アマノジャック@新ジャンル専用

新ジャンル「うつしゅにん」01_vol01

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新ジャンル「うつしゅにん」
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:44:35.06 ID:u6/7YDRo0
女「仕事したくない……死にたい」
男「またですか、主任」
女「何日休み取ってないと思ってんのよ」
男「今の時期は暇だから有給とったらいいじゃないすか」
女「……予定がないのよ」
男「すいません」
女「謝らないでよ」

3 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:45:20.17 ID:funAPgYd0
地味に期待

4 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:47:20.24 ID:u6/7YDRo0
女「あー、この書類全部燃やしちゃったら仕事しなくてすむのかなー」
男「冗談でもそんなこと言わないで下さい」
女「そうね、冗談だったらいいね……」
男「主任、晩飯は何がいいんすか」
女「おごり? ねぇ、おごり?」
男(部下は上司を選べないんだよなぁ…)

5 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:51:22.82 ID:u6/7YDRo0
男「あぁっ、俺の領収書がないっ!」
女「ヒューヒュヒュー」
男「……主任、口笛へたっすね」
女「悪かったわね……」
男「領収書返してください」
女「あーあ……私も接待でお姉ちゃんのいる店に行きたいなぁ」
男「ウチは接待とかないでしょ。内部監査室なんだから」
女「じゃあお前だけなんでこんな所でご飯食べてるのよ!」
男「打ち合わせですよ、決算の」
女「私だけのけものだぁ……あーあ、死にたいなぁー」
男(またおごりなのか…俺、部下なのに…)

6 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:52:30.44 ID:orhVob4G0
なんかいいぞ

7 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/22(月) 23:53:40.06 ID:uClIG8g70
これはいいwktk

8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:53:49.33 ID:u6/7YDRo0
女「社用車のキー知らない?」
男「えーと、たぶん谷口が使ってると思いますけど。ていうか、主任は車いらないでしょ」
女「こう……車をガツンガツンぶつけたら少しは気が晴れるかなと思って」
男「主任……仕事しましょうね」

9 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:56:22.09 ID:A+aCqaeoO
うつりすますの人?

10 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/22(月) 23:57:38.79 ID:MtKwVoT20
男がいい奴すぐる

11 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:00:08.09 ID:ZEQOvbEs0
男「はい、わかりました。ではそのようにいたしますので、よろしくお願いいたします。はい。失礼します」
女「だれー、女ー?」
男「いや、普通に取引先でしょうに」
女「お前ってけっこう外面いいのな」
男「一般的な社会人だと思いますけど」
女「私には冷たいくせに……あぁー私はいらない上司なんだ。部下に嫌われてるんだ。はぁ……飛び降りちゃおうかなぁ」
男「はいはい、いいからハンコ下さい。書類回さないといけないんで」
女「お前、嘘だと思ってるだろ。死にたいとか、いつものことだと思ってるだろ」
男「あぁもう、わかりましたからハンコ下さいよ……」

12 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 00:00:32.00 ID:ZEQOvbEs0
うつりすますの人

13 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:03:16.54 ID:ZEQOvbEs0
女「今日は雨……一雨ごとに寒くなるのぅ」
男「コーヒー淹れましたよー」
女「ん……お前もコーヒー淹れるの上手くなったじゃん」
男「そりゃ毎日毎日、こまかく文句付けられましたから。主任の味は覚えましたよ」
女「あぁーまた部下に嫌味を言われたぁー。もう生きていけない……」
男「めんどくさいなぁ……」

14 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:03:42.08 ID:d3xf6ypcO
>>12
やっぱりそうか
またROMらせていただく

16 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:07:00.59 ID:ZEQOvbEs0
女「お前、こないだ受付の娘達と合コンしただろ」
男「ちょ、何で知って……谷口の奴だな、くそ」
女「まぁた私はのけものですか。そうですか」
男「いや、あの、同期の奴らだけで飲んだだけですよ」
女「年増はいらないですか。そうですか。コーヒーで溺れ死んでやる」
男「あぁ、もう、口の周りがベタベタになるでしょ。ぶくぶくしないでください。あ、書類にシミが……」
女「私より書類が大事なんだ……お前がそういう奴だとは知らなかった」
男「……今度は主任も呼びますから」
女「いやぁよ、仕事でもないのに会社の奴らと顔合わせたくなんかないし」
男「どうすればいいんだぁっ!」

17 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:09:18.15 ID:oucBpyFK0
こういうの好きだ

18 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:09:33.69 ID:ZEQOvbEs0
女「ねぇ、今度の日曜日、空いてる?」
男「え、えぇ、まぁ」
女「……本当はデートでもあるんじゃないのか」
男「そんな予定ないっすよ」
女「じゃあ何して過ごすんだよ」
男「えーと、洗濯とか掃除とかですかね」
女「うわー、つまらない休日。死にたくなるね」
男「……主任は何か予定でもあるんですか?」
女「あったらこんなこと聞くと思う?」
男「無いんですね……」
女「うん……」

19 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:11:05.41 ID:bhgytExI0
そのうち、上司の肌の心配までしそうだな

20 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:12:18.14 ID:ZEQOvbEs0
女「もーやだ。仕事しない。今日はもう終わり」
男「主任、決算近いんですから……」
女「ウチの仕事は終わってるのに他が遅いからこんなになってるんじゃない。私のせいじゃないもん」
男「主任、仕事ですから……」
女「やだーやだー。私が死んでも誰かが代わりにやるんでしょ。じゃあいいじゃん。仕事しなくてもいいじゃん」
男「……続き、やりましょうよ」
女「……うん」

22 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:15:25.77 ID:ZEQOvbEs0
男「あっ、主任、ニキビできてますよ」
女「……この年になるとニキビとは言わなくなるの、知ってた?」
男(やべぇ、地雷踏んだ)
女「うーん、飛び込みの営業……いやクレーム処理……いや夜間警備……」
男「主任、自分はずっと主任の下で働きたいです!」
女「あーあ、上司は部下を選べないのよねぇ……」
男(ボーナスまで耐えろ、俺!)

