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市民病院スタッフの日記」(2008/10/31 (金) 13:21:55) の最新版変更点

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>&anchor(3) &anchor(4) >&bgcolor(#FFDAB9){&sizex(7){&font(i){市民病院スタッフの日記}}} > >レンジャー連邦市民病院のスタッフが更新しています >病院の最新情報からスタッフの裏話まで、(ほぼ)毎日更新していきます ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){ぱぴよんちゃん人形見本品完成!}} 当院のマスコット、ぱぴよんちゃんが人形になりました! #pc(){ #image(tyokodoll.jpg) } #mobile(){ #image(tyokodoll-s.jpg) } かわいいー。 小児科で子供たちにサンプルの無料配布しています。 完成品の方はご購入くださいますようお願いします。購入費用は子供たちの医療補助募金となります。 ちなみにこのマスコット、モデルはいますが皆様のご想像にお任せします…(笑) ----   かかかかかわいーです!おいくらですか? #right(){すかい/13018002} ----   けしからん。早急に販売するよう要求する! #right(){Y/13018002} #right(){小児科より/comment(2)/13018002/小児科} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){アニマル慰問団、訪問}}&anchor(2) 引き続き、カウンセリング室からです。 アニマルセラピーのご要望がありましたので、試験的に慰問団の訪問を依頼してみました。 病院で動物を飼うのは難しいので、ペットレンタルサービスの方に相談したところ、快く引き受けていただきました。依頼したのは“カッピーあにまるレンタルサービス”さんです。 ここの目玉は社名でもある、カピバラのカッピーくんです。私は生のカピバラを初めて見ました…。 どの子もしつけが行き届いており、希望なさった患者さんたちとの交流を楽しんでいました。 以下は今回の企画でカッピーあにまるレンタルサービスさんの方から送られてきたイメージ文です。“婦長”の名札をつけていた、貫禄たっぷりの銀色猫さんは…確かに…うちの看護士長に似ていた気がします… あっ、もちろんお美しいところがです! カッピーあにまるレンタルサービスより わんわん。 にゃんにゃん。 かぴー! /*/ 「ここが病院だな」 “院長”ががるる、とうなり、耳をぴんとのばした。 (これからの使命を、想いを、責務を思い身が引き締まるわん) “院長”は黒々とした毛並みに眉毛の部分だけ白い、凛々しくダンディな柴犬である。 猫の国だけれども、僕は犬だけれども。 レンジャー連邦の一員である。愛の犬である。 「いまいくわん!」 ゴールデンリトリバーのムックくんが叫べば 「そうだわん!」 ブルドックの奥太郎くんが意気込む。 「このつぶらな瞳で!」 チワワのミドリちゃんが、 「このふさふさなしっぽで」 ミニチュアダックスフンドのレイレイくんが 「「皆元気になるんだわん!」」 「わんわんわんわん!!」 大騒ぎである。病院前なのに。 「みんな、おちついて」 淑やかな声に、わんわん一同おとなしくなる。 「たくさんの患者さんが待っているんですにゃん」 はたはたと尻尾をゆらしながら“院長”の隣にやってきたのは“婦長”だった。 銀色の美しいにゃんこ達である。 “婦長”の後ろにはもちろん大勢のにゃんこ達。 猫の国、愛の国レンジャー連邦のにゃんこである私たち。 共にいることこそ互いの源。愛の源。 「「にゃーん♪にゃーん」」 にゃんこ達、唄うように大合唱。やっぱり大騒ぎである。だから病院前なんだってば。 「おなかすいたよー」 なんとも呑気かつ無粋な声ににゃんにゃん一同おとなしくなる。 「りんごあるかなー」 “婦長”の隣にやってきたのは“看護師”だった。 茶色い、なんとも力の抜ける顔をしたカピバラである。 「僕はーとりあえずーりんごが食べられればいいー」 ねー、と頷きあうカピ達。 「りんご食べてー、食べているところ見てー、のんびりしてくれるといいねー」 「りんご紅玉がいいー」 「温泉あるかなー」 「みんなすきー」 カピさん達はのんびりマイペース。 