八雲祭

八雲祭(やぐも まつり)



世界的に有名なピアニストにして、雨宮桜子の師。通称「マツリ先生」。
性格は極めて男勝り。酒飲みで、吐きながら飲むレベルの呑んだくれ。
雨宮の事を溺愛しており、1人サイレン世界へ身を投じなければならない彼女の事を常に案じていた(案じながらも呑んだくれ)。
雨宮も同様に祭に対して強い思い入れがあるらしく、彼女の前では明るい表情を見せる。
身長は、身長168㎝の夜科アゲハよりも背が高く、187㎝の朝河飛龍より低い(170㎝後半くらいか?)。
モデル顔負けのプロポーションを誇り水着も露出の多い大胆なものを好むが、影虎一世一代、一蓮托生の告白を受けた際には意外とウブで乙女チックな一面ものぞかせていた。
菊池という真面目なマネージャーがいるが、融通の利かなさから「束縛怪獣 マネージャーキクチ」と揶揄し、避けている。

赤いテレホンカードの度数を0にし、サイレンのゲームをクリアした元サイレンドリフト
初参加は本作の物語が開始となる約2年前。九州から東へ移動し、大阪周辺で雨宮と出会い、その後に愛知周辺でクリアしてしまったと推測される。
サイレンやPSIのことに最も詳しい関係者であるため、アゲハ達にとっては稀少な情報提供者である。
また、生粋のサイキッカーであるイアン雹堂影虎などの知り合いがおり、現代における重要なパイプライン的役割を担っている。
自分もアゲハ達と一緒にサイレンに参加し謎を解明したいのだが、ゲームをクリアした事によりサイレンに参加する資格を失っているため、歯痒さを感じている。

得意なPSIの分野は未だに不明だが、バースト・ライズ・トランス、全てにおいて万能である描写がそこかしこにある。
後述する場面ではグラナからも「オールマイティに突き抜けたタイプ」、「万全な状態だったらいい勝負が出来る」などと評されるほどの実力者。
実際、Pacs破壊作戦の際に自衛隊員を易々と気絶させたり、常人なら3分程で死んでしまう遊坂葵の毒を受けても長い間生存していられる。
感性が強いため、イメージが大事とされるPSI能力は得意分野である可能性が高い。
彼女の能力の詳細についてはPSI能力(祭)を参照されたし。

アゲハや望月朧のことを、道を踏み外しやすいと思っており、飛龍にもそのことを伝えている。
一方でアゲハに対する信頼も高く、Pacs破壊作戦において、サポート役としてアゲハを選んだ。

5thゲームにおいてのW.I.S.E本部潜入作戦の朝、テレホンカードの度数が1だけ復活していた。
そこで、サイレン世界で雨宮が碓氷から奪ったカードを影虎に渡し共にゲームに参戦。第一星将グラナと対峙する。

サイレン世界の祭

4thゲームの歴史では、アゲハ達がいなくなった後、仕事も放り出して単独でW.I.S.E.を追っていた。
追跡の結果、W.I.S.Eの居処を突き止めたものの、焦りが災いして天戯弥勒(実際は遊坂)の返り討ちに遭い、重傷を負ってしまう。
そのために、身体に紋様が浮かび、高熱に苛まれるなど、イアンのCUREでも回復しない病を患うことになり、「転生の日」は目覚めぬまま天樹院の病院で迎える事になる。
その後に目覚めてからは、影虎やイアン、東雲嵐夢路晴彦達と共に地上の生存者の探索に向かい、救助作業を行っていたが、グラナとシャイナに遭遇。
イアン達を離脱させ、自身は影虎と共に戦い、命を落としたとされている。

5thゲームでは、2008年夏、影虎とともに謎の失踪を遂げている。

小説版第2巻にも登場。
影虎と結ばれ少しは慎ましくなった……かと思いきや、破天荒な性格や行動は相変わらずのようだ。
恐らくこれから先も死ぬまで彼を尻に引き続けることだろう。


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最終更新:2012年01月16日 18:56
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