アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「恩返し」01_vol02
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新ジャンル「恩返し」
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- 113 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:03:29.82 ID:Q8h6ZnkI0
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>>108
女「母ちゃん!決めた!!私母ちゃんに恩返しするよ!!」
母「え・・・そんな・・・」
女「いいからいいからw遠慮すんなって!今まで育ててくれたお礼だよ!」
女「ゴメン・・・騙されて借金した・・・100万くらい?」
母「ううっ、、お前は人が良すぎなんだよっ、、、ああ、また借金が増えていく・・・」
元気っ娘の恩返し、というのはどうだろう?今の話の筋はおいといて。 - 116 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:14:34.82 ID:Q8h6ZnkI0
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バレンタイン
女「これっ、、、」
男「えっ?僕に??」
女(///)「(ブンブン)」
ホワイトデー
男「あ~、ほら、バレンタインの時のお返しってことで・・・」
つマシュマロ
女「・・・・」
男「自作ですが。ふつつかものですが。」
女「・・・・嬉しい」
4月
男「あれ?」
男友「どしたー?靴に画鋲でも投げ込まれてたか?へへっw」
男「うっせ。いつの時代のイジメだ・・・っと、ん、クッキー?」
『バレンタインのお返しのマシュマロの恩返しに 女』
男「・・・・・・・・」
男友「・・・・・・・・」
男「・・・・・・・・」(ポッ
男友「畜生!!うらやましすぎるぜ!」男「わっ、やめろって!」 - 117 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 00:16:55.65 ID:ngwgyRy40
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男子校の俺にとっちゃ鬱になるスレだの・・・・
しえん・・・・ - 119 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:23:54.03 ID:Q8h6ZnkI0
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コンコン
「ごめんください」
男「はいはーい。どちら様ですかあ?」(ガララララ
女「男さん・・・ですね?」
男「ん、そうだけど・・・」
女「恩返しにあがりました。今日一日、何なりとお申し付けくださいませ。」
男「は?何言ってんの?」
女「えーっと、とりあえず掃除かな?あー、汚い汚い。こんなんじゃ田舎のお母さん泣いてるよ?」
男「いや、母親は近所に・・・って何勝手に上がってるんだ!!」
女「エロ本はベッドの下に隠しときなさいって。お婆ちゃんの知恵なんだから。馬鹿にしてしんじないから・・・・ほらっ、すぐに見つかった。」
男「今すぐ帰れええええええええええええええ!!!!!!
っつかなんなんだアンタはあ!!!いきなり押しかけてきて!!!」
女「お~うるさいうるさい。最近のコはキレやすいってテレビで言ってたけど本当だったんだねえ。」
男「いや、、その、、、頼むから素性くらいは明かしてください・・・お願いです。」
女「あーあー、言うの忘れてたよ。ほら、私私。
今朝おぶって歩道橋を渡らせてもらった お 婆 ち ゃ ん だ よ 。」
男( ゜д゜)ハア?
続かない。
電車で席譲ることはあっても、負ぶってあげたりとかは出来ないよね・・・流石に・・・場合によるけど・・・きっとそれくらいしたら若返って恩返しに来てくれるんじゃないかと思って・・・その・・・ナンカゴメン。 - 122 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:29:15.03 ID:lVwwbQhR0
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―――ドサァッ!
男「痛ぁっ!」
女「あ・・・」
男「だ、大丈夫?怪我してない?」
女「へ、平気・・・」
男「・・・俺が下敷きなったから良かったけど・・・」
男「階段から落ちたら洒落にならないからさ、気をつけてね」
女「・・・・・・・・・」コクン
男「じゃ、また」(腰いたた・・・)
女「・・・・・・・・・」 - 123 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:31:55.21 ID:lVwwbQhR0
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男「・・・・・・・・・」テクテク
女「・・・・・・・・・」テクテク
男「・・・・・・・・・」ピタッ
女「・・・・・・・・・」ピタッ
男「・・・どうかした?」
女「・・・け、怪我は」
男「え?やっぱどっか痛いの?」
女「わわ、私じゃ、無くって・・・」 - 124 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:32:24.56 ID:Q8h6ZnkI0
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>>117
夜、君が道を歩いていると少女が道端でうずくまっている。
男「君っ!―――大丈夫?お腹、痛いの?」
女「いえ、その―――わたし、あの―――」
男「君、駅向こうの女子高の生徒さんだろ?良かったらタクシー呼ぼうか?」
女「いえ、いいんです。わたし、持ち合わせがありませんから」
男「なら家が近いんだね。」
女「いえ、家はもっと遠いんです」
男「ははあ、家でのたぐいだかな」
女「はい、そうするしかないと思います」
男「・・・・・・・
今晩だけ、僕のところに来る?」
女「そんな、よろしいんですか・・・・・・!?」
あとは、想像力働かせてさ、ほらっ - 125 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 00:33:20.08 ID:uPm15znU0
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男「そこの赤い髪飾りの似合うお嬢さん」
女「髪飾り?」
男「この紅葉さ」
女「あ……」
男「紅葉みたいに顔を赤くしてどうしたんだい?」
女「……お礼に」
男「ん? 顔を近づけて
(以下省略
・
・
・
女「……」
男「やってみたいんだ」
女「冗談」
男「だよな……はは」
女「かもしれない」
男「はは……は?」 - 126 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:36:55.99 ID:lVwwbQhR0
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男「・・・俺?」
女「・・・・・・・・・」コクン
男「あ~、まぁ腰打ったけど、君小柄だったからそんな・・・」
女「!」バッ
男「ちょ!?なになに急にしがみついてっ」
女「おおお恩返しっ!」
男「はぁ!?」
女「恩返し・・・しなきゃ・・・、腰を・・・治さなきゃ・・・」
男「君じゃ腰は治せないし腰はそんなに痛くないしとりあえずズボン脱がさないで!」 - 127 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:41:46.03 ID:lVwwbQhR0
