アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「文房具」02_vol02
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- 186 愛のVIP戦士 2007/02/11(日) 19:41:42.93 ID:DMkeRRLxO
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流れ完全無視だが多忙ながらもがんばって良スレ提供してくれてる>>1に感謝する。
- 187 69 2007/02/11(日) 20:15:46.56 ID:dRPVgieY0
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俺も流れ無視だけど出来ることといえばコレくらいだわ。
まとまる君については了解。
http://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/7633.jpg
ついでに脳内で実寸にしてみた
http://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/7634.jpg
- 188 愛のVIP戦士 2007/02/11(日) 20:21:24.28 ID:5bJDTPVl0
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- 191 愛のVIP戦士 2007/02/11(日) 20:49:09.28 ID:+fNBaSzTO
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私も支援
コンパスたんを描くつもりだったのだけどイメージがまとまりきらなくて桜たんにしてみた
http://imepita.jp/20070211/745720
- 221 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 00:25:11.95 ID:IBXlCEa5Q
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今、思えば前スレ1って殆ど休息取ってない気が。
SS投稿して→2・3時間寝て→SS投稿して→バイトして→SS投稿して→……
実質もう4・5日立ってるんだから、そろそろ疲労喰らってるんじゃないかな。
自分的には、1のペースでいいから体調面には気をつけて頑張って欲しいと思う。
- 223 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 00:40:34.76 ID:ZtH8AXP30
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そうだな…
確かにずっとぶっ続けだよな
まあマターリ待ってようぜ - 232 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:12:21.96 ID:Td9aKRoWO
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所でこのスレ もっと評価されてもいいといいとおもうんだがな
- 233 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:16:23.86 ID:kFDz4kcQ0
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- 234 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:18:04.09 ID:Td9aKRoWO
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- 236 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:43:05.62 ID:R4XABtrTO
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- 238 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:48:21.14 ID:2dneIV8s0
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二つだけ言わせてくれ。
一つ、居酒屋の厨房のバイトは魂を削る。
二つ、小説を書くことは、何の苦にもならない。
では、続き。
「そこ…か――?間違いはないのか」
「ええ、ありません」近くに他にあてはまりそうな場所もないかとは探したが、
小山の上に建てられている寺なんて、地図で見る限り、
周辺にはここぐらいしかなかった。 - 239 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:50:19.94 ID:R4XABtrTO
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- 240 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 01:50:28.55 ID:CUvVtUxC0
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お!バイト乙!
まぁ無理すんなw
wktk - 243 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 02:19:25.68 ID:2dneIV8s0
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「解せん、この場所にある死体を、なぜ君が見つけることができる。
君の話が事実であるならば――
なぜ、君はこんな場所にいたんだ?」
「少し込み入ったわけがあるのですが…」
「そんな前置きはいらない。何だ。
君が手をかけたのか?
それとも――『死体が君を呼んだ』とでも言うつもりか?」
近い。その近さが俺の心を揺り動かす。 - 246 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 02:45:52.92 ID:2dneIV8s0
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どのみち先生に相談する以上、嘘はつけないし、つくつもりもない。
そんなの、メールを送った、あの時から決めていることだ。
ならば、ゆさぶられたものは、俺の『異常』を吐露することへの決意。
振れる心を、張って一本の意図(いと)にする。 - 249 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 03:11:07.25 ID:2dneIV8s0
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「先生。先生は、八百万の神って信じます?」
「全てのものに、魂が宿るというやつか。信じてみたい概念ではある。
それが何の――」
「俺は最近、少し信じてるんです」先生を遮り、
伺う様に胸の袋から顔だす桜を少し見て、続ける。 - 250 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 03:35:27.44 ID:CUvVtUxC0
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wktk
書き手よ、寝るときは言ってくれ。 - 251 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 03:39:39.71 ID:ozRKDKoS0
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そうだぎゃー。死ぬときはいってくれよー
- 252 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 03:42:57.92 ID:2dneIV8s0
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おk、ハアクった。
と、半分死にかけた俺が言ってみる。 - 253 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 03:48:07.16 ID:2dneIV8s0
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「全てに魂が存在するというのなら、例えば…そう、例えば――
先生が胸に挿しているそのペンにも、一個の魂があるはずです」
「そう仮定すれば、な」
「仮定の話ついでにお願いがあるんです、先生。
そのペン、ちょっと俺に貸してくれませんか?
