r:ターン11期間内の藩国所属フィクションノートによるロールプレイをここに中継する



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#20080606
f:PLAYER =むつき・萩野・ドラケン、空馬

●むつき・瀧野・ドラケンのRP

「どうぞ、こちらを使用して下さい」

 政庁関係者用の独身寮にリワマヒ国から来た医師団を案内する。
 本来ならば都内のホテルを提供したい所だが、治安が不安定な現在、彼らの身の安全も考え寮の何室かを提供する事になった。

「作りは質素ですが、石壁が厚いので室内は静かで涼しいですよ」

 窓を開ければオアシスの水と緑の匂いが風と共に入り込んだ。

「病院までは必ず誰か護衛がつきます、帰りも連絡をいただければ迎えに上がりますので」

 家具や水回りの使用方法の説明をしながらそう言えば、医師の一人から苦笑が帰って来る。

「そちらの国も大変ですね…いや、我々の国やこの国はまだいい、まだ…。」

 窓の外から見える風景は平和に見えるというのに、不安による圧迫に耐えられなくなった住民が喧嘩を起こすに始まり、状況のどさくさを利用した犯罪、そして政府への抗議が毎日どこかで起きている。

「治安が戻らないと、流通もなにもあったものじゃないですからね…。」
「当国も先日交番を設置していました、犯罪者が流れ込んでしまいまして。」

 お互い顔を見合わせてため息をつく、問題は山積み、戦争まで始まる。

「…でも、諦めたら終わりですから、お互い頑張りましょう。」
「はい」

 その言葉ににこりと笑えば、彼らも微笑む。

「笑顔はいいですね、病にも笑顔が一番の薬です、医者の自分が言うのもなんですが。」

 笑いが病に及ぼす影響は学会でも発表されていて、治癒率が格段に上がるという事が分かっているのです。そう付け足すと、彼はますます笑みを深くした。

 そんな彼らの笑顔に心から頭を下げる。

「本日ささやかですが、歓迎会を開く事になりました。夕方に迎えをよこしますので、それまでゆっくりなさって下さいね」

 用意していた招待状を、申し訳なさそうな顔をした彼らに渡す。

「歓迎会といっても、只今絶賛節約中なので炊き出しみたいなものですが、色々出し物とかありますので楽しんで頂ければ幸いです。」
「それなら、是非。」

 風と共に笑いも開けたままのドアを通って行く、入口で護衛の為について来た猫のお巡りさんも、その風にヒゲをそよがせこっそり笑ったのだった。

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●空馬のRP

 コンコン

「?。どうぞー。」

「失礼するでゲス。オーッと、怪しいもんじゃないでゲスよ。ワタシ流離いのマッサージ士でゲス。おひとついかがでゲスか?」

「マッサージ屋さん?んーじゃあお願いしようかな。」

「毎度アリでゲース!」

 上半身だけ裸になって貰ってマッサージ開始。本格的にワセリン+Xを用いて心臓付近を中心に揉みほぐし、背中→肩→腕へ血液を押し出すように揉んでいく。
 10分後。

「おぉ!まるで体の疲れが取れたようです!有難うございます。お代は幾らでしょう?」

「お代はいりません。貴殿方医師団の方々は連邦の為に身を粉にして働いて下さいました。お礼を言うのは私達の方です。本当に有難うございました。」
「それではまたの機会にでゲス!お疲れ様でゲス!」

※余談:相手が女性の時は肩だけ揉んで帰ったそうです。



最終更新:2008年06月07日 04:31