【一周年記念祭】擬人化将棋ゲームあいこまっ!【妄想SS投下大会】
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:41:46.18 ID:O6vqTxhY0
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■□■ VIP擬人化将棋スレ □■□
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■□■ 一周年記念SS投下祭 □■□
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開催期間:2007年12月08日〜2007年12月16日
細かいことは言いません。妄想SSをどしどし投下して下さい。
下記にあるリンク先を参照して設定に従うもよし。違っててもよし。
それどころか、全然別のキャラや設定を作るのも余裕でおk
普段のゲーム製作の話題では出し難い、貴方の妄想ぶちまけ祭
リクもありですが、書いてもらえなくても泣かない。( ̄ー ̄)ニヤリッ
VIP擬人化将棋まとめWIKI (※遊べるものもこちらから)
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/FrontPage
◎画面サンプル
タイトル画面:http://shogi.vip2ch.com/koma0630.jpg
対局画面:http://shogi.vip2ch.com/koma0632.jpg
女子高生駒もあるよ:http://shogi.vip2ch.com/koma0629.jpg
シナリオ画面:http://shogi.vip2ch.com/koma0631.jpg
【製作速報VIP】
【あいこまっ】将棋の駒擬人化しようぜ【ゲーム製作】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1192538510/l50
その他の情報は>>2-10ぐらいに………
- 2 :ピーチ姫大好きクラブ ◆Peach6fN8I :2007/12/09(日) 22:42:26.98 ID:0q99mcvi0 BE:334793434-2BP(1626)
- 可愛いwwwけどルールわかんねーやww
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:42:46.91 ID:O6vqTxhY0
- ――現在のテスト版――
―「あいこまっ! CSA改造版」― ※とりあえず結構遊べるよ版
まとめwikiの「将棋プログラム(CSA)」ページ
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%be%ad%b4%fd%a5%d7%a5%ed%a5%b0%a5%e9%a5%e0%a1%caCSA%a1%cb
ここの「CSA将棋改造版」の最新のものをDLしてください。
起動できない、プログラムが足りないなどの疑問点も同ページに
まとめられています。
*注意*
上記のプログラムは、プログラマが離脱したので更新が停止しています。
現在、新規にプログラムを作成するため、プログラマを募集しています。
ふるってご参加下さい(作業の進捗状況は後述)。
――新規作成中プログラム――
―「あいこまっ! JAVA版」― ※クォータービューだよ版
http://shogi.vip2ch.com/dl.php?f=koma0543.zip
―「あいこまっ! 2代目CSA改造版」― ※遊べないこともないよ版
http://shogi.vip2ch.com/dl.php?f=koma0494.zip
新規参入してくれるプログラマ向けのページ
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%a5%d7%a5%ed%a5%b0%a5%e9%a5%df%a5%f3%a5%b0
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:43:37.24 ID:O6vqTxhY0
- ――各スレの用途・位置付けについて――
【ニュー速VIP】本スレ
新規参入者・住人増加を目的としたスレ。
そのため比較的自由な話題が可能。
メインはキャラ案、システム案、ストーリー案、報告、絵うp、各種ファイルうp、妄想、ネタ投下
プログラム案もたまに顔を出したりして楽しくやる。
基本は落とさない事が大事。
※ 初心忘るるべからず。本質は将棋擬人化スレでありゲーム作りはあくまで「ついで」なんだぜ?
誰もががネタ出し、デバッグ、妄想と閉鎖まで色々遊べばいいんじゃねえの!?
【製作速報VIP】避難所スレ
本スレにあげられた画像等を再掲載しておく場所および避難所。
プログラムに実装すべき素材、wikiにうpするべき素材などは本スレだけではなくここにも書き込んでおく。
また、本スレが落ちたとき、次スレが立つまでの避難所として活用。
効果的なスレタイ、テンプレなどを吟味する。
――まとめwiki――
本スレ、避難所スレで出た話題をカテゴリ毎に分類する。有志でまとめ支援人募集中。
現在、名前がかぶっているwikiもあるので、改名を検討中。
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:44:23.88 ID:O6vqTxhY0
- よく出る質問
Q、OPムービー毎回見るの面倒なんだけど、飛ばせないの?
A、Escキーかエンターキーかスペースキーかマウスでツールボタンクリックで飛ばすことができます。
Q、COM弱すぎor強すぎ
A、思考に関してはまぁ作り中だ。一応今はレベルを五段階まで
設定できるようになったがもっと強い思考とやりたい場合は、
http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/
ここからボナンザ落としてきて、解凍したボナンザのフォルダ内に擬人化将棋を
上書きすればいい。(強すぎ注意)
逆にLV1にも勝てないってやつはちょっと勉強汁
Q、シナリオはセーブはこの方式で確定なの?
A、セーブファイルの形式を今後どのようにすれば汎用性が出るのかといった事
が見えていないので現段階では応急措置としてのセーブ機能です(^ω^;)
ただ、シナリオテストが入っているので、それを使えば好きな場面から楽しむ事もできます(^ω^;)
Q、バグ多すぎってレベルじゃねーぞ!!
A、バグ報告は多ければ多いほど、プログラム修正の参考になります。
スクショやバグ発生時の棋譜があればなお良いです。
バグ取りも遊びの一環。ファミコン時代はバグも含めて遊び倒したもんだぜ?
Q、で、主人公って誰よ?
A、さぁ?文豪次第なんじゃね?もし作りたければ書いてみれば?
誰かシナリオデータにしてくれるかもよ?
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%a5%b7%a5%ca%a5%ea%a5%aa%ba%ee%c0%ae%cb%a1
ここ読んで挑戦してみるのもまた一興。意外と簡単に作れるようになってるんだぜ?
Q、今北wwwwwwwwwなにこれwwwwww
A、お前初めてかここは?力抜けよ。
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:45:17.39 ID:O6vqTxhY0
- ――――軍団 キャラ絵 シナリオまとめ―――――
○全キャライラスト有り △数個のキャラのイラストあり ×まだイラストなし(´・ω・`)ショボーン
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メイン軍団】
○ 玉ちゃん軍団(本家プレイヤー軍団) 暫定シナリオ「遠い記憶」第15話まで有り(108話まである予定らしい)
○ カラクリ軍団(本家メイン敵軍団) 個々のキャラシナリオ サブシナリオ シナリオ誰か作って(・∀・)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【サブ軍団】(本筋に絡めて登場 ちょい役)
○ 山賊軍団(全キャラ実装済み 絡み役筆頭候補) シナリオは桂馬のギャク恋愛シナリオなど
○ 動物軍団 (全キャラ実装済み ただし立ち絵がない 議論はほぼ終結?) シナリオ無し
○ 女子高生軍団 (全キャラ実装済み)暫定シナリオ「憂鬱の生徒会 将棋部の謀反」有り
〇 怪物軍団(西洋妖怪)(全キャラ実装済み)
○ 先代王将軍団 (全キャラ実装済み)シナリオ無し
○ 雪国軍団(全キャラ実装済み)sce化されてないシナリオメモが2話まで有
○ ビッグアスホールズ(全キャラ実装済み)擬人化将棋の初期構想キャラたち
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【サブ軍団まで後ちょい】デフォルメ絵が全キャラないためキャラ絵がゲームに未実装
△ 妖怪軍団(和風妖怪)(キャラ絵あり。未実装)シナリオ無し
△ 海賊軍団(議論終了 キャラ絵制作中)シナリオ無し
△ 海軍(海洋生物軍)(現在議論中)シナリオ無し
△ 昆虫軍団(全体図有り デフォルメ絵数個有り 個々イラスト有り 全部は未完成)シナリオ無し
△ 西洋騎士軍団(イラスト、デフォ絵が数個有り)シナリオ無し
△ 給仕軍団 (イラスト、デフォ絵が数個 絵師さん数人) シナリオ無し
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:46:24.56 ID:O6vqTxhY0
- 【サブのまたサブ軍団】
△ ふひょー軍(ふひょーが下克上を狙う!?全体図有り 王将デフォルメ絵有り)シナリオ無し
△ 古参新参AA軍(全体図はあるがデフォルメ絵無し)シナリオ無し
△ 西部劇軍(歩兵、と金あり)
△ チャイナ軍(飛角あり)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【まだイラストも何もない妄想軍団】
× 亜細亜軍 ×SF軍 ×ミリタリ軍 ×企業軍
× 商店街軍(コックや花屋などいろんな職業) ×獣人軍 (ケモノ耳)
× 薔薇乙女軍(アニメ ローゼンメイデンのキャラたち)
× SOS団 (アニメ 涼宮ハルヒの憂鬱のキャラたち)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
軍団絵のイメージ達 http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%b7%b3%c3%c4
今までのシナリオ保管庫 http://www23.atwiki.jp/vipshogi_gijin/pages/12.html
シナリオ作成法(初心者でもすぐシナリオ作れます みんなどんどんシナリオと絵を完成させていってくだちぃ)
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%a5%b7%a5%ca%a5%ea%a5%aa%ba%ee%c0%ae%cb%a1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
まとめwiki内抜粋ページ
現在の体験版へのリンクとその他注意書き
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/%be%ad%b4%fd%a5%d7%a5%ed%a5%b0%a5%e9%a5%e0%a1%caCSA%a1%cb
現在製作中版の仕様など
http://wiki.livedoor.jp/vipshogi/d/CSA%a4%cb%a4%c4%a4%a4%a4%c6
おまけ
非常に大雑把な説明
http://shogi.vip2ch.com/koma0010.gif
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:47:23.89 ID:O6vqTxhY0
- 以上テンプレ>>1-7
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 22:59:12.18 ID:O6vqTxhY0
- これまでうpされたSS
http://www23.atwiki.jp/vipshogi_gijin?cmd=upload&act=open&pageid=8&file=1197035496.html
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:09:08.61 ID:18OnZU1g0
- >>1乙
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:13:25.05 ID:O6vqTxhY0
- 一周年記念画像 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1192538510/385 より転載
http://shogi.vip2ch.com/koma0659.jpg
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:32:33.77 ID:O6vqTxhY0
- >>11直リンしちまった・・・orz
流石にこれだけ規制かかってると人居ないね。
【現在規制中】
sakura.ne.jp
rev.home.ne.jp
eonet.ne.jp
wakwak.ne.jp
prin.ne.jp
mopera.net
emnet.ne.jp
bmobile.ne.jp
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:33:05.64 ID:mEJsLFPT0
- 規制キツすぎだろjk…
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:35:22.34 ID:ldfkn9xq0
- そういやocnってされてんの?
