新ジャンル「日陰ごっこ姉妹」01_vol02 - アマノジャック@新ジャンル専用

新ジャンル「日陰ごっこ姉妹」

170 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:08:45.72 ID:c61s5EAw0

男　「……妙に静かだな」

二人　じー

男　「ただ、視線は気になる…」

妹　「お姉さま、いつまで忍べば良いのでしょう」
姉　「ああ、妹よ…弱音を漏らしては駄目」
妹　「でもお姉さま、時は残酷にも駆けていきまする」
姉　「ええ……私たちに残された時間は後わずか、それでも……それでもっ！」
妹　「お姉さま！」
姉　「わかりなさい、これは許されぬ恋」
妹　「悟りなさい、これは禁断の愛」
姉　「そが手に握りしめる切符はどこへ行く？」
妹　「様々な感情がうずまく愛と怨念のるつぼへ」
姉　「ならば行かん！」
妹　「時は来たれりィ！」

男　「で、何のようだ？」

妹　「映画、見に行きません？」
姉　「三人でさぁ、チケットももう買っちゃたし………ね？」

171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:16:44.48 ID:Wfz05ZrX0

姉妹かわいいよ姉妹

173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:19:16.30 ID:c61s5EAw0

なんていうかさ、あのスピードかつクオリティで書ける>>1は
なんか、とんでもない奇才なんじゃないだろうか

よーするに、おれにはとてもじゃないがむつかしすぎる

175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:30:02.45 ID:/mYxRcvfO

良スレなのにｗﾋﾄｲﾅｽｗｗｗ

176 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:32:03.06 ID:Wfz05ZrX0

難しいから書けないんよ

179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:42:48.66 ID:c61s5EAw0

姉　「窓辺の花瓶には今にも枯れようとする芍薬の花」
妹　「夕日の差し込むその部屋に、朽ちなむとするおなごが独り」
姉　「あの人はもう行ってしまったの？」
妹　「その声に答えるものは虫の声ばk」

男　「まだいるよ～。何、他に何か買ってくるもんでもあんの？」

姉　「……わたし、アイス、コーヒやつの奴」
妹　「…わたしも、アズキバー…………お兄ちゃん、空気読んでよ」

男　「いや、だってさぁ……」

二人「早く買ってきて！」

180 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:49:10.45 ID:/mYxRcvfO

可愛いｗ

181 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 00:58:21.37 ID:c61s5EAw0

姉　「私たちは日陰姉妹」
妹　「けっして日向に出てはいけない日陰姉妹」
姉　「万一日向に出たときは」
妹　「すべてが崩れ、溶けさってしまうでしょう」
姉　「でも日陰には飽いた……」
妹　「日陰は暗い……暗い………」
姉　「誰かの庇護さえあれば、一時の間でも」
妹　「瞬きの暇さえない一時の間でも……」
姉　「……陽の光を浴びたい」
妹　「燦々たる陽光を！」
姉　「たれぞおらぬか」
妹　「救い主はどこじゃ」
姉　「外はいい天気じゃ」
妹　「私らは暇じゃ」

二人「たのも～～！！」

男　「あ゛～！　どっかつれてけばいいんだろ？！　だから俺の部屋の前でうじうじしてんじゃねぇ！」

二人「やふぅ～～～☆」

182 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 01:05:22.28 ID:q8goYJcC0

自分が立てたのと比べてあまりにレベルが違いすぎるわ

>>173
謙遜が過ぎるのも嫌味なんだぞ？

183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 01:12:45.87 ID:c61s5EAw0

>>182
俺は>>1の文面真似してるだけだからなあ
でも、ありがとう

189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 02:28:21.27 ID:y472LZRNO

姉「過ぎゆく季節、巡り巡って春になり」
妹「得るものあれば、失うものあり」
姉「ああ妹よ、その目で一体何を問う」
妹「ああ姉よ、私は決して望みません。私はただただ思うのみ」
姉「しからばその空に向かう目、そなたは一体何を思う」
妹「この束の間の余暇を過ごす日々、ただただ怠惰に過ごす日々。
　　何も思わず何かを思い、今の自分にしばしの嫌悪」
姉「わかります、ああわかります我が妹、ああなんと嘆かわしい」
妹「どこぞの雅な風来坊、どうか私達を連れ去ってくれてはいただけないだろうか」
姉妹「およよよよよよよよよよよ…」
男「わかったよ。どっか連れてくから黙ってくれ」
姉妹「わーい」
男「ジャスコにでも行くか」
姉「…(そうだった…こいつは生粋のジャスっ子)」
妹「…(ジャスコって)」

