アマノジャック@新ジャンル専用

新ジャンル「触る女」01_vol02

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new_jack

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新ジャンル「触る女」
109 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 00:07:56.95 ID:HxJYhqKb0
女「夜」
男「そうだな」
女「寒い」
男「星が綺麗だな」
女「男、今日曇り」
男「心の目で見ろ」
女「心の目で見たら君の心が曇ってた」
男「失敬な」
女「事実でしょうに」
男「流れ星か」
女「見えたの?見えたの!?」
男「そんなべたべた迫るな」
女「いーなぁ……」
男「もうしばらく星でも眺めてるか?」
女「寒いのやだ」
男「そうか」
女「……でも、触ってていいなら……」
男「はいはい、仰せのままに……」

流れ星は二つ流れました


寝なきゃいけないな
誰か保守頼む

110 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 00:08:45.77 ID:HxJYhqKb0
>>109
書いてから見たら変だった
部分的に曇りってことにしておいてくれ

118 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 01:33:45.51 ID:FS6ea7Wf0
―邂逅―

先生「突然だが、転校生を紹介する。」
女「……」
ぺたぺた
男(……?あの子、手鏡を撫でてる?)
先生「なんだ、自己紹介が済んでないじゃないか。」
男「あ、はい……○○から来た男です。趣味は――」
女「……」
ぺたぺた
男(!? なんで氷を?……冷たいだろうに。)
女「……」
は~は~
男(案の定、冷たがってる……普通わかるだろ。)
先生「終わりか?じゃあ、君の席は――」
女「……」
ぺたぺた
男(あの子、隣の椅子を触ってる。あそこに行けということなのか?)
先生「そうだな……そこの空いているところだ。」
男「あ……はぁ。(転校先、失敗したかなぁ……)」

119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 01:58:35.81 ID:FR/MsE3N0
ぺたぺた

120 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 01:59:44.41 ID:FS6ea7Wf0
―授業中―

先生「……であるからして――」
女「……」
ぺたぺた
男(この子……授業中でも関係なく触るんだな。)
女「……」
ぺたぺた
先生「……で、この場合は――」
男(しかし、どこから三面鏡なんて持ってきたんだ……)
きょろきょろ
男(他の連中も気にも留めない表情だし……なんなんだ?)
先生「……と、こうなるわけだ。男、よそ見するな。」
男「あ、すみません。(俺がおかしいのか?)」
女「……」
ぺたぺた
男「なあ……なんで三面鏡、いや。どこから持ってきたんだ?」
女「……」
ぺた……ぺたぺた
男「……(はぁ、なんなんだろうな。)」

121 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 02:20:18.52 ID:FS6ea7Wf0
―放課後―

男「……Zzz」
女「……」
さっ
男「……!!!ぷはっ!はぁ、はぁ、はぁ……」
女「!?」
男(コンクリ漬けで沈められる夢なんて初めて見た……)
女「……」
ぺたぺた
男「(壁掛け時計?)もうこんな時間か。ひょっとして、起きるまで待っててくれたのか?」
女「……」
ふるふる
男「あ~……帰る時間だから起こしてくれたんだな。」
女「……」
こくこく
男「ありがとな。じゃ、また明日な。」
女「……」
ぎゅっ
男「あの……さ、手を捕まれると帰れないんだけど。」
女「……」
ぎゅっ
男「はぁ……一緒に帰ろうってこと?」
女「……」
こくこく

122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 02:22:53.72 ID:FS6ea7Wf0
―下校中―

男「……」
女「……」
ぺたぺた
男「……なあ。」
女「……」
ぺたぺた
男「はぁ……俺の顔を触りながらでいいや、いくつか聞きたい。」
女「……?」
ぺたぺた
男「俺と君……あ、名前聞いてなかったな。」
女「……」
すっ
ぺたぺた
男「生徒手帳……ああ、女さんだな。」
女「……」
こくこく

123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 02:26:21.67 ID:FS6ea7Wf0
―下校中2―

男「で、女さんと俺は今日初めて会ったはず、だよな?」
女「……」
こくこく
男「そのはずなのに、なんで俺をぺたぺた触ってるの?」
女「……?」
ぺたぺた
男(なんなんだろう、言葉が通じてないわけじゃないよな?)
女「……」
ぺたぺた
男「……まあ、それはどうでもいいや。女さんはむがむぐっ!」
女「……」
ぺたぺた
男「はぁ……話してる時に口を塞がないでもらえるかな。」
女「……」
すっ
男(俺を指差して……あ、さっき触ってもいいって言ったか。
  なんだか気にしてたら負けのような気がしてきた……)
女「……」
ぺたぺた
男「あ~……っと、なんでもないわ。」
女「……?」
ぺたぺた



無言で触る女を書いてみたけど……発言させた方が面白味があるよねえ。
という保守でした。

131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 05:50:05.78 ID:FS6ea7Wf0
―食事中―

女「……」
ぺた
女「!」
さっ
男(どんぶりが熱いのがいやなら触らなければいいのに……)
男「女さん、そば伸びるぞ……って、もう伸びてるんじゃないか?」
ちゅるちゅる
男「……伸びたそば、おいしい?」
女「……」
ふるふる
男「……次からは冷たいそばを頼もうな。」
女「……」
こくり


