タイプ別考察@ひこうタイプ



イメージカラー

イメージカラーは空色。翼や羽を持った生き物が多く、飛行タイプとしては飛べるものが殆ど多い。鳥類や昆虫類としては、よく流用されている。人間としては、こんなことが出来ないものだが、人間にもやれるとされているアクロバットも飛行タイプの技とされている。なお、飛べるものとは言え、風属性にもこちらに譲ることもあろうかという。ただ、風属性だと炎属性に強いことも見なされるので、ポケモンのタイプとしては無関係であるとされている。もはや、竜巻はドラゴンタイプの技なので注意することが必要であること。乗り物としては飛行機やジェット機のことを思い出せる。ヘリコプターは飛行性ではあるが、飛行機やジェット機とは異なり長時間で飛ぶことは出来ない。ロケットと宇宙船だと宇宙へ旅に向かうので、空気以外の方に向かってるので飛行タイプとは言いづらいだろう。乗り物のうち飛ぶことは出来ないが、特急列車と見せかける特急列車や新幹線も高架や高速のイメージであってこっちの方に分類される可能性は高いでしょうね。

飛行タイプの性能

攻撃面 防御面
弱点 くさ・かくとう・むし 弱点 でんき・こおり・いわ
半減 でんき・いわ・はがね 半減 くさ・かくとう・むし
無効 なし 無効 じめん

さかさバトル

攻撃面 防御面
弱点 でんき・いわ・はがね 弱点 くさ・かくとう・じめん・むし
半減 くさ・かくとう・むし 半減 でんき・こおり・いわ

その他 技「まきびし」「どくびし」、特性「ありじごく」の効果を受けない。
「じゅうりょく」状態または「くろいてっきゅう」を持っている状態だと、地面無効が等倍に変わり上記の無効効果は消える。
技「はねやすめ」を使うと飛行タイプが消える。
トリプルバトルでは単体攻撃が、自分と相手がどの位置にいても攻撃を行える。
過去仕様 第3世代までは全て物理技として扱う。

攻撃面

有効・半減それぞれ3つずつと、数だけ見ると悪くない。
しかし有効な属性が炎と被る上、炎と逆に鋼に半減なのが痛い。
尤も、弱点の少ない格闘には優位に立て、竜に等倍なので、決して不遇なわけではない。
特に伝説戦では炎水竜に等倍の飛行の評価は、それらが半減で威力が天候に左右される炎よりも高い。

飛行タイプにも安定した高威力技はあり、メインウェポンとしては十分なのだが、
タイプ不一致で高威力技を覚えるものが殆どいないこともあり、長らくサブウェポンとしての需要は低かった。
このあたりは、第5世代に入って登場した新技によって多少は改善されている。

また、ギャラドスや多くの虫飛行、ドラゴン飛行などタイプ一致飛行技でさえろくな技を覚えないものもいる。

防御面

弱点も半減も数はまずまず。弱点をつける格闘・虫・草には強い。
地面無効も大きいが、とりわけ攻撃面で優位に立てるわけではなく、
重力や黒鉄球、うちおとすで地面耐性は文字通り「地に落ちる」。

他方、弱点である電気・氷・岩はすべてサブウェポンとしての使用率が高い上(電気とみなせる雷は雲の上から派生するものの、氷とも言えそうな冬の寒さも弱いことも見なされ、岩は一石二鳥なのか、これらを攻撃すると飛べなくなって瀕死してしまうし、雷の場合だと死亡してしまうこともあろうかと言う。)、
これらのタイプに対抗できる技(闘・地など)を覚えられる飛行ポケモンが思いのほか少ない。
有利なはずの地面・格闘もストーンエッジの所有率が高く気が抜けない。

以上より、基本的にはタイプ2ということから考えると、
飛行タイプを持って地面を無効にできるのはいいけど、電気と氷に弱くなったな……というパターンが多い。

羽休めは第4世代の技マシンやタマゴ技で覚えるポケモンが多く、使うと飛行タイプが消えタイプ1のみの相性となる。
電気あたりを等倍にできてうれしい反面、読み地震撃ちが悩ましいポケモンも多い。

傾向

様々な手段により、大空を自在に舞う作品の集うタイプ。

16世紀中国に著された古典作品である西遊記が、現在でも西遊記ヒーローGo空伝!(2006~)のような翻案作品が多く作られる事から、
飛行タイプの作品群の示す大空へのロマンは、時代と土地を超えた魅力を持つと言ってよいだろう。

20世紀にはスーパーマン(1938~)、バットマン(1939~)の登場を経て、空中を飛行する能力はヒーローの定番として定着し、
ウルトラシリーズ(1966~)、パーマン(1966~)、アンパンマン(原型は1969~)といった作品群が今でも活躍している。

プレイヤーが対象物を任意に操作でき、空中飛行の魅力を存分に表現できるコンピューターゲームの登場は、飛行タイプの作品群にとって大きな“おいかぜ”となり、
古参の名作グラディウス(1985~)から、3D空間の飛行を可能としたスターフォックス(1993~)やエースコンバット(1995~)、
斬新な操作感覚を実現したNiGHTS(1996~)と、鳥系が多く、空を駆け抜けて行くくるくるくるりんシリーズ(2001〜)
技術の進歩と共に、さらに勢力を増した。