「“婦長”…」 「なんですか“院長”」 「なんでカピさん達もこの訪問アニマルセラピーの一員なんだろう…」 「あの方たちを見ていると、脱力してしまい、悩む事を忘れる方が多いからですわ…」 「そう…か。愛の形は人それぞれだよな…」 ひとり納得した“院長” 「さて、皆。私たちも楽しみ、そして出会う人々に愛を!」 「愛を渡しに。愛を育みに行きましょう」 忘れないでね。愛を亡くしたのではないわん。 悲しみが、苦しみが愛を見えにくくしているだけにゃん。 愛は、変わらず貴方の中に息づいているカピ。 ----   子供がひさしぶりに思いっきり笑っていました。夜は付き添えないのですが、電話では楽しそう   に猫を抱っこしたことをくり返し話してくれました。   ぜひまたやってください。 #right(){匿名戦士マママン/03018002} ----   匿名戦士マママンさま、コメントありがとうございます。   (ただ者ではなさそうなお名前で気になります!)   お子様が楽しんでくれたようで幸いです。次の開催についても検討中です。   ご意見ありがとうございました。 #right(){ざらめ/13018002} ----   次は象やキリン希望!どーぶつえん!どーぶつえん! #right(){やっぷー/13018002} ----   やっぷーさま、コメントありがとうございます。   動物園に行けないなら、動物園に来て欲しいということでしょうか?   お気持ち重々分かります。移動動物園を呼ぶことが可能か、検討させていただきます。   ご意見ありがとうございました。 #right(){ざらめ/13018002} #right(){ざらめ/comment(4)/03018002/カウンセリング室} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){カウンセリング室から}}&anchor(1) カウンセリング室です。 こちらを訪れる患者さんの数、増えています。お役に立てることがあるのは本当にうれしい。瓦礫を取り除く人も必要なら、心のささくれを取り除く人も必要だということなんだと思います。 しかし今回のような理由で利用者が増えることが今後はないことを祈らずにはいられません。 ちなみに、私のファンが遊びに来ることは今後も大歓迎です。 最近SS形式での日記が流行っているみたいですね。カウンセリング室も受付の皆さんに負けていませんよ。みんなで考えてSSをひとつ書いてみました。 『カウンセリング室から』 「先生、今までありがとうございました。」 部屋は病院の中では小さなものだった、この国のカラーであるピンクを使った淡い色彩の壁紙が使われ、窓からカーテン越しの陽射しが降り注ぐ清潔な一部屋。 医療器具も無く書類や資料が納められた棚と、お茶をいれる事のできるミニキッチン、医師の使うパソコンの置かれたデスク、テーブルには花瓶に花が活けられている。 ドアには「カウンセリングルーム」と可愛らしい意匠のプレートが付けられ、その外には相談や悩みごとを打ち明けたい人が、並べられた長椅子に腰をかけて待っているのが見えた。 先程声を発したのは一人の女性、先の内乱で恋人を亡くし心を痛めてしまった人。 この国にはそんな人が多くいたが、病院内に設けられたカウンセリングルームや、打ち出された政策により、心の傷を癒し立ち直る人も又多かった。 「何かありましたら、気軽に来ていいにゃ。」 「ふふ、もう大丈夫です。」 白衣を着た医者はこの国の猫士の1匹で、ほわほわとした毛並みが密かにカウンセリングを受けに来る人達に人気だったりする。 「あの人の事は…私の大切な宝でした、失ってしまったものは取り戻せませんが、でもちゃんとこの胸の中に残っていますから。」 だから、負けないで生きて行けます。 「よかったにゃ、応援してるにゃー。」 微笑む彼女に窓から射込む陽射しが当たり、背中に流した銀の髪とハートをあしらった金の耳飾りを輝かせる。 丁度彼女が華やかなピンクの花をあしらったへそだしの民俗衣裳を着ている事もあり、それは、この国の、愛の民そのものの姿に見えた。 レンジャー連邦は愛の国、 その胸に灯される愛は、手に高らかにかかげた正義と勇気は、ちょっとやそっとでは無くなることはない。 頭を下げて部屋をでる女性に、猫士の医師は頬をふんわりと上げて笑顔になる。 こうやって傷を癒した人を何人も送りだし、国が立ち直る姿を見るのも良いなあ、と思いながら、次の患者さんのカルテに手を伸ばした。 