アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「マッタリしすぎ」03_vol02
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新ジャンル「マッタリしすぎ」
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- 209 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/28 00:30:56 ID:KCG37jfP
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~女宅・居間~
男「んー。なるほどな。こういうのを見ながら茶をすするのも悪くは無いな」
女「そうでしょぉ~♪」
男「っつーか、意外だよなぁ。ここまでになるとは…」
女「そうだねぇ~…」
居間から眺める、濃霧と街頭。 - 210 女のダイエット 06/11/28 01:33:00 ID:rGB5rO+q
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女「ん~~おこたぬくぬく~♪」
男「そうだなぁ~。でも毎日こたつでお茶してるから、体なまっちゃうな」
女「ん~?私は平気だよぉ~。ほら、おなかだってまだつまめないし…」
プニッ
女「………!?」プニプニ
男「ん、女?どした?」
女「…あっ、いや、な何でもないよぉ~。えと、たしかになまっちゃうかもねぇ。じゃ、ちょっと運動しよっか!」アセアセ
男「え?…まぁいいけど」
続く - 211 女のダイエット② 06/11/28 01:34:31 ID:rGB5rO+q
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女「じゃあまず腹筋~!男くん足押さえといて~」
男「はいはい…」
女「よ~し!いーち、にーぃ、さーん…」
男「おっ、なかなかいい調子だぞ」
女「…しぃーーい、ごぉ~~~~ぉお~」プルプル
男「…あ、あまり無理しなくていいぞ」
女「…ん~~~!」(顔真っ赤)
男「まぁ…その…女、ウォーキングぐらいから始めたほうがいいんじゃないか?」
女「…ぷはっ、そ…そうだね…!じゃあ行こっか~」
男(…大丈夫かな…) - 212 女のダイエット③ 06/11/28 01:35:55 ID:rGB5rO+q
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男「じゃあ町内を軽く一周歩くか」
女「うん、じゃあ男くん行くよ~~」
男「おいおい、最初からそんなペースじゃ後で辛いんじゃないか?」
女「へーきへーきぃ♪いつも歩いてる道だし~」
男「ならいいんだが…」
~20分後~
女「う~~男く~ん、待ってぇ~…」
男「…だから言わんこっちゃない…」
もうちょっと続く - 213 女のダイエット④ 06/11/28 01:39:52 ID:rGB5rO+q
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男「結局ただの散歩になっちゃったな」
女「ん~、でもお散歩でも運動にはなるよぉ」
男「まぁな」
イーシヤーキイモー、オイモ♪
女「……チラチラ」
男「…おい、女?」
女「はっ!?…ううん、何でもないよ~。さっ行こ~」
男「…そうか?」
イーシヤーキイモー♪
女「う~……チラチラ」
男「……なーんか焼き芋食べたくなってきたなぁ~。結構歩いたし今日はこれくらいにして、一つ買って帰るか、女」
女「…!!うん、じゃあ一つ買ってくるねぇ~♪すいませーん」
男「やれやれ…」
焼き芋屋に駆け寄る女。ため息をつきながらも、微笑んで女を見送る男。終わり。 - 214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/28 01:43:58 ID:O6rwfTKO
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プニプニしたいです……
- 215 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/11/28 01:50:07 ID:jHcApduK
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プニプニされたいです・・・
- 216 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/11/28 01:54:03 ID:4G35RGns
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- 217 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/28 02:08:23 ID:rGB5rO+q
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※番外編
短「…あたしも油断してると太っちゃうかも…」
友「あーそりゃキツイわ。短の攻撃が一段と重くな……ぐふわあぁ!」
短「うるさい!ちょっと腹筋するから、友!足押さえてて!」
友「…人のこと殴っといて…はい」
短「よし!1、2、3…」
友(まぁなんだかんだ言ったって女の子だし、すぐバテるだろ…)
~~~
短「77、78、79!フンフンフンフン!」
友「怖ぇー、怖ぇーよこの人」ガクブル - 219 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/28 23:11:35 ID:KCG37jfP
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~縁側・夏~
女「……♪(麦茶を手に、日陰で座ってる」
男「…………(麦茶を手に、汗かいてる」
女「今日も日差しが強いねぇ~…」
男「だなぁ…っていうか、こういう日くらいは別にここにいなくてもいいんじゃないか?」
女「これはこれで、いいものなんだよぉ~?」
凛とした風鈴、降り注ぐ蝉の声を聞き、二人は長閑に麦茶をすする。 - 220 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/29 23:54:21 ID:T9qBXUpU