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:42:21.17 ID:O6vqTxhY0
- ocn.ne.jpも全鯖規制入ってるね。しかも永久w
これは厳しい。
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:52:32.23 ID:ldfkn9xq0
- 永久なのかwwwwオワタなwwww
まぁ日曜夜ってのは月曜前日だから人はちょっと少ないよね
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/09(日) 23:53:37.16 ID:O6vqTxhY0
- では誰かお題おくれ
調子に乗ってもう一本書いてみるお
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:02:15.93 ID:SjIlslCD0
- いまのところ不遇な目にあってる娘っこがいいのう
だれだろう
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:05:34.97 ID:SjIlslCD0
- たまちゃんが登場階数がすくないかね
案外金も目だっていないきもするな
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:14:18.69 ID:4LK5VMCU0
- 目立ってるのは銀・桂馬・飛車・香車
別な意味ではふひょー
といったところか?
だとすると角・金・たまちゃんが目立ってないことになるな
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:15:56.70 ID:szyHs+260
- H
硬直―
目の前に、剥き出しの背中を見せる飛車。
時間が停まったかのような一瞬。様々な計算、感情が奔り……しかし、鉄観は鉛の様に動けなかった。
それは、この状況に混乱した訳ではない。この状況を切り抜ける方法が見つからなかったからでもない。
それは、とても単純に、
鉄観(美しい)
目の前の肢体に魅せられた為だった。磁器のように白い肌が薄っすらと桃色に上気しているのは、少し前に訓練でもしていたためだろうか。
均整な肉付きは、駿馬のようなしなやかさを感じさせた。表面に玉のように浮かび、流れる汗が飛車の皮膚を濡らし、障子越しの淡い光にぬめるような鈍い輝きをもたらしていた。
鉄観(いかん、このようにしげしげと見つめては殴られても詮方ない)
それも構わぬ、と心の片隅に想った。眼福という言葉がある。通り一遍の言葉だと想っていた。あるいは下種の手合いが出歯亀がてらに呟く言葉だと。
しかし、今、飛車の美に眼を奪われている自分に気付き、初めて眼福という言葉の意味を悟った。
背中越しに、脇から見える膨らみは、この肉体が女であることを主張している。その輪郭をなぞるように、一滴の汗の雫が滑り、畳に零れた。
その背を上り、肩甲骨の膨らみの上、うなじにかかる襟髪……汗を吸い、漆黒に濡れている……その奥から、真っ直ぐにこちらを見つめる瞳。
その瞳を見つめながら、一瞬眩暈を感じた。
鉄観が、何に対してかも分からないまま謝罪の言葉をかけようとした瞬間、
飛車「何だ、お前か」
そうつまらなそうに言い捨て、再び飛車は身体を拭き始めた。
鉄観「……」
その言葉には、一切の羞恥が感じられなかった。瞬間、激昂した。その激昂の裏には、自分が男として脅威と看做されていない事への惨めさが張り付いていた。
飛車「浴場、空いたのか?もう入っていいのか」
鉄観は、先程とは違った気分で飛車の身体を眺めた。
飛車「まあ、いまさら入るのも面倒かな」
汗を拭う飛車。その動きが、止まった。
鉄観の手が、飛車の手首を掴んだからだ。
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:27:51.92 ID:4LK5VMCU0
- 歩取
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:29:30.50 ID:SjIlslCD0
- 金
・苦労人話
・薬調合してたらやばいものができちゃってそれがふひょーによってどっかにもちだされた話
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:29:35.53 ID:gb1OUoLm0
- >>21wktk
>>18-20すると、玉将金将角行のSSか。おk把握
シーンとか小道具とかのリクは無し?
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:29:39.24 ID:szyHs+260
- 人居ないねえ
昨日の三手詰の答え言っとくよー
前スレ>>183
三手詰。ヒント……味方だけどウザイ。そんな駒の話。
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│▲銀│▽桂│▽香│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲飛│▲金│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽玉│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽歩│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩−个
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│七 成香−仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂−今
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│八 成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛−竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:ナッスィン
答えは▲1二金→▽同香→▲2二龍でしたー。
初手▲1二金に▽2三玉は▲2二銀成。邪魔駒排除の典型例でしたー
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:30:38.14 ID:szyHs+260
- I
飛車「……」
飛車の手から、布が滑り落ちた。二人は、ただ無言で互いを見つめていた。
飛車は、きょとんとした表情で鉄観を見ていた。そして、
飛車「……離してくれ」
静かに、そう言った。
鉄観は、その静かな声、揺れない瞳を見て、酔いが冷めたように、急速に冷静さを取り戻していた。
鉄観は自分の行動を後悔した。そして、自分の中にこうした直情さがある事に驚いていた。
それでも……
鉄観「離したくないな」
後悔しつつ、そう言い放った。
飛車の表情に、初めて変化が生まれた。憤りと、混乱と、微かな寂しさがあった。
飛車「私は、お前を……嫌いたく、ない」
鉄観「なら嫌わなければいい」
そのまま手首を引き、二人は正面から向かい合った。
飛車「お前も……私を女と見るのか」
声には怒りが秘められてた。
鉄観「怒らせたのはお前が先だ」
飛車「何だと?」
その瞬間、鉄観はやりきれなくなった。惚れていた訳ではない。そう思っていた。好意はあった。だがそれは、おなじ戦場を行く同士としての友情だと思っていた。違ったのかもしれない。
あるいは、惚れたのかもしれない。つい数分前、この、美しい四肢に心を奪われた時か。戦地で作戦について言い争った時か。それとも、一番最初、その声が耳朶を打った時。その眼に射抜かれた時。
初めて出会ったその瞬間から、自分はこいつに―
鉄観「情けないな」
鉄観の手が緩んだ。情けなかった。飛車にとって自分は男の中に勘定されてなかった事だけではない。それ以上に、それで勝手に傷つき、腹が立ってる自分が情けなかった。
飛車「……」
鉄観は飛車に背を向けた。
鉄観「すまない、忘れてくれ」
そういってふすまを空けようとした瞬間。鉄観の背に怖気が走った。
思わず振り向くと、飛車がこちらを睨め付けていた。
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:31:53.08 ID:gb1OUoLm0
- >>23リクktkr。
玉ちゃんが登場して、角行がヤヴァい薬を調合しちゃって、金が苦労する話ね。おk把握
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:41:36.11 ID:4LK5VMCU0
- SS師さんにwktkしつつ歩取
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:45:28.53 ID:szyHs+260
- 三手詰。ヒント……終局図をイメージしよう
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽香│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽飛│__│__│▽玉│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲銀│▲馬│▽歩│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩−个
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│七 成香−仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂−今
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│八 成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛−竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:金
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:49:54.97 ID:4LK5VMCU0
- >>29
答案はここに書かないほうがいいよな?
目欄?それとも心のうち?