保守。

134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 07:11:44.82 ID:FS6ea7Wf0
>>133
おはようございます。といったところでひとつ保守投下。 

―蹴球遊び―

友「シュート!」
男「おー、見事に外れたなー。」
友「ボールは……すまん取ってきてくれ。」
男「しかたないなあ、ちょっと待ってろ。」





男(確かこっちの方に…あっ…)
女「……」
ぺたぺた
男(女さんに捕獲されてたか……)
女「……」
ぺたぺた
男「女さん、そのボール……」
女「……」
ふるふる
男「もしかして……それ、触り心地いい?」
女「……」
こくこく
男(取り上げるのもなんだ、別のボールを持っていくか。)
男「そっか。まあ他にもボールはあるから、それは触っててもいいぞ。」
女「~♪」
ぺたぺた

137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 07:55:13.85 ID:FS6ea7Wf0
―調理実習―

男(……ということは、刃物を使うわけだな。)

『↓男の想像↓』

女「……」
ぺた
ざくっ
女「!?」

『↑男の想像↑』

男(いかんいかん、容易に想像できてしまう……刃物は遠ざけておかなければ。)
女「……」
男(しまった、もう包丁に興味を!? くっ、なにかないのかっ!)
きょろきょろ
男「女さん、これ持っててくれ。(これでどうだ!)」
さっ
女「……?」
ぺたぺた
女「~♪」
ぺたぺた
男(よかった……おたまが気に入ってもらえたようだ。)

138 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 07:55:43.74 ID:FS6ea7Wf0
―図書室―

男(来てみたはいいが、なにか面白そうな本は―)
女「……」
すたすた
男「やあ。日向ぼっこしに来たのか?」
女「……」
ふるふる
男「だよなあ、普通に読書しに来たんだろ。
  面白そうな本があったら教えてくれないか?」
女「……」
すっ
男「これが女さんのお薦めの本か。」
女「……」
こくこく
男(分厚いな、まるで辞書みたい……って、国語辞典……これを読めと?)
男「本当にお薦めなのか?」
女「……」
こくこく
男「薦める理由は…やっぱり触り心地だったり?」
女「……」
こくこく
男「そ、そうか。(どこがいいのか、さっぱりわからん……)」

139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 07:56:11.76 ID:FS6ea7Wf0
―友との会話―

友「なあ、女さんが四六時中なにかを触ってる理由教えてくれよ。」
男「はあ? 転入してきた俺よりお前らの方が付き合い長いはずだろ?」
友「話しかけても答えてくれなかったんだよ、あのとおり無口だし。
  最初の頃は教師も止めてたんだが、特に害はなし。現状のままってわけだ。」
男「(害って……)やっぱり気にならないか?」
友「だろ? だから最近仲がいいお前に聞いてみたんだよ。」
男「とは言ってもな、当人があれで満足してるならいいだろ。
  言いたくなったら向こうから話してくれるさ。」

女「……」
じー

男「(げっ、今度は蛍光灯を触ろうと!)悪い、俺には見てない振りはできないみたいだ。」
友「あ、ああ……(あいつもお人よしだなあ。)」

140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 07:56:54.44 ID:FS6ea7Wf0
―女を心配する男―

男「ふう……今日も一日いろいろと大変だったなあ。疲れたし、早めに休もう。」

男(なんでもかんでも触ろうとして、まるで子供だな……)

『↓男の想像↓』

女「……」
ぺた
ばきっ
女「!?」

『↑男の想像↑』

男(う~……いろいろと想像しちまって眠れねえ……)





男「おはよぉさん。」
女「……?」
ぺたぺた
男(女さんのおかげで眠れずにできたクマを女さんが触る……ってなんだかなあ。)
女「~♪」
男(……気に入ってるし。やっぱり基準がわからん。)

141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 08:09:46.97 ID:nubpTpURO
女「雪」
男「雪だな」

ぺたぺたぺた

男「冷たい」
女「……」

ぺたぺたぺた

男「無視ですか」
女「……うん」
男「……まぁ、いいけど」
女「……積もるね」
男「だな」

とある朝の雪の道


っと、じゃあいってくるんだぜ

144 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 08:27:42.82 ID:FS6ea7Wf0
書けば書くほど女が無知になっていってる……orz
ちょっと方向転換が必要ですね。

145 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 08:39:39.46 ID:FS6ea7Wf0
―扇風機―

男「……触っちゃダメだぞ。」
女「……」
じー
男「(うっ……)そんな顔をしてもダメなものはダメです!」
女「……」
ぐすっ
男(そんなに触りたいものなのかなあ……)
男「回ってるときに羽根を触ったら危ないってわかってるよな?」
女「……」
こくこく
男「でも触りたい、と。」
女「……」
こくこく
男「はぁ……ほら、止まってる羽根でガマンしてくれ。」
女「……」
こくり
ぺたぺた

146 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 09:02:20.86 ID:FS6ea7Wf0
―調理実習2―