193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 03:03:00.36 ID:y472LZRNO

姉「ああ妹よ、今の私は一体どうなっているの」
妹「とても風雅、それでいて自然の流れに逸脱しておらず。かような態でございます」
姉「そう、それは良かった。ならばこの美しき、限られた一瞬、噛み締めて過ごしましょう」
妹「姉様、どうか姉様。私にもその一瞬、そのひととき、二人で共有してはどうでしょう」
姉「ＯＫカモンマイシスター」
妹「イェアー」
男「お前らさっさと起きろ。もう昼だ」

194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 03:09:03.37 ID:BJt3kIll0

イエス、ＯＫだ

195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 03:29:48.02 ID:y472LZRNO

姉「私には進むべき道が無い。『これでお終い』とはよく言ったもの」
妹「ああ姉様、なんとうやうやしい。しかし私にはどうすることも出来ない、出来ることがあるならそれはただただ目を伏せることのみ
　　どうかこのような不神の妹を戒めたもう」
姉「いいえ、これは全て私の責任。進むべきところまで行き過ぎてしまった私の責任
　　潔く終わらせるのが我が耆枦。さらば我が妹、バイバイドラゴンワールド」
妹「ああ姉が行ってしまわれる。でも止めては行けません
　　これも姉の決めた道杜。黙って見送ってこそ真の義
　　悲しくありませんか？悲しくないわけありません。残された私はとても寂しい。今にも消えてしまいそう。
　　これが日陰に生きる者達の宿命。逃れることの出来ない宿命
　　でももうちょっとだけ続くんじゃ」
男「さっさとゴールしちゃえよスゴロク。姉のせいであと詰まってんだよ
　　あ、お前振り出しね」
妹「…」
姉「♪」

197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 04:16:58.54 ID:y472LZRNO

姉「ああ一体どうしたらいいの。押してもダメなら引くことも出来ず
　　私はただただ見ているのみ。もうダメです。どうしようも出来ません。ああもう本当ダメ。ダメったらダメ」
妹「ね…姉様…お落ち着いておくんなまし。私達には兄ちゃんの昼ご飯を作らるという大義名文が存在するのかしないのか。
　　と、とりあえず消火器…ちょっとお兄！！消火器ィ！！！！」
男「バカお前ら何やってんだ！！！どうやったらパスタでそんなに火が上がるんだ！！！」
姉「…うふふ？あれをしようと思いましたのよ？あのあれ、アルモンテ？ワインでｺﾞｰｯってするやつ？」
妹「姉様、キャラが。麗しき姉君が果たそうとした勾倍はアルデンテ。しかし一つの手違いゆえ起こった悲劇。およよよよよよよよ…」
男「…(フランベ？でもパスタなんだよなあ)」

202 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 08:19:53.29 ID:Zg2BZIAP0

http://218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20080506081850.jpg
祝日でも日陰

203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 08:21:35.30 ID:hc+2jssCO

>>202
おまえってやつは…………最高じゃないか

210 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 10:39:41.81 ID:Zg2BZIAP0

http://218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20080506103551.jpg
酷暑には自分で陰をつくります
男「すごいこじつけじゃね」

211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 10:40:34.95 ID:zwtVlgVY0

(*ﾟ∀ﾟ)=3ﾊｧﾊｧ

213 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 11:34:38.56 ID:c61s5EAw0

妹　「住み慣れた故郷は、はるか遠くの夢のなか」
姉　「今は日照りの夏ゆえに、色成す影もまた濃い」
妹　「世間にはさらせぬこの想い……」
姉　「なれど、諦めるにはなお深い」
妹　「だからこうやって日傘の下から」
姉　「そっと……そぅっと、伺うのです………」

男　「おーい、せっかく海にきたんだから一緒にあそぼーぜ」

姉　「………誘われちゃった？」
妹　「誘われちゃましたか？」
姉　「ナンパですか？　妹」
妹　「ナンパですよお姉さま！」
二人　「「きゃ～～～～♪」」

男　「………もういいや、そっからでてくんな……てかいつもよりテンション高くね？」

215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 12:07:32.01 ID:uEBuYeVR0