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男「お、落ち着いた・・・?」
女「・・・取り乱し・・・ちゃった・・・」
男「取り乱しすぎだよ」
女「・・・恩返し」
男「え?」
女「お、恩返しする。あなたに・・・」
男「いや、いいよ、そんな気にしなくても」
女「命に代えても・・・、必ず・・・」
男「重いなぁ・・・」 - 128 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:45:30.89 ID:Q8h6ZnkI0
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女(_ _ )…
女友「大丈夫?え、ナプキン?う、うん。いいよ。」
図書室
女「~~~!!」(ピョンピョン
ひょい
女「あ・・・」
男友「ほい。女さん。棚の一番上の本、お待ち。」
女「鉛筆・・・」
ころりろころりら
男「ん、鉛筆落ちたよ。女。はい。」
女「ありが・・・」(パサ
男「お、今度は手帳が―――――よいしょっと、、、ん?」
手帳『恩返しリスト 出来るだけ早く返す人 4人
今日中に返す人 12人
一週間以内に返す人 35人』
男「・・・・・・」
女(///)「あんまり・・・見ないでもらえると嬉しい・・・」 - 129 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 00:45:54.84 ID:uPm15znU0
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女「雨だ」
女(傘持ってきてなかった)
女(これは男くんの傘かな? 降る前に帰ったんだろうか)
女(……ありがとう)
男「俺の傘どこー?」
女「男くん」
男「お、ちょうどいい。入れてってくれないか?」
女「あの」
男「渡りに船ってこのことを言うんだなぁ」
女「これは」
男「ささっ、帰りましょうぞ」
女「男くん」
男「何?」
女「ごめんね」
男「何が?」
女(いつか必ずこの償い、そして恩は返すから……) - 130 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:46:27.68 ID:lVwwbQhR0
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男「・・・・・・・・・」テクテク
女「・・・・・・・・・」テクテク
男「・・・教室まで付いて来る気?」
女「・・・・・・・・・」コクン
男「気にしなくて良いのに・・・」
女「お、恩返ししなきゃだから・・・、あなたが困ったら・・・」
男「流石に教室とかは・・・、君何組なの?」
女「あ、あなたは・・・?」
男「3組」
女「じゃ、じゃあ私も3組・・・」
男「『じゃあ』って・・・」 - 131 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 00:55:19.87 ID:Q8h6ZnkI0
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女「お弁当・・・」
男「え・・・?僕?」
女「・・・・・恩返し・・・・・・」
男「あ、ああ。そっか。
あれ?でも、何かそれらしいことしたっけ?」
女「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イツモ」
男「ん?何?ごめん。良く聞こえなかった。」
女(///)「いつも、一緒にいてくれる・・・そのお返し・・・」 - 132 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 00:56:40.21 ID:uPm15znU0
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男(犬も歩けば棒にあたる。女も歩けば)
女「!?」
男「っと、電柱に当たるところだったな」
女「気がつかなかった」
男「ちゃんと前見て歩けって言ったろ?」
女「……うん」
男「大暴投じゃねえか! くっそ、俺の名に賭けて取ってや
女「きゃっち」
男「……」
女「ちゃんと距離測って取ろうとしなきゃ」
男「ずっとフェンスの上にいたのか」
女「機会が巡ってくるのを待ってた」
男「満足した?」
女「うん」 - 133 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 01:00:16.09 ID:Q8h6ZnkI0
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女「おーとーこー、恩返しきたよ~」
男「はいはい。昨日悪質セールスに引っかかりそうだったからなあ。」
女「それなんだけどさー、もう騙されないように詐欺とかの本読んでね~」
男「ほう。自主勉強か。偉いぞ。」
女「そしたらそのさ~~、、えへへへへ、、、パッとアイディアがね。
ほら、楽~にお金稼げる?みたいな?座ってゲームやってるだけで一日100万?みたいな?」
男「ちょ、それは、ない。」
女「む~、そーかー・・・それじゃあ貸し1だなあ
・・・はあ、さすがに貸し100まで一桁きったのは辛いよお」
男「いや無理にしなくてもいいと思うが?恩返し・・・」
女「それは私のコケンって奴に関わるんだなあ~、これが」男「さいですか」
ちょっとまったり系で行ってみたがどうだろうか? - 134 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 01:04:08.60 ID:Q8h6ZnkI0
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女「お~とこ~~」
男「ん?」
女「なんか荷物ないか~い?持ってあげるよ~恩返しだよ~」
男「昨日机運ぶの手伝ってやったからな。じゃあこれ頼むわ」
女「うむ~。任されよ――――って重い!!」
ドガシャン!!
男「え・・・今の音・・・」
女「・・・・・・・・・・」
男「割っ・・・た?」
女「・・・・・・・・・・」(冷や汗ダラダラ - 135 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 01:05:17.25 ID:uPm15znU0
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男「取れんな……」
女「どうしたの?」
男「自販機の下に小銭をだね」
女「はい」
男「これはいいマジックハンマー。使わせてもらうぜ」
男(よしこいつで……はっ、これはいつもの逆パターン?)
男(となると、何かしら礼をしなければ……)
女「?」
男「……缶しるこ飲む?」
女「飲む」
男(これでいいんだよな? 不服そうな顔なんかしてないよな?) - 136 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 01:11:03.28 ID:uPm15znU0
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男「よっ……と」
女「ありがと」
男「力仕事は野郎に任せておけ」
女「お礼に」
男「いいって」
女「誰かに恨みを持ってない?」
男「結構重いなこの荷物」
女「晴らせぬ恨みを晴らせてみせる」
男「ははっ、面白いジョークだ」
女「これが本当の『恩を仇(討ち)で返す』」
男「……」
女「……」
男「ところで、これはどこに運べばいい?」
女「……あっち」
男「……了解」
女「さっきの……聞かなかったことに」
男「心得てる」 - 137 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 01:14:43.15 ID:M+aYhNLs0
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マジック……ハンマー?