「次の方どうぞー」 …いかがだったでしょうか。事実を下敷きにして書いたものです。ですが、悲しいかな全ての患者さんが彼女のように立ち直れるわけではありません。 しかし、彼女のようにまた前を向けるようになった方もたくさんいます。 皆様の助けになるよう、カウンセリング室一同はこれからもがんばっていきます。 #right(){クリスタル/comment(0)/62018002/カウンセリング室} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){院長からのおねがい}} 将棋の駒を入れた袋をどこかに置き忘れました。 見つけた方はぜひご一報ください… 産婦人科のマティオ先生との勝負の決着がまだついていないのです。 先生が持っていったんじゃないと信じてますからね、先生! 国が落ち着いたらそのときこそ勝負再開です。 ----   私じゃないです。きっと小人さんです。   再勝負のご要望は受け付けました。 #right(){産婦人科の小人さん/02018002} ----   信じてたのに…! #right(){院長/02018002} #right(){院長/comment(2)/91018002/院長室だより} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){看護士制服のヒミツ}} 整形外科の看護士Aです。名前は匿名でお願いします…(´>ω<`) いずれまた日記を書くときも。中身は変わったりしないのでご容赦ください。 うちの病院のスタッフは、既婚者の方が少なくて独身がうようよしています。 結婚より働きたい!というタイプの人が多いのかもしれませんです。 そんなうちの病院の制服ですが、他国の方からはかなりびっくりされるもののようです。 これなのですがー ↓ #pc(){ #image(nurse-s.jpg) } #mobile(){ #image(nurse-s.jpg) } うーん、正直別に普通だなあ…としか思いません…(笑) しかし最近リワマヒからいらっしゃったS先生にとっては、「びっくりしました!」なんて叫んじゃうほどかなり驚きの制服だったらしく。 先生も着てみませんか?と看護士一同お願いしてみたのですが断られちゃいました…(ノε`)チェッ うーん残念! 既婚者のY先生によれば、「慣れかなあ…。北国人の人がへそだし着てたら、僕も驚くと思う」とのことですので、やはり慣れなのかもしれませんねー。 あ、ちなみに処置中はエプロンをつけますのでご安心ください*:・'゚☆ ではでは(●´∀`●)ノシ #right(){看護士A/comment(0)/71018002/整形外科} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){クリーンブラザーズ}} こんにちは!受付担当その2こと、ライラです。 今日は病院内の清掃を一手に担ってくれている、清掃スタッフさんたちとおしゃべりしました。落し物で何が一番多いか…皆さんご存知ですか?なんとメガネ(サングラス含む)なんだそうです! 落し物には気をつけないとですね~。 受付シスターズで一番の才女・ロスティフちゃんが彼らから聞いたお話をSS風にまとめてくれたので、今回も大公開しちゃいます☆ 『クリーンブラザーズ』 byロスティフ 病院内の清掃、衛生管理などを任されている清掃員の事。院内では常に50名以上のメンバーが清掃活動に勤しんでいる。 彼等は一種のプロフェッショナルである。特殊な薬剤の取り扱い資格も全員が所持していて、トイレ掃除から医療器具の点検、消毒まで様々な事をしている。院内で有害な細菌やウィルスが発見された時は防護服を身に纏い滅菌作業までする。 彼等のお陰で院内は常に清潔にたもたれ、スタッフも患者の事だけに集中できるのだ。もはや無くてはならないもの存在とも言える。 服装(制服)は白いツナギに白いキャップ、白い長靴。これ等は毎日クリーニングされた真っ白な物。清潔ににする仕事なんだから格好も清潔感がなくちゃ!とのこと。 「今日も安全作業で、」 『がんばろー!!』 #right(){ライラ/comment(0)/51018002/受付} ---- #center(){&link_anchor(4){6}/&link_anchor(4){5}/&link_anchor(4){4}/&link_anchor(4){3}/&link_anchor(4){2}/&link_anchor(4){1}} ---- イラスト担当:むつき・萩野・ドラケン 文章担当:空馬,むつき・萩野・ドラケン,浅葱空,豊国 ミロ