妹「始まりは胸が躍り」
姉「終わりには夢が躍る」
妹「活動写真は夢への扉」
姉「私たちを唯一、日向へ運ぶもの」

ブーーーーーー

妹「さあ行きましょうお姉さま！　いざ夢の世界へ！」
姉「妹や、その目によく焼き付けるのです、私たちにはたどり着けない、幻想の世界を！」

男「お前ら、映画館ではもっと静かにしろ。早く座れ」

妹「はーい」

男「あとなんで席こんな端っこなんだよ。真ん中空いてるだろ」

姉「だって私たち」
妹「日陰姉妹ですから」

男「はいはい。日陰だったら俺のポップコーン奪わないでくれる？」

妹「こっそりと」
姉「いただきます」

男「……」

221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 13:31:54.67 ID:/Qa57wghO

>>1と真っ向勝負。


男「姉～。妹～。……どこいったんだあいつら」

姉「………」

妹「………ｸｼｭﾝ」

男「………」

姉「…見つかった」

男「…何やってんだお前ら」

姉「日陰」

妹「ぼっこ」

妹「………ｸｼｭﾝ」

男「家入れ」

222 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 13:38:59.79 ID:/Qa57wghO

男「寒くないのか？」

姉「涼しい」

妹「さむい」

姉「……!!」

男「なら無理せず家入れよ妹。風邪引いたらどうすんだ」

妹「はいる」

姉「ぐい」

妹「あー」

姉「…ﾎﾞｿﾎﾞｿ」

妹「…ｺｸｺｸ」

男「………」

妹「すずしい」

男「何言った姉」

223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 13:42:14.59 ID:c61s5EAw0

友　「ほれ男」
男　「おうよ！　そーれ！」
友　「うぉりゃぁぁぁ！」

妹　「眩しい……眩しすぎます、お姉さま…」
姉　「ああ、私の妹！　目をそらしては駄目、その目にしかと焼き付けなさい」

男　「てい！」
友　「ぬがぁぁぁ！！」

妹　「耐えられません………もう……」
姉　「お兄様のためですよ！　しっかりなさい！」
妹　「でも、お姉さま、せめて……せめてもう少し近く……」
姉　「望んでは駄目、私たちに用意された席はフェンスの外側、甘んじなさい……」

男　「えい、やあ……」
友　「ｵﾝﾄﾞｩﾙﾙﾗｷﾞｯﾀﾝﾃﾞｨｽｶｰ!!!」

妹　「ならば……ならば耐えましょう！　お兄様のためならば！」
姉　「ああ！　愛しい妹、私の胸のなかへおいで！」
妹　「お姉さま！」
姉　「妹よ！」

男　「………試合の最中にコントしないでくれないか？」

224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 13:44:06.76 ID:/Qa57wghO

妹（かぜひいたらおにいちゃんがいっぱいやさしくしてくれる）

妹（がんばる）


姉「健気なり。我が妹よ」

男「なんで手前だけ居間でお茶飲んでんだよ！」

225 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 13:55:10.45 ID:/Qa57wghO

男「ここは寒いから日向に入りなさい」

妹「いやー」

男「なんでまた」

妹「おひさまにあたったら」

男「うん」

妹「ひとはとける」

男「待てコラァ！ またなんか変なこと吹き込みやがったなバカ姉!!」

姉「きゃー♪」

226 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 14:03:22.12 ID:c61s5EAw0

姉　「おどろおどろしき、女の情念に導かれ、私の妹は男の部屋の戸を叩く」
妹　「兄上……兄上…」　こんこん
姉　「……されど誘いの音に、木霊さえも返事を寄越さず、ただただ空しく響くのみ」
妹　「兄上ぇ…兄上ぇ……」　ごんごん
姉　「さては部屋の主は、約定を破り、惰眠をむさぼっているのか」　ごんっごんっ
妹　「兄上ぇ…わたくしです、あなたの妹です」　どかっどかっ
姉　「ああ、私の哀れな妹は、このまま、捨てられてしまうのか！」　ばこんっばこんっ
妹　「うぅ……」　げしげし

男　「ただいま～」

二人「………」

姉　「…うちに居るかくらいちゃんと確認してよ」
妹　「お姉ちゃんだって台本書き終わったからって突貫したくせに」

男　「あの……俺の部屋の前で何を？………」

二人「「むぅ～～～～～～～～～」」

230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 14:45:57.75 ID:uEBuYeVR0

男「おーい、ケーキ買って来たぞー」
妹「ケーキッ！？　……ケーキといえばデザートの王様。いわば日向者！」
姉「「そ、そのようなものに、私たち日陰者が食いつくとでも……」

妹「わーこれおいしそー」
姉「食いつきおったっ！」
男「先に選んでいいぞ。俺はどれでもいいように買ってきたから」
姉「ああ妹や、なんと嘆かわしいこと……」
妹「だって……」