23 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:17:28.97 ID:ZEQOvbEs0
女「あ、そういえばこないだ課長がさぁ……」
男「主任……主任……!」
女「開発の若い子に手を出そうとして思いっきり振られたって、聞いた?もー、おっかしー」
男「主任……っ!」
女「でさー、聞いてよもー」
男(あとで怒られるのは俺なんだろうなぁ…)

25 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:20:37.63 ID:ZEQOvbEs0
女「あー、今日はよく働いたなぁー」
男「そっすねー」
女「今月末乗り切ったから、しばらくゆっくりできるねー」
男「ですねー」
女「……お前、返事が適当だな」
男「疲れたんですよ。やっと帳尻あったし」
女「お前より疲れてる上司が目の前にいるだろうが」
男「そ、そうですよねー。主任、お疲れさまですー」
女「気持ちがこもってない……いいもん。月曜日にホームに飛び込んでやる」
男「主任はマイカー通勤でしょ」

26 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:21:28.31 ID:zO22btAI0
けっこういいかも

28 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:22:16.60 ID:GZo1rgD4O
これはいい
ただ、二人称は「お前」より「あんた」の方がいいと思う

29 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:22:57.04 ID:rm4o7fSl0
女「仕事が終わらないよぅ」
男「頑張ってください」
女「定時までに終わらないなんて嘘だぁ」
男「あと少しです。判子お願いします」
女「んー……」ぽんっ
男「ありがとうございます」
女「なぁ、そのさ……男は仕事好きか?」
男「好きですよー」
女「私は嫌いだな」
男「そうなんですか」
女「そうだ。だいたい、好き好んで仕事するやつがいるかぁ」
男「ここにいます」
女「変態がいる」
男「違いますよ」
女「もう仕事したくない。帰る」
男「仕事していれば、主任に会えますから」
女「……」
男「……」
女「……オホン」
男「……」
女「……えーと、仕事終わんないから、久しぶりに残業することにした」
男「喜んで付き合いましょう」

30 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:23:39.63 ID:ZEQOvbEs0
女「ねぇ……お前、今、見てただろ」
男「な、何も見てないっすよ」
女「あーやだやだ。セクシャルハラスメントですかぁ?今日の晩御飯ですかぁ?」
男「大体……主任がそんな格好してるから……」
女「ちょ、そこで顔を赤らめたら本気で恥ずかしくなるじゃん……やめてよ」
男「なぁんちゃってー」
女「……お前、明日までに会社印偽造しろ」
男「無茶苦茶言わないでください」

31 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 00:25:28.22 ID:ZEQOvbEs0
美人上司が、他の部下のことは君とか○○さんとか呼ぶのに、自分の事だけをお前って呼ぶことに萌えないとでも?

32 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:27:58.87 ID:oucBpyFK0
それは萌える

33 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 00:28:13.74 ID:ZEQOvbEs0
男「主任ってけっこう面食いですよね」
女「まぁ、男は見た目じゃないの? 女もだろうけどさぁ……ふん」
男「俺は、仕事のできる人は格好いいと思いますよ」
女「……お前は女心がわかってない。よし、今日は一杯付き合え」
男「主任はからみ酒なのが痛いっすよねー」
女「朝までコース決定。お前のおごり」
男「ちょ、給料日前すよ」
女「うるさいうるさい」

34 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:30:38.92 ID:ZEQOvbEs0
女「あーだるいなぁー。仕事辞めちゃおうかなー。いっそ吊っちゃおうかなー」
男「主任、そうやってクルクル回って壊した椅子、何台目ですか」
女「……必要経費なの!」

35 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:30:42.03 ID:QigqsAL00
ウチの主任もこんなひとだったら………困るよなぁ

36 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:32:52.81 ID:zO22btAI0
あいらしなぁ
なでなでしたらどうなるだろうか

37 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:33:47.63 ID:ZEQOvbEs0
女「お前、どういうことかわかってるの?」
男「すいません!」
女「すいませんじゃすまないでしょ。いつまで学生気分で仕事してんのよ」
男「申し訳ないです……」
女「私に謝っても仕方ないじゃん。ほら、早く頭下げて来なさい」
男「はいっ!」
女「あぁー、可愛いなぁ、アイツ。もっとミスしないかなぁ……あ、またこんなこと考えてる。あぁ鬱だ……」

39 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:35:58.90 ID:bFAyzpZb0
これはwktkなスレを見つけてしまった

41 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:38:20.12 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、先月の予算対比きましたけど、って寝てるんですか……?」
女「んー……?」
男「残業続きだったしなぁ……しょうがないか。少しくらい……あ、頭に糸くずが」
女「んぁー……?」
男「あっ!」
女「……お前、今、何しようとした」
男「いや、あの、い、糸くずが……」
女「うわーん、部下にセクハラされたぁー。頭をなでくりまわされたぁー」
男「ちょ、声が大きいですって! 他の部署に聞こえますって!」
女「汚されちゃったよぅ……死んでやるー!」
男「また……誤解される……ただでさえ変な噂たってるのに……死にたい」

42 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:38:32.58 ID:rm4o7fSl0
女「うつだ」
男「何でしょう」
女「呼んでない」
男「紛らわしい名字ですみません」
女「まったくだ。あー、うつだ」
男「……」
女「うぅ……無視された。しのう」
男「あぁっ、すみませんすみません」
女「部下はジョーシを選べないもんな。こんな私に人なんてついてこないよな」
男「すみません。今夜奢ります」
女「部下になぐさめられ、おごられるなんてうつのきわみだー」
男「ああ、もう本当にすみません」
女「うつだー」
男「はいっ」
女「呼んでないー。うつだー」
男「えっと」
女「すぐ返事かえさないー」
男「すいません。本当に紛らわしくてすみません」
女「……なんか元気出たから仕事する」
男「はぁ……うつだ」

43 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:38:57.86 ID:GZo1rgD4O
>>31
感性が違うみたいだな
まあ脳内変換して読むよ

44 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:40:49.59 ID:ZEQOvbEs0
女「ほら、ここ、入力ミスしてるよ。だから……ほら、これで合うでしょ」
男「あっ、ほんとだ……あぁーよかったぁー」
女「よかったぁー、じゃないでしょ。もう、同じミスを何度もするな」
男「すいません……」
女「まぁ……私も新人の頃はよくやったけどさ」
男「ですよねー」
女「調子乗んなよ」
男「すいません……」

46 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 00:43:47.36 ID:ZEQOvbEs0
酔うと、きっとあンたって言ってくれるんじゃないかな。たぶん。

女「あンたさぁ……彼女いるの?」
男「え、い、いないですよ」
女「あたしももう何年もいないのよねぇ……あンたってよく見ると可愛い顔してるわよねぇ」
男「そ、そうですかね」
女「ウチ……くる?」
男「えっ!?」
女「マジになってるのー、かわいいー、あっはっはっはー」
男「……」



俺もからまれてぇー!

