アマノジャック@新ジャンル専用

新ジャンル「常に低体温症」01_vol03

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新ジャンル「常に低体温症」
558 保守 2007/01/04(木) 00:12:12.87 ID:2PD5HWSe0
男「なんかさっきまで勢いあったのにとまったな。」
女「嵐の前の静けさだよ。みんな全力で執筆してるんだよ。(ぎゅ~)」
男「だと いいけどな。 まぁいいや。 次はドコに行きたい?」
女「やっぱり次は温泉だよ。温泉×卓球×大興奮 だよ。ぬくいしね~。」
男「おkww把握ww」

と、いうことで2人は温泉に行くことにしました。
 今度は大丈夫です。作者も温泉は行った事あるはずです。
どんな旅になるのでしょうか。

559 2007/01/04(木) 00:17:36.07 ID:1QCgS9TQ0
友1「男が病院に運ばれたって!?」
友2「マジデ?!昨日元気だったぜ?」

がや    がや 
   わいの    わいの

医者「極度の凍傷ですね。」

560 たけのこ 2007/01/04(木) 00:28:55.97 ID:F581K7S3O
>>555
さっきから暴君だのうにぃだのさんくーだのが気になってしょうがない俺は
間違いなく西尾厨

565 保守 2007/01/04(木) 00:37:02.70 ID:2PD5HWSe0
女「着いた~。日本の心 草薙温泉。(ぎゅー)」
男「効能はアドリブがうまくなるとww うわww旅館すげぇwwwこれは温泉も期待できそうだな。」
女「混浴じゃないけどね~w 外、寒いから早く入ろ。(抱きっ)」
男「若い男女が一つの部屋で・・・。これはもう・・・。トランプかもわからんね。」
女「二人ばば抜き?二人7並べ? 体だけじゃなくて心も寒くなるよ~」
男「ガハハ ならば、このハイパー兵器の餌食になるとでも?ww」
女「////// 遠慮しとくよww」

さて、はじまりました。
 ぶらり温泉2人旅。男と女の前にはどんな困難が待ち構えているのでしょうか。
待て、次回。

566 sage 2007/01/04(木) 00:37:39.60 ID:8zexPMc30
女「(ぎゅっ)男君がさっきまで座ってた座布団ー♪あったかーい」
女「(もぐりっ)男君がさっきまで寝てたお布団ー♪あったかーい」
女「(すりすり)男君がさっきまで来てたジャンバー♪あったかーい」
男「なんで直接来ないんだよ」
女「…は、恥ずかしいもん」

567 ハウスデラウェア 2007/01/04(木) 00:48:41.90 ID:/7lS1zZI0
ガラスの向こうの彼女と話すようになったのは
いつ頃だったろうか。

名前もない――被験者番号で呼ばれる彼女がいるその世界には
防寒具なしでは5分といられない。

惰性で続いているだけのこのプロジェクトに関わっているのは僕を含めて3人

研究所に常駐しているのは僕だけ

始めは、そう……同情みたいなものだったんだ。
それに、名前がないと不便だって思ったから

……あんな顔で笑うんだな

普段まったく喋らないキミが、初めて喋った言葉を覚えてる?


―――暖かいって……こういう感じ?


見たいな書き出しで、長編考えたんだが
長編投下ってどうなのかな

568 保守 2007/01/04(木) 00:51:18.55 ID:2PD5HWSe0
男「広い。快温。きもちいい。なんつーか 剣呑剣呑?剣呑はこn(ry」
女「おーい。男くん、聞こえる~?こっちはすっごくひろいよ~。」
男「聞こえるぞー。お湯熱くないかー?」
女「男くん。、お湯ー痛いよー。熱すぎて入れないよ~。」

そうです。失敗です。女はお家のお風呂でもシャワーが痛いといっていました。
源泉かけ流しの草薙温泉に入れるわけがありません。
 男のバカ野郎。もっと気を使えバカチンが! 禁8先生もお怒りです。



>>567
是非やってください。 私もねオチする危険性が高いので
 スレを保守してやってください。おねがいします。

570 甘なつみかん 2007/01/04(木) 00:53:04.27 ID:VgIEU/tw0
>>568
ここで混浴ですyうわなにをする赤い人たすけたqwせdrftgyふじこlp;@

572 さやいんげん 2007/01/04(木) 00:58:10.42 ID:3T5itZZMO
>>541の続き
友「じゃあな、気を付けて帰れよ」
男「おう、お前もなw」

男「(大寒波か…大丈夫かな…女は…)」


―――ピンポーン
女母「はーい」
男 「あの、女さんはご在宅でしょうか?」
女母「いえ、まだ帰って来てませんけど。上がってお待ちになる?」
男 「いえ、結構です。ありがとうございました」



男「(やっぱり何かあったんだ!探そう!)」


573 おうとう 2007/01/04(木) 01:02:17.27 ID:PP9I+IKkO
女「寒いからコーヒー買お」
男「なんで一個?」
女「寒いからポケットにコーヒー入れよ」
男「何でオレのポケット?」
女「寒いからポケットに手を入れよ」
男「だからなんでオレの」
女「寒いから手つなご」
男「…………………うん」
女「寒いからマフラーしよ」
男「なんでオレにも巻く」
女「……………男くんのアウター少しおおきめだね…」
男「…………………………」
女「2人羽織しない?」
男「頼むから今オレらは人前にいるってことを理解してくれ」
女「だって寒いんだもん」

574 根しょうが 2007/01/04(木) 01:03:18.13 ID:3T5itZZMO
>>572の続き

女「(寒いよ…体が…動かないよ…誰か…男くん…助け…て…)」
男「女っ!!!」
女「男…くん…ご飯…食べに…行ったんじゃ…」
男「何でこんな道端で倒れてるんだよ…」
女「ごめんね、急に…頭痛くなって…」
男「ごめんな。一緒に帰ってればこんな事にならなかったのに…」
女「ううん、友達は…大切に…しなきゃ…ね?」
男「………帰ろっか?」
女「でも私…体が…動かな―――キャ!!」お姫さま抱っこされる
男「これで帰れるだろ?」
女「///男くんの体…暖かいよ…ぐすっ…ぐすん…うぇぇぇん…」
男「よしよし(頭なでなで)。ごめんな…これからは、ずっと毎日、一緒に帰ろうな?」
女「ぐすん…うん、一緒に帰ろ……男くん…大好きだよっ♪えへへっ///」