少しの間だけでいいんです」 - 255 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 04:09:43.87 ID:2dneIV8s0
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「渡せばいいのか?しかし、折ってくれたりはするなよ」
折りませんよっ、と返事をする俺に、
先生は、少しだけ真顔を崩して、胸から出したペンを渡してくれた。
先生には一本に見えるだろうが、俺には一本と一人に見える、
そのペンを。
同じくねみぃ…、そろそろいったん、寝るお… - 256 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 04:12:49.35 ID:R4XABtrTO
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引きが巧いな畜生w
お休み、ゆっくり休んで鋭気を養ってね - 263 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 08:38:44.00 ID:IBXlCEa5Q
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おはよー
起床。昨日は結局1が来る前に寝落ちてたやw
まぁ1が無理してないって事が分かって良かったかな。それにしても物語は良い所で……。
続きwktk - 266 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 09:47:10.89 ID:2dneIV8s0
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グッ、モー、ニンッ!!
今日もいい朝だな。
なんか、曜日の感覚が崩壊してきたが、
脳汁たれ流しながら、がんがる。んじゃ、続き書いてくる。
- 269 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:05:07.91 ID:qQqDaU54O
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消しゴム「ケース取っちゃらめぇぇぇぇぇぇぇ///」
- 270 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:06:46.72 ID:IBXlCEa5Q
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- 271 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:26:13.53 ID:2dneIV8s0
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ペンのココロは、金髪の小さな男の子の姿。
俺の手の中で、不思議そうに首をかしげ、
珊瑚礁の海のような碧の目でこちらを見上げてくる。 - 272 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:28:33.76 ID:KJO5faYXO
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ショタ………!!
- 273 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:35:01.85 ID:2dneIV8s0
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雛見沢のあの少女が見れば、
確実に『おもちかえり』しちまうだろうその光景は、
幼児男性愛好の属性がない俺をもグラリとさせる何かを放っていたが、
まぁ、アレだ、幸か不幸か、
今はそれに流されてしまうような状況じゃなかった。 - 274 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:45:32.32 ID:ozRKDKoS0
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ちょ、竜宮さん・・・・・・・!!
- 277 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 10:57:14.30 ID:2dneIV8s0
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目をつぶって大きく一つ、深呼吸する。
――さて、これからするのは、ちょっとした賭けだ。
コイツに断られれば、俺はただのペンに話しかける精神異常者、
コイツに受け入れられれば、俺はペンと会話する異能者となる。
- 281 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 11:19:53.81 ID:2dneIV8s0
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まぁ、どっちにしろ先生の俺を見る目は変わってしまい、
哀れむか、不気味がるかの違いっちゃぁ、違いだが、
話が後に続くか、続かないかと考えれば、この賭けは外せない。
目を開く。覚悟は、決めた。 - 282 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 11:26:25.87 ID:KbOaIgl60
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dkdkwkwk
- 286 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 11:39:24.89 ID:2dneIV8s0
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「すまない、少しだけ、力を貸してくれないか、頼む」
話しかけたが、きょとんとした目を男の子は変えず、見つめるだけ。
「頼む」繰返すが、何の反応もない。
あぁ、まずったな、開始15秒で失敗か、これ?と思っていると
「お願い、主を奪われたあたし達の同族がいるの。
嫌なら、この人間には力を貸さなくてもいい。
でも、同族の死した主を昏き地から、すくうため、
私に、少しだけ力を貸して」 - 287 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 11:57:16.26 ID:2dneIV8s0
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すると、桜の言葉には動かされたらしい。
今度はじっと桜を見つめた後、
「…いいよ、そこの人間にはイヤだけど、
袋の君になら協力しても。
あ、ちなみに貸し、一つね」 - 288 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 12:10:33.39 ID:2dneIV8s0
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唇の片方だけ、少し吊り上げて男の子は笑う。
助かった、桜。しかし、このガキ、イイ性格してやがる。