48 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:47:04.25 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、ちょっと経営企画部、行って来ます」
女「りょうかい~」
男「……昼寝しちゃダメですよ」
女「部下の信用ゼロ……私ってダメ上司なんだぁー。あーもー仕事したくない。寝よう」
男「なに、人のせいにして寝ようとしてるんですか」
女「……ちっ」

50 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:49:41.81 ID:ZEQOvbEs0
女「もう秋かぁ……人肌恋しい季節だよねぇ……」
男「主任は、そうやって静かにしてると美人ですよね」
女「……お前はいつも一言多い」
男「あ、すいません」
女「人事部長にちゃんと報告するから」
男「そんなことまで!?」

52 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:52:05.56 ID:ZEQOvbEs0
女「デスクワーク飽きた」
男「まぁ、ココはデスクワークしかないですもんね。たまには営業とかもしてみたいですねー」
女「知らない人と話したくないからやだ」
男「主任……よく就職できましたよね」
女「いっとくけど、縁故採用じゃないからね」
男「マニュアル社会って怖い」

54 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:55:54.35 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、そろそろ領収書処理しとかないと知りませんよ」
女「めんどくさいー。でもお金欲しいー」
男「それは誰でもそうです」
女「お前、立て替えといて」
男「嫌ですよ。書類一枚書くだけでしょう、早くやった方がいいですよ」
女「月またぐと経理がうるさいもんなぁ……あーめんどくさい。死ね。経理、死ね。いや、もう私が死ぬ」
男「……書類作りますから、ハンコだけ押してくださいね」
女「わーい」

56 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 00:59:19.90 ID:S9Q9Ivkl0
他人に仕事をさせることのできる凡才こそが真の名将であるってのを地でいってるな

58 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:00:22.97 ID:ZEQOvbEs0
女「あー、甘いものが食べたいなー」
男「チョコ、食べます?」
女「うん……ていうか誰にもらった」
男「経理の佐藤さんに」
女「あの女……またウチの人間に手を出そうとしてるな……うぬぬぬ」
男「あ、あの、たまたまもらっただけですから」
女「男なんか皆あーゆーのがいいんでしょ。そーでしょ。いいんだいいんだ。私なんか……」
男「主任、そうやっておねだりしても無い袖は触れないですからね」
女「……お前も成長しちゃったなぁ」

59 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:03:28.03 ID:ZEQOvbEs0
男「あーお腹すいた。主任、昼はどうします?」
女「外に食べに行くのだるい……でもコンビニ弁当はやだ……お前、つくれ」
男「カップラーメンでいいんですね」
女「お前、上司とランチするのにカップ麺でいいと思ってるのか」
男「……明日からお弁当作ってきます」
女「卵焼きは甘くないと嫌だからね」

60 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:05:28.13 ID:ZEQOvbEs0
女「空が青いなぁ……このビルの谷間から書類を降らせたら楽しいだろうなぁ」
男「主任、今日はかまってあげられないですからね」
女「何だよ、つまんないなー」
男「ていうか主任もやってくださいよ、仕事」
女「お前がテキパキやればいいだろ。あーだるいなぁ……」
男(なんでこの人、主任なんだろう)

62 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:08:05.60 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、お願いしますから仕事してください」
女「……いくらくれる?」
男「いや、仕事ですから。お給料貰ってるでしょ」
女「お前がいくらくれるかって言ってんの」
男「何で俺が……」
女「じゃーやんない」
男「いい加減にして下さい!」
女「うわぁ、おこったーおこったー。怖いなー」
男「……俺も仕事すんのやーめた」
女「調子に乗るなって言ってんでしょ」
男(なんで俺が怒られてるんだろう)

64 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:11:13.73 ID:ZEQOvbEs0
女「はぁ……大体、お前は仕事が遅いんだよ、もう……」
男「一生懸命やってるでしょ」
女「あのね、お前が頑張っても頑張らなくても、結果がついてこなくちゃ意味無いの」
男「……はぁ」
女「お前、今、舌打ちしただろ。お前が言うなよって思っただろ」
男「……別に」
女「ちょっと、それ貸してごらん」
男「え……?」
女「ほら、こうして……はい、終わり」
男「ちょ、はやっ!何それ!」
女「よーりょーよ、要領」
男(理不尽すぎる…)

65 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:13:21.78 ID:ZEQOvbEs0
男「主任って……やればできるのにやらないですよね」
女「やらないといけない時にしかやらないだけだもん」
男「いや、いつもやってください」
女「会社の為に私がいるんじゃなくて、私の為に会社があるんだもんね」
男「……こういう風に生きてみたい」

67 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:16:17.58 ID:ZEQOvbEs0
女「お前、仕事好き?」
男「えぇ、まぁ一応」
女「じゃあいいじゃん。私の分まで働けばいいじゃん。私、仕事きらーい」
男「主任の分を俺がする理由にはならないですよね。ですよね、ね?」
女「働きたくなーい。息するのもだるーい。お菓子食べたーい」
男「……コンビニ行ってきます」
女「なんか甘いのがいいなー♪」

69 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:19:57.14 ID:ZEQOvbEs0
男「俺、内部監査ってもっと怖いところだと思ってました」
女「ふぅーん」
男「不正を発見して、厳正に処罰する、って感じで」
女「へぇー」
男「しかもそこの情報課だし、こうPCでスキャンしたりとか」
女「そぉー」
男「……どうして主任が主任なんですか」
女「さぁ?」
男「……」

70 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:21:58.93 ID:75wCaYqz0
途中からうつしゅにんじゃなくなったな

71 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:22:27.65 ID:ZEQOvbEs0
女「谷口君、ちょっとー。うん、この書類。社長室まで持ってって。お願いね」
男「……主任は俺以外には普通ですよね」
女「仕事だからね」
男「……え?」
女「お前、察しが悪いなぁ……はぁ……めんどくさい」
男「俺ってそんなに出来が悪いですか……」
女「……ばか」

73 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 01:23:09.33 ID:ZEQOvbEs0
だめしゅにん の方が良かったかもしれない

75 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:25:59.73 ID:ZEQOvbEs0
女「あー、死にたいなぁー。誰も知らない所へ行きたいなぁー」
男「またですか、主任」
女「またって何よ、またって」
男「いいから仕事してくださいってば」
女「お前……残業で遅くまでこんな狭い部屋に二人きりなのに何とも思わないの?」
男「え……えっ?」
女「夜景がきれいだなぁ……私も星になりたいなぁ……」
男「主任……またからかいましたね」

77 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:31:20.19 ID:pgdSl8vaO
うつしゅにんイイなぁ(*´∀`*)
俺の上司の主任なんか四十代のハゲた汗臭いオッサンだゼ(´;ω;`)ウウッ

78 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 01:32:27.46 ID:ZEQOvbEs0
深く考えてない。そして途中で一人参加してくれた人がいたのにいなくなった(´・ω・`)

スペック書くから参加しる


27歳 会社員(内部監査室情報課主任)
一人称:私
男の呼び方:お前
特徴:うつ言動が目立つ。(やれば)できる女。だらしないお姉さん系


22歳
会社員(同上 平)
一人称:俺
女の呼び方:主任
特徴:新卒社員。営業希望するも社内研修後、主任付き職員として配属。


79 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:33:02.30 ID:S9Q9Ivkl0
主任と言えばいいひと。の二階堂さん
他の女登場人物なんて全員ビッチや

