」
貧「私…あの子にたくさん食べさせてあげられなかったから…」
男「考え過ぎだよそりゃ…猫の胃袋なんてスゲーちっちゃいんだぜ?」
貧「……」
男「……」
貧「……」
男「…俺に相談してくれりゃよ…猫の一匹ぐらいなら…」
貧「…!!」
男「あ、いや違うんだ!そういうんじゃなくて…あー、いや、
  悪ぃ…」
貧「……」


183 4/? 2007/01/07(日) 13:01:39.92 ID:SKFb8iM70
男「…お、乙ー。」
貧「何よ、待ってたの?」
男「あれ?お前が待ってろって言ったんだろ?」
貧「…?そおだっけ?」
男「ちょw素で忘れンなよ…っておい!置いてくな!待て待て!」

貧「……ふう。」
男「こんな時間までバイトなんてきつかったろ?」
貧「別に。」
男「また何も食ってないんじゃね?何か食って帰るか?」
貧「いらない。食べたくない。」
男「嘘つけよー腹減ってるくせに。」
貧「……あの子は…もっとお腹空いてたと思う…」
男「…またその話かよ。元気出せって、お前のせいじゃないって
  言ったろ?」
貧「……」
男「おおい大丈夫かぁ?最近お前変だぜー?」
貧「……」


185 5/ 2007/01/07(日) 13:05:31.40 ID:SKFb8iM70
貧「ごめんね、何も供えてあげられなくて。」
貧「もう少しでお給料貰えるから、我慢しててね。」
貧「我慢ばっかりさせてごめんね…」
貧「あ、そうだ、お給料貰ったら、お花買ってきたげる。」
貧「何がいいかなぁ?…君はどんな花が好きだったのかな?」
貧「原っぱで育つような…どこでも見かける、ありきたりだけど
  強くて、綺麗なお花がいいかな?」
貧「きっと君もよく見てたお花が良いよね?」
貧「もう少しだから…もう少し待っててね…」


186 ほうれんそう 2007/01/07(日) 13:06:08.09 ID:bxIrpRbs0
貧「もくもく」
男「よっ!お前、屋上で弁当とかやる事だけは壮大だよな」
貧「あ・・・男。昨日はありがと・・・お母さんの分のおかずまで貰って・・・」
男「いいんだよ。って・・・あれ?この新聞で包まれたの何?・・・もしかして、おかず持ってきたのか?」
貧「え・・・あ・・・その」
男「ちょっと見せて」ガサガサ
貧「・・・」
男「・・・なんだ、このいびつなおにぎり・・・お前、ご飯がおかずって言わないよな?」
貧「・・・」
男「なんか、所々パサパサになってるし、こんな物ばっか食べてるとお前、本当に体壊すぜ?(笑」
貧「・・・ちがうもん」
男「ん?」
貧「・・・それは・・・昨日のお礼に私が作ってきたお弁当なんだもん・・・私が食べるんじゃないもん・・・ぐすっ」
男「え?なんか言った?」
貧「うるさい・・・黙れ!」
男「いきなり、不機嫌にならなくてもいいだろ!」
貧「いい・・・持って帰るから・・・勿体無いから、今日の夕食にするもん・・・」
男「?意味わかんないぜ」

187 6/? 2007/01/07(日) 13:10:05.44 ID:SKFb8iM70
男「貧は…!!貧は何処ですか!!」
医「落ち着いて…院内はお静かに。」
男「は、はい…すみません。それであの、貧は…貧は何処に!!」
医「いやだから落ち着けと(ry
  ただの過労みたいですから、点滴を打って様子をみています。
  今はお休みになってるみたいですから、お見舞いなら後日改めて…
  失礼ですが、ご家族の方で?」
男「あ、いや俺は貧の……その、友達…です。」
医「そうですか。大分無理をされていたみたいですから…
  今日のところは、お引き取りを…」
男「ああ、あの…いえ、そうですね…帰ります。…お騒がせしました。」