>&anchor(3) &anchor(4) >&bgcolor(#FFDAB9){&sizex(7){&font(i){市民病院スタッフの日記}}} > >レンジャー連邦市民病院のスタッフが更新しています >病院の最新情報からスタッフの裏話まで、(ほぼ)毎日更新していきます ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){ぱぴよんちゃん人形見本品完成!}} 当院のマスコット、ぱぴよんちゃんが人形になりました! #pc(){ #image(tyokodoll.jpg) } #mobile(){ #image(tyokodoll-s.jpg) } かわいいー。 小児科で子供たちにサンプルの無料配布しています。 完成品の方はご購入くださいますようお願いします。購入費用は子供たちの医療補助募金となります。 ちなみにこのマスコット、モデルはいますが皆様のご想像にお任せします…(笑) ----   かかかかかわいーです!おいくらですか? #right(){すかい/13018002} ----   けしからん。早急に販売するよう要求する! #right(){Y/13018002} #right(){小児科より/comment(2)/13018002/小児科} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){アニマル慰問団、訪問}}&anchor(2) 引き続き、カウンセリング室からです。 アニマルセラピーのご要望がありましたので、試験的に慰問団の訪問を依頼してみました。 病院で動物を飼うのは難しいので、ペットレンタルサービスの方に相談したところ、快く引き受けていただきました。依頼したのは“カッピーあにまるレンタルサービス”さんです。 ここの目玉は社名でもある、カピバラのカッピーくんです。僕は生のカピバラを初めて見ました…。 どの子もしつけが行き届いており、希望なさった患者さんたちとの交流を楽しんでいました。 以下は今回の企画でカッピーあにまるレンタルサービスさんの方から送られてきたイメージ文です。“婦長”の名札をつけていた、貫禄たっぷりの銀色猫さんは…確かに…うちの看護士長に似ていた気がします… あっ、もちろんお美しいところがです! カッピーあにまるレンタルサービスより わんわん。 にゃんにゃん。 かぴー! /*/ 「ここが病院だな」 “院長”ががるる、とうなり、耳をぴんとのばした。 (これからの使命を、想いを、責務を思い身が引き締まるわん) “院長”は黒々とした毛並みに眉毛の部分だけ白い、凛々しくダンディな柴犬である。 猫の国だけれども、僕は犬だけれども。 レンジャー連邦の一員である。愛の犬である。 「いまいくわん!」 ゴールデンリトリバーのムックくんが叫べば 「そうだわん!」 ブルドックの奥太郎くんが意気込む。 「このつぶらな瞳で!」 チワワのミドリちゃんが、 「このふさふさなしっぽで」 ミニチュアダックスフンドのレイレイくんが 「「皆元気になるんだわん!」」 「わんわんわんわん!!」 大騒ぎである。病院前なのに。 「みんな、おちついて」 淑やかな声に、わんわん一同おとなしくなる。 「たくさんの患者さんが待っているんですにゃん」 はたはたと尻尾をゆらしながら“院長”の隣にやってきたのは“婦長”だった。 銀色の美しいにゃんこ達である。 “婦長”の後ろにはもちろん大勢のにゃんこ達。 猫の国、愛の国レンジャー連邦のにゃんこである私たち。 共にいることこそ互いの源。愛の源。 「「にゃーん♪にゃーん」」 にゃんこ達、唄うように大合唱。やっぱり大騒ぎである。だから病院前なんだってば。 「おなかすいたよー」 なんとも呑気かつ無粋な声ににゃんにゃん一同おとなしくなる。 「りんごあるかなー」 “婦長”の隣にやってきたのは“看護師”だった。 茶色い、なんとも力の抜ける顔をしたカピバラである。 「僕はーとりあえずーりんごが食べられればいいー」 ねー、と頷きあうカピ達。 「りんご食べてー、食べているところ見てー、のんびりしてくれるといいねー」 「りんご紅玉がいいー」 「温泉あるかなー」 「みんなすきー」 カピさん達はのんびりマイペース。 「“婦長”…」 「なんですか“院長”」 「なんでカピさん達もこの訪問アニマルセラピーの一員なんだろう…」 「あの方たちを見ていると、脱力してしまい、悩む事を忘れる方が多いからですわ…」 「そう…か。