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#image(http://www23.atwiki.jp/ousf?cmd=upload&act=open&pageid=80&file=%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E8%A1%A8%E7%B4%99.jpg) 今回、現体制としては初となる小説集を刊行します。 タイトル「読書の季節はすぐそこに」 夏コミ後に迫った秋。少し早いですが、読書に親しんではいかがでしょう。 あらすじ &bold(){「バベル」} ディープソートというスーパーコンピュータが完成した。ついに、未来予知が可能になったのだ。それを見守る多数の人々。しかし突然コンピュータが異常を示し…… &bold(){ 「グルメの孤独」} 仕事帰りに迷い込んだ商店街。グルメを気取る「俺」がそこで目にしたのは、「本物を食べたいのならいらしてください」という張り紙。そこで口にしたぶた肉に、「俺」は大きな衝撃を受ける。グルメな「俺」が食べた、「本物」とは? &bold(){ 「ガールフレンド(肉)」} 空に突如として蜂の巣が現れた! 巣から落ちてくるイモムシはとても美味しい。食べ物で涙を流すのは初めてだ。イモムシを売って一攫千金! ギターの夢を諦めた俺を真里は悲しそうに見つめる。でも何が悪いっていうんだ? 金は手に入って、そして何より俺と真里は一つになれたじゃないか。 &bold(){ 「世界に一つだけの献花」} 飲み会で酩酊した帰り道、誤って人を殴り殺してしまった。しかし、後になって思う。私が殴り倒したのは、本当に人だったのだろうか? モラルと感情の狭間で葛藤し続ける「私」が出した答えは。アンドロイドと関わる人間の数日間。 &bold(){ 「エサやり」} この教習所では信号機になるための訓練が行われている。信号機になってしまえば、残りの生は体色を変えて役目を全うするだけ。 だが、生徒は教官に従順に従い、身請けされることや信号機になることを夢見ている。 小豚は愚鈍な生徒の中で唯一、人並みの知性を持っていた。周囲との不和を感じつつ、クラスメイトの小鳥のことが好きだった。 ある日、小鳥に身請けの話が来たことを知る。小豚は愛する小鳥のために愛の言葉を考える。そして伝える時が来た。 凄惨な運命が小豚を待ち構えていることを彼はまだ知らない。 &bold(){ 「口数の多い演奏者」} この物語は、どこにでもある青春の一幕だ。青春とはもともと季節の「春」を表す言葉だが、それが転じて元気で若々しい少年・青年時代を指す言葉として用いられる。文化祭の発表に向けた練習の中、「僕」は指揮者の葵先輩のことばかり気になり、演奏がうまくいかない。悩み沈む僕に声をかけてくれたのは、その葵先輩だった。人を想うって、なんだろう。
#image(http://www23.atwiki.jp/ousf?cmd=upload&act=open&pageid=80&file=%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E8%A1%A8%E7%B4%99.jpg) 今回、現体制としては初となる小説集を刊行します。 タイトル「読書の季節はすぐそこに」 夏コミ後に迫った秋。少し早いですが、読書に親しんではいかがでしょう。 あらすじ &bold(){「バベル」} ディープソートというスーパーコンピュータが完成した。ついに、未来予知が可能になったのだ。それを見守る多数の人々。しかし突然コンピュータが異常を示し…… &bold(){「グルメの孤独」} 仕事帰りに迷い込んだ商店街。グルメを気取る「俺」がそこで目にしたのは、「本物を食べたいのならいらしてください」という張り紙。そこで口にしたぶた肉に、「俺」は大きな衝撃を受ける。グルメな「俺」が食べた、「本物」とは? &bold(){「ガールフレンド(肉)」} 空に突如として蜂の巣が現れた! 巣から落ちてくるイモムシはとても美味しい。食べ物で涙を流すのは初めてだ。イモムシを売って一攫千金! ギターの夢を諦めた俺を真里は悲しそうに見つめる。でも何が悪いっていうんだ? 金は手に入って、そして何より俺と真里は一つになれたじゃないか。 &bold(){「世界に一つだけの献花」} 飲み会で酩酊した帰り道、誤って人を殴り殺してしまった。しかし、後になって思う。私が殴り倒したのは、本当に人だったのだろうか? モラルと感情の狭間で葛藤し続ける「私」が出した答えは。アンドロイドと関わる人間の数日間。 &bold(){「エサやり」} この教習所では信号機になるための訓練が行われている。信号機になってしまえば、残りの生は体色を変えて役目を全うするだけ。 だが、生徒は教官に従順に従い、身請けされることや信号機になることを夢見ている。 小豚は愚鈍な生徒の中で唯一、人並みの知性を持っていた。周囲との不和を感じつつ、クラスメイトの小鳥のことが好きだった。 ある日、小鳥に身請けの話が来たことを知る。小豚は愛する小鳥のために愛の言葉を考える。そして伝える時が来た。 凄惨な運命が小豚を待ち構えていることを彼はまだ知らない。 &bold(){「口数の多い演奏者」} この物語は、どこにでもある青春の一幕だ。青春とはもともと季節の「春」を表す言葉だが、それが転じて元気で若々しい少年・青年時代を指す言葉として用いられる。文化祭の発表に向けた練習の中、「僕」は指揮者の葵先輩のことばかり気になり、演奏がうまくいかない。悩み沈む僕に声をかけてくれたのは、その葵先輩だった。人を想うって、なんだろう。

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