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~女宅・縁側~
男「いや、なかなか。うん」
女「たまには、こういうのもいいよねぇ~…♪」
眼「うん、まったく。っつーか、悪いわね。私たちまで同席しちゃって」
女「気にしないでいいよぉ~」
男「あぁ。お前らは全く悪くない」
短「ま、元々は友が一緒するか、とか言い出したのが原因だしねぇ」
男「そうそう。その通りだ」
友「……だから俺だけはこういう扱いなんですかねぇ!?(地べたにゴザ敷いてあるだけ」
男「あぁ、ゴザもいらないか? そいつは悪かった」
友「あ、いや、ゴメンナサイ、イヤァァァ!!?」
月見の席と、叫び声。
最近、ネタが尽きてきたな。うん。 - 221 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/30 01:30:03 ID:+5wve1CW
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>>220
毎日乙。俺もお手伝い
~部室~
女「~~♪」
男「おっ、その花どうしたんだ?」
女「お母さんに生け花教えてもらったんだぁ~♪それでこの部屋にも生けてみようかなって思ってねぇ~」
男「さすがお茶の先生だな~。で、その花は女が選んだの?」
女「ん~?そうだよ~」
男「へー、キレイだなぁ」
女「えへへ~、そうでしょ~。この部屋ももっとキレイになるよぉ~♪」
男「そうだな~」
穏やかな午後のひととき - 223 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/30 22:48:15 ID:lZRcI5vG
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ネタがない。しかし、それ以上にマッタリ、の定義が自分の中であやふやになってきた気がした。故に、原点回帰といってみよう。
~昼休み~
女「すみません~…、遅れましたぁ~」
男「……お前な。いつものこととは言え、一人だと相変わらず遅刻か?」
女「あぁ~。男君、おはよぉ~…♪」
男「おはよう、じゃないって。
…後で、職員室行っとけよ? また担任のジジィから絞られるぞ」
女「うん、わかったぁ~」
男「……ちなみに、今日遅れた理由は?」
女「えっとねぇ~、ネコさんにエサあげてたら、いっぱい寄ってきて、足りなかったから一度家に戻って取ってきたりしてたらこんな時間になってたのぉ~……」
男「…………やれやれ……」
初代スレ>>1の手直し。懐かしい文に触れたもんだ。 - 224 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/11/30 22:56:58 ID:+5wve1CW
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- 228 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/01 23:35:58 ID:i+9oqs/P
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はてさて。日常ネタを常とする存在だけに、被るのは致し方ない。…逃げか?
~草原~
女「………♪(伸び伸びと両手両足投げ出してる」
男「あぁ~…。いいなぁ、こーいうの……(同上」
女「そうだねぇ~……♪」
男「たまには、こういう場所で日向ぼっこもいいもんだ…」
女「うん~……」
空、雲、光。草の匂いに、好きな人のいる安らぎ。 - 229 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/02 04:23:03 ID:hQCZccdC
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過去のtxtやらNSやらあげようかと思ったけど、74Mもあるので断念
- 230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/02 22:57:54 ID:D7kQYXAi
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>>229
分けて圧縮、とかはできないのか、と思ってみる。いや、見当違い甚だしかったら、悪いが。
~学校・教室~
男「っぁ~…! 今日も学校終わったぁ!」
教師「お疲れ。…だが、お前と友と短。居残り(順番に指差して」
3人『うぇぇぇぇぇ!!?』
教師「うるさい! お前ら、成績が悲惨なの分かってるのか!? 2学期末のテスト、結果をもう一度言ってやろうか!?」
男&短『すみませんでした』 友「それでももうじき冬休みなのに補修は酷いと思うんですがねぇ!?」
教師「……友、数学12点(教室に聞こえるようにハッキリと言う」
友「ほ、本当に公言シナイデー!?」
教師「まぁ、いい…。というか、お前ら、いつも成績のいい女や眼と一緒にいるんだから、勉強くらい教えてもらえ?」
友「教えてもらっても頭の中に入っていきません」
教師「……生物、21点」
友「頑張らさせていただきます!!」
教師「ったく…。それじゃ、お前らは教室に残ってるように。後でプリント持って来る」
3人『はーい…』
男「ったく…、面倒くさい……。女、悪いけど、今日は先に帰っといてくれ」
女「ん~…、別にいいよぉ~。部室で待ってる~」
男「そうか? んじゃ、そういう方向でよろしく」
女「うん、わかったぁ~」 - 231 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/02 22:58:42 ID:D7kQYXAi
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~部室~
男「プリント、あんなにあるなんて聞いてないっての……(げんなりしながら部室に入る」
女「…………(男に背を向けて無反応」
男「? 女?(女の肩に手を乗せて)
ッ……! し、死んでる……!?」
女「…………ZZzz....」
男「な、わけないよなぁ~。女、起きろ~?」
女「ん、んん~……(熟睡中」
男「……ダメだな、こりゃ。起きる気配ないか。しばらく、寝かせとこ……(茶を入れ始める」
結果、帰ったのは3時間後。
今日は纏め切れなかったんだぜ?