- 139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 01:15:50.10 ID:uPm15znU0
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- 140 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 01:22:04.63 ID:Q8h6ZnkI0
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女「あう~~あう~~~」
男「どーした?」
女「おかしいなあ~~~ノート・・・ノオトオ」
男「なんだよ。忘れたのか?」
女「ふうむう・・・どうやらそう見たいだ。」
男「じゃあルーズリーフは?」
女「お金が・・・」
男「足りない分だしてやるから」
女「―――というわけで男ぉ」
男「なにがというわけなのか解らんが財布返せ。なにやってんだ」
女「いろいろ恩返し考えた結果、男のためだけの銀行業を始めることにしたぞ~?」
男「いや、さすがにそれは止めとけ。特にお前は。っていうか止めてください。」
女「むう」 - 141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 01:34:59.53 ID:e1taKNCv0
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昼休み
男「どうしたの?」
女「しゅくだい……」
男「忘れたの?」
女「(こく…)」
男「ワードで読書感想文だったっけ」
女「手書きで書いたけど、うち…パソコンないの」
男「そっか、ちょっとそれ貸して」
女「あ…」
男「はい。担任のパソコン借りて打ち込んできたよ」
女「ありがと」
その夜
男「zzz……ん?」
女「ほ…しゅ…」
男「え?なにしてるの!?」
女「これ…落ちないように」
男「だからって何で僕の家で!?」
女「うち…パソコンないの」
…ほし - 147 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 03:19:46.41 ID:QIynrW750
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男「察するに……昨日俺が落し物を届けたから、今日は俺の落し物を届けてくれたわけだ?」
女「(こく……)」
男「それで、俺が落とした場所がドブだったもんだからそんなに汚れたわけだ」
女「……」
男「……とりあえず、風呂入ってけ。頭から何から泥だらけだから」
男「着替えここに置いとくぞー、俺ので悪いけど我慢してくれると助かるー」
女「……」
数日後
男「……まさか車に泥はねられて女の家の風呂に入る羽目になるとは思わなかったな」
女「着替え……」
男「ああー、ありがとうー」
女「……」
男「女物……だと……?」 - 151 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 05:06:13.21 ID:jtAGEzT+0
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男「おっと。女さん、忘れ物」
女「え……」
男「いやほら、明日の数学。ノート提出だったろ? 忘れて帰ったら不味いかと思ってさ」
女「あ、ありがとう……」
男「いいっていいって。俺も忘れてたの思い出して取りにいっただけだしさ」
翌日
男「さてと。ノートノート、ってあれ? しま、やべ忘れた!?」
女「……これ」
男「これ、俺のノート……」
女「恩返し」
男「お、俺の部屋入って取ってきてくれたの!?」
女「……違う」
男「へ?」
女「昨日気づかないように君のカバンから抜き取って……足りないところを書き足しておいた……」
男「予想の斜め上っ!」 - 152 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 05:10:13.28 ID:jtAGEzT+0
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先生「あー、じゃあ好きな二人組くめー」
女「あの……私……えと……」
男「女さん。俺と組んでくれない?」
女「え……」
男「いやほら、これ男女二人組みじゃないといけないしさ。ぶっちゃけ女子の知り合い女さんぐらいしか居なくて」
女「……ありがと……」
男「えと、あのさ女さん。これ絶対課題のダンスと違うよね?」
女「あん、どぅー、とろわ。そこ、左足を前に出して、右足を後ろに」
男「うおっとっと、あーいやだからね?」
女「一緒に組んでくれた恩返し……どこの社交界に出ても恥ずかしくないレベルに……」
男「いや社交界でないし」 - 153 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします これは何か違うな 2008/11/22(土) 05:14:17.82 ID:jtAGEzT+0
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猫「にゃー」
女「あー、うー……」
男「どしたの?」
猫「にゃー、にゃー!」
女「あー……」
男「猫が高いところから降りられなくなっちゃったのか。ちょっと待ってて、降ろしてくる」
猫「うにゃー」
男「よっと。ったく、もうあんな高いところ上るんじゃないぞー」
女「ダメッ!」
男「へ?」
女「ちゃんと……恩返しさせる……」
男「何その猫のおんがえsゲフンゲフン!」
女「まずはこの猫に……数学を教え込まないと……男君に教えさせないと……」
男「いや無理だし意味が分からないし」
女「……煙とか……高いところ好き……」
男「おいちょっとそこになおれ」 - 154 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 05:20:13.67 ID:jtAGEzT+0
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女「いた……い……」
男「どしたの?」
女「……足」
男「あ。木の根に挟まっちゃったんだ。今取ってあげるよ」
男(それにしても女さん、ドジっ子なのか……?)
女「こんばん……は」
男「こんばんは。どうしたのこんな時間に? てかよく俺の家知ってたね」
女「ミシン……借りにきた……」
男「へ? ミシン?」
女「こっちの部屋……覗かないでね……」
男「いいけど、ミシンで何を……って、もしかして鶴の恩返し?」
女「……昼間の……お礼……」
男「いいっていいって。それに糸もないしどうするつもりさ」
女「……羽がないから……髪の毛で……」
男「怖い怖い怖い怖いっ!! お願い引き抜こうとしないで、お願いだから!!」
男(それにしても女さんってドジっ子なのか!)