80 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 01:33:33.18 ID:ZEQOvbEs0
こんな上司なら……ハローワークに行くことも無かっただろうに(´;ω;`)

83 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:36:47.01 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、外回りなんて久々ですねー」
女「めんどくさい……帰りたい」
男「FCさんとこ行くんですから、しゃんとしてくださいよ?」
女「……うるさいなぁ」
男「あー、ほら、ここですよ」
女「あ、どうもー♪ 本日はお忙しいところ、どうも恐れ入ります。アポイントをとった――」
男(どんだけ内弁慶なんだこの人)

84 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:40:10.23 ID:ZEQOvbEs0
女「あー、だるかった……口くさいんだよ、あのハゲ」
男「主任、陰口は良くないですよ」
女「あいつ前に行った時もニヤニヤしながら人の胸元、覗きこんできたのよ。もーやだ。しばらく行かない」
男「主任って背が低いから……自然と覗いちゃうんですよね。事務所じゃわかんないですけど、こうして歩くとほんとに」
女「……セクハラ」
男「あぁ、いや、そんなつもりじゃ、ちょっと、主任! 歩くの速いですって、ちょっと!」

85 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:43:35.55 ID:ZEQOvbEs0
男「いい加減、機嫌直してくださいよー。今日は直帰だから夜、どっかで食べようって言ってたじゃないですかー」
女「……ヘンタイ」
男「ちょ、カンベンしてくださいよー。おごりますから……とほほ」
女「……お寿司たべたい」
男「回ってる所じゃ……ダメですよね、ねー」
女「さー、行こう。美味しいところ知ってるから。高いけど。すごく美味しいんだよー。高いけど」
男「何で高いって二回言ったんですか、主任。ちょ、ま、待ってー……」

86 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:45:55.52 ID:oucBpyFK0
>>83
内というか男のみか

88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:48:51.43 ID:ZEQOvbEs0
「マグロきたー」
「主任……! それ、500円の奴ですよ……っ!」
「ズワイガニもきたー」
「ちょっと、それもですよ……っ!」
結局あの後、主任が連れてきてくれたのは某有名回転すし屋チェーン店だった。
――あんたのサイフの中身くらい、上司だから知ってるって
彼女は笑いながらそう言うと、ぐいぐいと俺の腕を掴んで連れ込んだのだった。
もちろん、いくら回転寿司と言っても彼女がぱくつく度に、月末前の俺のサイフはデッドラインを行ったりきたりしている。
ここ、クレジット使えたっけ……。

89 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:53:40.96 ID:YkMmeAhc0
これは良い物だ

90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 01:57:35.73 ID:ZEQOvbEs0
「どう、おいしいでしょ、ここ」
えぇ、そりゃおいしいでしょう。それ、この店で一番高い、一皿に一貫しか乗ってないやつですもんね。
俺は恐るおそる玉子を口に入れているというのに……!
「主任、ちょっと食べすぎじゃないですか」
「お前、もしかしてまだお勘定の心配してる? ばーか。上司が部下にそうそう奢られてばっかじゃいられないでしょ」
「え? じゃ、じゃあワリカンですか!?」
俺は思わず声を上ずらせてしまった。周りの視線が恥ずかしい。
「もう、大声出さないでよね」
「す、すいません……」
彼女は横目でじろりと睨みながら、回ってきた甘エビを取った。
ワリカンか……なら俺も……。
やっぱり玉子を取ってしまうのは性格だから仕方ない。
「お前、玉子好きなのねー。私のおごりなんだから、ちょっとは高い奴食べなさいよ。あ、そうだ。この茶碗蒸し頼もうよ」
「おご……り?」
「何よー。奢られたくないなら先に帰ってもいいわよ。一人で食べるもん」
すねたように彼女は横を向いてしまった。
何しろ、入社してこっち、奢らされたことはあっても奢ってもらったことは無い。
そんな俺がこんなリアクションするのも無理ないじゃないか。

91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:03:20.83 ID:ZEQOvbEs0
「マジで、奢りっすか?」
「私になんか奢られたくないんだ。そうなんだ。いいよーだ。べつに」
いかん。また彼女が臍を曲げてしまった。
ここは一つ、穏便に……奢られるとしよう!
「じゃあ……いただきますっ!」
俺は勇んで炙りトロを一皿取る。
あぁ、うまそうだ……けして玉子を馬鹿にしているわけではないが、このサシの入ったトロの芳しい匂いが――。
「もーらい」
彼女に横取りされた。
俺の炙りトロは彼女の口内へ放り込まれ……俺はがっくりと肩を落とした。
たかが寿司一貫で、俺はどうして泣きそうにならなくてはいけないのだろうか。
「主任……大人気ないっす」
「お前ね、そこ回ってきてるじゃん。取ればいいじゃん。変なのー」
彼女の物凄く悪い笑顔に、俺は内心ドキドキしながら、回ってきたトロをほおばった。
あぁ、美味いなぁ……。

94 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:11:16.77 ID:ZEQOvbEs0
「美味しい?」
「うん……じ、じゃなくて、はい。美味しいです」
「そ、良かったね」
彼女は素っ気無く言うと、お茶をすする。彼女の小さい身体によくも入ったものだというくらい、皿が積み上げられている。
俺はよく食が細いと言われるが、今日はけっこう食べたほうだと思う。
だが、彼女の皿と俺の皿は明らかに俺の皿の方が少なかった。
そりゃそうだ。サイフと相談しながらおっかなびっきり食べていたのだから、最初からハイペースの彼女についていけるわけがない。
しかし彼女はもう熱いお茶を飲み下して、一息ついた様子だった。
「ごちそうさま?」
「はい、ごちそうさまです」
ペコリと頭を下げる。この人にこの言葉が言える日が来るなんて!
とそこまで考えて、俺は彼女が珍しく、というか初めて俺に奢ってくれるという事実に改めて気付いた。
おかしい……。
どう考えても裏がある。
「主任、この次は俺の奢りで回らないお寿司とか言い出しませんよね……?」
「はぁ……お前、人の好意の裏を考えるもんじゃないよ」
ずずず、とお茶をすすりながら、じろりと横目で睨む彼女。
そう言われても、貴女に裏が無いと思えないんです、主任!