男(調理実習でおにぎり……って、こりゃまた珍しい。
  だが、おにぎりなら刃物を使わずにできるから好都合だな。)
男「じゃあ、俺が米を握るから、女さんは海苔を巻いてくれるか。
  (握る役を任せたら、多分ずっと触り続けるだろうな。)」
女「……」
こくこく

ぎゅっぎゅっ
男「ほい、頼む。……?」
女「~♪」
ぺたぺた
男「……(海苔に御執心……わかる、わかるよ。表(?)面がすべすべしてるもんなあ……)」

147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 09:32:21.72 ID:FS6ea7Wf0
―睡眠学習?―

女「……Zzz」
ぺたぺた
男(寝ながら触ってる!? そのうえ触ってる物はバラン?
  いつも以上にわけがわからん……)
男「女さん、寝ちゃダメだ。授業中だぞ。」
女「……Zzz……!?」
はっ
ぺたぺた
女「……?」
ぺたぺた
女「……」
ぽいっ
男(寝てる時は感覚がちょっと変わるみたいだな……)

148 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 09:43:42.52 ID:FS6ea7Wf0
―DSで遊ばせてみる―

男「このタッチペンで下画面をタッチするんだ。」
女「……」
こくこく





男(……いや、予想はしていたさ。お約束を外さないなあ、女さんは……)
女「~♪」
ぺたぺた
男(指でもそれなりに操作はできるもんだな……)

153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 10:42:53.89 ID:kBxl56D9O
ちょい期待

154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 10:44:56.94 ID:FS6ea7Wf0
支援していただけると助かります。

―そばリベンジ―

男「今度は冷たいそばだから、どんぶりは熱くないぞ。」
女「……」
そ~
ぺた
女「……」
ぺたぺた





男(あ~……熱さの心配はないが、伸びの心配はあったな。
  熱かろうが冷たかろうが汁に浸かってる。)
ちゅるちゅる
男「……次からは汁に浸かってないそばを頼もうな。」
女「……」
こくり

155 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 11:16:48.74 ID:FS6ea7Wf0
―女VSそば 3回戦―

男「ざるそばだ。これなら水気もよく切ってあるし、伸びも遅い……はずだ。多分。」
女「……」
こくこく
男「ただ、どんぶりじゃなくせいろに乗せてあるから、熱さの心配はまったくない。」
女「……」
ぺたぺた





店主「お客さん。新しく茹でます?」
男「……」
女「……」
男(せいろに夢中になってそばが乾燥するとは……
  うおっ、来たときは明るかったのにもう星が見える……)
店主「お客さんも気長な方だねえ。」
男「……ええ、自分でもそう思いますよ。」
男(はぁ……麺類はダメだな。)
男「……次からは伸びない食べ物を頼もうな。」
女「……」
こくり

156 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 11:44:11.08 ID:FS6ea7Wf0
―女、○○○○パンと出会う―

男「今日はパンを食べよう。おいしいパン屋があるんだ。」
女「……」
こくこく





男「好きなパンを選んでいいぞ。」
女「……」
こくこく
男「俺はなににしようかなあ……カレーパンは外せないよなあ。」
とんとん
男「ん、もう決まったのか?」
女「……」
こくこく
男「どれどれ……最初から硬いフランスパンを選んだか。
  (選定基準は触り心地、だろうなやっぱり。)」
女「……」
こくこく
男「そうだな……フレンチトーストにして食うか。」
女「~♪」
こくこく

157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 12:29:40.49 ID:7LO11buQO
ぺたぺた

女「………ひんやりこ」

女「さわり心地図鑑に追加したよ……。」

男(やはり持っていたのか!!)


スレタイみて最初に思いついたんだ。

保守。

158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 12:49:06.01 ID:FS6ea7Wf0
―男、触る衝動阻止作戦―

男(ん~……触りたくなるのは見てしまうから、だろうなあ。)

男「というわけで、ちょっと目隠しをしてもらえないか?」
女「……?」
ぺたぺた
男「試してみたいことがあるんだ。」
女「………………」
こくこく
男(間が長かったな……はっ、いやいや俺はそんなことをしたいわけじゃ!)
女「……」
とんとん
男「!? っと…ごめん、目隠し完了だな。」
女「……」
こくこく
男「ということは、今はなにも見えないな?」
女「……」
こくこく
男「今、なにかを触りたい気持ちはあるか?」
女「……」
こくこく
ぺたぺた
男「失敗だな……はぁ。(……そういえば、寝てる時にバランを触ってたな。)」
女「……?」
ぺたぺた

159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 12:54:57.38 ID:w+doMsxoO
これは良い

160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 13:07:55.72 ID:vklhWMTdO
女「ペンキ塗りたて……」