保守代わりにはなっただろうか - 157 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 05:58:31.54 ID:IiaEn89VO
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女「この借りは必ず返すぞ…」
- 158 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 06:59:27.12 ID:AesecmzyO
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女「(ぐぅ~……)」
男「あれ?昼飯は?」
女「……お弁当と財布忘れた」
男「じゃあ、このメロンパンあげるよ。腹減ってるんだろ?」
女「…うん」
帰り道
女「(じ~)」
男「果物屋で立ち止まってどうした?」
女「マスクメロン……食べる?」
男「いや、いいよ…」
女「アンデスメロン?」
男「種類の問題じゃなくてさ」
女「メロンパン……」
男「それに、メロンパンにメロンは入ってないしね」
女「えっ……!?」
男「知らなかったんだ……」 - 159 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 07:21:46.49 ID:AesecmzyO
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女「うぅぅ……」
男「ペットボトルのフタが開かないのか」
女「かたい……」
男「貸してみな。…ふんっ。よし、開いた」
女「力持ち……」
男「体育と世界史のコンボで疲れてるってのに、次は数学か
…教科書開く力も残ってないよ」
ペラッ
女「……開いた」
男「あ…ありがとう」
女「……ノートも開ける?」
男「そこは自力でがんばるよ」 - 160 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 08:20:05.99 ID:AesecmzyO
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男「髪の毛、寝癖がついてるよ」
女「気づかなかった……直してくる」
女「ちゃ…」
男「ん?」
女「ちゃっ…ちゃ…」
男「ちゃ?」
女「ちゃ…ちゃ…」
男「お茶のみたいの?」
女「……ちゃっく」
男「ちゃっく?」
女「……開いてる///」
男「あ、ごめん…」 - 161 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 08:41:05.80 ID:F8vX3iaJ0
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女「スヤスヤ」
ビービーッ、ビービーッ
女「ふあ・・・?」
メール『朝だぞー?寝坊しないようにモーニングコールしてやった 男より』
女「あ、もうこんな時間・・・」
男「・・・・スウ・・・スウ・・・」
ドス!!!
男「ゲエフッ!!!!」
ドスドス!!
男「がっ!!ちょっ!!わかった!!わかっ
メキメキメキメキ
男「がああああああああ!!ギブ!ギブギブギブギブギブギブウウウウ――――ああああ!!」
女「起きて・・・男・・・もう朝・・起きて・・・」
男「おん、、、今日休mああああああああああああああああ!!!!ダメ!!そこだけはだ、アッー!」 - 162 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 08:42:30.21 ID:c0AQBe4VO
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男「おーい、そろそろ放課終わるから起きたほうがいいぞ」
女「ふぁ…」
男「よだれよだれ」
女「あぅ…」
女「朝だよ…?」
男「……何故家に?」
女「起こしにきた」
男「ああそう…」
女「あ…」
男「ん?」
女「朝起ち朝起ち」
男「」 - 163 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 08:55:23.93 ID:F8vX3iaJ0
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- 165 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:05:08.07 ID:F8vX3iaJ0
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男「ほい女。読みたがってた漫画。貸してあげる」
女「・・・・・アリガト・・・」(~♪
男友「あれ~?なあ、俺の『淫欲の檻。奪われた私の体』知らね?聖人コミックなんだが」
男「あのなー(^^;)学校に変なもん持ってくんなよ・・・」
男友「いいんだよ。俺はこれ以上汚れても関係ねーからw
――――っと、おい男。お前の持ってるその紙袋、俺の奴に似てるんだが。」
男「え?いや、これは女に渡す・・・・ん?あれ?」
女(//////////////////)「~~~~~~~~~~~~~~~っ」
女友「え?なに?貸して・・・え?売ってくれ?
でもこれ、、、その、どギツいBLモノ・・・って言っても分らないだろうか・・・なんていうか」
女「・・・いいからっ・・・」
女友「え?あ、うん・・・」
女(ペラ・・・
女(////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////)(ぷしゅ~~・・・バタ
女友「え!?だ、大丈夫!?女ちゃん!!ちょっと!!しっかり!!」 - 167 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:12:18.26 ID:F8vX3iaJ0
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女友「セクハラで逮捕する」
男「待て!!誤解だ!!あれは俺じゃなくて男友がっ!!」
男友「こうしてこの世界で又一つ。猥褻事件が幕を下ろしたのであった・・・しかし性犯罪はなくならない。人々の抑えきれぬリビドーがある限り・・・・」
男「うぉい!真犯人!!」
女友「話は暑で聞こうか」
男「お~れ~は~無実だあああああ!!」
チョンチョン
男「お、女!」
女 つドギツいBL本
男「へ・・・?」
女「恩返し・・・」
男「いや、これ・・・」
女「とっても・・・面白いから・・・ふふっ」
男「ちょ、お前達!!女に何をしたああああああ!!!」
女「きゅんきゅん・・・するから・・・」
男「帰ってこい!!帰ってくるんだああああああああああああああ!!」 - 168 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:19:54.35 ID:Q9RdNK/W0
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女「開いてる…」
男「うおッ!?またチャック閉め忘れてた」
女「…」
女「~~」
男「いや、恩義感じなくていいから。見せなくていいから」 - 169 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:30:33.87 ID:F8vX3iaJ0
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男「はい。女」
女「絵葉書?」
男「うん。この前旅行にいってさ、そのお土産」
女(////)
男「ん?絵ハガキ来てる・・・あ、女からだ。」