95 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:14:19.52 ID:QigqsAL00
主任「どーしたの、不景気なカオして」
男「そろそろ、40時間くらい連続稼動してるのに…終わらないんです」
主任「そ、あ、みかんぜりー買ってきて。果肉が入ってるやつ」
男「もしかしたら、朝になっても終わらないかもなんです」
主任「みかんジュースでもいいよ。つぶつぶの」
男「………はぁはぁ」
主任「早く買って来い」

99 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:19:37.06 ID:ZEQOvbEs0
「お前さぁ……もしかして、ほんっとーにわかんない?」
「何がです?」
はぁー、と彼女はため息一つ。
また何かやらかしてしまったか?
「今日は、お前が配属されてちょうど3ヶ月目でしょ」
は?
俺は思いっきり予想外の所から来た言葉に、一言で返事をした。
「は、じゃないよ、もう。あぁー、部下を気遣う上司の思いやりが通じないー。うぅー……死にたい」
がっくりとうなだれる彼女だったが、俺は彼女の言葉を理解するためにお茶を一口――熱ぃっ!
「ちょっと、何やってんの、大丈夫?」
おしぼりでパタパタとスーツを叩く彼女。
それはいつも見ている、『主任』ではなかった。
一人の女性として……とても綺麗だと思ってしまった。
「……どこ見ながら言ってるのよ」
「口に出してしまったぁーっ!?」
「はいはい、もういいから。 お前がそういう目で私を見てるのはよーくわかった。視姦するのはやめてください」
すいません。
しょんぼり返事をすると彼女はいつもの悪い笑顔でこう言った。
「私、お寿司もいいけどフレンチも好きなんだよね」
次の給料日が……怖い。

回転寿司編 完

100 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 02:20:56.85 ID:ZEQOvbEs0
思いのほか好評で嬉しいんだけど、俺も眠たい…

101 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:22:12.46 ID:GUPBFH+30
これが真の萌えというものか

103 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 02:24:23.03 ID:ZEQOvbEs0
新ジャンルから新都社に移籍しようか考えているんですが、どうですか(´・ω・`)

106 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:30:46.46 ID:uqYddtJ50
>>103
できれば新ジャンルのままでいてくれ。
俺はこういうスレのふいんきが好きだ。

107 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 02:32:11.78 ID:ZEQOvbEs0
文藝新都があることを最近知った…もう、落ちるたびに立て直すのやなの( ´・ω・)
落ちるスレは良スレじゃないですよね
立て直すなんておかしいですよね…どーもすみません…

108 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 02:34:59.07 ID:ZEQOvbEs0
とりあえずは鬱クール・うつしゅにんを書きたいなぁと考えているんですが、
他にも何個かストックがあるけど既出スレ建て直しはもうやなのね(´・ω・`)

110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:43:55.50 ID:ZEQOvbEs0
女「あー、もしもーし、今日お腹痛いから仕事休むー」
男「主任? 主任! ずる休みはだめですよ!」
女「女の子の日なのー」
男「それじゃあ仕方ないですね。じゃあ俺、仕事がありますので」
女「ちょっとー、つっこんでよー、もー……迎えに来なかったら死んでやるから」
男「ちょ、主任? 主任? 嫌な電話の切り方すんなよ……」

111 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 02:48:22.06 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、棚卸し書類のチェック終わりです」
女「ご苦労さん……じゃー帰ろっかぁ」
男「いえ、あとまだ数店分残ってます」
女「もー全部オッケーでいいんじゃないの」
男「さすがにまずいですよ」
女「いいよいいよ、だいじょぶだって」
男「ですかねー……じゃあ帰りますか」
女「はい、お前勤務評定減点ー」
男「ちょ、主任が言い出したのに!」
女「そういう時は、先に上司を上がらせてから、自分も帰るの。ったく要領悪いんだから」
男(大人って……ずるい)

118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 02:53:58.24 ID:fZV1gklx0
新ジャンルはジャンルと名乗ってるくせに、一つのものを徹底的に書くのには向かないからな~
新都社に行ってもいいからこの続きが読みたい

163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 08:27:42.23 ID:o7inHDZA0
今北
これは男に萌えるスレですか?

200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 11:40:21.67 ID:vJJXlp4MO
男「主任ー、書類あがりましたよー。
しゅに…って、また寝ちゃってるよ」
女「すー…」
男「黙ってれば、きれいな人なのになぁ。
なんで俺にだけあんななんだろうか。」
女「ムニャ…」
男「…。」
夜中のオフィスに二人きり。無防備にも、薄いブラウス、タイトスカートで、机に突っ伏して寝ている主任。
押し潰されている胸の膨らみとか、放り出されている白い生脚とか、なんかもうあれなわけで。
男「はぁ…
俺だって一応男なんですよ…」
そりゃ、溜め息だって出るさ。
女「男ぉ…ムニャ…」
男「は、はいっ?!(やべっ、聞こえてた?!)」
女「すー…ケーキ食べたい…」
男「どうせ俺はその程度の扱いですよね…」

207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 12:23:10.36 ID:XIkf6gT+0
男「主任、ちゃんと仕事してくださいよ」
女「えー、だるーい。お前、やっといてー」
男「そんなこと言ったって、この部署には主任と僕しか居ないじゃないですか」
女「あー、上司に頭を下げて、部下には気を使う・・・死にたーい」
男「少ない人数だからこそ、力を合わせてですね」
女「あー、うー、あー、あー」
男「椅子ぐるぐるしないで下さいよ。また、油ささないと行けないじゃないですか」
女「死ぬー。止まったら、死んじゃうー」
男「はぁ・・・」

209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 12:23:54.60 ID:KRdXixvp0
女「何で、仕事なんてしなくちゃいけないんだろう?」
男「・・・・・・」
女「鬱だ、死のう」
男「さっき、先方さんから貰ったお菓子を昼休みに食べる予定ですけど」
女「・・・昼休みまで頑張るよ」
男「仕事終わるまで頑張って下さい」

こうですか、解りません><

210 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 12:30:06.40 ID:LD32ay+q0
ttp://utu.futene.net/
平日の昼にこんなものを作ってるなんて・・・・鬱だ

女「セリフとらないでもらえるかな?」

212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 12:39:59.25 ID:SmoD5Gs1O
うつしゅにんにしかられたいー(><)

217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:02:05.64 ID:XIkf6gT+0
女「お前、これやっといて。私は、ランチいってくる」
男「これ主任の仕事じゃないですか・・・」
女「近くに牛丼屋オープンして、20円引きなんだよ!食べないと、死んじゃうよー」
男「はいはい、いってらっしゃい」
女「ひゃっほーい!」

女「私が牛丼をアイツの分までお持ち帰りしたって知ったら、喜ぶだろうなー。泣きながら感謝するだろうなー」

ウィーン

男「はー、お昼休みに君の顔みられて僕は幸せだよ」
受「あはは、男さんって調子いいですねー。いつもそんな感じなんですか?」
男「そうだよ?おかしいかい?あっ、髪形変えたよね?くそっ、僕としたことが!」
受「ちょこっとウェーブかけたんです。えへへ、男さんがはじめて言ってくれたんですよー」
男「よし、高感度アップアップ!」
受「何もでませんからねー?あ、明日のお昼なら空いてますから」
男「僕におごらせる気だなっ!」
受「え?おごってくれるんですか?やったー」