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:50:47.37 ID:szyHs+260
- メ欄でいいんじゃないのかなあと思わんでもないと言えんこともないと感じざるを得ない
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:53:43.53 ID:gb1OUoLm0
- >>29モレもわかった。でも三手詰だってわかってるから解けただけだw
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:56:44.21 ID:4LK5VMCU0
- >>31
テラ曖昧www
それによくよく考えると目欄には長すぎるw
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:57:28.91 ID:szyHs+260
- /|
∧ ∧/ レ
/⌒〜Y⌒"""ヘ ヘ∨ ∨
/⌒/ へ \|\
/ / / /( ∧ ) ヘ ヘ
く // ( /| | V )ノ( ( ( ヘ\ 書 続
┘/^| \ ( | |ヘ| レ _ヘ|ヘ ) _ヘ い き
/| .| | )) )/⌒""〜⌒"" iii\ て は
.| α _ ヘ レレ "⌒""ヘ〜⌒" ||||> や 今
_∠_ イ | | /⌒ソi |/⌒ヘ < ん 日
_ (_ ) ヘ | ‖ () || || () || _\ ね は
/ ( ) ヘ |i,ヘゝ=彳 入ゝ=彳,i|\ ぇ
/ー ( / """/ ー"""" > |
_) | ヘ(||ii ii|||iiii_/iii)ノヘ|||iiiii< |||||
| ( ヘ|||||iiii∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; フ ""'
///// ヘ_/ ) ヘ|||""ヘ===二二二===7フ / ム/∧ ∧ ∧
///// ( | ii | |LL|_|_LLL// | )( ∨| ∨)
・・・・・ ) )| || | |||||||||||||||||||||||| | | ( ヘ | ヘ ) (
___ | | /| .| |||/⌒/⌒ヘ | | | iiiiヘ ( | ( | /
/ / (|.| | | | | | iii ) | ヘ )( )
( ( /..| | |_____/ | | iii ( )( // /
\ ) )..| |ヘL|_|_L/ / / ,,,,--(/Vヘ)(/
/ ( .|ヘ \_ヘ |_/ / /
イヘ /彡 ∪/し /
ヘレ\レiiii||||iii(iii||/
/ すまん明日も仕事だ
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 00:58:44.57 ID:szyHs+260
- じゃあ寝るノシ
J
飛車「勝手に事を起こして、勝手に去るな」
鉄観「なっ……」
飛車「い い か ら 座 れ」
鉄観「はひ」
ギクシャクと部屋の中央に座る鉄観。飛車は既に着衣している。
無言―それは、先程まで部屋にあったものとは異質なものだった。尋問の域を超え、間もなく拷問の雰囲気になりそうな位、それは刺々しい空気だった。
飛車「……おい」
鉄観「ひいすまん!」
鉄観は、猛獣に襲われた人間が、時に通じる筈もない命乞いをする心理を理解したと思った。
頭を下げて暫くすると、また雰囲気が変わった。恐る恐る顔を上げると、そこには戸惑うような、困惑した飛車の顔があった。
飛車「……すまない、配慮に欠けていたのは私の方だな」
鉄観「……」
飛車「私は……お前は私を、……その。そういう眼で見ないと思っていたから」
鉄観「……そういう眼、というのは?」
飛車「分かるだろう?……私を、女として見るという事だ」
鉄観「それは……」
飛車「それで私は油断して、香車達と同じような反応をしてしまった。……おまえを欲情させたのは私自身のせいだ」
鉄観「……」
違う。二人の認識は、近い様で決定的にずれている。
飛車「私は……私を女として見る男達の視線が嫌いだ。特に、能力も無いくせにそうした性別に拘る輩が。
お前は違った。戦場でも私の、私達の能力を正しく認め、適切に指示をしてくれた」
誤解なんてもんじゃない。そもそも二人の理解は、出発点からして異なっていた。
飛車「私は……初めて、性差を気にせず接してくれる男に出会った。だから、今までの男達のようにお前を嫌いたくないんだ」
鉄観「違う」
飛車「え?」
そう。自分は最初から―
鉄観「飛車。俺は一度だってお前を女だと思わなかったことはないぜ」
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 01:04:18.72 ID:gb1OUoLm0
- >>34-35なんというツンデレ・・・
そして他にリクが無いようなので【玉将金将角行のヤヴァい薬編】ということで書き始めるお
明日の朝ぐらいかな。ノシ
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 01:19:10.43 ID:4LK5VMCU0
- 歩取
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 01:33:32.29 ID:4LK5VMCU0
- 保守しつつ俺も寝るっ
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 02:36:42.81 ID:D5XhEXfk0
- ウェーイ
- 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 05:06:37.76 ID:dNB9v3Tt0
- ふむ
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 05:29:39.71 ID:szyHs+260
- K
飛車「そ、そうなのか……?」
鉄観「ああ。それと、俺はお前に欲情した訳じゃない」
飛車「じゃあ……」
鉄観「俺は……お前に男として見られてない事が悔しかったのさ」
その言葉を聞いて、飛車の顔が少し歪んだ。
飛車「私は」
その声色には、自嘲がこもっていた。
飛車「お前を男と見ていないんじゃない。……自分自身を女と見ていないだけさ」
飛車は、顔を背け、窓の外を見やった。
飛車「私は、幼少の頃から一途に武道に明け暮れた」
鉄観「らしいな」
飛車「十年以上前から、この国は戦火に何かしら関わっていた。いや、昔は今よりも余程酷かった……」
鉄観は、自分の知らぬ桜国の姿を思い浮かべようとして……止めた。知らぬもの、分からぬものはそのままにするしかない。
飛車「親を亡くした子の涙、子を亡くした親の悲嘆を止める為、私は女を捨てた……というのも違うか。
私は女という生き方を知らずに鍛錬を続けてきた。私は、女らしさというものが今ひとつ分からないんだ」
鉄観「……」
少し呆れた。全くなんて言い分だろうか。これ以上ないくらいの極上の美女が、女らしさが分からないときたもんだ。
飛車「周囲は何かにつけ、私の性別を五月蝿く言った。軍に入ったら尚更だ。やれ女風情が出しゃばるな、
女の癖に頑固だ、女の癖にがさつだ、といった風にな」
鉄観「何だ、あたってるじゃないか」
飛車「何だと?」
今度こそ、睨み殺す勢いで鉄観の方を向くと、
鉄観「女の癖に、たあ言わねえ。頑固でがさつな、そういう性格って事さ。男だ女だなんざ関係ない」
鉄観は、飛車に笑いかけた。
鉄観「そんな性格のお前が、俺は結構気に入ってるぜ」
その、素直な言葉を聞き、飛車は初めて顔を赤らめた。
- 42 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 08:10:02.09 ID:MMroJEb20
-
, - 、 _-‐- 、.-、 ||て ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i 》!| 、ヽ ||。そ
.! /l〉ノノノリ リ) ) / 保守は荒らし
ノ イ(| n. |.) | ノ . /.|| 荒らしは放置
../ 雪ゝ".ー/ ヽ. 〃 || 風邪にはルル
( ヽ/^)ilVlr‐、 ヽ/ア}..||
ヽ '^リ、ゞ-》ノヽ'^>´ . ||_________E[]ヨ__
ノ . /゙/ 》ニ i `ー ' ______________
. ( (( __./././i!風ト、 \
⊂__ノ./fl .}ヽ | はいココ重要!
. . / イ '>.べ | 試験に出ます!