っつーか、一日一ネタがいい加減つらいなぁ、とか思い始めた今日この頃。 - 232 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/03 22:12:44 ID:n4OxXlZ4
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~女宅・縁側~
女「……ぽっぽっぽぉ~、はぁ~とぽっぽぉ~……♪(縁側に座りながら、庭に下りてる鳥にエサを撒いてる」
男「…なぁ、女? その間延びしすぎてて間抜けた歌、どうにかならないか?」
女「えぇ~? 別に間抜けてないよぉ~?」
男「いや、歌のことじゃなくてだな……」
女「じゃあいいでょ~? まぁ~め~が欲しいか、そらやるぞぉ~♪」
男「……やれやれ」
間延びした歌と、鳥の声。 - 233 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/03 22:20:27 ID:2X8Xz9kM
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- 234 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/04 21:19:28 ID:KR8VzzkO
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俺も無い頭使って書いてみようかな・・・
- 235 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/04 23:24:26 ID:Zq8Q+6gy
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>>234
作家はいつでも歓迎さぁ。
~商店街~
女「~…♪」
男「…………なぁ?」
女「ん~?」
男「さすがに、これは人目に付きすぎると思うんだが?」
女「でもぉ~……。ニボシ取りに帰るには、商店街を通るのが一番近いしぃ~……」
街を歩くは猫の群れ。先頭立つは、ニボシをくれた人。 - 237 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/05 23:26:29 ID:IGYOsGe+
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~商店街~
男「ぉ? よっす、女。何買ってるんだ?」
女「あぁ~。男君、こんにちわぁ~(茶葉屋の前で、缶を二つ手に持ちながら」
男「…何だそれ?」
女「ん~? 抹茶の粉の入った缶~。部室の画が、もう無くなっちゃってたからぁ~」
男「ほぅほぅ。で、買うのを悩んでたわけか」
女「そういうことぉ~。でもねぇ~、安いけど多めに買おうか、高いけど美味しく飲める方にしようか、悩んでるんだよねぇ~……」
男「あ~。まぁ、安くて量が飲める方でいいんじゃないか?」
女「私はそれでもいいんだけどぉ、この銘柄って確か渋みが少し強いんだよねぇ~…。男君、大丈夫~?」
男「……んー。何とかなるかもしれんし、何ともならんかもしれん。ま、買ってみないことにはな。ほら、それで決定」
女「そっかぁ~…。それじゃ、買ってくるねぇ~」
後日、少し後悔することになった男だった。 - 239 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/06 22:59:43 ID:kQO1BmVj
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友「ふむ。こういう場合、どうすればいいと思う?」
短「は? 一体何よ? いきなり」
友「ふぅ…。質問を質問で返すのは感心せんなぶへぁ!?」
短「ワケわかんない質問したのはアンタでしょうが!!」
結局、何の質問かは分からずじまい。
うん、ネタがなかったんだ。ゴメンよ(´・ω・) - 240 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/06 23:01:35 ID:QWMSMDmQ
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- 241 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/07 22:44:22 ID:dd8v8eBP
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~教室・昼休み~
男「――でさぁ、そこでアイツ、何て言ったと思う?(パン片手に、喋ってる」
友「うっわ、マジかよ。バッカでぇ!(同上」
眼「ってゆーか、アンタらはうるさい。食事時くらい、もう少し静かに食べたら?」
友「んなこと言ったってなぁ。どうせこうやて揃ってるんだし、喋りながら食ったほうがいいって」
短「あー。それは分かるかも…」
眼「アンタらねぇ……(嘆息」
男「あははは。まぁ、いいじゃねぇか。ってか、女はさっきから会話に参加してないな?」
女「ん~? やっぱり、お弁当はしっかり味わった方がいいからぁ~♪(自分の弁当を見せつつ」
短「あ、唐揚げ美味しそう。貰うね~♪(女の弁当から唐揚げを掻っ攫う」
女「あぁ~……。それじゃあ、私も短ちゃんから貰う~♪(短の弁当から肉巻きをつまんでく」
友「おぉ。んじゃ、俺も……」
短「アンタはダメ」
友「なんでじゃい!?」
いつもの食事。穏やかな談笑。 - 242 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/08 03:22:31 ID:zDD6cJJs
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微笑ましいなwww
- 243 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/08 23:00:13 ID:5NXckaaF
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~売店~
眼「…はい、コレとコレ」
店「はいはい。えーと、315円ね。っかし、相変わらず素っ気無いねぇ」
眼「愛想良くする理由もないでしょ?」
店「まぁ、それは違いない」
眼「そういうこと。それじゃ」
店「……やーれやれ。なかなか進展できない子だねぇ。あの子も」
先行き不安な苦笑い。 - 244 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/09 23:38:00 ID:T5/mLX4w
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~女宅・居間~
友「…………羊羹分が足りない(教科書を閉じて」
短「……ハァ?」
女「えっとぉ~。それって羊羹が食べたいってことぉ~…?」
友「ハッハッハ。バカだなぁ。羊羹分は羊羹に入ってる成分のことだよ。これらが不足すると集中力の途切れや……」
短「……友が変になった」
眼「いや、今更でしょ」
男「だな。…っつーか、うるさい」
勉強会は踊る。されど進まず。 - 245 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/10 23:01:40 ID:dHRaSuD1
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~教室~
女「気づいたことがあるんだけどぉ……」
男「ん? どした?」
女「最近、屋上行ってないよねぇ~……」
男「ってか、今までほとんど行ったことなかっただろ」
女「それもそっかぁ~…。……それじゃ、別に行かなくてもいっかぁ~…」
男「そうだな。…ま、いつも通り教室や部室でノンビリすればいいさ」
女「そうだねぇ~…」
新鮮な場所より、行き着けた場所。 - 246 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/11 00:05:41 ID:6FvzEew7
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日が変わって、でもまだ落ちてなくて。むしろ期待とか言われてて?