月並みですまん…orz

575 保守 2007/01/04(木) 01:04:07.54 ID:2PD5HWSe0
女「うに~。気持ちよかったよ~。ぽかぽかだよ~」
男「おっ!よかったな女。」
女「旅館なのに個別のお風呂があるなんてすごいね~。(抱きっ)」
男「昨日女の体質のこと電話で言ってただろ?そしたらイケメンの外国人が一晩でやってくれたらしいぞ?」
女「一晩で?すごいね~。源泉まで引いてあったよ~。感動だよ~。すごいアドリブだよね。」
男「だなw」

旅館のご主人と某外国人のおかげで、男は女に悲しい目にあわせなくてすみました。
 本当にありがとうございました。
  

577 1/2 2007/01/04(木) 01:06:33.06 ID:6de7J78fO
すごい書き手の量だなwwwwwwww
最近良い新ジャンルなかったからだろうか

とりあえず良く分からないまま投下

ジリリリリリリリ
「………」
ジリリリリリリリ
「うぅ…」
ジリリリリ
カチッ
目覚ましを止める
「さむ…」
冬の朝は特に冷える
「…六時」
起きるには早すぎる時間
だがこのくらいに意識をはっきりさせておかないと二度寝はもちろん三度四度が当たり前になってしまう
「はぁー」
嘆息
パンッ
冷えきった手で頬を叩く
「さむい…」
日課の体温計を脇に挟む
金属の冷たさが痛い
「………」
ピピッ
「33℃…」
平熱と言えば平熱
一般大衆からみれば低いんだろう
そんなことを思いながらベッドで身を起こす

578 2/2 2007/01/04(木) 01:07:06.37 ID:6de7J78fO
「よいしょっ」
毛布が肩から落ちた
「ひゃあっ」
バスンッ
「う…」
ベッドへ逆戻り
「はぁ…」
相変わらずの自分のくだらない勢いに思わずため息
「起きろ…私…」
呟きながら寝返りをうつ
「ふぅ…」
今日から三学期
しっかりしなきゃいけないのに…
部屋を見渡す
前日のタイマー設定のお陰で全ての暖房機器が動いている
「電気代すごいよね…」
ふとカレンダーが目に入る
『1/9(月)』
「あれ…?」
見事な赤い文字
つまり休み
「成人の日…」
直後私の一日が決定した
「おやすみなさい…」
次起きるのは昼間だろう

こんな感じで良ければ寝るまで書くよ

581 かいわれだいこん 2007/01/04(木) 01:10:22.60 ID:KsqwQKbzO
>>578
是非

584 保守 2007/01/04(木) 01:21:41.96 ID:2PD5HWSe0
女「よ~し、男くん。卓球やるよ~(抱きっ)」
男「え?今風呂入ったばっかだよ?汗かくぞー?冷えないか?」
女「えへへ~温泉に来たらとりあえずお風呂はいるでしょ?卓球するでしょ?で、またお風呂に入ると定石定石w」
男「女がいいならいいけどね。で、都合よく台まで部屋にあると・・・。 どんだけ広いんだよこの部屋www」
女「真剣しょーぶだよ。男くん。負けたら罰ゲームだよ。ハル○方式だよ!スパルタだよ!(ぎゅ~)」
男「いいだろう。新ジャンル界の窪塚洋介と呼ばれたこの俺に勝てるもんならかかってきなさい。」

はたして男の実力とは?
 女の浴衣卓球は可愛いだろうな~。
欠ける部分は脳内補完の準備を!
 刮目して次回をまてぃ~。

586 雀インフルエンザ 2007/01/04(木) 01:26:23.14 ID:36hYLiXY0
>>584
お前さんのテンションとネタのパロ具合がなぜかツボったwww

587 グレ-プフル-ツ sage 2007/01/04(木) 01:30:52.68 ID:RuPp+ezz0
>>578
1月9日は火曜日ですお。

589 保守 2007/01/04(木) 01:40:27.25 ID:2PD5HWSe0
女「ブーメラン蛇~」
男「まさか、球がネットをよけた?うわくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」

女「15-0 僕の勝ちだね。男くん。(抱きっ)」
男「馬鹿な。俺のトレースは完璧だったはずだ!負ける要素はなかった!」
女「確かに、"ものまね"はコロッケにも負けないできだったけどねwww(ナデナデして~)」
男「・・・。確かに俺の負けだ。(頭ナデナデ)」
女「じゃ、罰ゲームだよ~。」
男「どんな?(きっと罰ゲームとか言いながらキスしてくれるだろ?wktk//////)」
女「富竹さんと同じ目に逢ってもらうね。」
男「ちょwwwや、くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」


いやぁ~。女の卓球は可愛かったですね。胸もゆれてました。
 男はどんな目にあったのか、もし知っている人がいたら
  教えてください。それだけが、男の願いです。

590 プル-ン 2007/01/04(木) 01:46:05.24 ID:6de7J78fO
>>587
おk
すまない
多分きっとそんな年もあるはずだ

ついでに三つか四つ借りますよ

591 恐らく1/3 2007/01/04(木) 01:47:23.29 ID:6de7J78fO
ガチャッ
「いってきまーさむっ…」
バタンッ
「………」
外の寒さに思わず扉を閉めてしまった
「うぅ…」
既に凍えている手を擦る
とは言っても手袋越しに無意味な行動だが
「行かなきゃ…」
気合い一発
外に出ればこっちのもの
私はドアノブに手をかける
「ふぅ…」
無駄に緊張する
再び閉めたら今日は休む…などと最悪の逃げ道を自分で組み立てながら
「えぇいっ」
ガチ
ピンポーン
「ひゃうっ!」
唐突のチャイムに情けない叫び声
そしてしりもち
「女ー?」
男君だ
「女ー?起きられたかー?」
「だっ大丈夫ーっ」
いや相当危なかったが
恐らくあと一分横になっていれば二度とベッドから出られなくなっていただろう
そのくらい…精神的に危なかった

592 恐らく2/3 2007/01/04(木) 01:49:15.70 ID:6de7J78fO
「着替えはー?学校行く用意はー?」
世話焼きな人だ
「全部大丈夫ーっ
今出るねーっ」
出端をくじかれたことは後で話してあげよう
「よっし」
外に男君がいるなら待たせるのは悪い
とりあえず出てからの算段を立てる
開けたら走って男君の温もりをゲットだ!
脳内で赤字のテロップが流れる
我ながら素晴らしい出来だ
「てぇぃっ」
ガチャッ
バッ
「女っ!」
「きゃあっ!」
ズベシャッ
「………」
「………」
「…大丈夫か?」
「………」
寒い
「あー…女ー?」
痛い
「大丈夫…なのか?」
特に視線が
「ほら…立てよ」
「ん…」
厚着はしてたから痛くはない
特に破れた様子もなく

593 恐らく3/3 2007/01/04(木) 01:50:48.17 ID:6de7J78fO
「凍ってるから…気をつけろよな…」
つまり私は盛大にドアを開け普段通り三歩で男君に飛び付こうとした