そして桜は、俺が聞きたかったことを口にした――。 - 291 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 12:22:50.74 ID:2dneIV8s0
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――Changing a viewpoint 「Intrude her mind」
わからん。
何がしたいのだろう、このバイト君は。
貸して欲しいと頼まれ、渡したペンに、
あろうことか話しかけたのを私は見た。
そして、それきり黙っている。
わからんな、本当に。
乗り出した体を、ソファーの背に預けて、少し天井を見上げる。
打ちっぱなしのコンクリートの微妙なオウトツが作る、陰影が目に入った。
- 292 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 12:33:56.03 ID:2dneIV8s0
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目を閉じて眉間をつまむ。
まぁ、もしかしたら――
彼の首にかけられた袋にあるのが関係しているのかもな。
そして、私は体と視線を前のバイト君に戻した。
――Returning a viewpoint - 295 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 13:02:00.38 ID:2dneIV8s0
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桜が、金髪のガキにお礼を言って、二人の会話が終わる。
それを聞き終えた俺は、左手で乾いた音を出しながら顔を覆った。
よし、オーケー、成功だ。 - 296 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 13:09:36.99 ID:2dneIV8s0
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とりあえず、精神異常者のコースは回避できそうなこの状況に、
少しだけ感謝し、ゆっくりと顔を拭うように手を下ろしてから、
先生を見る。相変わらず、強い視線でこちらを見ていた。
さぁ、始めよう。 - 298 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 13:45:08.63 ID:2dneIV8s0
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俺はありがとうございましたと礼を言ってから、先生にペンを返す。
役に立ったかと尋ねてきたので、「ええ、とても」と返した。
「そうか」と先生が胸にペンを戻す。
再び静寂がこの部屋を支配する。重なり合う目と目。
喉が、渇く。 - 299 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:00:30.73 ID:CUvVtUxC0
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wktk
腹減ったな・・・ペヤング食うかw - 300 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:02:27.44 ID:ozRKDKoS0
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- 301 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:03:37.91 ID:rfp1q+EU0
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ペヤングに限らずカップ焼きそばは出来た後炒めるとクソ美味くなるヨ
マジオススメ - 302 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:08:58.64 ID:ozRKDKoS0
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- 304 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 14:30:22.60 ID:2dneIV8s0
-
このスレは、ヤキソバスレになりましたwwwwwww
以下ヤキソバたんがこのスレを支配します。
炒めるとうまいときいた俺の目の前にあるのは、
一個のカップヤキソバ、ペヤング。
沸騰して出る水蒸気がやかんを鳴らす音を聞きながら、
腹が減りきった俺はビニールを破き、蓋を開けた。
驚愕する。目に飛び込んできたのは、
胸と大事なトコだけ隠している裸の少女。
そのありえない光景に2歩あとずさると、目をうるませながら彼女は言った。
「沸騰をかけるだけじゃあきたらず…炒めるの?」
いや、その、あの…
「炒めるの?」
俺はごめんなさいとだけつぶやいて蓋を閉じ、布団の中にもぐりこんだ。
- 305 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 14:31:51.80 ID:dTjESUxW0
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- 306 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:33:10.95 ID:ozRKDKoS0
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- 308 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:38:07.52 ID:2dneIV8s0
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コーヒーカップを手にとって乱暴に飲み干した。
ちくしょう、おもいっきり冷めたコーヒーが不味い。
陶器の音を響かせてカップを置いてから、俺は切り出した。
「先生、そのペン、10年前に恋人から貰ったものですね?
付き合い始めてから、最初の先生の誕生日に。
そして、後で、贈り物の正体がソレだとわかった時、
少しつまらなさそうな顔をしたはずです」
先生の表情が、追求から驚きに変わる、
俺が初めてみる動揺の顔。 - 310 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 14:52:14.79 ID:2dneIV8s0
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「…あ、あぁ、確かにそうだ。
彼は必至に悩んでソレにしたと言っていたが、
包装紙を開けて、出てきたものを見たとき
えらく現実的なものを渡すヤツだと、思ったものだ。 - 311 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:01:13.77 ID:2dneIV8s0
-
いや、そんなことはどうでもいい。
これは驚いた、私はこんなことは君に話してなかったはずだ。どうして知っている。
…物に残った思念でも読むことでもできる…のか?