女「・・・」

218 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:04:13.30 ID:jzalBRMhO
これは急展開w

219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:07:48.66 ID:XIkf6gT+0
男「・・・あ、主任帰ってきてたんですか」

女「・・・」
男「書類、デスクに置いたんですけど見ました?」
女「お前の分買ってきたから、お金」
男「あー、ありがとうございます」
女「他にいうことないの?」
男「?」
女「お昼休みに主任の顔みられて幸せですーとか」
男「・・・」
女「主任、髪形かえました?くそっ、僕としたことが!とかー」
男「・・・」
女「牛丼買ってきてくれたお礼に主任の分も払いますよ?とか」
男「!みて・・・ました?」
女「何が?ところで、お前残業な」
男「ちょっと、まっ」
女「残業な」
男「え、あ・・・」
女「あー、私はうつな気分だから、仕事はかどらないよー。この分だとお前が残業しても明日は大変だよー」
男「明日はですねー、お昼休みだけは勘弁してほし」
女「たぶん、お昼休みないからー。きっと、忙しくて外に出てる暇もないからな」
男「そんな・・・」

221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:11:42.46 ID:XysL1KlUO
しゅにん可愛いけどウザいな。

222 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:13:45.43 ID:V4m2yVGE0
女「アイスが食べたい」
男「そうですね。俺買ってきますよ。何がいいですか?」
女「…ん」
男「聞こえません。ハーゲンは高いから自分で買ってください」
女「…ん!」
男「仕方ない。耳打ちしてください」
女「…」
男「ガリガリ君ソーダ味か…(可愛いな)」
女「笑った!今笑った!う、うぅ…」
男「笑ってませんって。ちょうど俺もみかん味食いたいなぁなんて」
女「頭…撫でるな…」

223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:15:01.17 ID:SEanLkPz0
>>221
可愛さの中にじっとり滲む様なうざさがいいんじゃないか

226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:18:07.25 ID:XIkf6gT+0
女「うーつーだー、死にたいー」
男「主任も自分の仕事やって下さいよ。これじゃ、終わらないじゃないですか」
女「仕事したら、高感度アップアップするの?」
男「・・・しつこいですね」
女「あー、うー、あー、あー」
男「主任の仕事までこなす僕に感謝して欲しいよなぁ・・・これじゃ、割りに合わないよ・・・」
女「私におごらせる気っ!?」
男「本当にしつこいですね。いいじゃないですか、主任だって経営企画部のエリートには猫被ってるじゃないですか」
女「それはそれ、これはこれ。まったく、公私混同する奴に限って出世しないぞー」
男「ほんっと、主任って自分の事を棚にあげますね」
女「棚に上げますって、お前からしたら私は棚の上の存在じゃないのよー」
男「ぐっ・・・ああ言えば、こう言う」
女「そう言えば、ああ言う。はぁー、仕事が手につかないよー」

227 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:18:36.63 ID:ZEQOvbEs0
せっかくなんで、主任の誕生スレうあるです。
新ジャンル「うつりすます」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1192898569/

俺、67までしかログ持って無いけど、70で落ちたらしいので必要であればどっかのロダに上げますね
じゃあつづきやろー

228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:20:13.51 ID:ZEQOvbEs0
女「あー……めんどくさいなぁ……だるいなぁ」
男「毎日ちょっとずつやらないからですよ」
女「なんで月末ってこんなに忙しいんだろ……死にたい」
男「でも主任はそれで間に合うから不思議ですよね」
女「いやぁ、それほどでもないよー」
男「褒めてません」

229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:23:26.63 ID:ZEQOvbEs0
女「よーし、机の上を片付けよう」
男「ぜひ、そうしてください」
女「……やる気はあるんだよ? やる気は」
男「せめてちょっとでも行動してから諦めましょうよ」
女「あー、もう全部捨てちゃえばいいんだこんなものー」
男「俺はあとで領収書や書類探すの手伝いませんからね」
女「うぅ……あー鬱だなぁ……」
男「ほぼ自己責任ですよね。それは鬱じゃないですよね」
女「片付けられない病なの!」
男(この人、ほんとに鬱なのかなぁ……)

231 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:26:07.55 ID:ZEQOvbEs0
男「主任って、けっこうモテますよね」
女「社交辞令でしょ。やだやだ。大人って腹ん中で何考えてるかわかんない奴ばっかだもん。死ねばいいのに」
男「いや、普通にキレイですよ、主任は。外の人から見れば」
女「……お前はそう思わないということですか。そうですか」
男「ちょ、俺の名詞を一枚ずつ折り曲げていくの止めてください!」

232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:26:42.76 ID:ZEQOvbEs0
名刺だた(´・ω・`)

233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:28:28.01 ID:ZEQOvbEs0
女「あー……うー……うぁぁぁ……うぅぅ……」
男「主任、何してんですか」
女「うなってるの」
男「仕事しましょうよ」
女「もう終わったもん」
男「はやっ!今日はなんかありましたっけ?」
女「んー……ヒマだったから」
男「意味がわからない」

234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:31:12.32 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、書類持ちました?」
女「うん」
男「ハンコと名刺とIDは?」
女「持った」
男「ハンカチは?あ、あとティッシュも」
女「うるさいなぁ……お前はお母さんか」
男「会議中に横っ腹を突っつかれるの、嫌ですから……」

235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:34:05.61 ID:ZEQOvbEs0
女「会議だるい……休んでいい?」
男「いいわけないでしょ。ていうか俺がそう言うのわかってて言ってるでしょ」
女「もしかしたら『大丈夫ですか主任?僕が代わりに!』とか言わないかなと思ってる」
男「経営戦略会議になんで主任が出なくて平の俺が出られるんですか」
女「出世の階段だよ、与えられたチャンスはものにしないと」
男「俺、主任の下にいて出世できるんですか……?」

236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:34:43.01 ID:V4m2yVGE0
男「はーあ。寝ちゃってるよ。議事録なら俺でもできるし、代わりにやっとくか」
女「うーん1号はファーストピリオド、2号はセカンドよろしく。朝の8時には挙げないとコピー間に合わないからね」
男「夢の中で議事録作成でもしてんのか?寝言だな」

男「うあ、寝ちまった!主任!やばいですよ主任!あれ?議事録できてる」
女「うーん?大丈夫よ小人にやってもらったから」
男「そ、そんな馬鹿な…でも全ピリオド書き方の癖が違う…大丈夫ですか主任?」
女「あ?主任なんて名前じゃねえよ!俺は小人4号だバーカ」
男(かい離障害!?)

