■大阪大学2014年度冬会誌『フィクションの問いかけるリアリティ』
誌 名 『フィクションの問いかけるリアリティ』
サークル 大阪大学SF研究会
日 時 コミックマーケット87最終日(12月30日) 東S-48a 【大阪大学SF研究会】
※委託:コミックマーケット87初日 (12月28日) 東パ-11a【メディア・コンテンツ研究会】
特 集 第一部 リアリティを問いかけるフィクション 「仮想現実作品紹介33」
第二部 フィクションを問いかけるリアリティ
特集 リアリティのあるフィクション 「OculusRiftでバーチャルリアリティ体験」
「カスタムメイド体験企画」
その他企画
形 式 A5 158ページ
予 価 1000円
企画詳細
■フィクションの問いかける“現実(リアリティー)”
パターンとしては4つ。
・フィクションのテーマ、描写から「私たちの生きる現実とは」「現実は本当に現実なのだろうか」といった問いを行う形。
作品内でその問いかけが行われている必要はなく、執筆者個人で見出していただいて大いに構わない。
作品例として、仮想現実もので②を書くなら大抵がこの形に落ち着くだろう。
☆レビュー例 『水月』ループの中にみる現実の不確定性
・フィクション内部の現実、現実性について。私たちの現実にまでは及ばない記述をする形である。
○○的リアリズムに関する記述や、作品内登場人物が作品内現実をどのように感じているかという論点が当てはまる。
NPCが生きているかのように接する、魔術による支配的究極平和に反発する主人公の意識の他、
メタファーや技法などにおける作者の意図などもここに分類される。
☆レビュー例 『生徒会の一存』 パロディとメタフィクション
・「リアリティを問いかける」に合うような展開がされている作品を取り上げ紹介。
作品内部の思想やテーマなど、誰かにとっての「リアル」に影響を与えるようなものを紹介していく形。
参考
最終更新:2014年12月18日 23:08