「見事に滑ったな」
「言わないで…いい…」
ギュッ
「今日は冷えるからな…」
「うん…」
こうすると何故か暖まる
不思議な話
「暖かいのか?オレも冷えてるけど」
勘のいい人だ
私の考えてることを話してくる
「暖かいよ
私は男君といるだけで十分だから」
「さいで…」
多分それが答えだろう
「行こっか」
「あぁ…そういや今日は少し暖かいな…女は」
デリカシーに欠ける人だ
「さっき転んだのが恥ずかしいの…」
「………そうか」
「二度とこんなこと言わせないで」
まぁそこが魅力的でもあるが
「ほら…早くしないと遅刻しちゃうよ」
「そうだな」
少し鈍くてとても暖かい彼が好き
私は再確認すると一層強く抱き付いた

           fin

594 保守 2007/01/04(木) 01:51:08.91 ID:2PD5HWSe0
>>591-593
GJ!!!! いってきまーさむww は可愛すぎwwww

595 プル-ン 2007/01/04(木) 01:52:00.87 ID:6de7J78fO
あぁ良かった…三つに収まった

まだ設定が良く分からん
ただの寒がり少女になってる?
それならそうと言ってください

596 にんにく 2007/01/04(木) 01:55:08.99 ID:J0Ms13smO
今更だが
>>567の長編が気になるのは俺だけか

601 清見 2007/01/04(木) 02:00:22.08 ID:RuPp+ezz0
>>595
一番最初から読むと分かるが、かなりの寒がり少女って設定のはず。
いつの間にか雪女状態になってるがww

603 おうとう 2007/01/04(木) 02:02:55.19 ID:6de7J78fO
>>601
まとまってない文章読むのは苦手なんだ
詰まるところ自分の文章が大嫌いなわけだが
最初と最新の10レスぐらいしか読まない設定が分からん
端的にまとめてくれてありがたう
寒がりでいいのか

605 おうとう 2007/01/04(木) 02:04:24.19 ID:6de7J78fO
>>603
日本語がおかしくなったな
最初と最新の10レスぐらいしか読まない「から」設定が分からん

608 甲州 sage 2007/01/04(木) 02:06:41.55 ID:QAYD6CPm0
とりあえずこれ置いときますね

低体温症 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E4%BD%93%E6%B8%A9%E7%97%87


612 マスカットオブアレキサンドリア 2007/01/04(木) 02:10:50.87 ID:/7lS1zZI0
>>567
ごめん、今書いてる。

なかなかまとまらない……

3時までにはなんとか!! 遅筆でごめん

619 おうとう 2007/01/04(木) 02:49:41.85 ID:6de7J78fO
四つほど借りますよ

620 多分1/4 2007/01/04(木) 02:50:20.67 ID:6de7J78fO
「はぁ…」
吐いた息が白く濁る
「さむ…」
夜の12時
普段は絶対に確実に100%超過で外出しない時間
元々登下校以外外出しないが…
「うわぁ…」
そんな時間に外に出て空を見上げる
「きれい…」
そこには満天の星空…とまでは行かなくとも地上の光に負けてない気丈な星が瞬いていた
「すごい…」
初めてみた光景
たまたまテレビに触発されたが…まったくどうして予想以上の夜空
「けど…」
もう手足が震えている
顔はどうしても防寒が薄いのでとても辛い
「もうだめ…」
最後に目に焼き付けようと星空を再び見上げる
「だーれだっ」
「きゃっ」
目隠し
「…だーれだっ!」
この声は
「…男君」
「正解っ
何してるんだ?こんな時間に」
「男君こそ」

621 多分2/4 2007/01/04(木) 02:51:08.98 ID:6de7J78fO
片手にコンビニの袋を持っているから予想はつくが
「オレは夜食を買ってたんだが」
「肉まんっ?」
きっと私の目の輝きに気付いたのだろう
「そ…違うぞ
アイスクリーうわっ」
ギュッ
「肉まんの匂い…」
「女…冷たいな…ほら」
男君の手には近所のコンビニの肉ま
ハムッ
「くれるの?」
考えより行動が先に出てしまった
「食ってから聞くな
んで女は何してたんだ?」
「ング…星見てた」
「キレイだからな…冬は」
今日思い知った
「すごいよね…ありがと
おいしかった」
「どういたしまして」
一人でいた時の寒さが思い出せないほど今が暖かい

622 多分3/4 2007/01/04(木) 02:52:11.57 ID:6de7J78fO
「ねぇ」
「ん?どした?」
「もっと…強く抱いて?」
こんな夜だ
たまには甘えても誰も怒らないだろう
「ん…こうか」
「くるしい…」
強すぎだ
「すっすまんっ」
「このくらい…」
苦しさが心地よい暖かさに変わる
「きれいだね…」
「そうだな…」
なんとなくセンチメンタル
「ねぇ男君」
「なに?」
チュッ
「肉まんのお礼」
「あ…あぁ…おぅ」
お…また男君が暖かくなった
「なぁ女」
「なぁに?」
きっと『お釣』などと言ってキスするのだろう
そう思って私は顔をあげて
「おつ
「えい」
避けた
「ちょっ」

623 多分4/4 2007/01/04(木) 02:52:43.36 ID:6de7J78fO
「そう簡単にキスさせないんだからー」
どこのバカップルだ私…達
「ほらほら
私はもう帰るから」
「…あぁ」
とても苛めたくなる顔をしてくる
「おやすみっ」
「おやすみ」
チュッ
「あ…」
不意打ち
「また明日なっ」
「…うん」
結局自他ともに認めるバカップルなのだろう…私達は
そんなくだらないことを考えながら家に入った
明日も少し外に出て見よう
満天の星空を見上げながらそう思った
            fin

眠気に負けた
後半gdgd許してくれ
また起きたら書くおやすむ

624 清見 2007/01/04(木) 02:53:11.22 ID:RuPp+ezz0
     ⌒  ヽ ほ  (⌒,
   、⌒ (  ほ  か    ⌒)
 (     か    ( )   )
   (    _,,.._,.-ー、,、_  '
     /_,-ヘ '^ッ '、^ ゙ヽ、
    / '" _,'" ,ノ ,ヽ, ` 、 ヽ
   ,i  '"  / ,'  ',   ::い7
    |    i  ;     ...::i/
   ,ヽ、        _::::;;イ
    ゙̄`ー-......,,,,,::-''''",/
              ̄
        乙

627 デラウェア 2007/01/04(木) 03:04:01.17 ID:/7lS1zZI0
>>567 の続き
なんとか7レスにまとまった……かな?