ヽ/〉ゞk ァ^rゝ' . \____________
`ヘ _|_レ'
l |
/l |
. / .トー1
/、_(l |
\''_|ー"⌒)
 ̄ ̄
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 09:07:07.98 ID:UpoeYj1/0
- おはよう、もまいら
昨日はこんなSS貼りがあったのだな
今、読む暇が無いが、帰ってきたら読ませてもらう
GJ
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 11:26:12.10 ID:UpoeYj1/0
- 歩
- 45 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 13:13:18.43 ID:MMroJEb20
- hoge
- 46 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 15:03:16.39 ID:MMroJEb20
- 【今日の運勢】イ`
- 47 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 16:32:05.29 ID:MMroJEb20
- 死亡フラグwwww
- 48 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その1:2007/12/10(月) 17:07:40.85 ID:gb1OUoLm0
- いらだたしそうに鉄扇で脇息を叩く音がする。それは議論が白熱している大広間でも良く通った。
「少し静まらんか」
玉姫のその一言で、たった今まで激論が繰り広げられていた大広間は静まり返った。
見るからに不機嫌そうな表情。御歳十四の玉姫は実際、極めて不機嫌だった。
桜国では御前会議の前に、あらかじめ武将達だけで会議を開き意見を摺り合わせておく習慣がある。今は亡き前王――玉姫の父親――の代からそうだったのかどうかは知らないし興味も無い。そして今までは何の問題も無かった。
だが、今日は違う。玉姫に話が見えていないのだ。
幼い自分の為にあらかじめ武将達の意見をまとめておくというのは良い方法だと玉姫も思う。まとまった意見から問題点や懸念点を玉姫に説明し、その裁定を仰ぐ。説明はわかり易くまとめられていて、玉姫にもどちらを選ぶべきか考えることが出来た。
それが今回に限って違うのだ。
「妾には話が見えんのじゃ」沈黙する大広間に、鉄扇で脇息を叩く音が響いた。「椿国が攻めてくるのはわかった。椿国には桔梗国を二ヶ月で滅ぼした新兵力とやらがあることもわかった。そして橘国が援軍を寄越せないこともわかった」
「はい、姫様」金将が厳かに後を継ぐ。「その現状を打開する案といたしまして、国宝とされている『駒』を使い――」
「黙れ金将」
玉姫のきつい言葉に、再び沈黙が広がる。長く武将を務めている者はまだしも、最近武将に採り上げられたばかりの桂馬と香車は不安と緊張で青ざめている。
十年前――玉姫がまだ四歳の時――の椿国との戦争で前王が崩御して以来十年間、忠臣に支えられながら王を代行してきた姫だ。歳は十四でも威厳と迫力が違う。
その姫が怒りをあらわにしているのだ。今まで見たことも無いほど激しく。
「戦が始まろうとしておるのだぞ」
玉姫はそこで一旦言葉を切る。そして大広間に集まった武将達を見回した。
「妾は戦を知らん。我が国は長く戦をしておらず、最後の戦は十年前じゃ。その頃、妾はまだ四つじゃった」
静かに言い、目を伏せた。
「しかし妾は、戦が何をもたらすかを知っておる。戦は妾から父を奪った」
大広間にはもはや、衣擦れの音すらない。
「そして妾は敗戦が何をもたらすかも知っておる。城下にあふれる人々。家を焼かれ親を殺され田畑を奪われ。まだはっきりと憶えておる、妾は嬉しかった」
玉姫は顔を上げて飛車を見た。今度は飛車が目を伏せる。
「妾が王位を継げと言われ、妾が最初に出した命令じゃ。飛車、憶えておるか?」
飛車は目を伏せたまま答えた。
「憶えております。城の食料庫を開け放てと……」
「妾は嬉しかったのじゃ」玉姫は繰り返した。「住む場所を失い仕事も無くその日の食事にも事欠きながら、それでもこれから来る冬におびえねばならなかった人々。王位を継ぐことで、彼等にしてやれることができたのじゃからな」
そして玉姫は立ち上がり、居並ぶ武将を見渡した。
「妾の思いは今も変わらん。今日のところはこれまでとし、会議の続きはまた明日とする。各々頭を冷やし、もう少し考えてもらいたい。解散」
玉姫はそう言って、大広間を出て行った。
- 49 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 18:07:15.95 ID:MMroJEb20
- 【なぞなぞ】禁止事項を解除できるばしょとは?【答えはWebで!】
- 50 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その2:2007/12/10(月) 18:54:45.55 ID:gb1OUoLm0
- 行燈[あんどん]の明かりが揺らめいた。風、ではない。四方を薄紙で囲われた行燈は、少々の風では揺らめかない。油が切れかけているのだ。
玉姫は慌てて袖をたくし上げて行燈に手を入れる。火皿を取り出してみれば案の定、もう残りわずかだ。
綺麗に整頓された自室を見回す。油の予備は何処にあるのだろう。
「そうじゃ、独りで夜更かしするのは初めてなのじゃ」
独りごちる。そもそも、こんな深夜まで起きていることが珍しい。数日前にも深夜まで起きていた。椿国が国境沿いに陣を敷いて攻撃の準備をしているという第一報が届いた日だ。即座に物見兵が飛んだ、その報告を待っていた夜。
しかしその時は、心配した金将がそばにいてくれた。
思い出してみれば、金将が油を継ぎ足していたような気もする。だがどこから予備の油を持ってきたのだろうか。
「どこじゃったかのお」
記憶を手繰る。確か金将は、予備の油を持ってきてから火皿を取り出していた。つまり玉姫が気付いた時には、既に目の前に予備の油があったのだ。どこから持ってきたのかはわからない。
「そのあとで部屋を出たと思うのじゃ」
そう独り言をいいながら玉姫は立ち上がり、部屋を出てみた。真っ暗な廊下が続いている。
「これはいかん。探すのは無理じゃ」
仕方無しに部屋に戻った。さてどうしたものか。
目の前には火皿。油はさっきよりも目に見えて減っており、間もなく無くなることは明白だ。時間が無い。
誰かを呼べば何とかなる。しかしこの深夜では、番兵が何人も飛んできて大騒ぎになるだろう。番兵は命に代えてでも姫を守るべく神経を尖らせているのだ。それなのに、たかが油が見付からないぐらいでその神経を消耗させては申し訳ない。
「しかし……」
女中部屋まで行けばいいのだが、もう油が切れそうだ。途中で消えるかも知れない。天守閣の廊下は建物の内側にあるので、明かりが消えたら鼻をつままれてもわからない真の闇が訪れる。
ふと思い出した。隣の寝室に有明行燈がある。有明行燈は小さくそれほど明るくはないが、夜明け頃まで明かりがもつ。
玉姫はすぐに寝室へ行き、有明行燈を持ってきた。さて、火口箱はどこにあるのだろう。
「……これも火急の折りじゃ」
行儀が悪いとは思いながらも玉姫は、火皿から火皿へ、直接に火を移した。
果たして有明行燈に灯がともる。これでひと安心だ。と思ったところで行燈の火皿の火が急速に小さくなり、消えた。
「これが間一髪というものじゃな」
なにやら急にやり遂げた感が湧いてきて、思わず顔がほころんだ。難関に立ち向かい、それを独力で乗り切った達成感が心地よい。
しかし、それもつかの間。
(何故に、いつも有明行燈に灯をともしに来る女中がまだ来ておらんのじゃ?)
不意に悪寒が走った。心がざわつく。怒り? 不安? 恐怖? 違う。初めて感じた感覚――警戒心――
椿国が攻めてこようとしているのだ。その最大の標的が何かは、わかっているつもりだった。
(つもりじゃっただけじゃ。わかっておらんかったのじゃ)心の中で悔恨の悲鳴を上げる。(もしかしたら女中達は既に――)
その時、うぐいす廊下が鳴る音が聞こえた――ような気がした。
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 19:12:29.17 ID:UpoeYj1/0
- >>48
>>50
ちょうど投下にいあわせたか
わくてかー
だが先ずはスレの最初から読んでくるぞ
- 52 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その3:2007/12/10(月) 19:18:13.22 ID:gb1OUoLm0
- 息を殺して耳を澄ます。しかし聞こえるのは早鐘のように鳴る心音ばかり。
(気の所為じゃったか?)
玉姫は自分の耳を疑い始めた。
いつも通るたびに五月蝿いと思うあのうぐいす廊下だ。無音で通り抜けることはできないだろう。それにわずかでも廊下が鳴ったら、不寝番をしている番兵達が気付くはずだ。
(まさか番兵達まで……)
以前に角行から聞いたことがある、嗅げば毒となり人を殺すという香の話を。陰陽師でもある角行が言うのだ。嘘ではあるまい。聞いたとおりの効果があるなら、一人でも番兵を永遠に黙らせることができるはずだ。
それに、女中達のことがある。いつもくる時刻になっても、誰一人として来ないのだ。敵がいないのなら、その理由があるはずだ。
(だから必ずおるはずなのじゃ。妾の首を狙いにきた敵が。女中達と番兵達を密やかに殺した敵が)
聞こえた。確かに聞こえた。うぐいす廊下が鳴る音が。毎日のように聞いている、あの不快な音が。
敵の存在を確信した玉姫は、そこにいたってようやく気付いた。
(武器! 武器が要る!)
思わず振り向く。文机の上に、いつも使っている鉄扇があった。慌てて飛びつく。そしてもっと強い武器を探して目を上げた。薙刀があるはず。
果たしてそれはあった、鴨居に。
(手が届かんではないか!)