188 7/? 2007/01/07(日) 13:16:42.39 ID:SKFb8iM70
男「おう!元気か!?」
貧「騒々しいわね…何よ?誰も見舞いなんて頼んでないわよ。」
男「そう言うなって!リンゴ食うか?腹減ってんだろ!」
貧「いらない。」
男「うはw何だよせっかく買ってきt
貧「固形物食べたらお腹がびっくりするからって…先生に言われたの。」
男「えっ…あぁあ~そっか、はは、悪い。
  あ、じゃあさ、コレ買って来たから!」
貧「……!お花…」
男「綺麗だろ?コレ飾っとくから。花瓶どこだ?」
貧「いらない。」
男「うをーいコレもいらねぇのかよ!まさか先生に『お腹がびっくりするから
  お花は食b(ry』とか言われてんのかwww」
貧「私なんかより…あの子のお墓に…供えてあげて。」


189 8/11ぐらい…? 2007/01/07(日) 13:22:42.15 ID:SKFb8iM70
男「…まだそんなこと言ってんのかよ…。」
貧「そんなこと!?あんたに何が分かるのよ!
  あの子は私と一緒!寒空の下、貧しくて孤独な世界で一人震えて…!
  それがどんなに恐ろしいことか分からないでしょ!想像出来ないでしょ!!
  だから私はあの子を連れて帰って…
  私はあの子の苦しみを分かってあげられるから…
  なのに…なのにあの子は私のせいで
男「俺はッ!!!」
貧「……!!」
男「………!!………勝手にしろっ。」
貧「……」

貧「……うぅ」
男は花束をベッドに投げつけて去った。
貧は擦り切れるまで涙を流し続けた。


193 9/12ぐらい…? 2007/01/07(日) 13:27:56.72 ID:SKFb8iM70
店長「いやぁ…ウチとしても続けてもらいたいのは
   ヤマヤマなんだけどねぇ…
   さすがに二週間もシフト開けられちゃうと困るからねぇ。」
貧「……」
店長「それでねぇその…言いにくいんだけど…
   今月分の支給についてもねぇ…まぁ、渡せないというか…。」
貧「……そうですか……」
店長「あ、誤解しないでよ?上が言うことだからさぁ。
   何て言うか…君、家のこともあるでしょ?
   それで僕も協力はしてあげたいんだけどねぇ…。」
貧「いえ、おかまいなく…。お世話になりました…。」


194 10/13ぐらい…? 2007/01/07(日) 13:32:15.69 ID:SKFb8iM70
男「バイトどうだった?」
貧「…何?今度は待っててなんて言ってないわよ。」
男「いや…この前のこと謝ろうと思って…。
  悪かった!!スマン!!ごめんなさい!!」
貧「……」
男「この通り!!申し訳にゃい!!正直スマンかった!!
  フヒヒwサーセン!!」
貧「…った。」
男「ほえ?」
貧「バイトクビになった。」
男「ちょwwおまwwwwwバロスwwwwwww」
貧「……笑うなよ…」
男「ダメだキタコレwwwwwテラワロスwwwwww」
貧「………もういい、帰る。」
男「ちょ、ちょっと待ってwwwwイヤダメだコレwwwww~」


195 11/14 2007/01/07(日) 13:36:11.97 ID:SKFb8iM70
男「週末さぁ、どっか行かね?」
貧「行かない。」
男「……」
貧「……」
男「…あー、公園とかなら良いんだろ?」
貧「…断ったらまた暴力振るうわけ?」
男「暴力て…君…悪かったってー謝ったろ?」
貧「花畑。」
男「?」
貧「花畑とかなら行く。」
男「花畑?そんなモンこの辺に無ぇだろ。」
貧「あ、違った。原っぱが良いんだ。」
男「原っぱ?…原っぱで良いの?」
貧「違う違う。原っぱが良いの。」
男「???」