628 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:04:47.80 ID:/7lS1zZI0
>>567続き1/7
6ヶ月目の出来事だった

男「え?」
女「女だって……ふふ、変な名前」

後にわかった事だが彼女が喋ったのは2年ぶりなのだそうだ

男「変……かな、はは」
女「うん、変。だけど、気に入った」

笑顔を見たのは、僕が初めてらしい


629 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:05:03.28 ID:/7lS1zZI0
2/7
女「ねぇ、いつか私は外に出れるかな」
男「え……っと、わかんないよ」
女「ふーん」
男「な、なんだよその目は。しょうがないだろ、俺なんて末端の研究員なんだから」
女「違うよ……そうじゃなくって」
男「え?」
女「あなたが、はじめて……」
男「へ?」
女「あなた、変わった人ね」
男「き、キミに言われたくないな」
女「ふふ」


630 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:05:18.65 ID:/7lS1zZI0
3/7
彼女はよく喋るようになった
他愛も無い――今日の天気だとか海の色だとか

男「写真ぐらい見たことあるだろう?」
女「写真は写真だよ。空じゃない」
男「うーん……」
女「あはは、また難しい顔してる」
男「ほっとけ」
女「あなたは考え事するとき頭の後ろをかく癖があるのね」
男「たいした観察眼で……科学者の素質があるんじゃないか?」
女「末端研究員のあなたに言われてもね」
男「ほっとけ」

空の青を、海の広さを
彼女に見せてあげられない僕は、科学者失格かな

631 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:05:35.07 ID:/7lS1zZI0
4/7
プロジェクトの破棄が決定したのは
僕と彼女が始めて声を交わしてから2週間後の事だった
自分の無力さを知ったのはその翌日

男「――でな、そいつがおっかしいんだよ」
女「男」
男「ん?」
女「もうすぐ……お別れなんだね」
男「なっ!!」
女「知ってるんだ……」
男「なんで……」
女「んー、なんかね、私の権利? なんだって。弁護士の人? が言ってた」
男「権利?」
女「安楽死かコールドスリープか選べって」
男「……」
女「どうしよっか?」
男「俺に!! ……聞くなよ」
女「……」
男「あ……ごめん」


633 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:05:51.17 ID:/7lS1zZI0
5/7
女「あのね、男がはじめてなの」
男「え?」
女「わからないって……言ってくれたの」
男「何の話……」
女「ここから出れるかって話……」
男「あ……」
女「そんなの出来っこないってわかってたけど、嬉しかった」
男「……」
女「名前をもらって、それから希望をもらった」
男「……」
女「だから、男なら答えもくれるかなって」
男「……」


634 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:06:27.42 ID:/7lS1zZI0
6/7
女「……!! 男! ダメ! 防寒服!!」
男「知らん!!」ギュウ
女「あ……」
男「俺が決めていいんだな? だったら生きろ!」
女「男……」
男「あークッソ!! 冷てぇ!!」
女「だから、防寒……」
男「不便すぎる! 決めた! 今決めた! お前治す!!」
女「……」
男「だから、待ってろ!!」
女「……うん」
男「よし……イイ……こ」


635 デラウェア sage 2007/01/04(木) 03:06:43.04 ID:/7lS1zZI0
7/7
僕が目を覚ました時、研究所はすでに閉鎖されていた
彼女の所在は現在不明
彼女がどういう選択をしたか、僕には確認が取れなかった

だけど、きっと彼女は眠っている
僕を待ってくれている
そう、確信できる

僕が聞いた、彼女の最後の言葉

――暖かいってこういう感じなんだね

636 デラウェア 2007/01/04(木) 03:07:58.45 ID:/7lS1zZI0
終了です
ホント遅筆ですんません
読んでくれた方ありがとう

637 梟インフルエンザ sage 2007/01/04(木) 03:08:13.26 ID:lFq8yZDD0
この観点は無かった。すっごいGJ!!!!!!!111

638 アムス 2007/01/04(木) 03:08:13.63 ID:M425MvOU0
>>635
俺の涙腺ぶっこわしてどうするつもりだ貴様

639 さやえんどう 2007/01/04(木) 03:12:00.63 ID:Hvx3zEqcO
>>635
夜中の3時に涙流してる俺テラキモスwwwwwwww

645 こだますいか 2007/01/04(木) 03:25:18.17 ID:HAEScui90
正直低体温ってこの程度だと思ってた
http://viprakugaki.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0210.png

p01_645_up0210.png
656 さんとうさい 2007/01/04(木) 07:16:22.96 ID:eSmpZgtrO
保温

男「今日もスゴい着込んでるなぁ…」
女「まぁ、ね」
男「いつも思うんだが、動きづらくないのか?」
女「しょうがないよ。寒いんだもん」
男「そうか。…まぁ、何というか、着太りとか着痩せとかいうレベルじゃねーぞwと」
女「私、脱いだらスゴいんです」
男「ちょw何言い出したこの娘はwww」

正直スマン 寝るわ

668 保守 2007/01/04(木) 09:59:08.72 ID:2PD5HWSe0
男「女。おはよ。朝だよ?なぁ、お は よ ー。」
女「うにぃ・・・。寒い。布団からでたくないよ~。男くんも一緒に寝ようよ~。えっちぃことしようぜぃ?」
男「また、また危険なセリフを・・・。いや、いろんな意味で・・・。 飯の時間だぞ?ここの飯うまいって評判らしいぞ?」
女「え~食べるよ。食べるけど。布団から出れないんだよ~。」
男「しょうがない奴だなw ほら、コレで暖かいだろ?(抱きっ)」
女「えへへ~。男くん 好き~。」

朝から惚気てる2人。
 昨日の負けは男を少し大きくしたようです。

669 保守 2007/01/04(木) 10:10:06.03 ID:2PD5HWSe0
女「男くん、温泉街探索だよ。出発だよ~。(ぎゅー)」
男「夜だと寒いしな・・・。おk、その前にちゃんと上着を着ような。2枚?3枚?」
女「さんくー。今日は男くんにくっ付いてるから2枚でいいよ~。それにしても温泉街って言えばあれだよね。」
男「あれ?ん~ ストリップ? あ、温泉饅頭??」
女「ぶぶー、温泉街といえば 湯煙殺人だよ。王道だよ~。」
男「ちょwwそれww期待しちゃだめだろww」

しかし名探偵あるところに事件有り。
 2人を待ち受ける事件とは?
次回へ続けっ!