女(物陰から)(良かった・・・ちゃんと届いてる・・) - 171 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:49:19.28 ID:c0AQBe4VO
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女「…けほっけほっ」
男「どうした?風邪か?」
女「のど痛い…」
男「んじゃあ…てれれってれー、のど飴~」
女「…ありがと」コロコロ
男「げほっ…んん!今度は俺が風邪か?」
女「……!」ガサゴソ
女「…なにもない」
女「……」チョイチョイ
男「ん?」
女「うつしたら治る」
男「あー、迷信にあるな」
女「ん…」
男「ちょっ、顔近づけんな!」 - 172 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 09:53:27.66 ID:lrxODYPgO
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イイヨー
- 173 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 10:01:39.08 ID:F8vX3iaJ0
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女「栗?」
男「うん。親戚が送ってきてくれたんだけど、食べきれないからおすそ分け」
女「・・・栗ご飯・・・」(ジュル・・・
男「ハハハ・・・(^^;)」
女「男・・・」
男「ん?」
女「その・・・」
つハンカチに包んだどんぐり
男「ほう」
女「栗の・・・お返し・・・」
男「女らしいなあwかざっとくよ。ありがとう」
女「♪」 - 175 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 10:22:16.47 ID:c0AQBe4VO
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ズッテーン☆
男「コミカルに転んだりしてどうした?」
女「…擦りむいた」
男「あー。保健室までおぶってくよ」
女「…うん」
男「のわっ!」ドシャー
男「うわー、派手に転んじまった」
女「……」チョイチョイ
男「ん?」
女「おぶる?」
男「いや、無理だろ」
女「……舐める?」
男「なんで!?」 - 177 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 10:59:23.26 ID:c0AQBe4VO
-
女「…へくちっ」
男「お、また風邪か?」
女「少し…寒い」
男「あー、一気に冷えこんできたからな。ほら、上着貸すよ」
女「…あったかい」
男「へっきしょいオラー!」
女「……返す?」
男「ああ、いいよいいよ」
女「……」ギュ
男「うぉ、なに抱きついて…」
女「あったかい?」
男「あー…おう、あったかいよ」 - 178 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 11:25:09.96 ID:IvybJbryO
-
『調理実習』
女「いたっ!」
男「どうした?」
女「包丁で指切っちゃった」
男「ちょっと血が出てるけど、深くはないな。この絆創膏貼っとけ」
女「ありがと」
翌日
男「マテ。女、頼むからそのカッターをしまえ。話し合おう!な!?」
女「だったらさっさと怪我しなさいよ!恩返しできないじゃない!」
男「それ恩返しって言わないから!」
女「ちょっと切るだけだから、我慢しなさいよ!男でしょ!」
男「我慢できるかー!」 - 179 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 11:37:43.85 ID:IvybJbryO
-
女「………」ブルブル
男「今日は冷えるもんな。これやるよ。使い捨てカイロ」
女「………ありがと」
翌日
男「こんなとこに呼び出してどうしたんだ?」
女「……こたつ持って来た」ガラ
男「やりすぎだ……」
女「でもあったかい。入って」
男「いくら使ってない教室だからっていいのか?」
女「許可は取得済み」
男「そうなのか?」
女「こたつ同好会作ったから」
男「そこまでしなくても……でも、ありがとな」 - 183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 12:44:18.42 ID:dzphgL5K0
-
- 191 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 13:26:34.91 ID:AesecmzyO
-
女「体操着のジャージ忘れた……」
男「僕のを貸すよ。男子は体育館だし」着てみた
女「ぶかぶか……」
男「…まぁ、休憩中の寒さしのぎにでも」
女「……うん」
数日後
男「今日は僕がジャージ忘れちゃった。外なのに」
女「私のを……」
男「小さくて着れないよ」
女「じゃあニーソックスを……」
男「靴下はあるから」
女「カイロ……」
男「2枚貼ってる」
女「ブラ……」
男「それはさすがに」 - 193 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 14:12:20.06 ID:yofhPgAY0
-
男「あ・・・」
女「どうしたの?」
男「火曜日の時間割で来ちまった・・・体育はどうにかなるけど数Ⅰが・・・」
女「教科書見せてあげる」
男「ありがとう・・」
女「うあ・・・」
男「どうしたの?」
女「いあ いあ はすたあ はすたあ くふあやく ぶるぐとむ」
男「ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい あい はすたあ」
・・・反省はしてない - 194 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 14:13:18.89 ID:AesecmzyO
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電車の中
女「……はっ!?」
男「おはよう」
女「ずっともたれ掛かって寝てた……?」
男「重くなかったからいいよ」
女「……膝枕するから寝ていいよ」
男「恥ずかし過ぎるからいいや」 - 195 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 14:13:59.16 ID:IvybJbryO
-
男「教科書忘れたのか?仕方ない。見せてやるよ」
女「いいの?」
男「隣の席なんだし遠慮すんな」
女「ありがとう」
翌日
男「俺の教科書を持ってどこへ行く?」
女「え?焼却炉だけど?心配しなくても私が見せてあげるから大丈夫よ」
男「マテコラ!」
女「隣の席だし遠慮しなくていいわよ?」
男「遠慮じゃねえ!」 - 197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 14:24:45.81 ID:dzphgL5K0
-
- 203 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 15:09:29.89 ID:IvybJbryO
-
男「最近は暗くなるのが早いな」
女「………」
男「送ってくよ。委員会の用事手伝ってもらったし」
女「……でも、逆方向」
男「大した距離じゃないし気にすんな」
女「………」コクリ
翌朝
男「くあ。朝は眠いぜー」
女「………おはよう」
男「な、なぜ俺の家の前に?」
女「お礼だから」
男「えーと………そっか。わざわざありがとな」
女「………いい。私も」
男「私も……?」
女「……なんでもない」
男「なんでもないのか」
女「…………そう」
男「俺は嬉しいぞ?」