198 12/14 2007/01/07(日) 13:42:26.99 ID:SKFb8iM70
週末、貧は花を摘む。
自分の面影を濃く宿す
孤独で寂しいあの子のために。
どこでも見かける、ありきたりだけど
強くて、綺麗な花を摘む。


199 13/14 2007/01/07(日) 13:43:19.21 ID:SKFb8iM70
男「ま~た屋上か。」
貧「……モグモグ」
男「相変わらず色気のない弁当だな~。
  …俺の少し食うか?」
貧「馬鹿にしてんの?」
男「そう言うと思った…」
貧「……モグモグ」
男「……モグモグ」
貧「……ねえ。」
男「んがー?」
貧「…週末どっか行こうよ。」
男「……俺のおごりで?」
貧「うん。」
男「……おう。」

貧は久しぶりに笑って見せた。頬のこけた笑顔は
少し痛々しかったけど。きっとそのうち、また
元通りの可愛らしい笑顔に戻るだろう。
そうしていつも通りの、…ちょっと変わってるけど、
平穏で、豊かな日々が戻ってくる。


200 14/14 2007/01/07(日) 13:44:55.49 ID:SKFb8iM70
渡辺さん「あれれ~?私のアフィが無いよ~?」


貧「アフィうめえ。」
男「ちょっ!!それは食うな!!それだけは食うなあッー!!」


           こんな風に。
             おしまい


201 ねぎ 2007/01/07(日) 13:46:07.93 ID:1XOPUcxU0
お前ら…俺の涙腺攻撃して楽しいか?

…GJ!!!

202 菊水 2007/01/07(日) 13:48:04.51 ID:SKFb8iM70
読んでくれた方ありがとうございました。
ちなみに>>180の名前欄が2/?でなければ
いけないのはここだけの話なんだぜ?

205 カリフラワー 2007/01/07(日) 14:42:43.78 ID:fCZUJTuU0
男「はぁ・・・・」
貧「どうしたのよ?」
男「いや今年もバレンタイン1個も貰えなかったんだ・・・」
貧「へたに期待するからそんなに落ち込むのよ。」
男「だってよぉ」
貧「仕方ないわねぇ、はい!!」
男「貧・・これって!?」
貧「べ、別にただの義理なんだからね!!」
男「分かってるよwこんな小さいのwwwww」
貧「ち、小さいって・・・・もう知らない!!」
男「・・・・・・・・・ありがとう・・・・・・・・」
貧「えっ?」
男「・・・・ありがとう・・・・」
貧「ちょ、ちょっと、泣くほどうれしかったの!?」
男「何でもねぇよ!!」

男は知っていた。貧が最近ただでさえ少ない弁当をさらに減らしていたことに・・・・

208 ツン貧保守 2007/01/07(日) 15:09:14.94 ID:yp04cPwH0
男「なぁ。3サイズ教えてくれよ。」
女「は?馬鹿じゃないの?なんでアンタなんかに!」
男「俺の見立てだと B72 W59 H80 スルッキュボン!だろ?」
女「バストは74よ!74!・・・って何言わせんの!」
男「やっぱ貧乳だったな。」

209 こねぎ 2007/01/07(日) 15:15:46.49 ID:bxIrpRbs0
あのね・・・小学校好きな男の子が居たんだ。
私には優しくてね、よく給食のデザートとか貰ったり、図工の時間で使うガムテープとはさみ貸してもらったり。
ただ、それだけなんだけど、私好きになっちゃったんだ。
世の中には、私の事を考えてくれる人が居るんだ・・・ってね。

でもね、ある時クラスのいじめっ子グループから「お前ら、付き合ってるんだろ!チューしろよ、チュー」とか言われてからかわれたの。
やっぱりまださ、小学生だったから・・・
「こんな貧乏な女とか全然好きじゃない!」なんて言われて好きな男の子から突き飛ばされちゃった。
あれは、悲しかったなぁ・・・その後、全然口聞いてくれないし・・・。