670 にんにく 2007/01/04(木) 10:27:09.19 ID:KsqwQKbzO
>>668
ついにそのセリフが出たか…

671 保守 2007/01/04(木) 10:30:12.05 ID:2PD5HWSe0
男「唇が紫色なっている。チアノーゼに、アーモンド臭これはっ 青酸カリ ってことは犯人はお前だ。バーローwww」
女「すごいよ。1行で事件解決だよ。さすが男くんだよ(抱きっ)」
男「このぐらいは朝飯前さ。ほらもう寒いから宿に戻ろうな。(ナデナデ)」
女「おっけー。大満足だよ。温泉も入ったし卓球もしたし事件も解決したし。」
男「女は、もうやりたいことはない?」
女「じゃぁ・・・。今夜は2人で・・・。」


昨晩はおたのしみでしたね。
 いや、トランプですよ。トランプ、2人ばば抜きに2人7ならべです。
2人は楽しく 温泉旅を終えました。

674 にんにく 2007/01/04(木) 10:54:39.82 ID:KsqwQKbzO
>>671
何が起きるのかと思ったらバーローwwwww

675 鴎インフルエンザ 2007/01/04(木) 10:57:46.34 ID:4DvQQtRPO
男「何が目的だ、何が目的でこんな低体温なマネをする!? 答えろ!!」

女「目的? 男さん、美しい男さんそれは愚問というものだ
目的?ふふん目的とはね、極論してしまうならば男さん 我々には目的など存在しないのだよ」

男「!!」

友「ばッ 馬鹿なッ!! 目的が無いだと ふざけるな!! 目的もなく男に抱き着くだと!? 冗談もたいがいに

女「 黙 れ お前とは話をしていない 私はこの男さんとお話をしている 男さんと真剣に話すのは本当に久し振りなんだ 邪魔をしないでくれ 『若造』!?」

友「…なッ…ッ!! ……ッ!!」

女「目的の為ならば手段を選ぶな 君主論の初歩だそうだがそんなことは知らないね いいかな男さん 貴方はかりにも一保温戦力の所持者ならば知っておくべきだ
世の中には 手段の為ならば目的を選ばない という様な どうしようもない連中も確実に存在するのだ
つまりは
とどのつまりは 我々のような

中途半端にはするなよ 体温を奪われては その なんだ
困る」

676 梟インフルエンザ 2007/01/04(木) 11:16:04.41 ID:4DvQQtRPO
友「低体温だよ貴様」

女「ふうん 君が低体温を口にするかね? 玖渚『友』」

友「ああそうだ おまえの体温は まともじゃない」

女「ありがたいことに私の低体温は君が保証してくれるという訳だ よろしい、ならば私も問おう
君の体温の正常は 一体どこの誰が保証してくれるのだね?」

友「……ッ」

女「一体どこの誰に話しかけているか判っているかね? 私が白衣の雪女衣を着ていれば良かったかな?
私は絶対零度の雪女だぞ? 一体何人凍らせたと思っているのかね?
低温と凍結を呼吸するかの様に行う白衣の集団にかね? 低体温? 何を今更!! 半世紀程いうのが遅いぞ!!

よろしい!!結構だ!!ならば私を止めてみろ自称平熱者諸君!! しかし残念ながら私の敵は君らなどではないね 少し黙っていてくれよ死線の蒼
私の敵は平温!!平熱!!いや!! そこでうれしそうにたたずんでる男くんだ」

友「!!」

男「クックックックックックッ くはッはははははッ はははははは はははははは
執念深い奴だ はははは 素敵な宣戦布告だ いいだろう何度でも暖めてやろう」

女「そうだとも我々は執念深く根に持つタイプでね くだらん結末など何度でも覆してやるさ」



オチがねぇよwwwwww

678 VIP皇帝 2007/01/04(木) 11:21:03.06 ID:Y1bYT+Uc0
>>675
盛大に吹いた

680 たかな 2007/01/04(木) 11:22:08.87 ID:fyNz3f76O
>>676
元ネタがあるのか?

684 なめこ 2007/01/04(木) 11:30:21.91 ID:UBBqk5UFO
>>680ヘルシング

686 保守 2007/01/04(木) 11:47:13.75 ID:2PD5HWSe0
男「温泉編はいろいろと楽しめたけど。女は次、何したい?(ナデナデ)」
女「温泉編の次はね~。プラスコミュニケーションだよ。いまWikiで調べたから間違いないよ!(ぎゅー)」
男「曲g・・。いや、よくわからないけど・・・。もっとらぶらぶする! ってことかな?」
女「ん~ 確か 新キャラの追加で儲けようって話じゃなかったかな?でも、僕は男くんのことがいっとう好きだから大丈夫だよ。」
男「///////...\\」

確かにそうです。しかし困りました。
 しょうがないのでお友達にも協力してもらうことにしましょう。


689 ねぎ 2007/01/04(木) 11:59:54.19 ID:LxTJf5MiO
空気も流れも読めない携帯厨がぁ!!
今北

女「寒い」
男「冷たいからくっつくなよ」
女「2人でー1つにーなれちゃうーことーをー」ガシッ
男「い…いただきま~す!!」


690 保守 2007/01/04(木) 12:18:10.05 ID:2PD5HWSe0
友1「やっほー 男くん。来てあげたよ~。」
男「え?あ、友1じゃんw 外出れたんだ?」
友1「またまた、人を真性のヒキコモリみたいに言って~。(抱きつき~)」
男「////////ちょwおまwwハズイだろww やめろってw」
友1「え~ 女さん、には いつもやさしくしてあげてるくせにぃー。やさしくしてよー。」

男「ごめん。俺はテニプリ属性はないんだ・・・。」

695 保守 2007/01/04(木) 12:48:08.59 ID:2PD5HWSe0
女「みかん食べる~。」
男「こらwwww餅の上の奴とるんじゃありませんwwww台所にあるから。」
女「ぶ~。第一こたつとみかんがセットになってないなんてダメだよ。男くんの責任だよ~。」
男「はいはい。取ってきてやるからな。」
女「えへへ~」

698 隼インフルエンザ 2007/01/04(木) 12:56:00.58 ID:4DvQQtRPO
女「あるじよ!! 我が主よ!!我が主人 玖渚『友』よ!! 命令を!!」

友「我が下僕 雪女よ!! 命令する!!
総滅せよ彼らをこの島から生かして帰すな

白衣の軍には白銀の息を以って 蒼に染めよ 黒衣の軍には黒紅の焔を以って 蒼に染めよ
一木一草尽く我らの敵を蒼色に染め上げよ

見敵必殺!見敵必殺!!」

女「了解 認識した 我が主」


友「拘束制御術式 零号 開放!!
帰還を果たせ!!幾千幾万となって帰還を果たせ
謳 え ! ! 」

女「私は ヘルメスの鳥 私は自らの 羽根を喰らい

etc「おお お お おお……ッ!!」

男「ここにいる 全てが感じたのだ 『恐ろしい事になる』と この低体温をどうにかしてしまわないと 恐ろしい事になると!!」


飼い 慣らされる」



すまんかった(´・ω・` )
それはそうと初代ポケモン面白ぇwwwww

705 sage 2007/01/04(木) 13:36:37.43 ID:8zexPMc30
女の格好
・ダウンジャケットにコートの二枚重ね
・ストッキングも二枚重ね
・でも、上半身胸部あたりは薄着
その格好で二人羽織ぽく男に背中から覆いかぶさる。
薄着なのは体温を感じ取る為だそうな。
だからってノーブラ・夏用シャツ一枚はやりすぎだろう…