女「…………私も」 - 204 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 15:41:30.36 ID:IvybJbryO
-
女「………」ピョンピョン
男「あの本か?」
女「………」コクリ
男「ほらよ」
女「……ありがとう」
男「えーっと、梅昆布茶はっと」ピッ ガガタン
男「なんで自販機は取出し口が下なんだろ。取りにくくてしかたが………」
女「………」ゴソゴソ
女「!………はい」
男「お、おう。ありがとな」
女「下は任せて」グッ
男「た、助かるよ」 - 207 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 16:13:46.95 ID:uPm15znU0
-
ガタン
女「……」
男「早く行かないと乗り遅れるぞ」
女「あ」
男「俺のsuica使いな」
女「え?」
男「急いでるんだろ?」
女「うん」
ピッ
女「やっと通れた」
男「この混雑っぷりがなんとも」
女「男くん」
男「そっちは無事に座れたようだな」
女「ここ」
男「……」
女「座って」
男「膝の上はさすがにな……」
女「……逆なら」
男「……人がいない時なら考える」 - 208 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 16:21:49.46 ID:IvybJbryO
-
女「………」モゾモゾ
男「ん?靴ひも固く結びすぎたのか?」
女「………」コクリ
男「そういうときはこうやって……こよりにみたいにするとほどきやすいぞ」
女「………」
男「ほら。ほどけた」
女「すごい………豆知識?」
男「ん?まあ、そんなもんだな。はは」
男「(う………なんで授業終了の五分前になると急に元気になるんだ、我が息子よ)」
男「(やばい授業終わっちまう。このままじゃ起立できねー)」
女「………素数」ボソ
男「え?」
女「素数を数えるといい………らしい」
男「………」
女「豆知識」グッ - 209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:22:49.40 ID:yklmiWqy0
-
カラオケ後
女「・・・ケホッ」
男「後先考えず歌いすぎだって。ほら、のど飴。舐めるか?」
女「・・・・(コク)」
男「あと水を飲むと比較的早く治るらしいぞ?のど。」
男「風邪ひいた・・・ごほっ、、」
男友「おいおい大丈夫かよ?」
男「ダメ。今親が旅行中で・・・明日まで独りで乗り切らんといかん・・・」
男友「ったく、、、じゃあ俺がおじやでも作ってやるから。」
男「あううう、わるい・・・やっぱ持つべき物は友達だわ~~~・・・」
男友「ちゃんと材料代だせよ?割り勘で勘弁してやっから」
ぐいぐい
男友「んお?」
女 つピタミン剤・風邪薬・ネギ・いもりの黒焼き・田舎の謎の薬、などなど
男友「え?これ俺に?っていうか男に?」
女(コク「・・・・・・これが精一杯・・・」
男友「」
女「・・・・・何も出来ない自分が悔しい・・・」
男友「んな事ないって。十分だよ。っつか見舞いに顔出してやりなよ?喜ぶよ。多分」
女(///)(コクン - 210 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:31:05.14 ID:yklmiWqy0
-
男「雪だ・・・」
女「・・・・・」
男「女、傘持ってる?」
女「・・・・」フルフル
男「そっか。じゃあ入っていきなよ?」
女(コクン
男「うわっ、さむいっ!!今日は外まで寒いって!!」
女「!!」
女(アセアセ・・・
女「~~~」(ポッケカラトリダセナイ
女「!!」(スッポヌケ!
ゴン!!
男「あだあっ!!――――なんだよいきなり・・・」
女「あ、あう、、あの、、、」
男「ん?女?僕何か悪いことした?モノ投げつけられるほど恨まれてたなんて、ちょっとショックか・・・」
女「―――ち、ちがっ、、、」
指差す→あったかココア
男「え!?あ、うあ!!その!!えっと!!ああ、う、あう、、ご、ゴメン!!ぜ、全然気付かなくて!!」
女「・・・うう、、、」(ボロボロ・・・
男「ああああ、、、はうううう、、、ぼ、僕が寒がってたから!!や、その!ホントごめんっ!!」
女「・・・一応許す。」 - 211 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:32:37.61 ID:yklmiWqy0
-
どーでもいいが、俺の中でこの男は黒縁眼鏡の黒いお兄さんなんだが。服装的な意味で。
- 212 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:32:38.75 ID:AesecmzyO
-
自転車
女「ごめんね……後ろ乗せてもらって」
男「女のはパンクしたんだから仕方ないよ」
女「私もちょっと漕ぐ……」
男「え、でも…」
女「漕ぐ……(涙声)」
男「じゃあ、ちょっと代わってもらおうかな」
女「……」
男「(足が届いてない……)」 - 213 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:33:47.05 ID:s9Rl/ofrO
-
>>178を見て思いついた支援
女「あ……」
男「あちゃ、弁当の玉子焼き落としちゃったか。はい、俺のをやるよ」
女「ありがとう……」
~翌日の調理実習~
男友「何で男子生徒も一緒に調理実習すんだろうな」
男「女子ばっかだと男女差別って言われんじゃね?」
女「課題の肉じゃがは得意……よし、頑張ろう///」
女「……うん、美味しくできた」
女「お、男くん///」チョイチョイ
男「おぉ、女、丁度いいとこに。ちょっと味見していってくれ」
女「う、うん。おっ、美味しい……!」
男「はは、よかった。たまに自炊してる甲斐があったよ。っと、そういえば何か言いかけてなかったか?」
女「恩を……返せなかった……」
男「は?」 - 214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 16:36:48.34 ID:uPm15znU0
-
女「ん……」
男「クロスワードとはまた懐かしい」
女「これ、わかる?」
男「確かマサムネ、であっているはずだ」
女「……うん、ぴったり」
男「パズル系なら俺に任せなさい」
女「真犯人は
男「おおっと」
女「悩んでるようだったから」
男「推理小説にはそういう楽しみ方があるの!」
女「……」
男「えー、あー……もっと別の、強固な壁にぶち当たった時に力を貸してくれ」
女「わかった」 - 215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:42:19.38 ID:yklmiWqy0
-
女「ふあ、、、眠い、、、ねるぅ・・・」
女「うあっ、あ~~、眠っちゃったよ~、、、
えへへ、、、、へ・・・へ?あれ?いつの間にジャンパー羽織ったっけ?」
男「お前を俺が見つけてから。」
女「あ~あ~」
男「もうダメ。」
女「どしたの~?」
男「寒すぎて死ぬ。そして眠い。故に我眠る。眠る故に死ぬ。」
女「死んだらダメだ!!」
男「でもさ、寒くて眠くて最悪で、、もういっそここで寝ちゃおうかな~ってさ、うえへへへ~~」
女「こ、こんなつれない道路と添い寝はいかん!
そ、添い寝するくらいなら、わ、私 の 家 に 停 ま れ え !」
男(///)「は?」
女(///)「その・・・この前のジャンパーの・・・恩返しだ」
結局なにも起こりませんでしたけどね。ええ。わかってましたよ。 - 216 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 16:58:38.50 ID:yklmiWqy0
-
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!