物を貰うなんて、どうでも良かったの。その男の子が、優しくしてくれるだけで嬉しかったのに。
私、貧乏だけどね・・・高価な物を貰ったりとか、そんな事どうでもいいの。

貧「って、どうして私がこんな昔の恥ずかしいことをっ!」
男「・・・ぐすっ」
貧「だっ、だからどうしてアンタが泣くのよ!体験したのは、私なのよ!?」
男「らってぇ・・・ひっく・・・お前・・・可哀想な゛んだも゛んよ゛ぉ・・・」
貧「な、何よ!アンタに哀れまれたら、私は終わりよ!!」
男「そ゛の゛上、純粋無垢でか゛わい゛い゛じゃねぇかぁ~・・・うぐっ・・・」
貧「かっ、かわいいとか私を馬鹿にしてるの!」
男「か゛わい゛い゛~んだも゛んよぉ~、仕方な゛い゛じゃんがぁ!!」

210 かき 2007/01/07(日) 15:17:29.85 ID:SKFb8iM70
>>209お前多分天才
と俺が泣きながらカキコ

212 ブロッコリー 2007/01/07(日) 15:20:16.19 ID:fCZUJTuU0
>>209
お前には嫉妬を禁じえない

216 かき 2007/01/07(日) 15:53:29.93 ID:SKFb8iM70
貧「あ、ポケモンだ。」
男「おう、ポケモンハケーン。」
貧「そぉい!!」
男「お、おッ!!何してんだぁッ!?」
貧「モンスターボール買えねぇえええええ!!!」
男「おまwwだからって手掴みはねぇだろwww無理むりwww」

やった!やせいの 渡辺さんを つかまえた!

貧「もんなどんじゃーい!」
男「貧窮の神髄を見た気がするぜ…」


うぉおおおお質問を一切許可しないィィィィィッ!!
保守であると言うことだけを許可するゥゥッー!!

217 ツン貧保守 2007/01/07(日) 16:05:01.53 ID:yp04cPwH0
>>216 ナイス保守。

男「貧、デートしようぜ。」
貧「な、なんで私がアンタなんかとデートしなくちゃいけないのよ。
  それに・・・。お金だってかかるし・・・。(ボソ)」
男「コレを見ろ。それいけ、あんぱんまん 逆襲の、のび太の試写会のタダ券だ!見たくねぇか?」
貧「え?逆のび?・・・。あ、アンタがどうしても行きたいって言うなら一緒にいってあげても・・・。」
男「マジ?やった。約束だからな。」

貧「で、デート。・・・デートか・・・。 服とかどうすればいいかなぁ・・・。」

218 スネークがリペ降しながら保守するらしいでつ。 2007/01/07(日) 16:27:46.71 ID:SKFb8iM70
スネーク「こちらスネーク、大佐、応答願う。」
大佐  「目標地点についてのブリーフィングは済んでいるな?」
スネーク「目標地点『貧の家』を視認した。これより保守活動に入る。」
大佐  「『貧の家』の屋根に向かって降下してくれ。健闘を祈る。」

  しゅっしゅっしゅー

スネーク「大佐…マズイことになった。」
大佐  「どうしたスネーク?」
スネーク「『貧の家』の屋根なんだが、近くで見たらテラボロイ件あsdrgふじこl」
大佐  「スネーク!スネーーーーク!!!」

男「…今何かすごい音しなかったか?」
貧「たまにあるのよ、この家建て付け悪いから…」
男「ふーん。あ、白湯うめえ。」

222 ツン貧保守 2007/01/07(日) 17:22:33.01 ID:yp04cPwH0
貧「買っちゃった・・・。流石は勝負下着・・・。いつもは3つで1000円とかだもんね。いかにも勝負って感じがするよね。」
貧「明日はがんばって素直に接してみよう。」