237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:36:07.75 ID:ZEQOvbEs0
女「じゃあ行ってくるけど、仕事さぼんなよ」
男「主任じゃあるまいし……いえ、なんでもないです。行ってらっしゃい」
女「帰ってきたときにスイーツが無かったらお前、減給な」
男「うわぁぁぁ、主任の好物ってなんだっけ!」

238 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:41:20.41 ID:ZEQOvbEs0
男「あ、主任、おかえりなさい。また開発と営業の言い合いですか」
女「まぁね。経営企画が双方に妥協案だして社長決裁で終わり。お決まりのパターンよー」
男「ウチってあんまり会社業務に関係ないですよね。総務とか人事とか経理はそれなりに何かあるんでしょうけど」
女「お前もそのうちわかるよ……内部監査の楽しさが。ふっふっふっふ」
男「主任、悪そうな顔してますよ、すごく」
女「あぁー……仕事やだなー。空を自由に飛びたいなー」

239 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 13:43:47.90 ID:XysL1KlUO
男「…ホントに飛ばないで下さいよ?」

241 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 13:52:31.32 ID:XIkf6gT+0
女「あの受付けの何処がいいんだよー。女なら他にもいるじゃないのー」
男「何処がって、いつもニコニコしてるしモデル体型だし」
女「スケベだねー、お前は。それに、女なんて中身はどんなのか分かんないぞー?」
男「まぁ、主任がいい例ですからね」
女「なんか、すっごく死にたくなってきたな。家帰ったら、死のうかな」
男「はいはい」
女「安心していいよ、お前の名前を出しておいてやるから。この男に弄ばれましたーって」
男「やめて下さい」
女「あーあ、入社した時はかわいかったのになー」
男「あの時は主任も猫被ってて、僕もやりやすかったなー」
女「ああ、懐かしい・・・戻りたい・・・死にたい・・・」
男「いいから、仕事してくださいよ」
女「死にたい・・・部下にも見放された私は死ぬしかないよね・・・」
男「・・・」
女「・・・」

244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:02:47.44 ID:yZvajWSBO
みんなふりまわされるのが好きなんだな

245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:04:38.47 ID:oucBpyFK0
本音で付き合える関係っていいな

246 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:05:02.67 ID:XIkf6gT+0
女「あー・・・うー・・・あー・・・」
男「椅子、キィキィ鳴り出しましたね。油さしますから、ちょっと立ってください」
女「うー・・・死にたい・・・死ぬー」
男「・・・」
女「仕事つまらないよー。もう、死んじゃうかも・・・」
男「はー。じゃあ、経営企画部のエリートのイケメンに猫被らないなら、考えないこともないですよ」
女「何がー?」
男「何がって、お昼休みのことですよ」
女「お昼休みって何かあったっけー。私、記憶力ないから覚えてないよ?」
男「うっ・・・えーと、あのことですよ」
女「なぁに?何が?教えてくれないと、私わかんないよー?」
男「ぐっ・・・」
女「まさか、肝心な部分をはぐらかして、曖昧な約束とりつけようとしてないよねー?死んじゃうよ?」
男「抜け目ないですね、さすが主任なだけはありますね」
女「で、何がだっけ?ちゃんと教えてよー」
男「えーっと、受付けの子に猫かぶりませんから」
女「猫被らない?どんな風に猫被らないの?その時、話してたことを具体的に挙げて言ってくれないと、わかんないよ?」
男「ぐっ・・・」

249 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:27:46.98 ID:XIkf6gT+0
男「えーと、受付けの子をさりげなく褒めて、明日のお昼を一緒に食べようと約束事取り付けたりしてました」
女「ふーん、そんな事してたのかー。それじゃあ、明日の予定はキャンセルだね」
男「なんでそうなるんですか!一緒にご飯食べたいってのは僕の本音じゃないですか!」
女「そう言えば、私はあのイケメンエリートから夕食誘われてたなー」
男「行けばいいじゃないですか」
女「行ってもいいの?たぶん、夕食の後はホテル行っちゃうよ?」
男「万年男日照りの主任に彼氏できれば、鬱状態も緩和されて少しは僕への理不尽な当てつけもなくなるじゃないですか」
女「甘いなー。多分、イケメンが居るときは躁状態になるけどー、ここでは鬱状態だよ?」
男「・・・つまりは、あてつけはなくならないと?」
女「躁鬱の患者が一番、自殺するんだぞ?躁→鬱への移行する状態で行動力があるからねー」
男「で?」
女「つまりは、ホテルから同伴ラブラブ出勤して、この部屋に来るとうつ状態になる」
男「だから?」
女「そうなったら、躁→鬱への状態移行で行動力があるから、ここで死んじゃうかもね。お前は、首だよ」
男「なんでそうなるんですか」
女「だって、会社内でしかも目の前で死ぬ私を止められなかったって咎められちゃうよね」
男「・・・」
女「まぁ、関連会社に永久的に出向になって首切られるか、良くて日が当たらない窓際で一生過ごすはめになっちゃうねー」
男「回りくどいですね・・・結局、僕があの子と昼食を食べに行けば死ぬって事ですか」
女「??もう一度、説明しよっかー?だからねー」
男「あああ!もういいです!分かりました、一緒に食べに行きませんから!」
女「そっか。じゃあ、私もイケメン諦めるー!・・・あーあ、折角のイケメンだったのに・・・こんな私でも・・・ああ、死にたい」
男「その癖、とても嬉しそうですね」
女「今日は私の失恋パーティだから、呑みに行こう!勿論、お前持ちでねー」
男「・・・」

253 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2007/10/23(火) 14:49:17.50 ID:ZEQOvbEs0
男「それにしても、ウチってデスクワークばっかですよね。書類作成とか」
女「視力が落ちて困る……死にたい」
男「そういえば、主任ってコンタクトですよね」
女「死にたいときー。部下にメガネ属性があるときー」
男「いや、そんなの無いですよ! 何言ってんですか、もう」
女「部下にメガネ着用を強要されたって、セクハラで会社に訴えてやるーぅぅぅ……」
男「そういうのを扱うのがウチの仕事じゃ……はっ!」
女「わかったかー、お前のクビは私のハンコ一つで決まるのだぁー」
男「転職しようかなぁ……」