男「はいは~い今行きますよ~~。非常識なあなた~」
ガチャ
女「お、お、男ぉ~~~っ!その、あ、う、、せつめいしてるじかんはないっ!!」
男「ふあ?」
女→トイレ→バタン→ジャー
男「なるほど」
男「があああああああああ!!」
女「えう!?ど、どうしたのかな?」
男「突然・・・なんの前触れも無く・・・眼鏡のレンズにヒビがっ!!」
女「うあ~、すごいね~。どうやったらそんな割れ方するんだろ・・・?」
男「お終いだ・・・僕はもう、ずっとこの薄ボンヤリとした世界で生きていかないといけないんだっ」
女「げ、元気出して男!そうだっ――――(ごそごそ)――――ほらっ、私の予備の眼鏡!これで大丈夫だよ!」
男「え・・・女、コン・・・タクト?」
男「うおおおああああ、、、クラクラするよおお」
ダメした - 217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 17:03:06.38 ID:yklmiWqy0
-
眼鏡っ娘原理主義者にコンタクトっ娘の素晴らしさを小一時間説きたい
- 218 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 17:03:49.35 ID:uPm15znU0
-
女「……?」
女「……??」
男「こっちこっち」
女「!」
男「女の席はここですよっと」
女「ありがと」
男「一人で猛者の集う食券コーナーに向かうとは」
女「自分で買ってみたかった」
男「ま、何事も経験だからね」
女「あがりどうぞ」
男「サンキュ……ふぅ、日本人に生まれてよかった」
女「うん」
男「その急須はどこから?」
女「マイ急須」
男「ここにも一人、違う猛者がいたか」
女「?」 - 219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 17:10:32.39 ID:yklmiWqy0
-
女『・・・・・・・どこ?ここ』
『こっちだよ。』
女『・・・・・・・・誰?見覚えあるそこの・・・』
『こっちこっち』
女『ここ、暗いね』
『僕についていけば、抜けられるよ?』
女『・・・・・・・・・・・・・・・うん』(///)
男「寒いんですが。」
男友「抱きついていい?」
女友「セクハラコンビは解散してから生命保険入って死んでね?」(ニコ
男「ひでーなー」
女友「だいたい寒いから抱きつくってどこの
ぎゅっ
男「へ?」女友「え?」男友「オトコ刹ス」
女「暖める」
男「お、おう、、、」
ぎゅううう
男「おいおいw力こめすぎだけど、なにかあったの?」
女「・・・・」フルフル
女(・・・・・・・・・夢の中の恩返し・・・) - 220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 17:17:57.91 ID:yklmiWqy0
-
女 つ大麻
男「ちょww」
女「いつも幸せにしてもらってる・・・恩返し・・・」
男「シャレにならない」
シャレにならない - 221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 17:27:19.40 ID:uPm15znU0
-
男『かなり慣れてきたようだな』
女『おかげさまで』
男『いや、飲み込みの速さに思わず舌を巻いたよ』
女『そんなこと……ない』
男『こんなに速くブラインドタッチをマスターするとは……』
女『一つ』
男『?』
女『ありがと』
女「ありがと」
男「二重の感謝……視覚と聴覚で受け取った」 - 228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 19:40:17.42 ID:IvybJbryO
-
男「その体操着、前後ろ逆じゃないか?」
女「…………!」
男「普通気付くだろ………」
女「これサイズ大きめだから………」
男「?」
女「……成長期」
男「そ、そっか。大きくなれるといいな」
女「………」コクリ
女「あ」
男「?」
女「ネクタイ曲がってる」キュ
男「お、おう。ありがとな」
女「………成長期?」
男「いや、それは全然関係ない」 - 230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 20:21:11.87 ID:37MEbiW50
-
女「!!」
男「?」
女「~~~~~」
男「ああ。ほら」
つ文字
女「ふう・・・」
男「これでよ・・・ん、」
女「・・・ぷは・・・これでよし」
男(///) - 232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 20:39:38.70 ID:37MEbiW50
-
女「・・・・・・・・」フウ・・・フウ・・・
男「どーした?ラーメン食べきれないの?」
女「・・・・・・・ラーメン多すぎ」
男「食べてあげるよ」
男「あの・・・女?」
女「?」
男「その・・・手に持ってるの・・・」
女「タッパー」
男「いや。。。その。。。。。。」
女「男が食べきれなくなったときの為に・・・」
男(ちょっwwww視線が重圧!)