男「おいーす。待った?」
貧「待ったわよ。待った?じゃないでしょ?あ、あやまりなさいよ。」
男「ごめん、ごめん。ほら、これプレゼント。選ぶのに時間かかっちゃってさ。」
貧「え? 別に、そんなの・・・。別にモノが欲しかったわけじゃないし・・・。その・・・。」
男「いいからいいから、初デートの記念だよ。んな高いもんじゃないし、貧が受け取ってくれたらうれしいな。」
貧「そこまでアンタがいうなら貰ってあげるけど・・・。あけていの?」
男「もちろんw気にってくれるといいけど。」
貧「・・・。ありがとう。大事にするね。」
男「じゃ、行こうか。」


書くのムズイネ。

224 orz 2007/01/07(日) 17:54:33.41 ID:1XOPUcxU0
男「ったく…こんな夜中に買い物行けだなんて…人遣い荒すぎだっつのまったく…ん?貧?」
貧「っ!!…男?どうしたのこんな時間に。」
男「お前もだよ。なんかしょうゆが切れたとか言って買いに行かされてさ。」
貧「ふーん。」
男「お前は何なんだよ?」
貧「買い物。ほら、このスーパー日曜の7時からはすごい安くて…ほら、これなんかこの量で98円…」
男「もやしじゃねーか…」
貧「安くて量も栄養もあるから…」
男「…プイッ(やべ、潤んできた…」
貧「男?」
男「お前、買い物終ったら入り口で待ってろ。」
貧「??」

男「おい、貧!!」
貧「何?まったく、寒い中待たせて…いいかげん帰ろうかとお…」
男「ほらよ、焼き芋。」
貧「…な…え…ハムッ…まったく、待たせないでよね。」
男「食いながら言う台詞かよ…」
貧「ハフッ…熱い!!…ハフッハフッ…」
男「おせーよ。じゃ、俺は帰るから。」
貧「あ…」
男「どうした?」
貧「…ありがと…。」
男「ああ。」
貧「…///…まったく、舌火傷しそうだったんだからね!!」
男「…」

225 ツン貧保守 2007/01/07(日) 17:57:31.53 ID:yp04cPwH0
>>224 なんてすばらしい 萌えなんだよ。

226 15/14(~そういえばキスしてなかった件~) 2007/01/07(日) 18:03:08.56 ID:40gFnWtA0
貧「何が良いのよ。」
男「うん?」
貧「たッ…誕生日プレゼント…何が欲しいのよ。」
男「おぉ!お前覚えててくれたのか!!」
貧「うるさい!大声出さないで!恥ずかしいから!」
男「よぉお~しえ~と…。」
貧「……」
男「……う~ん…」
貧「早く言いなさいよ…。」
男「……」

227 16/14(~そういえばキスしてなかった件~) 2007/01/07(日) 18:10:07.36 ID:40gFnWtA0
男「やっぱいいや。」
貧「は…?あ!またそうやって馬鹿にしてるんでしょ!」
男「いやいやそうじゃなくて…ほら、最近お前何か元気だし、
  前と比べてよく笑うようになったじゃん?」
貧「え…?そう…かな?」
男「そうだよ!ちょっと前なんか非道いモンだったぜ?
  そう考えたら…お前が笑ってくれることが、俺にとって
  何よりの贈り物だよ。」
貧「……」
男「これ以上望むのは贅沢だ!うん!贅沢は敵だよまったく!」
貧「……」

228 17/14(~そういえばキスしてなかった件~) 2007/01/07(日) 18:16:19.16 ID:40gFnWtA0
男「……」
貧「…ねぇ。」
男「うん?……うをっ!?」
貧「……」
男「……」
貧「……」
男「……」
貧「…こんなモノしかあげられなくてゴメ
男「うぅううわあああああーッ!!やった!!俺はやったぞォオオ!!!」
貧「だから大声出すなッ!恥ずかしいって言ってるでしょ!!」
男「JOJOーッ!!俺はキスをやったぞォオオ!!!」