256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:55:07.66 ID:XIkf6gT+0
女「お前さ、あの受付けの子とどうなった?」
男「僕のプライベートは無視ですか」
女「で、どうなったのよー。部下の近辺状況の把握は上司として当たり前の行為よ」
男「ええ、はっきり言われましたよ。できない約束事をする人は苦手ですってね!」
女「うひゃー、残念!あの子かわいかったのになー、それに女の子らしくてお弁当作ってきてくれそうだったのに!」
男「誰のせいですか!それに、昨日はさんざん悪口言ってたくせに」
女「えー、何の事?証拠だしてよー」
男「ぐっ・・・このままじゃ、僕には彼女が出来ませんね。どうせなら、主任狙っちゃおうかな・・・」
女「えッ!?」
男「・・・ぷっ、あはは、死にたい死にたいって言う主任もそんなかわいい顔できるんですねー、くっくっ」
女「~~~ッ!」
男「冗談ですよー、真に受けないで下さいよ?」
女「死んでやる!もう死んでやる!生きてる意味ない!死ぬから!」
男「はいはい、どうぞどうぞ・・・って、なんでカミソリを出してくるんですか!危ないですよ!ちょっと!」
女「離せ!離せー!笑われたー、部下に弄ばれたー、乙女の純真を汚された!」

女「・・・」
男「あっぶないなぁ・・・っていうか、主任って本当に鬱だったのかな・・・悪いことしたなぁ」
女「・・・」
男「主任、寝てるんですか?突っ伏したままだと腰痛めますよ?」
女「・・・」

257 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:56:05.38 ID:ZEQOvbEs0
女「あー眠たい。死にたい。だるい」
男「昨夜、夜更かしでもしたんですか?」
女「起きてたんじゃなくて眠れなかったの!」
男「むずかしい人だなぁ……」

258 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 14:59:13.23 ID:ZEQOvbEs0
男「主任、データそっちに送りますんで確認してもらっていいですか」
女「えー、あと爆弾3つなのにー」
男「珍しく静かにパソコンに向かってると思ったら……マインスイーパはやめてください」
女「だってこのパソコン、ゲーム入ってないんだもん」
男「だからそうじゃなくて!」


259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:00:20.83 ID:70f1JUdQO
こんな職場につきたい

260 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:01:39.73 ID:ZEQOvbEs0
女「お前さぁ……仕事辞めたいとか思ったりしないの?」
男「そうですねぇ、宝くじでも当たったら辞めるかもしれませんね」
女「つまんない部下だな……あーつまんない。死ぬ。もう死ぬー!」
男「でも主任、オータムジャンボ買いましたよね」
女「うん……」

261 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:03:32.92 ID:ZEQOvbEs0
女「どうしてココにはテレビが無いんですか」
男「職場だからじゃないですか」
女「あーワンセグ買おうかなー……でも携帯変えるの面倒くさいなぁー……」
男「仕事してください」

262 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:05:13.50 ID:ZEQOvbEs0
男「主任って、主任ですよね」
女「意味がわからない」
男「昔は平社員だったわけですよね」
女「そりゃそーでしょう」
男「いつか俺も主任みたいになれるんですかね」
女「なに?私が目標なんだ?まいったなぁーもう」
男(俺も主任みたいにだらだら生きたい)

263 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:08:06.24 ID:ZEQOvbEs0
女「お前、思っていることを口に出すクセ、直した方がいいね」
男「……すいません」
女「好きでだらだら生きてるわけじゃないってーの。なんならいっそ、今から一緒に死ぬか?」
男「……すいません」
女「ほら、このビルけっこう高いだろ? 落ちて通行人に当たれば巻き添えに出来るし」
男「……勘弁してください」
女「うつ病の人間のことをもっと理解して欲しい……それだけなのに」
男「でも仕事はしてください」
女「うるさいうるさい、あーあーあー」

264 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:09:06.92 ID:XIkf6gT+0
男「あ、定時だ・・・主任、退社時間ですよ?帰りましょう?」
女「・・・」
男「僕帰りますからね?」
女「・・・」

バタン

女「・・・帰っちゃった。本当に帰っちゃった・・・私って魅力ないのかな?・・・もういいや・・・死のう・・・。ッ!!」
男「にやにや」
女「お前、帰ったんじゃないの!?なんで居るの!私なんてどうでもいいんだろー!」
男「にやにや」
女「っく!上司にたて突くつもりかー!」
男「まだ何も言ってませんけど」
女「ふぁ・・・し、死ぬ!死ぬから!本当に死んじゃう!」
男「私って魅力ないのかなぁ?」
女「死ッ・・・」
男「私なんてどうでもいいんでしょー!」
女「そんな声出してない!そんな上目遣いじゃない!」
男「まぁ、この事は忘れますから、呑みにいきましょう?勿論、主任のおごりで・・・」
女「・・・」
男「ね?」
女「わっ、私に貸しつくるとはいい度胸ね・・・お前、いつか死ぬよりつらい目にあわせてやるからな!」
男「にやにや」

265 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:11:07.88 ID:ZEQOvbEs0
女「あーもー何で仕事しないといけないの? 人は何故殺しあうの?」
男「なんでいきなりそんな壮大なテーマをぶち上げるんですか」
女「そもそも、どうして生まれてきちゃったんだろう……あー早く楽になりたいなー。皆みんな、死ねばいいのに」
男「主任……もうすぐ冬のボーナスですから」
女「……ボーナスまでは生きていてもいいことにする」

266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2007/10/23(火) 15:12:31.57 ID:EEpbYR/sO
女「あー、鬱だ。死ーにーたーいー。死ーぬーぞー。あたしが死んでもいいのかー?」
男「今日は金曜日なのに、いつもより酷いですね。」
つ見知らぬイケメンの写真
男「これ誰ですか?」女「あたしのお見合い相手。親が早く孫の顔がみたいとか会う度にうるさいのよ。」
男「へー、ご両親も大変ですね。でもこの人も良さげな人じゃないですか。」
女「そいつが良い、悪いなんて関係ないの。労働というの地獄の中で2日だけ許された休日をそんな面倒なことに使うこと自体あり得ない、ナッシング。」
男(主任のご両親もホントに可哀想だな。よし、ここは一肌脱ぐか。)
男「あ、でもこの会場になるホテルのレストランってすごく美味しいんですよ。フォアグラとかキャビアとかも出てきますし。」
女「ふーん、やけに詳しいじゃない。誰と行ったの?」
男「う・・・いや、それは、その・・・だ、誰でもいいじゃないですか。」
女「ふーん、あたしには言えない人と行ったんだー。その子とは美味しいレストランに行くのに、あたしは安い居酒屋にしか連れていかないんだー。お前はそういう奴だとは思ってたけどショックだわー。」
男「いや、誤解ですって。別にやましいことは・・・」
ドンッ!
女「この書類、月曜までに全部終わらせといて。終わらせなかったら死ぬからね。」
男「え、この量はとても今日中には無理・・・」
女「土日に来てやればいいじゃん。あたしだけ休日返上なんて納得いかないもん。とにかく全部やっときなさいよ!」
ドタドタと部屋を出ていく音
男「はぁ。これで・・・よかったんだ・・・よな?」



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