~教室~
女友「ぐっはぁ! テスト、よーやく終わった!!」
男「お疲れ様」
女友「っくぅ~…。コレで思い切り遊べるわぁ! あ、そーだ。女誘って買い物いこ。女、女……って、あら…」
女「ZZzz.....(寝てる」
男「ちなみに、テストの間も基本姿勢がコレでした(女指差して」
女友「…ちょっと、女。あんた、テスト大丈夫だった…?」
女「ん~……。マークシートっていいよねぇ~……(ムニャムニャ」
女友「……この子、卒業できるの?」
男「…さぁ?」
答えは全て3。 - 247 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/11 00:06:05 ID:6FvzEew7
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- 248 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/11 00:23:24 ID:nbQAPpmj
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- 250 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/11 02:10:31 ID:VBymJLdh
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- 251 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/11 10:24:06 ID:6FvzEew7
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>>250
種別が同じ和み系だからだろうか。
マッタリしすぎ然り、いつも眠そう然り、和み系で書くのが俺の性に合ってるんだろうか。
ま、ここで言うべき内容じゃないか。スレ違いスレ違い。
~公園~
マタリ「……♪(膝に猫乗せて、ベンチで日向ぼっこ中」
眠そう「ぅ、ぁ~……。ダメ、眠い~……(女が日向ぼっこしてるベンチに座り込む) ZZzz.....」
マタリ「あれぇ~…。えっとぉ~…、この時期に外で寝ると、風邪ひくよぉ~…?(眠そうをユサユサと」
眠そう「ん~……、もう限界~……(ムニャムニャ」
マタリ「どうしよぉ~……。あ、男君だぁ~」
マタリ男「よぅ、女。……先客がいるとは珍しいな。誰だ、この子?」
マタリ「知らないけどぉ、座ったらすぐ寝ちゃったのぉ…」
マタリ男「…ふむ。マタリに負けず劣らずのマイペースっぷりだな」
マタリ「ぁ~…、それは酷い~……。それじゃあいつも寝てるみたいだよぉ~……」
マタリ男「事実だろ?」
眠そう男「あ、いたいた! 眠そうさん、またこんな場所で寝て……。少しは寝る場所考えてくださいよ……(駆け寄ってくる」
マタリ男「ん。この子の保護者か?」
眠そう男「保護者って…。まぁ、一応そうですが…そちらは?(眠そうを揺すりながら」
マタリ「いつもここで日向ぼっこしてるの~。一緒にどう~?」
眠そう男「いえ、まぁ遠慮しておきます(苦笑しながら」
眠そう「んぅ~……(うっすら目を開ける) ぁ~…。おはよー…。お休みー…」
眠そう男「寝ないで、起きてください!(眠そうを起こしながら) まったく…。それでは(眠そうの手を引っ張りながら会釈」
マタリ「またねぇ~♪」
マタリ男「……いやぁ、アイツも大変そうだなぁ」
あるいは、こんな邂逅。
軽く思いついた番外編。晒す場所もないし、ここにでも投下しときますね、と。 - 252 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/11 23:00:26 ID:6FvzEew7
-
~公園~
男「……やれやれ。いくら日向ぼっこしたいからって、こうも寒い中でやる必要性あるのか…?」
女「ん~…。日向ぼっこは私の活力なんだよぉ~」
男「…活力を蓄えて、そのペースか、お前は。…っかし、本当に寒い…」
女「そんなに寒いならぁ……。はい、コレぇ(ロングマフラーを渡す」
男「……なぜにそんな長いモノを?」
女「私も一緒に首に巻くからぁ~♪」
男「…………ま、いっか」
一つのマフラー、二人を繋ぐ。 - 254 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/12 01:15:58 ID:tzGlITES
-
○⌒\
ミ'""""'ミ
/( ´-ω-)
//\ ̄ ̄旦~
// ※ \___\
\\※ ※ ※ ※ ※ヽ
\`ー──────ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ - 255 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/12 22:38:56 ID:vFLGdFwp
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~教室~
短「な、何てことかしら…………!」
眼「きっと世界が破滅する予兆ね……」
男「…女、最後まで俺らは一緒にいような……?」
女「ん~。一緒に日向ぼっこしようねぇ~?」
友「……テメェら、そんなにこの光景がおかしいか(本を片手に」
男&眼&短『当然』
友「チックショォォォォォ!!?」
絶対的に本の似合わない輩はいる。 - 256 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/13 22:53:47 ID:Bz8a/GYr
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~教室~
眼「そういえばさ…。友って、何で眼鏡かけてるの?」
友「…いや、かけてちゃ悪いのか?」
眼「悪くはないけど……眼鏡かけるほど眼を悪くする要素が見当たらないのよ」
短「バッカねぇ~。ゲームのやりすぎに決まってるじゃない」
眼「あぁ、なるほど」
友「まてまてまてまて。納得すんな、そこ。断じて違うぞ」
短「……んじゃ、何だっていうのよ?」
友「ふん。勉強だ!」
二人『へ~。すごいすごい』
友「信じてねぇぇぇぇぇ!?」
受験勉強だけは必死にやりました。 - 257 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/14 23:29:41 ID:9Jylo8ax
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~教室~
男「おはよぅぐふぅ!?(教室に入ると同時に女を見つけて、吹く」
女「おはよぉ~。どうしたのぉ~……?」
短「……まぁ、普通に考えれば驚くわよねぇ」
眼「私も、今学期で一番驚いたかも」
女「ぁ~…。それ、酷い~……」
男「いや、事実だろ…。にしても、何でまた……」
女「それはねぇ~…」
友「おはよーさ……なんだ、まだ夢か」
短「おはようそして話の腰を出だしから折るな!(懐に飛び込みストレート」
友「起きましtぐふぇあ!?」
早かった理由は、部室で一泊。 - 259 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/15 21:57:32 ID:TCjf0p4j
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~教室~
短「んー、ハイっ!」
男「それはなんか違うなぁ……」
眼「それじゃ、コレでどう!?」
男「それも微妙」
短「こうだっ!!」
男「却下」
友「それじゃ」 男「お前は女に触るな」
女「というかぁ~…。遊ばないでぇ~……(髪下ろされてる」
たまには新しい髪形も、いいものだ。 - 261 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/16 23:19:46 ID:olw3xRgi
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~並木道~
男「……すっかり寒くなったなぁ」
女「そうだねぇ~…。息も白い~……(ハァー、と息を吐きながら」
男「そうだなぁ……」
女「……そろそろ、おモチを美味しい食べたくなる時期だよねぇ~」
男「……食べるかぁ」
女「買って帰って、眼ちゃんたちも呼ぼうねぇ~…♪」
息を吐き、焼いたおモチに思いを馳せる。 - 262 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 23:03:39 ID:bP5vsBiA
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~女宅・女部屋~
女「ぅ~……(布団で寝てる」
男「…………で、風邪をひいたと聞いて看病に来てみれば……」
女「か~え~し~てぇ~……」
男「じゃかぁしい。病人が羊羹食うな」
好きなものは万病に効く薬…かもしれない。
頭が痛いんだぜ?