違う、違うな、なら、『話しかける』必要はない」 - 312 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:14:28.57 ID:2dneIV8s0
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「モノとの『対話』…か、君の能力は」
少し限定的ですが、その通りです、先生。俺はうなずく。
「『対話』だとしたら、
私のシャーペン兼ボールペン君は、人の昔の恋路を語るなんて、
口が軽い。困ったものだ」胸元のペンを指で弾く。
痛そうに首をすくめる金髪のガキがこちらを睨んでくる。ケラケラ、いい気味。
- 314 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:21:33.44 ID:Kqob1clX0
-
コンパスはツンデレで頼む
- 315 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:29:36.63 ID:2dneIV8s0
-
「ふむ、対話…か。なら、死体が呼んだのではなく、
死体の持ち物の何かが君をよんだというわけか。
しかしそれは…、物が溢れるこの時代だ。
それと遠距離で相手を選ばずに対話できるとなると、
君の頭の中に、常に荒れ狂う嵐のように言葉が渦巻いていることになる」
ペンケースのヤツらをん100倍して脳内に詰め込んだ後、
好き勝手喋らしているところを俺は想像した。冗談じゃない、そんなの耐えられるか
- 316 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:38:48.00 ID:K9SkwEwR0
-
話がなかなか進まない・・・・
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) + - 317 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 15:46:22.08 ID:OIV5VbANO
-
コンパス「ちょ、円が綺麗に描けないのは私のせいだっていうの!?冗談じゃないわ、ほら私の尖ったつま先をもって奥まで刺して…そう、そうよ。後は肩の力を抜いて…って別にアナタの為に教えてあげたんじゃないんだから!私じゃなくて紙を回す行為が許せないだけなのッ!」
- 318 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 15:58:41.14 ID:2dneIV8s0
-
- 319 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 16:04:33.46 ID:2dneIV8s0
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「違います先生、正確には、よばれたのは――
よばれたというより、感じ取ったのは俺じゃありません」
「やはり君じゃないのか、なら、声なき声を聞いたのは、胸の袋にいるモノか?」
今度は俺が目を見開いて、白黒させる番だった。 - 320 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 16:23:56.52 ID:2dneIV8s0
-
「見えるんですか、先生にも」
「見える?何を言っているのかわからんが、
そこに何かが、
君を守ろうとする何かがいるというのは感じることはできる。
それに君はときどき、大事そうなものを見る目でその袋を見つめていたからな。
何が入っているのかは知らんが、よほど守りたいものなのだろ?」
- 326 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 16:55:50.79 ID:2dneIV8s0
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いえ、それは、その…と、言葉を濁していると、先生は笑い出した。
「アハハッ、しかし、なるほどな、警察に連絡できないわけだ。
厳格なる彼ら、一課の連中に、『フシギなコエをジュシンしました』
なんていえないものな、ククッ、いやそれはそれで」面白くない、全然面白くない。
- 328 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 17:16:49.90 ID:2dneIV8s0
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「笑い事じゃないです、先生」俺は睨(ね)めつける。
「そうだったな、人が一人死んでいるんだ。軽率なことをした。
それで、君は私に何を求める?」
「先生から、死体の場所をうまく警察に伝えてほしいんです」
「それなら、大丈夫だ。知り合いがいるからな、うまくボヤかして伝えよう」
頭を下げる俺に、しかし、と先生は続けた。 - 329 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 17:21:59.94 ID:2dneIV8s0
-
「それは君にとって時間稼ぎにしかならない。
確かに、つてがある私は、うまく君の名前を隠して、
死体の場所を警察に知らせることはできるだろう。
だが、それはいつまでも君の存在を隠しておけるということを意味しない。
警察にとって、死体発見者は最初の容疑者だ。
それを長い時間隠そうとすれば、
私に公務執行妨害をかけてでも、知りたいと思うだろう。」
まぁ、考えてみればそうだ。
知りたいのにをいつまでも隠されれば、
いつかはキレルってことか。 - 331 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 17:30:57.06 ID:2dneIV8s0
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「だったら、公衆電話で俺が連絡すれば――」
「ドラマに毒されすぎだよ、少年。
今の逆探知の早さをなめるなよ、30秒だ。
君はその間に素早く死体の場所をいたずらと思わせないように説明し、
その場から離れることができるのか?
いや、こんなことを私はいいたいんじゃない。
そもそもだ、私に連絡をくれたあの時、
君は目の前に広がる光景に目をつむることも出来た。
自らの保身のため、何も見なかったと、
その光景から逃げ出すことも出来たはずだ。
でも、それをしなかったのは、その光景を見て何か感じたからだろう?