ぺた

女「ペンキついた」

男「当たり前だろ。なんで触ったんだよ」

女「なんとなく」

男「……そうですか」

ぺたぺた

男「女、なんでペンキついた手で俺の顔ぺたぺた触るんですかね……?」

女「わざと」

162 2008/01/15(火) 13:25:59.18 ID:A9hX3vM70
ちょwwまだ残ってるww保守㌧クスww

男「なぁ女」

女「…?(ぺたぺたぺたぺた)」

男「これから一回触るごとに100円罰金な」

女「…っ!!!(ぺたぺたぺたぺたぺたっ…)」

男「100円100円100円100円100円100円100円100円…」

女「ううう…っ!(ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ)」

男「100円100円100円100円100円100円100円100円…」

女「うっ…ひっく…いじわる…っ!(ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ)」

男「ひゃくえん…ってもう……何円取ったか分かんなくなったからもういいよ…」

女「~♪(ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたっ)」

男「じゃあ10分で1000円な」

女「…っ!!」

163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 13:33:23.61 ID:FS6ea7Wf0
―猫―

女「~♪」
ぺたぺた
猫「にゃ~」
男(これは……女さんじゃなくても触りたくなるな。)
男「……よ~しよし」
さっ
猫「ふ~!!!」
ばりっ
男「!? なんで!?」
女「~♪」
ぺたぺた
猫「にゃ~」

165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 13:42:34.03 ID:/yJt26UvO
~教室~

女「……♪」

男「ご機嫌で俺の制服を触らない」

女「あ、財布」

男「取るな探るな札抜くな」

女「実は私、お金に触れていないと持病が……」

男「言いたいことはそれだけか」

女「あ、ごめんなさい。調子乗りすぎました。スミマセン。痛い痛い痛い痛い」

ギリギリと彼女の頭を掴む。そんな平和な日常

167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 14:32:17.59 ID:FS6ea7Wf0
―朝―

ジリリリリ

女「……」
ぺた
女「……Zzz」

ジリリリリ

女「……」
ぺた
女「……」
ごしごし





男「ほう……女さんはそんなにたくさんの目覚まし時計を持ってるんだ。」
女「……」
こくこく
男(本来の機能は付属品扱いなんだろうなあ……)

168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 14:38:52.87 ID:38EC2IeHO
ぺたぺた

男「やっぱ失敗だったよなあ」

女「・・・・?」

男「この髪型、変だから触るんだろ?」

女「・・・・」

男「無言てことはやっぱ変なのか」

女「・・にあっ・・・てるよ」

ぐしゃぐしゃぐしゃ

男「ちょwwwwやめろばかwwwwwww」


保守

169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 14:49:26.22 ID:feza02YaO
男「女、俺ん家にゲームしに来ないか?」
ぺたぺた
女「・・・・」
ぺたぺた
男「聞いてる?」
女「何する気?」
ぺたぺた
男「何ってゲームだよ!!勘違いするな」
女「・・・いいよ」
ぺたぺた
男(よしっ!!いつも触られてばっかで負けた気がするからな復讐してやる・・・)

170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 14:59:14.72 ID:feza02YaO
――男の家――
男「格ゲーできるか?Aボタンが・・・」(って、聞いてねえええぇぇ!!!!)
女「・・・」
ぺたぺた
男(コントローラが気に入ったか・・・)
男「まぁいい始めるぞ」
こくこく
男(まぁ手加減はしてやるが負けねぇぞ)
ぺたぺた
男(おっ!なかなか・・・)
ぺたぺた
男(くそっやるじゃねぇか!!よしここから本気を・・・)
ぺたぺた
女(これはいいコントローラ・・・)
男(画面見てねえええぇぇ!!!!)

~ゲームオーバー~



171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 15:13:15.49 ID:7LO11buQO
男「女~帰るぞ」

女「!!」

男「どうした女? なにか見つけ…!」

男(あ、あれはッ! コンセントにピンセットが刺さっている…! どこの誰だか知らんが狡猾な罠を仕掛けやがる…。 見ろ、案の定女は興味津々じゃないか! いや、俺も女が居なければ触っていたかもしれん…。 とにかく早く止めなくては女が感d…!)

女「あばばばばばばば」

男「お、女ーーーーーッ!!!」

173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 15:36:29.68 ID:FS6ea7Wf0
―噴水―

男「……」
女「……くしゅん!」
ぶるぶる
男「あのな……噴水口に触ろうとするとこうなるのはわかってたはずだ。」
女「……」
こくり
男「……まあ、済んでしまったことはしかたない。
  とにかく、ずぶ濡れになった体を拭かなきゃ、風邪引くぞ。」
女「……」
ぶるぶる
男「ちょっと待ってな、タオルとシャツを買ってくる。」
女「……」
ぎゅっ
男「わかった、一緒に買いに行こうな。」
女「……」
こくこく

176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 17:39:46.89 ID:nubpTpURO
男「なぁ、女」
女「なに?」
男「前も聞いたがどうしてそんなにぺたぺた触る」
女「……好きだから?」
男「っ……!?」
女「触るのが」
男「あ、ああそうかい」
女「うん」
男「で、何で俺なんだ」
女「…………」
男「どうして不思議そうにする」
女「……何となく?」
男「何となくかよ……」
女「多分、ね」

ぺたぺた……

177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 17:43:00.59 ID:FS6ea7Wf0
―下校時間―