何故に今まで気付かなかったのか。毎日見ていたというのに。
わかっていたつもりだったから。わかってはいなかったから。自分の命が狙われることを、本気になって考えたことが無かったから。
その代償が死か。罪の無い民を巻き添えにして遂げる非業の死か。暗殺者を前に鉄扇で無駄な抵抗をした挙句、力及ばずむざむざと殺されることか。
涙がこぼれた。なんという――
(なんという情けない……)
情けなかった。つい今さっきまでの、王様ゴッコをしていただけの自分が。そんな自分を子供だと認めなければならない自分が。自分で自分を、子ども扱いしなければならない自分が。
階段を上がる足音が聞こえた。静かに、だがすばやく。階段を上がりきれば、すぐこの部屋だ。
憎しみがこみ上げてきた。何が憎いのかもわからない無遠慮な憎悪が。この世の全てを憎悪する破壊衝動が。
玉姫は鉄扇を捨てた。
「ふざけるな」静かにつぶやく。「妾はまだ死ぬわけにはいかんのじゃ!」
足音が部屋の前まで来て止まった。
玉姫は後ろを向いて目の前の文机を両手でつかむと、そのまま振り回すようにして気配の主に向かって叩きつけた。
派手な音を立てて襖が折れ飛ぶ。そのまま向こう側の壁板をもぶち破る音がした。しかし玉姫はそれを見ようともせず、鉄扇を拾い人影に向かって飛び掛かった。
だが不意をついたにも関わらず、玉姫は相手に触れることすらできないうちに腕を取られてしまう。そのまま投げ出され、身動きできないように押さえつけられてしまった。
「姫様!?」不意に呼ばれて、玉姫は驚いて顔を上げた。「金将……」
有明行燈の薄明かりに照らされていたのは、額からだらだらと血を流している金将であった。
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 19:29:29.43 ID:gb1OUoLm0
- 【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その4はまだ書いてないんで、続きはもうしばらく待ってね♥
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 19:48:32.07 ID:UpoeYj1/0
- >>53
よかろう、ならば期待の歩
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 20:08:59.66 ID:4LK5VMCU0
- 歩取
- 56 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 20:49:33.88 ID:MMroJEb20
- (∩ ゚д゚)アーアーキコエナーイ
- 57 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 21:29:34.74 ID:MMroJEb20
- 何で金曜日だけ一日が72時間なんだろうな。
- 58 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 22:12:27.39 ID:MMroJEb20
- 【なぞなぞ】思わず「美味しい」と言ってしまう食べ物は?【答えはWebで!】
- 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 22:16:19.34 ID:UpoeYj1/0
- ここで敢えて手動保守
- 60 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 22:49:34.28 ID:MMroJEb20
- \(^o^)/
- 61 : ◆orz///NDY6 :2007/12/10(月) 23:25:31.49 ID:MMroJEb20
- ツンデレ乙
- 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 23:26:56.99 ID:4LK5VMCU0
- 歩取
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 23:40:42.89 ID:4LK5VMCU0
- 歩取
誰か、誰かおらんのか!
- 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 23:42:27.94 ID:nBUy6J010
- 壁|ミ
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 23:46:05.95 ID:4LK5VMCU0
- (=゚ω゚)ノ ぃょぅ
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/10(月) 23:47:25.46 ID:gb1OUoLm0
- 居るには居るが、【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その4を書いているところ。
雑談ぐらいなら参加出来るぜ。
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 00:01:22.85 ID:Muy9gsci0
- 誰もいないように見えても実は見てるだけの人は結構居るもんだ
- 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 00:03:34.87 ID:g+rbE88a0
- どうせなら出てきてほしいんだけどなw
せっかく1周年記念週間なんだしw
- 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 00:14:22.06 ID:47H4F6Lj0
- いきなり過疎った…歩取
- 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 00:30:46.66 ID:47H4F6Lj0
- 歩取…
- 71 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その4:2007/12/11(火) 00:41:28.88 ID:l2M9BUuD0
- 「姫様!」「姫様!」「姫様はご無事か!」「姫様!」「金将戦況を!」
うぐいす廊下が恐ろしい悲鳴を上げる。何人もの番兵達がその上を走っているからだ。きっと城内全てに聞こえていることだろう。案の定、大騒ぎになってしまった。
そこへ凛とした声が飛ぶ。金将だ。
「姫様はご無事だ! 大事無い! 誰もおらん!」そして玉姫にささやく。「姫様申し訳ありません。ご無礼を」
金将は立ち上がり、階段の上に来た。一人しか通れないように細く作られた階段の上に。
「姫様はご無事です。私が姫様から叱責を受けただけです」
その後事態が収拾するまでには、結構な時間がかかった。
番兵達は既に持ち場に戻った。今は女中が真っ二つに折れた襖を交換したり、床にこぼれた油をふき取ったりしている。そして、額を割った金将の治療も。
「すまなかった」玉姫は金将に謝る。「妾の早とちりじゃった」
治療を受けていて身動きの取れない金将は、だがそれを止める。
「大丈夫で御座居ます、姫様。ですが、その話は後ほど……」
女中の手前だ。本当は何があったのかは、知られない方がいい。
「うむ。じゃが、まだ嫁入り前じゃというのに顔に傷を――」
玉姫の言葉に、女中達から忍び笑いがもれた。はしたなくキョロキョロするような真似はしないが、流石に気になる。可笑しなことを言ったつもりはない。
「これぐらいはかすり傷でございます」そして金将は目をそらした。「それにその……もう嫁にいけるような歳でもありませんし……」
失言だった、とわかった時にはもう遅い。玉姫は慌てて取り繕う言葉を探した。しかし見付からない。
と、女中の一人が金将の隣にスッと寄ってきた。
「さようなことはありませんわ、金将様。強く優しく美しく、気は細やかで料理も上手、忠義に厚く義理堅く、常に笑顔で家族思いと、大層な評判でございますもの。」
女中は流れるように言う。
「姉さん女房は金[かね]の草鞋を履いてでも、とは申されますが、もしも金将様が婿をお求めなさってると聞いたなら、きっと金の草鞋を履いた行列が外堀を一周するに違いありませんわ」
あまりにも大げさなほめ言葉に、金将は頬を染めた。
「ほほう。金将はさようにも評判が良いのか」
「はい、姫様」女中は素直に答える。「国一番の美貌と名高い銀将様にも劣りません。ですが、もしもどちらかを妻にとおっしゃられたならば、金将様を選ばない者はおりますまい」
金将は顔を真っ赤にしたまま小さくなった。
「ほめすぎです……」
- 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 01:00:51.11 ID:47H4F6Lj0
- wktk歩取
- 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 01:11:42.45 ID:47H4F6Lj0
- 引き続き歩取
- 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 01:31:10.03 ID:47H4F6Lj0
- そして歩取って寝る
- 75 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 02:50:14.45 ID:YERFTSZZ0
- 【なぞなぞ】夏のフルーツといえば?【答えはWebで!】
- 76 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 05:58:40.79 ID:YERFTSZZ0
- _, ._
( ゚ Д゚)
- 77 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 08:18:24.16 ID:YERFTSZZ0
- 【なぞなぞ】野球選手が、感動して涙を流しています。
なんででしょう?【答えはWebで!】
- 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 09:40:15.08 ID:1CIVRFgv0
- 太り
- 79 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 12:19:39.81 ID:YERFTSZZ0
- 【なぞなぞ】夜なのに思い出した様に昼だと言う鳥は?【答えはWebで!】
- 80 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 14:03:40.43 ID:YERFTSZZ0
- 【なぞなぞ】風邪をひいてしまいました。栄養をつける必要があるので、栄養ドリンクを購入しました。
さて、何本購入したのでしょうか?【答えはWebで!】
- 81 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 15:33:18.32 ID:YERFTSZZ0
- 誰も居ないスレと過疎スレの違いはなんだ?