男談

714 2007/01/04(木) 14:56:40.63 ID:8zexPMc30
女「おい男!そこに座れ!」
男「はあ?なんだよ(しぶしぶ)」
女「違う。あぐらをかけ!」
男「…(しぶしぶ)で?ってうわっ」
女「私の椅子…ぬくぬく…」
男「もう少し素直に言えないもんかねえ」
女「(ぎらり)椅子が喋るな」
男「へいへい」
女「毛布…(ひっぱりひっぱり)ぬくぬく…ぐー」

716 葉しょうが 2007/01/04(木) 15:02:29.43 ID:3T5itZZMO
その1

兄「今日から妹も高校生だな。一緒に行こうか。同じ学校だし」
妹「私はもう子供じゃありません。それじゃ行ってきます」バタン
兄「(…子供じゃありません、か…。って弁当忘れてる)」


―――昼休み
―――ガラッ
妹「にににに兄さんっ、何で私の教室に!」ガクガク
兄「いや、弁当忘れてるぞ。ほれっ」
妹「わわわわ私とした事が…おおおおお弁当を忘れるなんて…」ガクガク
兄「っていうか大丈夫か?すごい震えてるけど」
妹「だだだだ大丈夫です。すすすす少し…寒いだけです」
兄「………そうか、じゃあ俺は行くから」
妹「………」
兄「(ガラッ)」ドア開ける
妹「あっ、あの、やっぱり…一緒に…その…ご飯を…」ゴニョゴニョ
兄「ん?」
妹「だっ、だから…その…ご飯を…」
兄「………そうだな、じゃ屋上でも行くか」
妹「………は、はいっ///」
  ―――その2へつづく

718 ねぎ 2007/01/04(木) 15:10:18.81 ID:T51i7VnEO
女にしばらく抱きついてからセクロスすればオナクールなみの威力出るんじゃね?

719 2007/01/04(木) 15:12:26.38 ID:8zexPMc30
>>718
寒がって服を脱がないので着衣セクロスですな

720 ねぎ 2007/01/04(木) 15:14:59.83 ID:T51i7VnEO
>>719
着衣とかモエスwwwその発想はなかたわwww………(´Д`;)ハァハァ

728 716 2007/01/04(木) 16:39:58.82 ID:3T5itZZMO
その2 月姫の秋葉をイメージした

兄「よし食べるか」
妹「はい」
兄「でも完璧主義者の妹が弁当忘れるなんてな」
妹「私だって忘れ物くらいしますっ!」
兄「そんな怒るなよ。ご飯が不味くなるだろ」
妹「兄さんがいけないんです。そんな蔑むような言い方して!」
兄「はいはい、ごめんなさいね」
妹「解ればいいんです!」兄「………」
妹「だ、黙らないで下さい兄さん!」
兄「…お前、寒いのか?」
妹「いっ、いえ、大丈夫です…」
兄「(ギュッ)」抱きっ
妹「なななな何するんですかっ///」
兄「いや、寒いと思って…」
妹「ひっ、人がいないからってこんなことっ」
兄「…やり過ぎたな、すまん」サッ(離れる)
妹「………」
兄「………ごめんな」
妹「………あの、やっぱり寒い…んで…そ、その…もう一度…」ゴニョゴニョ
兄「……もう少し素直になれよ(ギュッ)」抱きっ
妹「たっ、ただ寒いだけですからねっ///」
兄「はいはい、顔がにやけてますけどね」
妹「うっ、うるさいですっ///(エヘヘッ)」

729 2007/01/04(木) 17:06:00.29 ID:3T5itZZMO
>>728だが…
読み直してみたら、低体温とか関係なくなってた。すまんROMってる…orz

738 まいたけ 2007/01/04(木) 17:53:15.60 ID:dd5/VaVd0
>>728
低体温ってよりツンデレってかんじだな

741 アムス 2007/01/04(木) 18:12:23.64 ID:/7lS1zZI0
せっかくなんでもう1個だけ投下
5レスほど使わせてもらいます。

742 アムス sage 2007/01/04(木) 18:12:40.41 ID:/7lS1zZI0
1/5
もし明日死ぬってわかったら、今日何をしたらいいだろう
意外とわからないもんだな

とりあえず、いろんな人にありがとうって言わないとな
一日で足りるかな?
はは、これってけっこう幸せなことかも

女「かっこういいモノローグの最中すみませんがね」
男「たくさんの人に愛されてきたんだよな」
女「あなた、友達いないでしょ」
男「……」
女「で、あなたが死ぬのってあと2分後ですから……あ、もう一分切ってたや」
男「なんだよ! ちょっとぐらい格好つけさせろっての!! ってか急!!」
女「まぁいいじゃないですか。それなりに楽しいですよ? コッチの世界も」
男「うぅ……ドクン―――……ってあれ?」
女「……あれ? 死な……ない?」
男「……」
女「えぇ~? だって書類では……あぁ~!!」
男「何? どうしたの?」
女「……やってしまった……うぅ」
男「なんだ? なんかヘマしたのか?」
女「あぁ~ 最悪だ~」
男「なんかよくわからんが……とりあえずリンゴ食べる?」
女「……」

744 アムス sage 2007/01/04(木) 18:12:57.74 ID:/7lS1zZI0
2/5
本物の死神はリンゴなんて食べないらしい
それにしてもこの娘

男「顔色悪すぎじゃね? 大丈夫かよ?」
女「まぁ、死んでますからね……ほら」
男「冷たっ!!」
女「はぁ……」
男「ってかそんな布きれ一枚じゃ寒いだろ」
女「……案外優しいんですね。でも大丈夫」
男「そうなのか?」
女「もともと体温なんてないんで……クシュ」
男「全然大丈夫そうじゃないんだけど……」
女「あれ? おかしいな……クシュ」
男「あーこれ着とけ」
女「……いいです」
男「そんな汚いものを見るような目をするな!」
女「えー?」
男「見てるこっちが寒くなるんだよ!」
女「うー……それじゃあ、まぁ」
男「ったく」
女「……あ……あったかい」