友「男、一緒に帰ろうぜ。」
男「悪い、女さんが……ほら、この調子だから。」
女「……」
ぺたぺた
友「あ~……わかった、じゃあまた今度な。(なんであんなに懐かれてるんだ?)」
男「おう、じゃあな。」
女「……」
ぺたぺた
男「さあ、そろそろ帰るかな。」
女「……」
ぎゅっ
男「はいはい。一緒に帰ろうな。(もうこの生活パターンが当たり前になってきたな。)」
女「……」
こくこく


ぺたぺた・・・・・・っと保守します。

178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 17:51:07.01 ID:7LO11buQO
男「この間はえらい目にあったな」

女「びりびりした………ッ!!」

男「どうしたおんn……!!」

男(あれはッ! とても熱そうなアイロンだと!! 何故こんな所にアイロンが…? いや、そんな事を言っている場合じゃない。
このままいけば女はこのアイロンを触るかもしれない。 いや、間違い無く触る。 というか既に手をにぎにぎさせて触る気満々だ。 これはまずい、女が火傷してしまう前に止m……)

じゅう

女「~ッ!?」

男「女ーーーッ!!」

179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 17:54:08.28 ID:nubpTpURO
女ほんとに死ぬぞwwwwwwwwwwww

180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 18:05:27.94 ID:nubpTpURO
女「あ……っ」

つるすててんっ

女「……っ!」
男「女、大丈夫か?」
女「う、……ん」
男「雪道は滑るから気をつけないとな。ほれ」
女「……痛い」
男「痛いな。怪我は……大丈夫だな?」
女「痛い」
ぺたぺた
男「うん、怪我が無さそうで良かった」
女「……痛い」
ぺたぺたぺた

181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 18:15:54.80 ID:nL7TS2TB0
女「・・・・・・・・」
ぺたぺた
男「・・・最近見ないもんな」
女「・・・・・・・・」
ぺたぺた
男「・・・オレも子供の時とってたな」
女「・・・・・・・・」

男「オレにくれるの?」
女「・・・・・・・・」
こくこく
男「カエル触るの久しぶりだな」

182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 18:17:11.24 ID:FS6ea7Wf0
―ゲームセンター―

男「さあて、なにをやろうかね。」
女「……」
すっ
男「(UFOキャッチャーとは……定番だな。)おう、なにが欲しい? 取ってしんぜよう。」
女「……」
すっ
男「お……取りにくい場所だが、まあ俺に任せよ。」
女「……」
ぺたぺた
男「……」
女「……」
ぺたぺた
男(むう……単にガラスケースに触りたかっただけなのか? ちょっとやりにくいなあ。)





男「はい、どうぞ。」
女「~♪」
ぺたぺた
男(結局、3000円使う羽目になったが……まあいいさ。)


人が増えてきましたねえ。
ようやく積荷を降ろせそうです。

183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 18:24:42.32 ID:7LO11buQO
男「全く、アイロンなんて触ったら火傷するに決まってるだろ?」
女「だって……………ッ!!」

男「どうした、次は何を………ッ!?」

男(ドライアイスだと? 廊下の真ん中にドライアイス!? しかもご丁寧に水を入れたビーカーに入ってやがる……!
あれじゃ女が誘惑されない訳が無い!

ほらもう目をキラキラさせてやがる…………!
…おい待て、違うぞ女! 火傷も治せて一石二鳥! みたいな顔してるがドライアイスじゃ火傷は癒えない!! 治る所か凍s………!!)
じゅ!

女「!!!!!!」

男「おんなぁーーーー!!」


184 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 18:28:14.93 ID:FS6ea7Wf0
―ゲームセンター2―

男「次は……」
女「……」
すっ
男「エアーホッケー……エアーの触り心地を堪能したいんだろ?」
女「……」
こくこく
男「いいよ。存分に堪能するといいさ。」





シュー

女「~♪」
ぺたぺた
女「……」
ぎゅっ
男「ん? 俺も一緒にって? ……わかったよ。」

シュー

女「~♪」
ぺたぺた
男(今回のは同意できる、できるんだが……衆人環視の中でなにをやってるんだろうな。)

188 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 19:24:15.38 ID:FS6ea7Wf0
女「男、その怪我はどうしたのですか?」
男「ああ、昨日うっかり転んじまってな。」
女「……」
さっ
男「!? 痛え! いきなりなにすんだ!」
女「傷口に障ることで男の癇に障ったのです。
  ふふ……うまい事を言いました。」
男「……触らぬ神に祟りなし、って言葉知ってるか?」
女「まあなんて怖い顔、ここは……三十六計逃げるに如かず!」
ピュー
男「!? こら、待ちやがれ!」

口調を変更して保守です。

189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 19:26:01.59 ID:FS6ea7Wf0
>>188
おっと!!!