- 82 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その5:2007/12/11(火) 15:54:59.38 ID:l2M9BUuD0
- 「すまなかった」
女中達が去ってから、改めて玉姫は金将に謝った。玉姫の私室には今、二人だけだ。
「私の方こそ申し訳ございませんでした姫様」しかし逆に金将の方が謝り返す。「私の思慮が足らなかったばかりに恐ろしい思いをさせてしまいました」
「恐れてなどおらんじゃったし、そもそも過ぎたことじゃ」玉姫は躊躇いがちに続ける。「じゃが、そなたの方はそうもいかん。あれほどに血が流れたのじゃ。きっと大きな傷が残ることに――」
つらそうに言う玉姫を、しかし金将はさえぎる。
「かすり傷でございます。額を割ると多くの血が吹き出しますが、傷自体は浅いものです。明日には包帯も取れるでしょうし、傷も残りません。ご心配は無用でございますよ」
「あんなに血が流れておったのに」玉姫は驚く。「明日には傷が癒えるというのか」
「はい」
金将は笑顔で答えたが、にわかには信じがたい。
「本当か?」
「本当でございます」そして金将は、少し意地悪そうな笑みを浮かべて続けた。「さようにも問いを重ねなさいますようですと、やはり童よと思われてしまいますわ」
「む……」
言葉に詰まった。子ども扱いされるのは癪に障る。自分がまだまだ子供であったことを自覚した今は余計に。信じがたいとは思うが、これ以上は聞かないことが大人の対応というものなのだろう。
「わかった。傷の件はもうよい。それとは別に、金将には聞きたいことがある」
「何でございましょう」
「ああ、その前に」玉姫は鴨居にかかった薙刀を指差した。「あれを取ってくれんか」
「はい」
金将はこともなげに言って立ち上がり、鴨居の下までくるとちょっと背伸びをして薙刀を取った。
「届くのか!」
玉姫はちょっとショックを受けた。金将も小柄な方だ。金将の方が背が高いのはわかっていたが、大差は無いと思っていたのだ。
「それはもちろん。届かなければここにある意味が――」
金将も気付いたようだ。
「妾は届かんじゃった」少々ふてくされたように言う。「届いておればそなたが串刺しになっておったじゃろうことを思えば今回は幸いしたと言えるが、毎回そうとも限らんじゃろうからな」
「場所を考え直さねばなりませんね」
「うむ。それはそれとして聞きたいことというのはじゃな」玉姫は行燈を指差した。「予備の油と火口箱はどこにあるのじゃ」
- 83 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 17:03:12.31 ID:YERFTSZZ0
- 誰も居ませんよ。
- 84 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その6:2007/12/11(火) 17:58:58.12 ID:l2M9BUuD0
- 予備の油と火口箱の場所を説明してもらい、部屋に戻ってくる。玉姫は他にもいくつか聞いておいた。
何故女中がいつもの時刻に来なかったのか。金将があらかじめ、今夜部屋に来るつもりだったからその時に自分がやると女中達に言ってあったからだそうだ。その予定が長引いて遅くなったのだという。
そして番兵が来なかったのは、通る前に金将が挨拶をしたから。うぐいす廊下を忍び歩いたのは、玉姫が既に寝てしまっていたら起こしては悪いと考えたのだそうだ。
「聞けばいちいち納得いくものじゃな。少々気を回しすぎのように思わなくもないが」
「はい。ですが事は軍議に関わること。念には念を入れて――」
「それほど大袈裟に構えるほどのものでもあるまい」玉姫は文机の前の座布団に正座する。「そなたは生真面目すぎるのじゃ」
「そうでしょうか」金将も座りつつ言った。が、ふと脳裏を昔の恋人の顔がよぎった。「そうかもしれません。ですが、あんなにもお気楽に生きるのは私には無理です」
「……あんなに?」
「あ、いえ、何でもございません」金将は慌てて否定する。「似たようなことを言われたことがあったものですから……」
「そうか。それで、どうじゃった?」
「どうって……いえ違うんです本当に何もなかったんです。そりゃ口付けぐらいなら何度かは……」金将は真っ赤になって目を伏せる。「それで結婚しているわけでもないのにそれ以上のことはとお断りしましたら、生真面目に生きてもつまらないから気楽にした方がいいと……」
金将は言いながらだんだんと憂い顔になってくる。
「私もそれでムキになってしまって……橘国の身分ある方でしたのでそうそう会えるものでもなく手紙もだんだんと疎遠になり、その……銀将がお役目で橘国に行ったときに会ったと言っていましたが、以来銀将とは頻繁に手紙のやりとりをしているようで……」
だんだんと泣きそうな顔になってきた。
「真面目が良くないとおっしゃられても何がどう良くないのか、何が悪かったのかわからないのです。婚前にそのような関係になることが良いこととも思えず、でもそれを暗に求められて――」
「何かと思えば男の話か」
玉姫の言葉に驚いて金将は顔を上げた。
「妾は妹に男を寝取られた話を聞きたいのではない。今日の軍議の話を聞きたいのじゃ。まさかこの夜中に、男の愚痴を聞かせるために妾の部屋へ参ったわけでもなかろうに」
金将は勘違いしていたことに気付いて耳まで真っ赤になった。
「もも申し訳ございません……」
「まあよい。その話は顔に傷をつけた詫びとして、後でじっくり聞いてやろう。じゃが、今日の軍議の話が先じゃ。その後でじっくり聞いてやるから安心せい。な? な?」
金将の顔を覗き込むようにそう言っている玉姫の顔は、まばゆいほどの好奇心に輝いていた。
- 85 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 18:52:33.09 ID:YERFTSZZ0
- こっちみんな!
- 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 19:21:05.87 ID:1CIVRFgv0
- わくてかーと一通り読み終えた。
して、話は決着はいつごろ?
取り敢えず今の所は面白いぞ
- 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 19:27:14.54 ID:l2M9BUuD0
- やっと肯定レスが来たー! 。゚(Д`゚)゜。 ウァァァン! ヤメナイデヨカッタヨォ!
>>86次かその次で玉ちゃん分が終わる予定。
角行の薬で金将が災難に遭う話はその続きで、多分4レスぐらいで終わるんじゃないかと思ってる。
- 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 19:44:27.03 ID:47H4F6Lj0
- 歩取
>>87
ずっと読んでるぜ!
これからもがんばってくれ!
- 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 20:16:47.86 ID:l2M9BUuD0
- >>88ガンガるお o(^ヮ^)o
- 90 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 20:51:15.56 ID:YERFTSZZ0
- 保守
- 91 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 21:24:55.94 ID:YERFTSZZ0
-
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
< >
< えええええぇぇぇぇえぇぇぇぇ!!!! >
< >
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l´ r'´ ̄` '''ー-‐、く , -─‐- 、.__ r''"´ ̄ ̄``≦_
_| ./ ─- 、 u uV , ,ィ 、 ≦l ,.ィィjノノl i 、 ミ. ,. -─- 、__
. |rヾノ i ̄r;`ヽァj,∠7 ,∠ノノハトNヘ「l / ̄ニゞノ_ハlゝ〃 , ⌒ミ、
l〈r_ ij  ̄ " '{.ゞ'ィスi/ <´n`ー'rf;Yi、ソij ゙ー゚=゙ {セ7′ ,.ィィァ'ハトAlヾ
_r/^`ーl , - 、._‐ノ v}r_ ij "" _ -フ''〈;ァl. u , - 、_-フ 〉r_、∠f テcj:Hr。ァ!
lヽ ::\. 〈ニ=;‐-/ ./!ー.l /ー`ニ7vノ、ヽ. l_ ̄`/./ l lヘ! ヽ.ニノ└Lノ
| \ :: ヽ`ー‐'// | : \ヾ三//l \: ヽニ´ィ、 _,r゙7‐i ij /二ニ7 .〉
| _\ ::  ̄∧\. \:  ̄/| \ヽ /ヽ. ∠ .lヽ l ヽ、\ヾ二ソ/
- 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:46:18.75 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記1/7
ふひょー:きょうは たたかいのくんれんが ありました
飛車:ふっ、これにてわが方の必勝!
ふひょー:なにおー
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: 銀 ふひょー4
- 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:48:13.81 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記2/7
ふひょー:えいっ(と飛車の頭をハリセンではたく)
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│▲歩│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: 銀 ふひょー3
- 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:49:18.91 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記3/7
ふひょー:やあっ(と飛車の頭をハリセンではたく)
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│△飛│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: 銀 ふひょー2
- 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:50:36.49 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記4/7
ふひょー:たあっ(と飛車の頭をハリセンではたく)
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: 銀 ふひょー
- 96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:53:03.62 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記5/7
ふひょー:とおっ(と飛車の頭をハリセンではたく)
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│▲歩│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│__│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: 銀
- 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:56:06.84 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記6/7
飛車:うわーっ(と銀の仕掛けた罠に落ちる)
ふひょー:やったやったー
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│▲歩│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│__│▲銀│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│△と│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│▲桂│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: なし
- 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 21:57:50.32 ID:1CIVRFgv0
- ふひょーの日記7/7
ふひょー:このあと かくさまは
「あらあら ひしゃさんでも こんなめにあうことが あるんですねー」
と わらっていました。
ひしゃさまは かおをまっかにして ずっとだまっていました
- 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:03:34.88 ID:MwCFXj3T0
- >>92-98
なんかいいな。
- 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 22:14:49.03 ID:1CIVRFgv0
- >>99
thx
まあ、SS投下待ちの暇潰しがてらに書いてみた
- 101 : ◆orz///NDY6 :2007/12/11(火) 22:45:05.70 ID:YERFTSZZ0
- 携帯電話向けの
風雪のルルです♪
/^X '⌒ Xヘ
ノ,ィ〈ノノ))))
((雪!^ー゚ノ!
ノ) ⊂)風!つ
'´ノ)くんhl〉
゙し'ノ
- 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:12:03.34 ID:47H4F6Lj0
- >>100
こういう常套戦術でもキャラにやらせると一味違って見えるなw
GJ!
- 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:40:35.99 ID:47H4F6Lj0
- また過疎…歩取
- 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:42:09.65 ID:1CIVRFgv0
- なら自分も歩
みんな投下待ちなのかな?
- 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:43:27.83 ID:47H4F6Lj0
- かもしれないなぁ…
どうせなら雑談して盛り上げながら投下待った方がいいんだけど
- 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:47:51.16 ID:1CIVRFgv0
- むう、でも雑談ネタは何がいいだろう
取り敢えずSSの金将のデコの傷萌えとか言ってみようか
- 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:52:47.69 ID:47H4F6Lj0
- またコアなところをw
でも分かる気がするw
- 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/11(火) 23:56:42.84 ID:1CIVRFgv0
- いや、判られてしまったか
普通、こう言う話題は
「パーツに惚れるなよー」
と、なりがちなんだが
金将は何も悪くない(悪いのは玉ちゃん)
なんだが、デコの傷に金将どじっ子のイメージを持つのは
どうしてなんだろう
- 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:00:06.32 ID:oJTQXY+30
- あれじゃね?
普通コケたら手つくけど、ドジっ子はニブくて頭からずっこけるからじゃね?