どうも風邪っぽい(´・ω・) - 263 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/17 23:10:34 ID:9y3R2kf+
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- 264 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/17 23:26:33 ID:bP5vsBiA
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- 266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/18 17:43:49 ID:KpoF7yVr
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~女宅・女部屋~
女「ぅ~……(布団で寝込んでる」
男「で、熱はどれくらいだ?」
女「38.6分~……」
男「……ゆっくり休め」
女「ん~…。男君、男君……」
男「どうした?」
女「寝るまで手、繋いでてほしいなぁ~……」
男「……ま、いっか。これでいいか?(優しく握ってあげる」
女「えへへぇ~……。ありがとぉ~……」
繋いだ手の温もりは、病気の辛さを和らげる。
熱が出ても頭が痛くても、一日一ネタは俺の中での義務なんだぜ? - 267 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/18 19:34:23 ID:9XwM+31O
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- 269 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/19 23:31:12 ID:7TjVVyZC
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~女宅・縁側~
男「…なぁ、女?」
女「ん~…?」
男「どうしても必要なのか?」
女「日向ぼっこは元気の源ぉ~……」
男「そうはいっても、別に今じゃなくても…。何かあったらどうするんだ?」
女「その時は男君がいるからぁ~…」
男「…やれやれ」
熱冷ましを横に、座る男と女。 - 270 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/20 16:12:51 ID:DuqYeeD9
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/⌒ヽ ノロウイルス撒いてやるお
(# ^ω^)ノ>゚+。:.゚
C□ / ゚。:.゚.:。+゚
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(ノ ̄∪
/⌒ヽ 彡
(;^ω+。:.゚ 彡
C□゚。:.゚.:。+゚
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(ノ ̄∪
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/⌒ヽ ノ・・ノロウイルs
(ヽ゚ω゚)ノ>
C□ lヽ,,lヽ
/ ( ) もうやめて
( / ̄と.、 i
しーJ - 271 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/20 22:57:57 ID:lTEQ9N4n
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>>270
バカスwwwwww
~女宅・縁側~
女「治ったぁ~」
男「完治おめでとう。ま、これで気兼ねなく日向ぼっことかもできるわけだ」
女「そうだねぇ~♪(羊羹食べながら」
男「……とはいえ、お前どんだけ羊羹食べてんだ?」
女「ココ最近、食べれてなかったからぁ~……」
禁羊羹生活ようやく脱出。
無事に治ったっぽいんだお( ^ω^) - 272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/20 23:05:22 ID:djWy950E
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- 275 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/21 23:37:09 ID:SGud+mdA
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~教室~
眼「さて……。明日は終業式。で、次いで来るのは短いながらも冬休み、と」
短「どんな予定立てようかなぁ~」
友「遊びたいことが多すぎて立てづらいよな」
先生「友と短と男は専用課題を出しておくが、それをやってから遊べよ?」
友&短『な、なんだってー!?』
眼「普段が普段だし、仕方ないわよねぇ」
課題たくさん、休み少なし。 - 276 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/22 22:23:29 ID:oeE+KUPd
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~女宅・縁側~
男「…………」
女「ZZzz.....」
男「…………寒い……」
木枯らし吹く中、膝枕。 - 277 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 15:52:34 ID:ld6C8kDd
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∩ ∩
い,,c'_ノ / ̄`>O __l>oc/・ ・`っ {,,,,,,,,,,,,,,,,,} _|__〈ハ〉__|_
(''● ''' ) (´・ω・`) |///| |///|
O┬Oノ )∽[ ̄てノ ̄]∽[ ̄ ̄ ̄ ̄]
◎┴し'◎ ◎──‐◎ ◎───◎ =3 =3 - 278 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 22:02:09 ID:aVv7mR+U
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~友宅~
友姉「ぁ~…。ダル~……(居間でグデッと」
友「……そうやって言うくらいなら、バイトいけよ」