×傷口に障る
○傷口に触る

191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 19:37:27.95 ID:7LO11buQO
男「手、大丈夫か?」

女「ひりひりする……」

男「そりゃあな…。 これからは考え無しに物を触らないようにな? あれ、女?」

女「♪♪♪」

男「聞いちゃいねぇ……ってあれは!?」

男(あれは…サボテン!! 間違いねぇ……。あの形、あの色、そして何よりこの親指の傷が疼く……!
わかる、わかるぜ女! お前の気持ちが!! ついつい触りたくなっちまうんだよな…。
まるで昔の俺を見ているようだぜ…。
待っていろ、女。
お前に俺と同じ痛みを味あわせたりはしn……)

ざくっ

女「~!~!~!」

男「お、おんなぁぁぁーー!!!」

192 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 19:59:48.78 ID:1odS+3gN0
-飲み会の後-

ベンチに座る二人。
男「さっきからずっと手触ってるな。」
女「・・・・・・あったかい。」
男「・・・そうか。次カラオケだって、さあ行くぞ。」
立ち上がり手を離したが、女が手を掴み引っぱる。
男「おぉう、どうした!?」
女「・・・。」
座ったままの女の顔を覗き込む男。
男「飲みすぎて調子悪いのか?」
ふるふる
男「カラオケ嫌いか?」
ふるふる
男「! もしかしてもう帰らなきゃいけないとか?」
ふるふる
男「じゃあ、何?」
ぎゅっと手を握る女。
男「・・・・・・二人がいいのか?」
こくこく
男「・・・。わかったよ。それにしても、寒いしどっか店入ろうぜ。」
こくこく
中腰になって顔を覗き込んでる男の頬をぺたぺた
男「・・・。分かったから、とりあえず店探そう、な?」
こくこくぺたぺた

195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 20:43:58.47 ID:7LO11buQO
男「なぁ女、これからは俺に触ってもいいか聞いてから触るようにしてくれないか?」

女「!!!」

男「ってまたかよ! 話聞けよ!! 今度は何見つ……け……」

女「♪♪♪♪♪♪」

男(……おい、ここ学校だぜ? 幾ら何でも虎バサミは無いだろ、虎バサミは…!! 学校で何を狩るつもりなんだよ! いや、それよりも何でそんなに嬉しそうなんだよ女!! 大喜びじゃねーか! そんなに好きなのか、アレが!!
あぁもう、駄目だってば! 真ん中の円いのに触っちゃ駄目!! あぁ!触っちゃう!見てらんないッ!!!)

ギュッ!

男「………………あれ? 悲鳴があがらない……?」

女「男?」

男「女…? お前虎バサミに触って挟まれたんじゃ……?」

女「…男が俺に聞いてから触れって言ったから……。 我慢した」
男「女…成長したな………」


196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 20:47:05.10 ID:HxJYhqKb0
女の成長に感動した

197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 20:51:31.02 ID:FS6ea7Wf0
>>196
同意見です。
それに比べ、どこぞの無口の女は成長してないですね……はあ。

198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:03:47.03 ID:HxJYhqKb0
男「女ー、花見にいかないか?」
女「……!!」
こくこくぺたぺたこくこくこくん
男「そんなに首振ると疲れるぞ?じゃあ、行こうな」
こくこくぺたぺたこくこくこくこく

男「おー、咲いてるなぁ」
女「そうだねっ」
男「でも混んでるなぁ」
女「そうだねっ」
男「……女?」
女「そうだねっ」
男「落ち着け女。まず陣取りだ」
女「そんなこともあろうかと取ってあるのだ!さぁ、まずはツマミを買い漁ろうよー」
男「よ、用意周到だな……。じゃあ、奢るぞ」
女「よーし……っ!」
男「ただし、サイフが耐えられる範囲な」

男「……で、これか」
女「うん。」
男「……たった二人でこのスペース……。視線が痛いんだが」
女「何とでも言えー。そして感謝するがいい」
男「……ま、いいか」
女「そうそう。さ、飲も飲も」
男「待て未成年」

女のテンションを変えてみたが違和感がかなりあるな

200 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:10:50.81 ID:7LO11buQO
男(言えない…。 あのあと我慢しきれず挟まれたなんて絶対に言えない…!!)

出すに出せなくなったので消しちまったよ。

201 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:12:16.25 ID:FS6ea7Wf0
様子を伺いながら投下していきますね。

―動物園―

男「ということで、動物園に来たわけだ。」
女「……?」
男「いや、ただの独り言だ。さあ、なにを見る?」
女「……」
すっ
男「おう、行こう。」





男(今までのパターンから、猛獣コースなんじゃないか……なんて思っていたが……)
女「~♪」
ぺたぺた
男(動物ふれあい広場でほっとしたような物足りなかったような……)
女「……」
くいくい
男「うん? ああ。かわいいうさぎだな。」
女「~♪」
ぺたぺた

202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:24:52.31 ID:FS6ea7Wf0
―動物園2―

男(そうは問屋が卸さない……か、はぁ。)
女「……」
じー
男(ライオンの檻から一歩も動かずに早2時間……どうしても触りたいんだなあ。)
男「なあ……ライオン触りたいんだろ?」
女「……」
こくこく
男「あのたてがみを触りたいのか?」
女「……」
こくこく
男「ほほう……ここの動物園は本物と同じ触感の人形があるらしいが、どうだ?」
女「~♪」
こくこく