230 18/14(~そういえばキスしてなかった件~) 2007/01/07(日) 18:23:51.34 ID:40gFnWtA0
馬鹿騒ぎする男の後ろで、
そっぽ向いてる貧が涙を流していたのは内緒だ。

ありがとう。
胸一杯に押し寄せる気持ちが、
瞳からこぼれ落ちていたのは内緒の話だ。

貧は思った。今なら言える。
私は孤独でもなければ、貧しくもない。
もしかしたら、私が気づいていなかっただけなのかもしれない。
本当は、ずっと前から私は、豊かで、満たされていたのかもしれない。

私と似た面影を宿すあの子にも、伝えたい。
きっと届くと良い。

私も、あなたも、決して貧しくなんかない。
私たちは、満たされていたんだよ、と。

              おしまい

231 普通温州みかん 2007/01/07(日) 18:27:58.42 ID:40gFnWtA0
読んでくださった方ありがとうございます。
スレ内に「キス希望」のリクエストを見つけたため、
一度は寝落ちしたのですが、付け加えることにしました。
嗜好に合ったなら何よりです。
ありがとん

232 おうとう 2007/01/07(日) 18:29:52.14 ID:uKW/9kOt0
よかったよ

263 2007/01/07(日) 22:21:35.68 ID:DYdwnGBq0
しまった、遅かったか!

せっかくだから投下。

http://image.blog.livedoor.jp/abura_sumashi/imgs/6/3/636ff4f5.jpg



p01_263_636ff4f5.jpg
264 マッシュル-ム 2007/01/07(日) 22:31:22.81 ID:Q0oLNeu2O
〉263
かわいい
とてもかわいい

266 えのきだけ 2007/01/07(日) 22:45:05.79 ID:y41JBOUNO
貧「?、お婆さん、どうしたんですか?こんな所に座ってたら風邪ひきますよ?」
老「……。」
貧「…?お婆さん?大丈夫ですか?」
老「……。」
貧「…家に帰ったほうが」老「…帰る家とか…私にゃないよ」
貧「え?」

男「…ん?ありゃ貧じゃないか。何やってんだ?」

老「…」
~~~
嫁『あなた…お義母さんの入院費どうしましょう…もうお金が…』
夫『……もう家を…売るしかないか…』
子『え!?ふざけんなよ!んじゃ俺ら何処に行けばいいんだよ!』
嫁『……どこか安いアパートでも見つけて…』
子『冗談じゃねぇよ!何であんな役立たずのババァに金使わなきゃなんねぇんだ!』
夫『和也!何だその言い草は!』
子『何だもクソもねぇよ!あのババァ!家のカネ全部食い潰しやがって!只でさえウチ貧乏なのに、まともな生活さえできなくなってきてんじゃねぇか!!』
夫『だからと言ってお婆ちゃんを見捨てられるのか!』
子『どうしようもねぇじゃねぇか!いつ終わるんだよ!いつになったらこんな貧しい生活が終わるってんだ!』
嫁『和也…』
~~~ 

老「…聞いてしまったんだからしょうがないだろ?…私は家族の迷惑でしかないんだよ…」
貧「……」


267 しめじ 2007/01/07(日) 22:46:45.01 ID:oktUUl3IO
>>231>>263
GJだなんて思ってないんだから…




GJ!

270 2007/01/07(日) 23:07:18.76 ID:y41JBOUNO
>>266の続き 

老「自分の家族から見捨てられることよりも、自分の家族が辛そうにしている事の方が、私には辛いんだよ…」
貧「家出…してきたんですか…?ご家族、きっと心配してますよ?」
老「…誰も心配なんぞしとらんよ、…誰も…。」
貧「そんなこと…」
老「お金さえあったらねぇ…。いや、私が死ねば話が早いんだけどね…。でも自殺する勇気もないのよ…」
貧「死ぬなんて…簡単に言わないでください…。」
老「…。」
貧「私は…小学生になったばかりの時に父を亡くしました…」
老「…。」
貧「母は学も力もないのでロクに働き口もなくて…、生活保護ギリギリ、それでもパートしながら何とか私を高校まで行かせてくれて…今は私もバイトしながら生活してます…。」
老「…そんなに若いのに苦労してるんだねぇ…」