745 アムス sage 2007/01/04(木) 18:13:21.83 ID:/7lS1zZI0
3/5
どうやらこの娘、勘違いで来るところをミスったらしい。
で、本来こいつが行くべきだった人の所に別の死神が行ったと。
この世にこれる死神の数には上限があって、定員オーバー
やむなくこいつが実体化してると

男「まぁ大体わかった」
女「にしても寒くないですか? この部屋」
男「……暖房つけて、コタツでミカン食いながら言う台詞じゃあねーな」
女「えへへ」
男「えへへじゃねぇよ……ったく///」
女「あ、赤くなったw 私の魅力にメロメロですか?」
男「……お前、なんか明るいな」
女「やー、よく言われます……それにしても…クシュ…寒いですね」
男「? お前ホント大丈夫か?」
女「あれ? お、おかしいな……やだ、さ、寒い」
男「お、おい!」

女「ど、どうしよう……寒いの止まんない」
男「ちょ!!」
女「やだ……怖いよ」
男「だぁー! もう!」
女「あ……」
男「い、いや……人肌って暖かいって言うし/// その、別にスケベ心があるというわけじゃなくて」
女「あったかい……」ギュウ
男「ぃぃ!?……///」


746 アムス sage 2007/01/04(木) 18:13:43.77 ID:/7lS1zZI0
4/5
男「……お、落ち着いたか?」
女「はい、おかげさまで」
男「……あの///」
女「あ! すみません!」
男「うん」
女「男の人に抱きしめられたの……初めてだったもんで……つい」
男「そ、そう」
女「あったかいん……ですね」
男「そ、そうか」

女「なんか、人肌じゃないとダメみたいです」
男「……マジで?」
女「あの……定期的に抱きついてもいいですか?」
男「いや……まぁ……いい、けど///」
女「ほっ……よかったぁ」
男「あのさ……でもさ」
女「はい?」
男「お前もう元に戻ってない? なんか宙に浮いてるし」
女「あぁ……まぁ……いいじゃないですか」
男「……ホントはもう寒くないんだろ!?」
女「寒いです!! ハクショーイ」
男「わざとらしすぎて言葉もないわ!!」
女「えー? せっかく無理して実体化してるのに」
男「せんでいい!! 冷たっ」
女「えへへ、あったかーい///」


747 アムス 2007/01/04(木) 18:14:00.42 ID:/7lS1zZI0
5/5
やたら体温の低いやつが抱きついてくるから
冷たいって言うことが多くなった
暖かいって感じることも

おわり

読んでくださった方、ありがとうございます。

748 キャベツ 2007/01/04(木) 18:15:16.10 ID:6de7J78fO
>>747
良かったよGJ
長文お疲れ

750 食用菊 2007/01/04(木) 18:19:16.36 ID:Uiv3zfu+O
勝手に書いてしまった。反省はしていない。

【最期】
別れの時が、来た。
18度目の静かな夏を、彼女は病室で迎えていた。
くらくらするような陽の光は室内にも差し込んでいる。窓の外、遥か遠くのアスファルトには陽炎が映るほどの暑い夏。しかし、この部屋の主である少女にそれを感じる術はなかった。
男「寒いか?」
青年の問いに、ベッドに横たわった彼女は軽く首を横に振った。
男「……そっか」
青年も、彼女が今肌寒さを感じているとは思っていない。
彼女の肌の感覚は、もう長らく働いていないのだから。

751 キャベツ 2007/01/04(木) 18:23:16.61 ID:6de7J78fO
>>750
死ぬなぁぁぁぁぁぁぁ!

752 はなの舞 2007/01/04(木) 18:27:20.56 ID:0hRY/iVf0
クンニ

女「そんなトコ舐めちゃ汚いよぉ・・・・」
男「本当は舐めて欲しいんだろ?」
女「うぅ・・・・男くんのばかぁ・・・」
男「かわいいよ。女・・・・」
女「はずかしぃ・・・」



男「あへへへへh!!ひはいひはいひはい!!!」


アイス食ってる時に舌が張り付いちゃうとすげぇ痛いよね

753 2007/01/04(木) 18:34:09.49 ID:KsqwQKbzO
>>752
前にも同じような…

ゴメンなんでもない

754 はなの舞 2007/01/04(木) 18:35:21.74 ID:0hRY/iVf0
>>753
ごめんそれも俺
バナナで釘打ったり恐竜を絶滅させたのも俺

755 食用菊 2007/01/04(木) 18:37:44.06 ID:Uiv3zfu+O
男「夏が過ぎたら、コタツ出さないとな」
今度は、頷く。
端から見たら滑稽に見えるかもわからないやり取りは、彼らに残された最期の抵抗だった。
この小さな病室には二人しかいない。青年のたっての頼みで、主治医も看護師も、彼女の両親までもが席を外していた。これは、少女の最期の願いでもあった。
男「…何か飲むか」
少女が指差したのは、テーブルに置いてあったポットだった。中に入っているのは、少し温度の下がったホットミルク。
猫の絵柄のマグカップにそれを注ぎ、青年が軽く口に含む。
少女が目を瞑ると、彼は静かに唇を合わせた。
口移しが終ると、二人目をを合わせて照れくさそうに笑う。少女がこの病室に移されてから思いついたこの方法に、最後まで二人は慣れることは出来なかった。

758 食用菊 2007/01/04(木) 18:46:44.45 ID:Uiv3zfu+O
静かに、青年が少女の手をとった。
男「退院したらさ、どこ行く?」
少女は少し思案するように目を伏せた後、微かな声で彼に答えた。
き、み、の、い、え。
男「俺んち?面白いかそれ」
こ、た、つ。
男「そんなん何処にでもあるぞ…」
お、ふ、と、ん。
男「それだってなぁ…」
い、っ、しょ。
男「……そうだな。ずっと二人だったもんな」
もう、限界だった。

759 きっと1/2 2007/01/04(木) 18:52:34.32 ID:6de7J78fO
「さむい…」
12/25
全国的にクリスマス
そんな日に…
「うぅ…」
駅前見慣れた噴水前
北風が吹き抜けるビル街
いつも以上に厚着はしてるが…
「なんでだろうな…」
とても心が寒いです
ふと時計を見る
11:15
もうすぐ太陽が天頂に昇る時間
「遅いよ…」
もう20分はここにいる
それもこれも待ち合わせをしているから
二人で決めた時間は11:00
「もう…だめ…」
このままじゃ凍死でもしてしまいそうだ
温もりがほしい温もりがほしい…
「あ…あああ…」
視界に入ったのは隣にいる男の人
ゴクッ
生唾を飲む
「ごめんなさい男君…男君が悪いんだからね…」