それを感じて、私に連絡をしておきながら、
君は何事もなかったかのように、日常に戻ろうとしている。
奮い立ったのに、尻尾を巻いて逃げようとしている。」
そろそろバイトに行ってくる、毎回すまない - 334 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 17:51:44.21 ID:PQ5exW0J0
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- 348 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 21:37:08.26 ID:K9SkwEwR0
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旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦 お茶置いておきますね
旦旦旦旦旦旦旦旦
旦旦旦旦旦旦旦旦
. ∧__,,∧ 旦旦旦旦旦旦旦旦
( ´・ω・) 旦旦旦旦旦旦旦旦
. /ヽ○==○旦旦旦旦旦旦旦旦
/ ||_ | 旦旦旦旦旦旦旦旦
し' ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_))
- 350 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 21:43:40.71 ID:2dneIV8s0
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- 352 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 21:44:50.40 ID:h4CDI40R0
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- 356 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 21:56:34.94 ID:2dneIV8s0
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えぇい、昨日も言うただろう、居酒屋じゃ、居酒屋!
>>352
あんな俺の魂を抜いてきそうな女の人は、いませんwww
あの光景、救いを求めるように生えていた手が思い浮かんだ、
俺はせめてあの手の主を、
早くあそこから出してやりたいと思ったんだ。
しかし、たしかに後のことは考えもしていなかった。
また緩やかに、異常な日常に戻るものだと思っていた。
「自らに禍が及ぶのを知ったなら、
かかる火の粉は自らの手で叩き落せ。
巻き込まれたというより、降って湧いた形だが、
君は不可思議な世界に足を突っ込んだんだ。
それを、自分からの行動なしに抜け出せると思うな。
抜け出したいのなら、自分の力でそれを引き抜け」 - 357 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:12:22.51 ID:ANSZuP7HO
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ところで3スレ目誰が立てる?
- 358 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:15:56.12 ID:PQ5exW0J0
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あと一日で落ちちゃうのか
- 359 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:19:21.24 ID:2dneIV8s0
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そ、そうなのか??詳しいルールを俺はしらんでなorz
でも、俺はそんなに強くないんです、先生。
具体的にどうすればいいのか、わからないんです。
「まずは足掻け。まずは考えろ。全てはそれからだ。
君は能力を手に入れた。その結果この局面に遭遇しているわけだ。
今、立ち向かうということを学ばなければ、
これから先、自らの力によって何かを『知る』たびに、
誰かに頼るか、逃げるかしか選択しない人間に君はなってしまう」
- 362 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:46:47.96 ID:2dneIV8s0
-
「立ち向かうって…、
先生は俺の手で犯人を捕まえろって言うんですか?
それって警察の仕事じゃないんですか?」
「私はそうは言っていない。
選択肢は無数にある。無いように見えても隠れている。
それを探し出すのは君の仕事だ。
それにな?どうであれ、君は自分から警察に連絡『しなかった』。
非協力的なのに、最後だけ警察に頼ろうとするのは、
少し卑怯だと思わないか?」 - 363 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:48:01.45 ID:2dneIV8s0
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「――わかりません、俺には…。
何を、するべきかなんて」
俺はもう、先生の目を見続けることができなかった。俯く。
下の桜が心配そうに見てるのが目に入ってしまって、
こんな顔見せたくなくて、横を向く。 - 364 愛のVIP戦士 2007/02/12(月) 22:52:45.60 ID:2dneIV8s0
-
すると、優しい声がした。
「いいんだ、すぐにはわからなくて。
わからないということは、少年少女の特権だ。
そして、それに答えを出そうと悩むのは、義務でもある。
いいかい、よく考えるんだ、
思考を停止させるのだけは絶対に間違いなんだから」
顔をあげると、先生の穏やかな笑顔が目に映った。
「――先生の言葉は、難しいです」ため息をつく。
「よく言われるよ、特に付き合った男性からな」
先生も首をすくめて、ため息をついた。
お互いの仕草を見て、俺と先生は笑いあった。 - 365 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 22:59:03.64 ID:2dneIV8s0
-
最後、訂正させてくれ。
先生も首をすくめて、ため息をついた。
少しの間お互いの仕草を見つめあって、俺と先生は吹き出した。
- 367 愛のVIP戦士 sage 2007/02/12(月) 23:04:38.86 ID:pn4rqh/Z0
-
先生かっこいいよ先生
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