友姉「あんなとこ、止めてきたわよ~……」
友「…………今回の理由は?」
友姉「元カレと同じ職場なんざやってられっかぁ~い……」
友「そうか、クリスマスは一人身か。姉貴は」
友姉「……アンタはいいわね、相手がいてぇ!?(ガバッ、と跳ね起きる」
友「ま、まて。その限界まで振り上げた拳の意図は!? あ、ちょ……やめ……アッー!?」
.matr// 一人身拡大。 - 279 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 22:31:50 ID:xquFSx5U
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- 280 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 22:38:33 ID:aVv7mR+U
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- 282 クリスマス~プロローグ~ 06/12/23 23:16:19 ID:xquFSx5U
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※部室でささやかなクリスマスパーティーを開いた5人。場面はその帰り
女「今日は楽しかったねぇ~♪」
短「ほんとね~。眼が買ってきたケーキもおいしかったし♪ありがとね!」
眼「ふふっ、どういたしまして」
友「…俺、食べてない…短が取るから…」
短「いつまでもうじうじ言わない!」
男「はは、相変わらずだな。じゃあ俺たちはそろそろ帰るよ。女、行くか」
女「うん。みんな、またねぇ~メリ~クリスマスゥ~」
友「いいなー、カップルは」
眼「私もちょっと用事あるから、短、先に友と帰っててくれる?」
短「うええ!?」
眼「せっかくのチャンスなんだから頑張りなさいよ♪」ボソッ
短「な、なに言って…///」
友「ん?なになに?何のはなsぐぼわぁっ!」
短「何でもない!!ほら行くわよ!行けばいいんでしょ!」
友「うぅ…理不尽…」
続く - 283 クリスマス~男・女編~ 06/12/23 23:21:42 ID:xquFSx5U
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~高台~
女「男く~ん、いつまで待ってればいいの~?」
男「ん~もうすぐだと思うんだけど…もう少し待っててくれるか?」
女「ん~わかったぁ~。もうちょっと待つ~」
男「あぁ、悪いな。……あっ!女、こっちこっち!」
女「ん~?なに~?」
そこには鮮やかなイルミネーションに包まれた街
女「うわぁ~……きれぇー……」
男「これを女に見せたくてさ。寒いのに待たせてごめんな」
女「…ううん、男くんありがと~」
男「どういたしまして…後、プレゼントもあるんだ」
女「えぇ~♪なになに~?」
男「えっと…ゴソゴソ…あれ?……ゴソゴソ……女、ごめん。忘れて来たみたいだ……」
女「ん~…じゃあ今もらえるものでがまんする~」
男「ん?いや、俺何も持ってないけど?」
女、男の手を握る
女「男くんと、ずぅーっと一緒ぉ~♪」
男「…あぁ、そうだな」
街は二人を祝福するように - 284 クリスマス~短・友編~ 06/12/23 23:24:06 ID:xquFSx5U
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友「なぁ、歩くの早くない?」
短「そうかしら!?」
友「…何で怒ってんのさ?」
短「べつに!」(眼ったら余計なことして~。今度会ったら…)ブツブツ
友「あ、ちょっと…そっちは…」
短「…あ」
周りには大勢のカップル
友「だからこの公園は通らないほうがいいって言おうと思ったのに…」
短「…!///」
友「…あれ?何赤くなってんの?…まさか」
短「べっ、べつにそんなんじゃ…!」
友「ははーん、短もなかなかかわいいとこあるんじゃん。よし!今日だけは特別に、俺の胸に飛び込んでおいdごはあぁっ!?」
短「…あんまり調子に乗るんじゃない!」
友「き…きれいなイルミネーションが見える……」
周囲から浮いている、いつもどおりの二人 - 285 クリスマス~眼・店編~ 06/12/23 23:29:53 ID:xquFSx5U
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眼「今頃あの二人うまくやってるかしら?男君と女ちゃんは心配ないだろうけど…」
ガコン(自動販売機でコーヒーを買う音)
眼「……クリスマス、か…」
ガコン
店「う~さむさむ…おっ、奇遇だねぇ」
眼「…何であなたがここに?」
店「何でって、バイト帰りだけど。まったくクリスマスだってのにさ~」
眼「それはお気の毒」
店「相変わらず素っ気ないねぇ。そっちも一人なの?」
眼「…まあね。友達とパーティーした帰りで…って聞いてるの?」
店「ん?いや、あの家見てみなよ」
眼「……えらく豪華なハウスイルミネーションね」
店「『うわぁ~きれい♪』とか言えないもんかね。じゃ、せっかくだから乾杯しようか」
眼「…何でそうなるのよ。だいたい何に乾杯するつもり?」
店『一人で寂しいクリスマスを過ごす二人に』
眼「何よそれ」クスッ
店「おっ、初めて笑ったねぇ。やっぱり笑顔のほうがかわいいよ」
眼「…乾杯」
店「スルー、か。まぁ乾杯」
微妙な関係の二人の、ささやかなクリスマス - 286 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 23:30:47 ID:xquFSx5U
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終わりです。改行下手なのは見逃してくれ…
- 287 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/23 23:49:18 ID:aVv7mR+U
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- 289 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/24 20:03:21 ID:DFfX/5oe
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*
/ \
[ニニニ] クリスマス?プレゼントくばってやんよ
( ・ω・)=由≡由
(っ ≡由=由
/ ) ババババ
( / ̄∪ - 290 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/24 22:19:56 ID:tU+oU3LH
