オカシイ世の中覚え書き

左側に「あたご」塗料=漁船破断面、4カ所付着-イージス艦にレーダー記録なし (時事通信)

海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」の衝突事故で、第三管区海上保安本部(横浜)は21日、大破した清徳丸の船体の破断面左側に灰色塗料が付着しており、あたごが清徳丸の船体左舷側から衝突したとほぼ特定した。

 一方、あたごの当直は事故時に計26人で、艦橋や後方の見張りに11人、機関室や指揮所に15人がいたことが判明。水上レーダーのデータが残っていないことも分かった。

 3管はこれまで当直員ら20人から事情聴取しており、あたごから押収した航法装置記録や海図に加え、清徳丸から回収した2台の全地球測位システム(GPS)の解析を進め、事故時の状況を詳しく調べている。

 3管は同日、大破した清徳丸の船首(長さ約11~11.4メートル)と船尾(長さ約4.1~5.8メートル)の実況見分を続けた。

 調べによると、清徳丸の船首部分の破断面左側付近には、あたごの塗装とみられる灰色の塗料が4カ所付着していた。破断面の右側には付着していなかった。3管は、船首の左舷側から強い衝撃が加わった結果、破断面の左側にだけ塗料が付着したとみている。 

[時事通信社]

[ 2008年2月21日16時41分 ]

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最終更新:2008年02月22日 12:21