愛の形は人それぞれだよな…」 ひとり納得した“院長” 「さて、皆。私たちも楽しみ、そして出会う人々に愛を!」 「愛を渡しに。愛を育みに行きましょう」 忘れないでね。愛を亡くしたのではないわん。 悲しみが、苦しみが愛を見えにくくしているだけにゃん。 愛は、変わらず貴方の中に息づいているカピ。 ----   子供がひさしぶりに思いっきり笑っていました。夜は付き添えないのですが、電話では楽しそう   に猫を抱っこしたことをくり返し話してくれました。   ぜひまたやってください。 #right(){匿名戦士マママン/03018002} ----   匿名戦士マママンさま、コメントありがとうございます。   (ただ者ではなさそうなお名前で気になります!)   お子様が楽しんでくれたようで幸いです。次の開催についても検討中です。   ご意見ありがとうございました。 #right(){ざらめ/13018002} ----   次は象やキリン希望!どーぶつえん!どーぶつえん! #right(){やっぷー/13018002} ----   やっぷーさま、コメントありがとうございます。   動物園に行けないなら、動物園に来て欲しいということでしょうか?   お気持ち重々分かります。移動動物園を呼ぶことが可能か、検討させていただきます。   ご意見ありがとうございました。 #right(){ざらめ/13018002} #right(){ざらめ/comment(4)/03018002/カウンセリング室} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){カウンセリング室から}}&anchor(1) カウンセリング室です。 こちらを訪れる患者さんの数、増えています。お役に立てることがあるのは本当にうれしい。瓦礫を取り除く人も必要なら、心のささくれを取り除く人も必要だということなんだと思います。 しかし今回のような理由で利用者が増えることが今後はないことを祈らずにはいられません。 ちなみに、私のファンが遊びに来ることは今後も大歓迎です。 最近SS形式での日記が流行っているみたいですね。カウンセリング室も受付の皆さんに負けていませんよ。みんなで考えてSSをひとつ書いてみました。 『カウンセリング室から』 「先生、今までありがとうございました。」 部屋は病院の中では小さなものだった、この国のカラーであるピンクを使った淡い色彩の壁紙が使われ、窓からカーテン越しの陽射しが降り注ぐ清潔な一部屋。 医療器具も無く書類や資料が納められた棚と、お茶をいれる事のできるミニキッチン、医師の使うパソコンの置かれたデスク、テーブルには花瓶に花が活けられている。 ドアには「カウンセリングルーム」と可愛らしい意匠のプレートが付けられ、その外には相談や悩みごとを打ち明けたい人が、並べられた長椅子に腰をかけて待っているのが見えた。 先程声を発したのは一人の女性、先の内乱で恋人を亡くし心を痛めてしまった人。 この国にはそんな人が多くいたが、病院内に設けられたカウンセリングルームや、打ち出された政策により、心の傷を癒し立ち直る人も又多かった。 「何かありましたら、気軽に来ていいにゃ。」 「ふふ、もう大丈夫です。」 白衣を着た医者はこの国の猫士の1匹で、ほわほわとした毛並みが密かにカウンセリングを受けに来る人達に人気だったりする。 「あの人の事は…私の大切な宝でした、失ってしまったものは取り戻せませんが、でもちゃんとこの胸の中に残っていますから。」 だから、負けないで生きて行けます。 「よかったにゃ、応援してるにゃー。」 微笑む彼女に窓から射込む陽射しが当たり、背中に流した銀の髪とハートをあしらった金の耳飾りを輝かせる。 丁度彼女が華やかなピンクの花をあしらったへそだしの民俗衣裳を着ている事もあり、それは、この国の、愛の民そのものの姿に見えた。 レンジャー連邦は愛の国、 その胸に灯される愛は、手に高らかにかかげた正義と勇気は、ちょっとやそっとでは無くなることはない。 頭を下げて部屋をでる女性に、猫士の医師は頬をふんわりと上げて笑顔になる。 こうやって傷を癒した人を何人も送りだし、国が立ち直る姿を見るのも良いなあ、と思いながら、次の患者さんのカルテに手を伸ばした。 「次の方どうぞー」 …いかがだったでしょうか。事実を下敷きにして書いたものです。ですが、悲しいかな全ての患者さんが彼女のように立ち直れるわけではありません。 