姉「私チーズケーキもーらいっと」
妹「ああっ！　それ私の！」
姉「このまばゆい黄金色……そして表面はさくっと、中は滑らかでこっくりと濃厚な味わい……」
妹「ああ！　やめてお姉さま！　日陰者には刺激が強すぎます！　
　　そんな洋菓子店のホームページ広告に書いてあるような品評を口にするのはやめてっ！」

男「いいからもうちょっと静かに食べろお前ら」

236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 15:42:20.48 ID:uEBuYeVR0

姉「参りましたわ。こんな晴れた日では日陰がすくない」
妹「私は姉さまで影が出来るので安心です」
姉「……」
妹「……」

男「お前ら何ぐるぐる回ってるんだよ……」
姉「私が日陰に……」
妹「いえいえ私が……」

男「……日陰者ってそういう意味じゃねーだろ……」

242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 16:39:47.32 ID:c61s5EAw0

姉　「妹や、私の可愛い妹」
妹　「はいお姉さま、なんでございましょう」
姉　「男は今頃どの空の下にいるのだろう」
妹　「お兄様はきっと笑ってらっしゃいます、そう……信じています」
姉　「……そうですか」
妹　「はい………」

男　「……」

二人「「いぇーーーーーい☆」」

263 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 20:56:32.58 ID:0drHCo9FO

保守多すぎだろｗ




ほしゅ

264 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 21:11:45.71 ID:5yIY1mpM0

しょうがないじゃない、書き手いないし

266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 21:22:37.59 ID:y/uHUNjj0

なんてこったｗ

267 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 21:24:51.93 ID:0drHCo9FO

妹「夜が来て」
姉「月が輝いても」
妹「あの人は今日も帰って来ない」
姉「切なさだけが心を満たします」

父「修学旅行に行ってるだけだろう」

姉「家にはぱっとしない父がいるだけ」
妹「ああお兄様早く帰って……」
父「あのね……」

ぷるるるるるる……
ガチャ

男「ああ、もしもし？」
妹「お兄様！？お兄様ー！」

ガチャ、つーつーつー……
男「…………」
友「どうした？」
男「いや、なんでもない……」

268 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 21:26:32.70 ID:y472LZRNO

姉「私のこのうやうやしき心、誰が癒してくれよう。」
妹「ああ姉様、出来ることならば代わってあげたいこの気持ち。ああ無情。無情と言う名のただの嘘」
姉「ああ妹よ、ならばどうか代わってはくれまいか。そなたは言ったではないか
　　『出来ることならば代わってあげたいこの気持ち』と。」
妹「ああ姉様、言ったではないですか。『無情と言う名のただの嘘』と。」
姉「でもでもでもでも」
男「いいからさっさと買い物行ってこいよ」

276 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 22:45:10.50 ID:c61s5EAw0

妹　「うぅ……しくしく…」
姉　「どうしたのです、可愛い妹、私に話してごらんなさい」
妹　「うぅ…実は、お兄さまが………うぅ…ひっく…」
姉　「ああ、よい、皆まで言うな、所詮は背徳に彩られた恋、望まぬことはいくらでもあろう」
妹　「………お姉さま」
姉　「さあおいで、私の妹、この胸のなかで泣くがいい、だが外に漏らしてはならぬ」
妹　「……はい、お姉さま…私は耐えましょう……耐えて、そのまま静かに朽ちていきましょう」
姉　「妹や……」　ひしっ
妹　「お姉さま！」　ひしっ

男　「アイス勝手に食べたのは俺が悪かったから……世間の目も気になるし、やめてくれないか？」

姉　「…代わりの買ってくれる？」
妹　「くれるぅ？」

男　「…一人一個な」

二人「いけず～～～～」

男　「二個でいいです………」

姉　「コンビニへっ！」
妹　「突撃だぁぁぁ～～！」

二人「やふぃ～～～～～～～～～～～！！！」

278 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 2008/05/06(火) 22:59:30.61 ID:c61s5EAw0

男　「はらへった……なぁ」

妹　「飢えた腹を抱えるお兄さま……」
姉　「おいたわしや……一刻でも早く、何か、召し上がっていただきたい………なれど」
妹　「我らもまた、こころに餓えを抱えるもの……」
姉　「かような我々の供する御膳では」
妹　「人の腹すら埋められぬ」
姉　「さりとて我らのこころの餓えは」
妹　「充たせば、人の、理に抗いましょう」
姉　「だから今は……」
妹　「黙って見守りましょう………」

男　「あ、マンガ呼んでたらカップラーメン、のびちまった……」

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