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~女宅~
男「メリークリスマス!(トナカイの格好」
女「メリークリスマス~(サンタの格好」
眼「コスプレしてパーティねぇ…(サンタの格好」
短「ま、いいんじゃない? 楽しいし(サンタの格好」
友「あのぉ?」
短「…どうしたの?」
友「なぁんで俺はこんな格好なんですかねぇ!?(クリスマスツリー」
短「…飾りはいるでしょ?」
友「鬼ぃ!?」
しかし飾りは絶対必要 - 291 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/12/25 21:06:50 ID:Nx+nfdT5
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さすが友。みんなに必要とされてるんだなあ……
あれ? 目から膵液が……
- 292 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/25 22:49:22 ID:wXBuAzbd
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~公園~
男「……なぁ、女?(ベンチに座って日向ぼっこ」
女「ん~……?(同上」
男「そういや、今日はクリスマスだなぁ」
女「そうだねぇ~……」
男「なんか、それなのにいつもとあんまり変わらないなぁ。俺ら」
女「それじゃぁ~……。ごめんねぇ~?(ベンチを立って、近くの常緑樹の中から取れそうな枝を一本、折ってくる」
男「……なんで枝?」
女「これを、二人の間に置いておこぉ~……♪」
男「いや、だから何で枝? しかもモミの木ですらないし」
女「別に、これでいいんだよぉ~。……男君。何でクリスマスツリーが常緑樹なのか、知ってる~?」
男「……そんなん、調べたことないな」
女「常緑樹の緑はねぇ~、力強い生命。永遠を表しててぇ、キリスト教では永遠の愛、とかも象徴されてるんだよぉ~」
男「……ほー。初めて知った」
女「だから、二人の間に置いてぇ……」
男「二人の間に永遠の愛があるように、か?」
女「そういうことぉ~……♪」
男「……さっむ! うわ、何か今、スッゲェ寒くなった!」
女「ぁ~……。酷いぃ~……」
男「悪い悪い」
笑い声二つ。間には永久に続く、愛の象徴。 - 293 >>292おまけ 06/12/25 22:50:02 ID:wXBuAzbd
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男「ちなみに、よくクリスマスは赤と緑で彩られるけど、赤は何を意味してるんだ?」
女「えっとぉ……、確か、キリストの流した血を表してた、って聞いたことあるなぁ~……」
男「……生々しいんだな、赤の方は」
女「そうだねぇ~……」
十字架にかけられたキリストの血は、永遠の命を与えるために流れたという。 - 294 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/25 22:50:25 ID:wXBuAzbd
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~眼宅・眼部屋~
短「ミスルトー?」
眼「そ。ミスルトー。日本語訳で、ヤドリギのことね」
短「それがどーしたのよ?」
眼「んー。日本じゃあんまり馴染みないわよねぇ。ミスルトーの木の伝説」
短「何よそれ」
眼「……ひとまず、友を誘って行きなさい。確か商店街は街頭一個一個にあったはずでしょ。ミスルトー」
短「ちょ……! なんで私が友なんかと……ッ!」
眼「いいから行きなさい。内容は後で追ってメールするわ(グイグイ短を押す」
短「……何よ、もう(仕方なく出て行く」
眼「……やれやれ。さ、メール打とうかな、と」
ミスルトーの木の下、恋人たちはキスをする。 - 295 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/25 22:51:40 ID:wXBuAzbd
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~商店街~
友「おぉおぉ。右を見ても左を見ても、カップルカップル……。何もこんな日に、正月用の買出し、とか行かなくてもいいだろ」
短「別にいいでしょ。ウチじゃいつもそうなのよ。ま、アンタにはここの光景が眩しすぎて長居したくないかしら?」
友「違いない。羨ましくて恨めしくなってくるな。……なかなかいい相手が見つからんのだよなぁ」
短「……あ、そ」
友「ん。どうした、不満そうな顔して」
短「べっつにー?」
友「……?」
短「(メールが鳴る)……ぁ。ちょっと待ってね……(携帯取り出して)…………眼ー!!」
友「ん。眼からか。何が書いてあったんだ?(ヒョイ、と見ようとする」
短「何でもない! アンタは気にしない、気にするな、気にも留めるな、そして見るなぁぁぁぁぁ!!(顔面ストレート」
友「ヘブァ!?」
ミスルトーの緑。友の血の赤。 - 296 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/26 01:14:08 ID:R9QTOAff
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乙。おもしろかったよ(*´ω`)
- 297 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/26 22:11:22 ID:03Dn2LWj
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~男宅・居間~
友「外、ヒドい雨だなぁ……。いきなり降ってこなくてもいいじゃねぇか……」
男「だな。お前、傘は持ってきたか? 持ってないなら、ウチの傘貸してもいいが」
友「あー……。そうしてもらえるとありがたi(チャイムが鳴る」
男「ぉ? 誰だ?(玄関に向かう」
女「お邪魔します~……(バスタオル頭にかけた女が入ってくる」
友「うぉ! 女ちゃん、どうしたの?」
男「この近くで雨に降られたから、避難してきたらしい」
友「なるほど……」
男「というわけで、友。お前、濡れて帰れ」
友「はぃ!?」
男「傘は女に貸すから。いや、悪いな」
友「たまには友情エンドも選んだっていいと思うけどね!?」
女>>>>>>|越えられない壁|>>>>>>友 - 298 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/26 23:11:09 ID:5yX4zO7j