漫画・アニメ方面でも天空の城ラピュタ(1986)や魔女の宅急便(映画は1989)が映画館の大スクリーンを制した後、
忍空(1993~)や封神演義(1996~)がスピード感あふれるバトルをこなし、
かわいさアピールの要求される近年のアニメ界でもストライクウィッチーズ(2005~)、そらのおとしもの(2007~)、宇宙をかける少女(2009~)などが活躍。そんな中、進撃の巨人(2013~)が近年では珍しく普段アニメを見ない層をも虜にし、社会現象と化すまでとなった。

変革する時代を縦横無尽に翔け、常に新たな舞台へと翼を広げ続けてゆく、それが飛行タイプだ。

飛行タイプをもつ複合タイプとその主な作品

複合タイプ 主な作品
ノーマル きょうのスー、それゆけ銀平、動物のおしゃべり♥、バルーンファイト、バンジョーとカズーイの大冒険、百獣学園ナゲットさん(6)
エイプリルの七面鳥、すかいらーくグループ、チキンラーメン、火の鳥、満天☆青空レストラン、レインズインターナショナル(6)
風の陣 (漫画)、新宿スワン、すずめのなみだ、楽しいダックタウン、飛翔鮫、ヘリタコぷーちゃん、ミニスカ宇宙海賊(7)
電気 サンダークロス、サンダーストーム、サンダーバード (テレビ番組)、サンダーバニー、サンダーフォース、紫電改のタカ、ネットン☆ねっとり(7)
IVY THE KIWI?、ウッディー・ウッドペッカー、おしゃべりなちゅどんズ、風と木の詩、ジャックと豆の木(5)
宇宙よりも遠い場所、鶴の恩返し、飛ぶ教室、バイナリィランド、ペンペとギンギー(5)
格闘 明日のよいち!、進撃の巨人、スーパーマン、セキレイ、天上天下、ファンキージェット、みちのくプロレス(7)
Xマルチプライ、ジノーグ、中野風女シスターズ、秘密結社鷹の爪(4)
地面 青い鳥の神話、あひるの空、ガイアポリス -黄金鷹の剣-、ガイアレス、風の刑事・東京発!、風します?、風の大地、風ノ旅ビト、キャプテン翼、くるくるくるりんシリーズ、車のいろは空のいろ、風来のシレン、マシンハヤブサ(13)
エスパー ウイングマン、ウルトラシリーズ、ウルは空色魔女、嘉門達夫のたのしい昔話、ストライクウィッチーズ、ティンクルスタースプライツ、NiGHTS、放課後のプレアデス、封神演義、魔女の宅急便(10)
Apidya、かえで台風、ガスコイン・カンパニー、鴉-KARAS、ギャラガ、さすがの猿飛、少年忍者風のフジ丸、忍者飛翔、梟の城、変身忍者 嵐、もい鳥(11)
恐竜・怪鳥の伝説、ジョイジョイキッド、すってはっくん、プテラノドン (映画)(4)
ゴースト 暴れん坊天狗、うみねこのなく頃に、空の境界、西遊降魔録 流棒妖技ノ章、空飛ぶゆうれい船、デススマイルズ、東京レイヴンズ、飛べ!イサミ、彦一話、プチバンピ、ベムベムハンターこてんぐテン丸(11)
ドラゴン アンチェインブレイズシリーズ、獣の奏者、沙羅曼蛇、空色勾玉、ソルディバイド、超兄貴、ドラゴンスピリット/ドラゴンセイバー、ドラゴンファイター(ゲーム)、博多風龍、パンツァードラグーン、フェリオス(11)
風と共に去りぬ、神風怪盗ジャンヌ、クローズ、コズモギャング・ザ・ビデオ、コルセットに翼、バットマン、フコウモリ(7)
アイアン・イーグル、アイアンフェザー、機動戦艦ナデシコ、空牙、SilverHawks、スカイガールズ、スターフォックス、戦国シリーズ、戦闘機、宇宙をかける少女、鉄腕アトム、天空断罪スケルターヘブン、天空のエスカフローネ、バイオメタル、ファイナルミッション(ゲーム)、ブライファイター、メトロイドシリーズ(17)
フェアリー アンパンマン、AIR、風のクロノア、戦闘妖精・雪風、そらのおとしもの、たまこまーけっと、ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-、ぴよぴよ天使、わがままなツバサ(9)