204 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:31:42.42 ID:HxJYhqKb0
男「まさか風邪をひくとは……」
女「何とやらは風邪なんてひかない」

ぺたぺたぺたぺた

男「……慰め?」
女「さあ」
男「見舞いに来てくれたことは嬉しいんだが」
女「どういたしまして」
男「どうも。何で風邪引きにぺたぺた触る」
女「……駄目なの?」
男「うつると困るだろ」
女「何とやらは風邪をひかない」
男「……本当に馬鹿だな」
女「どういたしまして」
男「うつっても知らないぞ」
女「お見舞いには……」
男「はいはい。その時は触られに行きますよ」

こくこくぺたぺた

205 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:41:56.61 ID:FS6ea7Wf0
―算盤―

女「……」
ぺたぺた
じゃらじゃら
男「(算盤なんて久し振りだな。塾に通ってた頃を思い出す……)
  じゃなくて、わざわざ図書室でやることはないだろ。」
女「……?」
ぺたぺた
じゃらじゃら
図書委員「静かにしていただけますか?」
男「あ……すみません。」
女「……」
ぺたぺた
じゃらじゃら
男(算盤はそのままにしておいていいのか……?)

206 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:52:42.98 ID:FS6ea7Wf0
―水族館―

男「通例により水族館にやってきました。」
女「……?」
男「ああ、独り言だよ。さあ、見て回ろうじゃないか。」
女「……」
こくこく





女「~♪」
ぺたぺた
男(ガラス越しなら安全だよな、うん。)
女「……」
すっ
男「ああ。ペンギンかわいいよな、あの歩き方がなんとも……」
女「~♪」
ぺたぺた
男「~♪」
ぺたぺた

207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 21:54:18.29 ID:HxJYhqKb0
二人してぺたぺたしてる様がかわいらしいな

208 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:00:00.35 ID:FS6ea7Wf0
>>206
この後、ペンギンに何か反応させようかと思いましたが、構図が思い浮かびませんでした。

209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:03:15.64 ID:BAwVmNzw0
トム 「…ああこの岩壁の向こうには金塊だ、これで俺たちも億万長者だ!」
マイク「やっと俺たちにも運が向いてきたぜ! そら、導火線ファイア!」

バチバチバチバチ

トム 「よし、マイク離れるんだ! 爆風に巻き込まれるとあの世だぜ!」
マイク「あ……」

女「……」
ぺたぺた ぐいぐい

マイク「こ、こら、あんた何してんだ! 早くこっちに来い!」
トム 「マイク! お前まで爆薬に近づくんじゃない!」

ばごおおおおおおおおおおおおおおん!

トム 「何やってんだマーーーーーーーイク!!!!!」


210 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:12:01.30 ID:4qLY8M7D0
このネタはもはやレギュラー入りだな

211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:12:25.95 ID:HxJYhqKb0
マーイクwwwwwwwwwwwwwwwwwww

212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:12:38.69 ID:FS6ea7Wf0
>>209
導火線懐かしいですねえ。
形式ができあがっていて作りやすかったのを覚えてます。


―水族館2―

男「まんぼう見てるとさ。」
女「……」
こくこく
男「時の流れがゆっくりに感じるよな。」
女「……」
こくこく
男「なんでだろうなあ。」
女「……」
こくこく
男「……」
ぼー
女「……」
ぼー


213 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 age 2008/01/15(火) 22:14:47.94 ID:UTa1WhdLO
>>208
ペンギンの鳴き声は可愛くない
そこにヒントがあるはず

214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:21:45.54 ID:7LO11buQO
男「さて女よ」

女「ん」

男「その気味の悪いぐにゃぐにゃは何か?」

女「………なまこ?」

男「タコだよ! なまこに八本足はねぇよ! どこからなまこが出てくるんだよ!」

女「♪」

男「聞いちゃいねぇ…。 おい、髪に絡まってるぞ、絡まってるってば!」

女「♪♪」

男「少しは嫌がれよ! 顔に登って来てんぞ!? ひっぺがせ!」

女「♪♪♪」

ぐちゃぐちゃ

男「あぁ、女がエイリアンの幼虫に寄生された感じに……」


215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 sage 2008/01/15(火) 22:25:38.48 ID:Pmz2g5CA0
女が触れないものはないのかwww
気持ち悪いとかで

216 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:32:36.37 ID:FS6ea7Wf0
>>213
ヒントを元に。


―水族館帰り際―

男「さあて、そろそろ帰ろうか。」
女「……」
ふるふる
男「そうか……実は俺も最後に見たいものがあるんだが―」





男「うん、やっぱりペンギンはかわいいなあ。」
女「~♪」
こくこく
「グァァッ!」
男、女「!?」
びくっ
男「今の、ペンギンの鳴き声……だよな?」
女「……」
こくり
男「で、でもやっぱりペンギンはかわいいよなあ。」
女「……」
こくこく

217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 age 2008/01/15(火) 22:35:02.04 ID:UTa1WhdLO
>>216
グァァッ!wwwwwww

和んだwwwwwww


218 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:36:34.31 ID:9yma/6KqO
>>217
和んだのかwwwww