女(ジー・・・ - 233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 20:49:10.66 ID:s9Rl/ofrO
-
男「女ー、リンゴ剥いたけど食べる?」
女「コクコク」
男「ほい、ウサちゃんだぞ」
女「!」
~後日~
男「……」
手紙『田舎のおばあちゃんが送ってくれました。こないだの恩返しです。 女』
男「……いや、10号段ボールいっぱいに詰められても」 - 234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 20:55:16.88 ID:9x8D/liT0
-
男「どうした女、あのぬいぐるみ欲しいのか」
女「…」コクン
男「任せろ、このキャッチャーは俺のテリトリーだ」
男「ほらよ」
女「…ありがとう」パァァッ
男「気にすんな、ただの気まぐれだから」
男「さて俺はチョコレートでも仕入れて帰るかな」
女「…そっちは私のテリトリー」
男「お?」
女「五千円あれば絶対取れる」
男「そこまでして返さんでいい!」
女「取れるっ」ズイッ
男「そうだ、よく考えればこれコンビニで売ってたから買ってこよう」
女「!!」バビュン
男「…ったく、しょーがねーなー」ポリポリ - 235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 20:56:11.15 ID:37MEbiW50
-
女「『迫りくるネット社会の闇』・・・」
男「唐突にどうしたの?」
女「・・・昨日ネットやってたらお母さんに・・・」
男「ああ、昨日なんかやってたねwネット批判のテレビ番組。最近落ち目だからって敵視しすぎだね。」
女「・・・・・なんか、『ネットやってて友達から除け者にされてない?』って・・・」
男「僕らがいるだろ?」
女「――――」ウン
男「お?PCに女からのメール来てる・・・」
女『一生懸命探しました。気に入ってもらえたら嬉しいです』
男「?この添え付けファイル?」
平野綾のメガネグラビア画像
男「・・・・・・うん・・・女・・・君は十分頑張ったよ・・・その、、、僕ってそんなイメージかっOTL」
黒縁メガネのお兄さん - 236 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 21:21:52.29 ID:37MEbiW50
-
男「うん。今日もいいエロ画像収穫できた。さて、今日も自家発・・・」
おら~は死んじまっただ~おら~は死んじまっただ~♪
男「ぬっ、、、女から電話・・・・」
女「おっ、お゙お゙どごお゙お゙おおおおーーーー!!」
男「うわ!女!!どうしたの!?」
女「ひっぐ、、、えっぐ、、うえええええ、、、、」
男「そ、お、落ち着いて?な?話聞いてあげるから」
女「ううう、、、」
男「ふう・・・・あれ?女からメール」
女『昨日はお楽しみのところ、邪魔してすみませんでした。お詫びにまた画像を探してきました』
男「ちょ、なぜ判ったんだ!?」
答え;息遣い - 237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 21:37:11.31 ID:9x8D/liT0
-
男「鮭おにぎりうめぇからなぁ、いっぱい買っていこう」
女「いらっしゃいませ」
男「あ、女? お前ここでバイトしてるんだ?」
女「…」コクコク ピッ
女「お買い上げありがとうございました」
男「お前も頑張りな」
女「…うん」
女「男…」
男「どうした漱石さん握り締めて」
女「要らないものある?」
男「要らないものって…教室でいきなり言われても」
女「それとも男、千円で売ってくれる?」
男「何を」
女「ジ~ッ」
男「俺はそんなに安くないぞ」
女「じゃあ」ゴソゴソ
男「諭吉さんを出すな!」
「ヒソヒソ」「ヒソヒソ」
男「そんなんじゃねーよ!」 - 238 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 21:41:55.91 ID:0nE0umAS0
-
http://218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20081122214120.jpg
のこっているじゃあないか! - 240 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 21:47:03.79 ID:Nsga3FqG0
-
女「へくちっ!」
男「風邪気味?」
女「ティッシュ…ティッシュ…」
男「どうぞ」
女「ちーん!ぐしゅん……」
数日後
男「へっくしゅ!ちょっと風邪っぽいかも」
女「ティッシュ…」
男「あ、どうも」
女「…ちーん、てしたげる」
男「自分でかめるから…」 - 241 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2008/11/22(土) 22:01:50.23 ID:uPm15znU0
-
男「こっちに」
女「?」
男「車が来ると危ないから」
女「車道に飛び出したり……しないよ?」
男「そんなことするのはプロポ」
女「プロポ?」
男「プロポ……プロのポリス! ほら、交通整理とかさ」
女「……なるほど」
男「……」
女「おはよ」
男「ああ」
女「はいこれ」
男「返してきなさい」
女「借りてきたのに……じゅらるみん」
男「お巡りさんもどうして貸しちゃうかなぁ」 - 244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:00:48.32 ID:Nsga3FqG0
-
図書館
女「ううーん……」
男「棚の上の本に届かないのか」
女「ハシゴもない…」
男「取ってあげるよ。どれ?」
女「それの右の…青いの」
男「これか。はい、どうぞ」
女「男くんが取れない本とかあったら…取ってあげる」
男「この図書館の棚は大体届くよ」
女「…『女の子に持てる方法』とか」
男「(恥ずかしくて取れないってことか…)」 - 245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:12:32.29 ID:0nE0umAS0
-
ttp://218.219.242.231/~kuroneko/imgboard1/img-box/img20081122231209.jpg
- 249 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:25:26.42 ID:zHZXp0sv0
-
女「はい・・・」
つ弁当
男「ああ、この前購買でパン買ってあげたお返しか・・・」
女「恩返し」(ウクン
男「・・・・・・・・・」
女「?」
男「あのさ、女。なんていうか・・・そのさ。
僕は別に、君にお返しして欲しくて親切にしてるわけじゃないんだ」
女「・・・・・迷惑・・・だった?」
男「い、いや!そんなことは全然!!お返しはお返しでありがたいよ!?」
女「じゃあ、どうして・・・そんなこと・・・」ウル
男「そうじゃなくて!!そうじゃなくて・・・その・・・なんていうか、
――――――何でもかんでもすぐにお返しって、すごく安っぽくて埃っぽいから・・・ごめん・・・なんか、違うと思った・・・」
女「・・・・・・」
男「僕は女が喜ぶ顔が見られれば、お返しなんていらない」
女「」ギュッ・・・
男「へ?え?抱きついて、、?(///)」
女「私も同じだから・・・」
男(///)「・・・・・・」
女「意地悪・・・言わないで」
男「・・・・・・」
女「・・・・・・」グスン
男「・・・・・・ごめん・・・」
『お返し』と『恩返し』って読みは似てるのに印象は全然違うよね - 251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:41:59.88 ID:zHZXp0sv0
-
男友「お、女ちゃんおはよーっす」
女「・・・・・」
女友「女ちゃんおはよう。」
女「・・・・・」
女友「?元気ないね?どうしたの?」
女「別に・・・」
男「女おはよう。あれ?髪切った?」
女「♪」
女「男・・・ひげ、剃った?」
男「ああ、うん。まあ、ね・・・確かに生えないわけじゃないから剃らないわけじゃないし、最近ご無沙汰でヒゲ、目につき始めたけど・・・」
女「ん?」
男(男の子はそういうの、喜ばないんだけどな~~) - 252 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:42:47.87 ID:zHZXp0sv0
-
鸚鵡返し
恩返し
あと一人新ジャンル「~返し」が居れば嬉しいな。 - 254 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/11/22(土) 23:45:49.94 ID:hunV4DxhO
-
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