ひこうタイプが使うおもな技

タイプ一致攻撃技
技名 直接攻撃 物理特殊 威力 命中 PP 対象 追加効果・備考
つつく 物理 35 100 35 単体(遠隔) 通常攻撃
つばさでうつ 物理 60 100 20 単体(遠隔) 通常攻撃・「ポケモン+ノブナガの野望」ではズバット・ムクバード・ワシボン専用技
ブレイブバード 物理 120 100 15 単体(遠隔) 与えたダメージの3分の1ダメージを自分も受ける・「ポケモン+ノブナガの野望」では自分の防御↓・1マスしか進まなくなる+ムクホーク専用技
そらをとぶ 物理 90 95 15 単体(遠隔) 1ターン目は空を飛び、2ターン目に攻撃・第3世代まで威力70
ドリルくちばし 物理 80 100 20 単体(遠隔) 通常攻撃
ついばむ 物理 60 100 20 単体(遠隔) 相手の木の実を奪って食べる
つばめがえし 物理 60 --- 20 単体(遠隔) 必中・「ポケモンスクランブルシリーズ」では通常攻撃
アクロバット 物理 55(110) 100 15 単体(遠隔) 道具を持っていないと威力2倍
ぼうふう × 特殊 110 70(変) 10 単体(遠隔) 第5世代限定威力120・30%で混乱・雨天時は必中
かぜおこし × 特殊 40(80) 100 35 単体(遠隔) 第1世代限定ノーマルタイプ・通常攻撃・相手がそらをとぶorとびはねるで空中にいる時に威力2倍
エアスラッシュ × 特殊 75 95 15 単体(遠隔) 30%で怯み・第5世代までPP20
エアカッター × 特殊 60 95 25 周囲の敵全体 第5世代まで威力55・急所ランク+1・「ポケモンスクランブルシリーズ」では通常攻撃
ゴッドバード × 物理 140 90 5 単体(遠隔) 1ターン目に貯めて、2ターン目に攻撃・30%で怯み・急所ランク+1
とびはねる 物理 85 85 5 単体(遠隔) 1ターン目に飛び跳ねて、2ターン目に攻撃・30%でマヒ
おしゃべり × 特殊 60 100 20 単体(遠隔) 混乱させることがある、第5世代まで確率は録音した声によって変わる、ランダムマッチでは禁止・第6世代以降100%で混乱・ペラップ専用技
エアロブラスト × 特殊 100 95 5 単体(遠隔) 急所ランク+1・「ポケモンスクランブルシリーズ」では通常攻撃・ルギア専用
フリーフォール 物理 60 100 10 単体(遠隔) 1ターン目に上空に連れ去り、2ターン目に攻撃・ランダムマッチでは禁止・「ポケモンスクランブルシリーズ」では通常攻撃・「ポケモン+ノブナガの野望」ではウォーグル専用技
デスウイング × 特殊 80 100 10 単体(遠隔) 与えたダメージの75%HPを回復・イベルタル専用技
ガリョウテンセイ 物理 120 100 5 単体 自分の防御↓特防↓・レックウザ専用技
くちばしキャノン × 物理 100 100 15 単体 優先度-3・1ターン溜め中に直接攻撃した相手はやけど状態・ドデカバシ専用技
ダブルウイング 物理 40 90 10 単体 2回連続攻撃
こがらしあらし × 特殊 100 80(変) 10 周囲の敵全体 ・30%で相手の素早さ↓・「Pokémon LEGENDS アルセウス」では30%で霜焼け・雨天時は必中・ラブトロス専用技

補助技
技名 直接攻撃 ↓は変化 威力 命中 PP 対象 追加効果・備考
オウムがえし × 変化 --- --- 20 単体 相手と同じ技を出す・「ポケモン不思議のダンジョン」では相手が出した技を跳ね返す
おいかぜ × 変化 --- --- 30 味方の場 4ターンの間、場の自分のポケモンは素早さ2倍
はねやすめ × 変化 --- --- 10 自分 自分の最大HPの50%を回復・そのターン自分の飛行タイプが無効
フェザーダンス × 変化 --- 100 15 単体 攻撃↓↓

要注意作品

単体として

Agony (ゲーム):終盤では敵の数が大勢に増えてきたり、容赦のない攻撃を避け切れないことも少なくない。Amigaの中で難易度がトップクラス。
風のノータム:風の方向が異なってくる為、操作が難関であると判明される。そして目的通りにはならない程の変な方向に行ってしまうことも・・・。
グラディウス:数あるシューティング系ゲームの中でも難易度が高い分類に入る。
鶴の恩返し:鶴が機織り途中に部屋から除いてしまうととんでもないことになるので注意。

チームとして

アンパンマン:キャラクター数の多さでギネス世界記録に認定された。
ヴイ・ファイヴ:パワーアップアイテムの範囲は優秀で、スピードアップで素早さを積んでくる他、ショットがかなり強力。
ウルトラシリーズ:3分間しか活動できないが、その分能力が高く超強力な必殺技も使ってくるので油断は禁物。なお、大怪獣バトルも扱うのでチームバランスが優れている。特にゼットン、エンペラ星人、アーマードダークネスがでてきたらボコボコされて全滅の危険性がある。
そらのおとしもの:イカロスは戦闘時に空の女王(ウラヌス・クイーン)モードとなるので、なるべく戦闘するときに注意。

ご意見所

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最終更新:2024年01月02日 09:23