219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:36:43.33 ID:nubpTpURO
ちなみに俺はペンギンの鳴き声含め嫌いじゃない

221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 age 2008/01/15(火) 22:45:03.62 ID:UTa1WhdLO
実際はべーべーみたいな鳴き声だったな

ペンギンっておいしそうだよね…

222 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 22:57:29.18 ID:FS6ea7Wf0
昔は食べられていたみたいですね。何世紀前か、はわかりませんけど。

223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:06:59.32 ID:7LO11buQO
男「>>215と言う話なんだが」

女「?」

男「いや、お前にだって気持ち悪くて触りたくない物が一個くらいあるだろ? それを…」

女「男」

男「え……?」

女「男だ」

男「な、何が…?」

女「触りたくない物」

男「えっと… どうしてかな…」
女「………………チッ…」

男「……………………」



男「…………………ハッ! ゆ、夢か…。 なんだかえらくリアルな夢だったぜ…」

224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:09:43.12 ID:FS6ea7Wf0
ストックが残り少なく……


―遊園地―

男「今回も恒例の観光地に出向き候。」
女「……」
くいっ
男「ん? 楽しみだって?」
女「……」
こくこく
男「お、おいっ……引っ張るなって。」





男「おとなしく座っていろよ。
  (まあ……安全バーで固定されているから動きようがないんだが。)」
女「……」
うずうず
男「!? ちょ、この安全バーは二人一緒に固定される型だから……」
がたん
男「外そうとするなあぁぁぁぁ!!!」

225 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:20:56.32 ID:7LO11buQO
>>223続き
男「な、なぁ女? お前が絶対に触りたくない物とかってあるのか?」

女「どうして?」

男「や、ただ思っただけだから! 不安になったとかじゃないから!!」

女「………あるよ」

男「!!! ……あ、あるのか、やっぱり…」

女「コンセントに入ったピンセットと熱いアイロンとドライアイスとサボテン……あと虎バサミも」
男「お前、それは……」

女「びりびりするし、あついし、痛かった」

女「男も心配させた…」

女「だからもう、触りたくない」

226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:22:13.21 ID:HxJYhqKb0
女「男……」
男「どうした、女?」
女「……」

ぽんぽん……ばふっ

男「ちょ、っ!どうしたんだ?」
女「なんでもない」

ぽんぽんぺたぺた

男「……まぁ、いいけどな」
女「……うん」

見たくも無いのに最後まで見たホラー映画を見た彼女に彼はなされるがまま

228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:26:09.23 ID:FS6ea7Wf0
―遊園地2―

男「はあ……生きててよかった。次はお化け屋敷か?」
女「……」
こくこく
男「怖いものは平気か?」
女「……」
こくこく
男(さっきのジェットコースターでも悲鳴をあげなかったくらいだからなあ。)





お化け「あの……やめてもらえませんか?」
女「……」
ふるふる
男(困惑するホッケーマスクって滑稽だな……と、そろそろ止めねば。)
男「すみません、そのマスクなんですが―」

229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:32:39.95 ID:FS6ea7Wf0
ネタを絞りつくした私に託されても……
ストックも残りわずかになりました。

231 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:45:19.31 ID:FS6ea7Wf0
ストック分を消化しておきますか。


―遊園地3―

男「観覧車に乗ったはいいが……そのマスク、そろそろ外さないか?」
女「……」
ふるふる
男「そんなにもらえたのがうれしかったのか?」」
女「……」
こくこく
男「まあいいや……ほら、ちょうど夕陽が綺麗に見えるぞ。」
女「……」
じー
男「先に言っておくが、あれは絶対に触れないからな。」
女「……」
じー
男「それにしても、綺麗な夕陽だな。」
女「~♪」
こくこく

232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:52:12.02 ID:FS6ea7Wf0
―パソコン―

男「女さんはパソコン使えるのか?」
女「……」
ふるふる
男「そうか。俺もそんなに得意な方じゃないんだけど、簡単な操作くらいなら教えてあげられるぞ。」
女「……」
こくこく
男「まずは使い方からだな。これがマウスだ。こう……カーソルを動かすんだ。」
女「……?」
ぺた
かち
女「……」
ぺた
かち
女「~♪」
ぺた
かち
男(……触って楽しむ物じゃないんだが、まあしばらく自由にさせてみよう。)

233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:57:02.32 ID:FS6ea7Wf0
―パソコン2―

男「マウスの使い方はわかってくれたみたいだな。」
女「……」
こくこく
男「(マウスの操作方法で1時間かかるとは……)
  次はキーボードだ。こう…こうすると画面に文字が入力できる。」





男「…と、なにか自由に入力してみ。」
女「……」
こくこく
かたかたかた……

『男くん、いつもありがとう。』

男「……どういたしまして。」
女「~♪」
かたかたかた……

『これからもよろしくお願いします。』

女「……」
じー
男「……ああ、こちらこそだ。」
女「~♪」

234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/01/15(火) 23:58:48.47 ID:FS6ea7Wf0
完結した形になったかは別として……足りない部分については脳内補完してください。
本当にありがとうございました。



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