- 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:05:16.56 ID:DW/jQO0V0
- つーか、普通に歩いていても
いきなり壁とか柱に顔をぶつけているイメージか?
設定ではそつの無い筈の金将だが、額の傷の所為で
「実は金将は時々、どじっこ」のイメージが
自分の中で拡がり定着しつつある。これはやばい。
- 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:11:37.78 ID:ZOz3YeBg0
- どっちにしろ、あの締まった顔と額傷のギャップが萌えポイントってとこは変わらんなw
俺金将好きになってきたかもしれんw
- 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:19:06.14 ID:DW/jQO0V0
- ただ、ダイレクトに傷だとやはりすこし生々しいかも知れないな
と言う訳で「額にばんそうこう」
ますますどじっこのイメージだ
- 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:21:11.68 ID:ZOz3YeBg0
- なんというドジっ子www
- 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:24:41.02 ID:DW/jQO0V0
- 此処でこんな雑談をして、
金将のどじっこ化を進めていいものなんだろうかw
金将は結構な数のファンが付いている様な気がするんだが
- 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:27:31.15 ID:ZOz3YeBg0
- そういやそうだが…
愛があるからこそこういう雑談できるんだろw
- 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:31:28.65 ID:DW/jQO0V0
- 確かにこれも愛の形w
完璧超人は駄目って言う人もいるしw
でも金将の場合、全部がどじっこじゃなくて、基本的にはしっかりものだから、
時々のどじっこに萌えるのだw
その「時々」がどんな場合かを、想像してみようか?
- 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:34:44.82 ID:ZOz3YeBg0
- そうだな…普段は完璧だから…
前はしっかり見てて気も配ってるけど何故か突然足の小指を柱にぶつけるとか
もしくは桂馬がイタズラで仕掛けた罠を警戒しすぎて廊下から転落するとか
- 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:34:59.37 ID:DW/jQO0V0
- まずは……金将はしっかり者だから、やっぱり物事をしっかり考えるんだよ。
で、考えに耽ってしまうと、周りの事が見えなくなって、それで壁に激突したりとかw
- 119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:37:40.08 ID:DW/jQO0V0
- すまん、そろそろ落ちる。仕事絡みの遠出があるので。
誰か待機中の人がいたら、書き込み、宜しく。
じゃ。
- 120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:39:08.85 ID:ZOz3YeBg0
- それもありだなw
貴重な天然タイプかw
- 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:40:26.74 ID:t5SQ7uOh0
- もう天然という位置づけは揺ぎ無いな
- 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 00:52:41.21 ID:ZOz3YeBg0
- 案外銀に負けず劣らずだったりしてなw
- 123 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その7:2007/12/12(水) 01:26:58.99 ID:gvvG040u0
- 「その前に水をくれんか。待ちくたびれた上にいろいろあって喉が渇いたぞ」
「はい」
玉姫の求めに応じて、金将は持ってきていた砂糖水を椀に移す。自分の分も。
そして椀を差し出しながら聞いた。
「このような深夜まで何をお待ちになってらしたのです?」
「決まっておろう」玉姫は椀に口をつけた。「そなたのことじゃ」
金将はそれを聞いて慌てて平伏した。
「申し訳ございません。姫様にお伝え申し上げていたことをすっかり失念して――」
「聞いてはおらぬ。そなたならきっと参るじゃろうと思ったまでのこと。そして実際参ったじゃろうが」玉姫は苦笑する。「思っておったより遅かったがの」
「はい。飛車との話が長引きまして」
「やはり飛車じゃったか」玉姫はひざを打つ。「何のことやらわからんじゃったが、ずいぶんと激しく反対しておったの。なんじゃったのじゃ?」
「飛車はこう申しておりました」
金将は深く息を吸った。
「我等の戦どころか国のあることすら知らず、家族も友もあり平和に暮らす罪なき者を、戦も始まらぬうちから秘術を用いてかどわかし、言葉も通じぬ見知らぬ国の為に命を懸けさせようとしているのだということを、姫様がご承知なさった上でのご下命なれば、と」
「国宝となっておる『駒』を用いて『英雄』を呼び出そうという話じゃな?」
「さようでございます」
「それが難しい問題じゃということは妾にもわかる。じゃが国の為なのじゃ。呼び出される『英雄』には哀れが深いのは確かじゃが、国の命運がかかっておる」
「飛車が気にしておりましたのはそこでございます」金将は律儀に言う。「まだ戦況どころか、戦が始まってすらいないのです」
「……何故に飛車はそこまでこだわるのかが解せんのお」
不思議がる玉姫に金将は言った。
「それは……」しかし口ごもる。一瞬の逡巡の後で続けた。「飛車が十年前に同じ方法で呼び出された『英雄』だったからではないかと愚考します」
「なるほど。じゃからあれほどに強いのじゃな」
得心した、と思ったところを金将に否定された。
「いいえ、姫様。飛車はこちらにあらわれた時、言葉もわからず泣き暮らすばかりの無力な娘でした。あの強さは、飛車自身の鍛錬の賜物でございます」
玉姫は顔をしかめた。
「なんじゃ、『英雄』とは役に立たんものじゃのお。呼び出す意味があるとは思えん。それなら確かに飛車の申す通り、平和に暮らす罪なき者をかどわかしただけじゃ」
「前王の、姫様の父君の崩御の後、講和条約を締結した功績があります」金将は、低く厳かな声で言う。「講和条約を結びにいった使者が六回訪れ六回とも首だけとなって戻って来た中、もはや姫様の首を差し出し無条件降伏するより他にないのではないかという折のことです」
金将は顔を上げ、力をこめて続けた。
「言葉の片言にしか話せず、礼の取り方も作法も知らぬ頃です。死んで来いと言われたのも同然です」再び目を伏せる。「父の名代として末席で聞いておりました私も、むごい仕打ちだと思ったことを憶えております」
- 124 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 02:51:14.50 ID:i/TB93SJ0
- まあまあ
- 125 :【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章その8 (玉の章完結):2007/12/12(水) 02:58:43.03 ID:gvvG040u0
- しばしの沈黙。
「難しい問題じゃな」
「はい」
「呼び出された『英雄』が何の役に立つのかはわからんとは」
「はい?」金将は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。「あの、姫様?」
「なんじゃ」
「いえその、難しい問題だというのは……」
もっと呼び出された『英雄』の気持ちになって考えているのかと思っていた金将は、戸惑いつつ尋ねた。
「難しい問題じゃろうが。何の役に立つのかわからねば、迂闊に戦に出すわけにもいかんのじゃ。ましてや飛車の件を聞く限りじゃと、到底意味があるとも思えん用で使うと思わぬ役に立つということがあるようじゃ」
玉姫は腕を組み、深く息を吐いた。
「呼び出せば必ず役に立つと決まった話でもないのじゃろう?」
まだ戸惑いつつも、金将は答える。
「はい。伝説によれば銀杏国でございましたか、呼び出された翌日に兵の士気を高める為にと全軍の前に立った時、演説台から転げ落ちて死んだ『英雄』がいたとのことです。それを見た兵が士気を失ったことから銀杏国は無条件降伏し、消滅しました」
「そのようなことになっては目も当てられん。あれはそうそう使えるものではない。上手くいかなかったからもう一度、とはいかんのじゃ。ましてや言葉も通じんとなれば、何が得手やら不得手やらを聞き出すことすらできん」
「呼び出された『英雄』に、辛い思いをさせなさるおつもりなのですね」
金将はつい感情を隠しきれず、ふてくされたようにつぶやいてしまった。玉姫もこれには流石にカチンときたらしい。
「金将。今まで兵に進めと命じたことがないとは言わせぬぞ。田舎から出てきたばかりで碌な訓練も受けていない農民兵に、死地に向かえと命じたことがないとは言わせぬぞ。全ては国の為民の為。その為に誰一人犠牲としたことがないとは言わせぬぞ」
玉姫は大きく息を吸った。
「罪なき者をかどわかし代わりに死ねというのが人後に落ちる行いじゃということはわかっておる。ならば妾は人後に落ちよう。我が墓に、罪なき者をかどわかし身代わりとした不届き者ここに眠るとでも書くのじゃな」
鼻息荒く激高する玉姫の言葉を聞いて、金将は眩暈がした。
(駄目だわ……姫様は『英雄』の気持ちをお考えなさろうとしていらっしゃらない)心の中で飛車に謝る。(ごめんなさい。私がなんとかするから。呼び出された『英雄』が不自由のないように、辛い思いをしないように、私がきっとなんとかするから。だから赦して……飛車)
「全ては国の為なのじゃぞ、金将。わかるな?」
「はい、姫様。」
金将はゆっくりと、頭を垂れた。
そのまま金将は玉姫の私室を辞した。眩暈を感じながら。
もしもそうすることになったなら、『駒』の力を使って『英雄』を呼び出す秘術を使うのは金将になる予定なのだ。
(私が責任を取るから)金将は、まだ見ぬ『英雄』に謝罪した。(何でもします。身を粉にして尽くします。きっと不自由はさせません。だから……だから赦して――)
悲壮な覚悟だった。
- 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 03:14:16.38 ID:gvvG040u0
- >>18-20>>23ということで、【玉将金将角行のヤヴァい薬編】の前半、玉の章が完結しますた。
【玉将金将角行のヤヴァい薬編】玉の章
>>48
>>50
>>52
>>71
>>82
>>84
>>123
>>125
>48,50,52,71,82,84,123,125
リクの通り、今まで登場回数の少なかった玉将と金将にスポットをあててみました。
角行のヤヴァい薬と金将のトラブル話は次章、【玉将金将角行のヤヴァい薬編】薬の章 で出てくる予定です。
が、実はトラブルの内容をまだ考えてなかったりします\(^q^)/
- 127 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 06:30:30.64 ID:i/TB93SJ0
- ヽ(`Д´)ノ
- 128 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 08:55:00.66 ID:i/TB93SJ0
- 【なぞなぞ】吉田さんを半分にするとどうなる?【答えはWebで!】
- 129 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 11:46:43.89 ID:i/TB93SJ0
- 【なぞなぞ】馬が太って、目をつけられたらどうなる?【答えはWebで!】
- 130 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 13:35:52.22 ID:i/TB93SJ0
- (ノ`Д´)ノ 彡┻━━┻
- 131 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 15:10:25.18 ID:i/TB93SJ0
- (・∀・)ニヤニヤ
- 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 15:51:54.66 ID:gvvG040u0
- トラブルの内容が思い付かない/(^q^)\
ノーマルに媚薬あたりを金将が飲んでしまうという形で考えていたんだが、それだと金将が苦労人じゃない!ヽ(゚∀。)ノ アッヒャッヒャ!