760 きっと2/2 2007/01/04(木) 18:53:42.72 ID:6de7J78fO
懺悔をした私は目をつぶって隣の男の人に抱き付
「女っ!」
「ひゃうっ」
間一髪
あと数十センチ
「あぶねぇ…」
ギュッ
「あ…」
それは初めてだった
「ごめんな…遅れて」
「ううん…」
初めて男から抱きしめててくれたことに思わず感動
「プレゼントに迷ってな…」
そう言うと男君は
「マフラー…」
とびきり暖かそうなそれを取り出してくれた
「ほら」
「んー」
今巻いてしまうのはとても惜しい
「今日は男君が暖めてっ」
そう言うと私は一層強く彼に抱き付いた

キリが悪い許してくれ
飯食ったら書く

763 生しいたけ 2007/01/04(木) 19:03:59.79 ID:Uiv3zfu+O
涙を堪えきれず、青年は顔を伏せた。
此れ迄、二人は一度も泣くことはなかった。再び外へ旅立つ日を信じて、ずっと堪えてきたのだった。
男「――あーあ、俺の負けか」
別に勝負でも何でもないのに、この暗黙の了解を破ってしまった青年は負けを認めた。
男「お前の勝ち。何でも言う事聞いてやる。悔しいが罰ゲームだ」
そう言って彼女の髪を撫でる。
男「ん?何でも良いぞ。俺の叶えられる範囲内ならな」
明るく振る舞う青年の頬を、少女は優しく撫でた。
な、か、な、い、で。
男「……そいつは難しいな。
言ったろ?叶えられる範囲内って」
わ、ら、っ、て。
男「…頑張ってみるか。
こんな感じでどうだ?」
口の端だけ吊り上げた笑顔で何とか答えた彼に、少女も満足そうに微笑みを浮かべた。

764 生しいたけ 2007/01/04(木) 19:12:57.08 ID:Uiv3zfu+O
――なあ。
少女の細い手を握り、青年は心の中で呟く。
――お前は、幸せだったか?
――俺は、お前の側に居られたかな?
青年の暖かい掌を、少女のひんやりとした腕を伝わった想いを感じ、彼女は再び笑った。
無邪気な、微笑み。
最期、目尻に一筋の涙を浮かべ、

彼女は

この暖かな世界を

温もり溢れる彼の手を

旅立った。

765 生しいたけ 2007/01/04(木) 19:14:37.79 ID:Uiv3zfu+O
これで終わりです。携帯厨の駄文失礼しました。

766 おおば 2007/01/04(木) 19:15:27.04 ID:CCsMtMe+O
こなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

767 なめこ 2007/01/04(木) 19:16:50.66 ID:h+HYpEoo0
>>765
俺の涙腺を刺激するのがそんなに楽しいか乙

771 夢枕獏文体 2007/01/04(木) 19:34:52.00 ID:RuPp+ezz0
「お前もそうなのであろう?」
俺の体に抱きつきたくてたまらないんだろう?
男の言葉には言外にそういう含みがあった。
そうだ。お前の言うとおりだ。
この冷え切ったからがお前の胴に絡みつく感触を何度も想像していたさ。
何度も。何度も。何度も――
私は思わず男に飛びついていた。

779 2007/01/04(木) 19:49:35.45 ID:ne0AXdgr0
男「そんなに寒がりだったら、家の中でもガクブルなんじゃない?」
女「それなら大丈夫。お姉ちゃんがいるから」
男「なに、湯たんぽを用意してくれるとか? 解決になってないと思うけど」
女「ノンノン、お姉ちゃんが“暖房”の代わりになってくれるの」

男「????」
女「お姉ちゃんは私と対照的で、すごい熱がりなの。年中冷却コートを着てるんだよ」
男「・・・それで、どんな人?」
女「口調はちょっと強めかな。でも最近、好きな人が出来たって言ってた」
男「へえ」
女「その人、可笑しな人で、凄く空が好きなんだって」
男「おまけに鼻が長い」

女「そうそう、それに艦長さんだって、偉いんだね?」
男「・・・」
女「・・・」
男「・・・オチは?」
女「イークィップ!」
男「逃げるな!」

俺も書き逃げする

783 うめ 2007/01/04(木) 19:51:37.09 ID:zGBLSlmn0
>>779
獅子王wwwwwwwwwwwww

786 かいわれだいこん 2007/01/04(木) 19:54:32.85 ID:GnM9VKE0O
>>779
ちょwwwwww

788 まいたけ 2007/01/04(木) 19:54:42.04 ID:gejS6yPm0
新年早々楽しませて頂きました。

お礼というには難ですが、最後に1枚。
>>567をお借りしました。
http://imepita.jp/20070104/715140

p01_788_715140.jpg
789 まいたけ 2007/01/04(木) 19:55:07.66 ID:/EjCdD+L0
>>788
GJ!すてきぃぃぃいいい!!!!!!

792 陸奥 2007/01/04(木) 19:55:47.47 ID:VgIEU/tw0
>>788
最後の最後に天使が舞い降りた。

796 わさび 2007/01/04(木) 19:57:26.53 ID:Jctgb2oHO
>>788
寒そぉ w wwwww

797 うめ 2007/01/04(木) 19:57:27.91 ID:zGBLSlmn0
女「私ね…体は冷たくても心はとっても温かいんだ…」

805 葉しょうが 2007/01/04(木) 20:00:03.41 ID:Jctgb2oHO

810 陽光 2007/01/04(木) 20:01:39.16 ID:VgIEU/tw0
>>805
ごめん、今気づいた。
なんて一言を!



女「私ね…体は冷たくても心はとっても温かいんだ…」

彼女はそういった。
だから俺はこういった。

「知ってる。お前と一緒にやってきて、いつも思ってたから。。。」

818 保守 2007/01/04(木) 20:05:47.40 ID:Y939UtoYO
男「楽しめたか?」
女「もちろんだよ(抱きっ)」


820 ほうれんそう 2007/01/04(木) 20:06:14.63 ID:6de7J78fO
女「私…身体は冷たくても心は暖かいんだ」
男「オレもすごい暖められたよ…ありがとうな」
女「うん…うんっ」
男「それじゃ…また絶対会おうな!」
女「絶対!絶対だからねっ!」
男「今さらだが…大好きだ」

最後にそう言い残して彼は去って行った
その背中が見えなくなるまで私は見送った
頬には熱いものが流れていた
         fin


ごめん乱文許せ!

821 陽光 2007/01/04(木) 20:06:38.54 ID:VgIEU/tw0
さいごのさいごにやってくれる!

822 食用菊 sage 2007/01/04(木) 20:06:51.58 ID:tv1igKExO
見ろ、世界はこんなにも温かい



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