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女>>>>>>ヽ|・∀・|ノ>>>>>>友
- 299 クリスマスネタ 06/12/27 18:06:36 ID:n2B2iTkx
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男 「雨は夜更け過ぎぃ~にぃ~♪」
女 「雪へと変わるだぁろ~♪」
短 「さいれんなぁ~い♪」
眼 「Holy night~♪」
友 「……orz (歌詞がない)」
※おわり
※久々に来た~。まだあった~。
※仕事みつからないわ、いいこと無いわだった俺の唯一つの良い事だ。 - 300 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/27 21:39:29 ID:Ii0GkNFc
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>>299
眼と短の歌詞の歌い方の差に、こだわりを感じた。
~男宅・男部屋~
男「……しかし、なぜ冬休みに課題があるのだろうか。クリスマス、お正月とイベントぎっしりなのに……。……あ、女。ここなんだが……」
短「うん、全くもって同意。どうかしてるわ。ちょっと、眼。ここってどうなってるのよ?」
友「そうだよなぁ。そんな暇ないっての。……女ちゃん。ちょっとコレ教えてくれない?」
眼「っていうか、アンタらは少しは自分で考えなさいよ。さっきから、私たちに聞きっぱなしじゃない」
三人『無理』
眼「…………ハァ……」
三人寄ったところで、文殊の知恵が出るはずもなく。 - 301 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/28 23:59:22 ID:lYNl2Z6N
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~女宅前~
男「……寒い!」
女「そうだねぇ~……」
男「ったく、昼はあんなに暖かかったのになぁ……。あ~…、帰るのしんど……」
女「それじゃあ、泊まってく~?」
男「んー。惜しい気もするけど、遠慮させてもらう」
女「それじゃぁ~…(ギュッと男の手を握る) ……途中まで一緒に行こぉ~」
男「やれやれ…。ま、いいけどな」
北風吹く中、暖かな手。 - 304 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/29 22:21:45 ID:Sezh0FiB
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~女宅・居間~
女「雪だねぇ~……(コタツに入って外を眺めつつ」
女母「見事に積もったわねぇ」
女「そうだねぇ~。…あんまりお外出たくないなぁ~……(コタツに突っ伏す」
女母「……やれやれ。もう少しシャッキリなさいな」
女「うん~……」
女母「そんなんじゃ、男君が来ても呆れるわよ?」
女「……それはイヤだなぁ~……」
女母「そう思うんだったら、もう少しシャキッとしなさいな……」
外は雪。温いコタツで丸まる女。 - 305 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/29 22:50:40 ID:l9nlyHbE
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~女宅~
ピンポーン
女母「はーい。…あら男くん、こんにちは」
男「こんにちはおばさん。えーと…」
女母「あ、どうぞ上がって。ほら、女ちゃん。男くん来たわよ。起きなさい」
女「ん~…今日はおこたから出たくないぃ~」
女母「何いってるの!待たせてちゃ悪いでしょ!起きなさい!」(女を引っ張り出す)
女「いやぁ~ぁ~…」ズルズル
男「あの~、あんまり無理させなくてもいいですよ?」
女母「そお?でもせっかく来てもらったのにねぇ…」
女「じゃあ男くんもあったまりなよぉ~」
男「ん~そうしようかな。じゃあおばさん、お邪魔します」
女「わーい♪」
女母「やれやれ…まぁお似合いなのかもしれないわね」
奇しくも>>304の続きみたいになった - 306 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/29 22:56:44 ID:Sezh0FiB
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- 307 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/29 23:15:42 ID:l9nlyHbE
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まったく、珍しいこともあるもんだ
- 308 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/30 22:02:53 ID:c3b/V/50
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~商店街~
男「えーっと……、これに、これに……これ、と」
友「おい、男。コイツは買ったか?」
男「あぁ、そういやまだだった。悪い悪い。忘れてた」
友「ったく、勘弁してくれよ。お前のミスで短たちにどやされるのは勘弁だぞ?」
男「確かにな。ま、いいじゃないか。気づいたんだし」
友「まぁな。っかし、明日あさってと、泊りがけでドンチャン騒ぎだもんなぁ。寝不足になりそうだ」
男「間違いない」
灰色の空気に笑い声二つ。華は見当たらず。 - 309 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/12/31 21:18:52 ID:WfVq1+97
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~男宅・男部屋~
男「今年も、もう終わりだなぁ(紅白見ながら」
眼「そうね。あっという間だったような気もするわ」
短「同感ー。やっぱ、楽しい日々、ってのは早く去っていてしまうものなのねー」
友「何を戯言を言ってるんだ? 言っておくけど、まったく似合ってないぞ?」
短「うっさい!」
男「落ち着けって。女はどうだった? って……」
女「ZZzz.....」
男「……やれやれ。今年はこれで新年迎える気かな、コイツは(肩すくめ」
四人は喋り、一人は夢へ。新年までは、後少し。
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