しかし、彼女のようにまた前を向けるようになった方もたくさんいます。 皆様の助けになるよう、カウンセリング室一同はこれからもがんばっていきます。 #right(){クリスタル/comment(0)/62018002/カウンセリング室} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){院長からのおねがい}} 将棋の駒を入れた袋をどこかに置き忘れました。 見つけた方はぜひご一報ください… 産婦人科のマティオ先生との勝負の決着がまだついていないのです。 先生が持っていったんじゃないと信じてますからね、先生! 国が落ち着いたらそのときこそ勝負再開です。 ----   私じゃないです。きっと小人さんです。   再勝負のご要望は受け付けました。 #right(){産婦人科の小人さん/02018002} ----   信じてたのに…! #right(){院長/02018002} #right(){院長/comment(2)/91018002/院長室だより} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){看護士制服のヒミツ}} 整形外科の看護士Aです。名前は匿名でお願いします…(´>ω<`) いずれまた日記を書くときも。中身は変わったりしないのでご容赦ください。 うちの病院のスタッフは、既婚者の方が少なくて独身がうようよしています。 結婚より働きたい!というタイプの人が多いのかもしれませんです。 そんなうちの病院の制服ですが、他国の方からはかなりびっくりされるもののようです。 これなのですがー ↓ #pc(){ #image(nurse-s.jpg) } #mobile(){ #image(nurse-s.jpg) } うーん、正直別に普通だなあ…としか思いません…(笑) しかし最近リワマヒからいらっしゃったS先生にとっては、「びっくりしました!」なんて叫んじゃうほどかなり驚きの制服だったらしく。 先生も着てみませんか?と看護士一同お願いしてみたのですが断られちゃいました…(ノε`)チェッ うーん残念! 既婚者のY先生によれば、「慣れかなあ…。北国人の人がへそだし着てたら、僕も驚くと思う」とのことですので、やはり慣れなのかもしれませんねー。 あ、ちなみに処置中はエプロンをつけますのでご安心ください*:・'゚☆ ではでは(●´∀`●)ノシ #right(){看護士A/comment(0)/71018002/整形外科} ---- **&bgcolor(#FFDAB9){&big(){クリーンブラザーズ}} こんにちは!受付担当その2こと、ライラです。 今日は病院内の清掃を一手に担ってくれている、清掃スタッフさんたちとおしゃべりしました。落し物で何が一番多いか…皆さんご存知ですか?なんとメガネ(サングラス含む)なんだそうです! 落し物には気をつけないとですね~。 受付シスターズで一番の才女・ロスティフちゃんが彼らから聞いたお話をSS風にまとめてくれたので、今回も大公開しちゃいます☆ 『クリーンブラザーズ』 byロスティフ 病院内の清掃、衛生管理などを任されている清掃員の事。院内では常に50名以上のメンバーが清掃活動に勤しんでいる。 彼等は一種のプロフェッショナルである。特殊な薬剤の取り扱い資格も全員が所持していて、トイレ掃除から医療器具の点検、消毒まで様々な事をしている。院内で有害な細菌やウィルスが発見された時は防護服を身に纏い滅菌作業までする。 彼等のお陰で院内は常に清潔にたもたれ、スタッフも患者の事だけに集中できるのだ。もはや無くてはならないもの存在とも言える。 服装(制服)は白いツナギに白いキャップ、白い長靴。これ等は毎日クリーニングされた真っ白な物。清潔ににする仕事なんだから格好も清潔感がなくちゃ!とのこと。 「今日も安全作業で、」 『がんばろー!!』 #right(){ライラ/comment(0)/51018002/受付} ---- #center(){&link_anchor(4){6}/&link_anchor(4){5}/&link_anchor(4){4}/&link_anchor(4){3}/&link_anchor(4){2}/&link_anchor(4){1}} ---- イラスト担当:むつき・萩野・ドラケン 文章担当:空馬,むつき・萩野・ドラケン,浅葱空,豊国 ミロ

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