苦労人ってどんな感じのことをさせたらいいのかな・・・意見求む!
- 133 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 17:10:34.61 ID:i/TB93SJ0
- (・_・ 三 ・_・)ダレモイナイ
- 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:06:31.99 ID:gvvG040u0
- >>11の一周年画像に科白を入れてみた
ふひょー「しゅく! いっしゅーねーん!」
玉姫「何年先まで続くか見えんものかのぉ」
香車「あたしが最初なんスよね〜♪」
銀将「納得いかんなあ。私など『【将棋】銀ってかわいいよな【駒】』という専用スレまであったというのに……」
桂馬「〜♪」
角行「飛車は最初『主役花形一番人気は間違いない』と言ってませんでしたっけねぇ? この一年の活躍を是非聞かせていただきたいですわね〜」
飛車「………………」
金将「あの、お二人とも……せっかくの一周年なのですから……」
- 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 18:15:32.17 ID:ZOz3YeBg0
- >>132
完結乙!
玉姫の意外な芯の強さに感心したぜ
トラブルってことなら
金将「胃が重いです…」
角行「胃薬ですよ」
金将「すみません」
↓
金将「ぅ…身体が火照る…///」
角行「あら、媚薬と間違えてしまいましたか…w」
的なのはどうだろう?w
- 136 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 19:20:02.17 ID:i/TB93SJ0
- 疲れた………
- 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:33:23.23 ID:TmJYBpYxO
- 711番目にありましたよ
- 138 :29:2007/12/12(水) 19:39:28.70 ID:PY9sPmxV0
- ご無沙汰メンゴリアンチョップ!仕事続きで忙しかったんだよ!?ヒィ!
という訳で↓の模範解答
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│__│▽香│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│▽飛│__│__│▽玉│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│▲銀│▲馬│▽歩│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│▲歩│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩−个
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│七 成香−仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂−今
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│八 成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角−馬
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛−竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒:金
▲1三馬→▽同玉→▲2三金。初手に対し▽2一玉の早逃げは▲3一金まで
大駒を切っての詰みは気持ちいいけれど、実戦では必ず読みきってから指す事!先生との約束だよ!?ヒャア!
では飛車SSの続きを考える
俺に数時間をくりゃしゃんせ\\\\\\\\\
>>132
GJ過ぎて痙攣しちゃう!悔しい!
- 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:41:39.55 ID:PY9sPmxV0
- >>137
な、何が711番目にあったんだ!?そもそも何の711番目なんだ!?
分からない、分からないよ!ウギィ!怖い!
おかああああああああああああさん!おかああああああああああああああさん!
飯食ってくるわノシ
- 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:41:56.13 ID:DW/jQO0V0
- ふひょーの日記1/4
ふひょー:きょうも たたかいのくんれんが ありました。
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│__│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲飛│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│▲歩│▲桂│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│__│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│__│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: ふひょー
- 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:43:28.70 ID:DW/jQO0V0
- ふひょーの日記2/4
飛車:時に、ふひょー、お前は空を飛びたくないか?
ふひょー:はい?
飛車:「手裏剣の歩」と呼ばれる策がある。今、それを使おうと思っている。
ふひょー:あのー、これはなんでしょう?
飛車:見ての通りの巨大パチンコだ。これでお前を敵陣まで飛ばす。
ふひょー:え?あの、ちょっとまってください……うわーっ
- 142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:44:44.97 ID:DW/jQO0V0
- ふひょーの日記3/4
ずどんっ(と敵陣に投げ出されるふひょー)
飛車:うむ、上手くいったようだな(ほっておけば▲7一歩成、△7二同飛なら▲8六飛)
9 8 7 6 5 4 3 2 1
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│△香│△桂│__│__│__│__│__│__│__│一
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│△飛│▲歩│__│__│__│__│__│__│二
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│△歩│__│△歩│△歩│__│__│__│__│__│三
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│四
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│__│__│五
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│▲飛│__│__│__│__│__│__│六
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成歩‐个
│▲歩│▲歩│▲桂│▲歩│__│__│__│__│__│七 成香‐仝
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成桂‐今
│__│__│▲金│__│__│__│__│__│__│八 成銀‐全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤ 成角‐馬
│▲香│__│__│__│__│__│__│__│__│九 成飛‐竜
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
持ち駒: なし
- 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 19:46:20.08 ID:DW/jQO0V0
- ふひょーの日記4/4
ふひょー:けっきょく このくんれんでは こちらがかちました。
でも ひしゃさまは ぜったいに きのうのしかえしを したかっただけだと おもいます。
きっと そーだ。
- 144 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 20:44:57.99 ID:i/TB93SJ0
- そう思っていた時期が俺にもありました。
- 145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 20:53:57.17 ID:DW/jQO0V0
- >>140-143
すまん、今みたら間違い発見。
先手持駒にもう一人、ふひょーをプラスしておいてくれ。
そうでないと上手くいかない。
(▲7二歩△同飛▲8六飛には△8二歩と辛抱する手がある。もう一人、先手にふひょーがいれば、この時に▲8三歩と打てる)
- 146 : ◆orz///NDY6 :2007/12/12(水) 21:37:25.56 ID:i/TB93SJ0
- 漏れら極悪非道のキタキタブラザーズ!
今日もネタもないのにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
( ゚∀゚∩)(∩゚∀゚) キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
(つ 丿 ( ⊂) キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
( ヽノ ヽ/ ) キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
し(_) (_)J ニシ━━━━(゚∀゚)━━━━ヒガシ
- 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:03:23.82 ID:gvvG040u0
- ま、まさか・・・あと40分弱でスレの寿命!?
【開始】 2007/12/09(日) 22:41:46.18
【終了】 2007/12/12(水) 22:42:00.00
- 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:30:40.90 ID:gvvG040u0
- >>135
>玉姫の意外な芯の強さに感心
もし大長編ならこの後、まだ『死』の重みがよくわかっていないだけだった、ということに気付く事件があるんだろうけどねw
>金将「ぅ…身体が火照る…///」
それは只の被害者であって苦労人じゃないような気がするんだが、いいんだろうか・・・
- 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 22:42:01.52 ID:gvvG040u0
- , - 、 _-‐- 、-、
.、 i 》!| 、ヽ
ミ V.! /l〉ノノノリ リ) ) ______________________________
. `く. ヽ雪| . n. |.) |. / / ∧S∧ 次スレ
../ \ ヽゝ'' !フ./( < ( ・∀・)つ【一周年記念祭】擬人化将棋ゲームあいこまっ!【妄想SS投下大会】
( ヽ. ⌒kv 、ヽ、 \ [888888] http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1197466607/
ヽ . ヽ、_/ 》 ヽ .)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ . /゙/ > . | ((
. ( (( __./ / . | このスレッドではもう妄想SSを投下出来ません。
⊂_r'ヽ_/r トリ
V / ! l 〉 あいこまっ!の妄想SSの次回作に御期待下さい。
`r‐ r ヘ
l l ヽ. \ . たくさんの御声援 誠に有難う御座居ました。
! .| \ \ _
l ! ヽ >f./)
l. | ヽ.// 糸冬
. ! | ───────────
|ー'f⌒) 制作・著作 風雪のルル
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