男「貧…。」

278 しめじ 2007/01/07(日) 23:50:15.81 ID:y41JBOUNO
>>270続き

貧「でも、どんなに貧乏でも、私は飢え死にせずに済んでます。」
老「?…」
貧「幸せなんです。ただ、それだけで…。ごめんなさい、何が言いたいのか分かんなくなっちゃった…私頭悪いから」
老「…こんな用済みの老いぼれも生きてるだけで意味があるのかねぇ…」
貧「あります。あなたがいたから子供も孫も存在してるんですから。用済みなんかじゃないです!それに、寿命いっぱいまで生きるのは、人間の義務です。だから…えっと…何が言いたいんだろ私…」
老「……ありがとうね。」
貧「え?」
老「…もうちょっとだけ、しぶとく生きてみるわね」
貧「あ…はい、…あのっ、ごめんなさい、支離滅裂で…」
老「ほほ…、何となく、言いたいことは分かったような気がするよ」
貧「あ…はい…」
孫「あ!!いた!!」
老「あら?」
孫「何してやがんだクソババァ!変な遺書みてーな手紙残して行きやがって!ふざけてんじゃねーよっ!帰るぞ!ったく心配させやがって!」
老「和也ちゃん…」
孫「親父もお袋も捜し回ってんだ!帰るぞほら!」
老「でも…皆に迷惑を…」
孫「勝手に死なれる方が迷惑なんだよ!…あん時はちょっとイライラしてただけだ。…入院費は、何とかなるから心配すんなよ、だから帰ろう」
老「…和也ちゃん…」
孫「ほら!風邪ひいたらどーすんだ!行くぞ!」
老「…ごめんねぇ…ごめんねぇ…」


280 蛙インフルエンザ 2007/01/07(日) 23:59:29.17 ID:f+/V0OOj0
>>278
和也ちゃん超ツンデレ

281 さといも 2007/01/08(月) 00:04:11.50 ID:TJpGDulGO
こんな感じかな
なんか違うorz
http://imepita.jp/20070108/001130

p01_281_001130.jpg
284 まつたけ 2007/01/08(月) 00:14:18.40 ID:TJpGDulGO
貼り間違えた。
こっち…
と思ったら>>282と全然違ったorz
http://imepita.jp/20070108/006780

p01_284_006780.jpg
285 そらまめ 2007/01/08(月) 00:22:15.95 ID:Eed4+Zl5O
>>278

貧「行っちゃった…。
…良かったね、心配してくれる家族がいて…。
寒くなってきたなぁ……さてと、そろそろ帰るきゃぁぁ!!?」
男「貧…」
貧「な!?い!いつからいたのよ!?」
男「肉まん、食べないか?」
貧「は!?な、何言ってんのよいきなり!バカじゃないの!?」
男「買いすぎたんだ、食うの手伝ってくれ、頼む」
貧「ちょっ…ん…た、頼まれたら断る必要もないけど…
…っそ!それより!いつからいたの!?」  
男「たった今だが何か?」貧「そ、そう…ならいいんだけど…」モグモグ…
男「…ぐすっ…」
貧「へっ?」
男「生きてるっていいなぁ…っ、食べれるって幸せだなぁ…ぐすっ…」
貧「なっ…!き、聞いてたの!!?」
男「いば来だばがりだがな゙に゙が?」ボロボロ
貧「うそつけぇーっ!!!」


286 あいちのかおり 2007/01/08(月) 00:31:25.86 ID:P+0ah/VGO
>>285う゛わ゛ぁ゛ああぁぁぁん…泣けた…



PREV :
NEXT : 新ジャンル「ツン貧」01_vol02


記事メニュー
目安箱バナー