なんか急にアイディアが浮かんできたんで忘れないうちに書いておきますってどっかの作家か俺はぁぁぁぁぁ!!
今回も短めかも知れません。明日朝早いんで(何

あらすじ 2006年のGW、正体不明の頭痛に襲われ、なぜか体が0と1のデータ粒子化し、痛みと恐怖で気絶してしまう主人公ココロ。果たして彼の運命は・・・

 

第2話:召喚

「なんだ男の子か・・・名前からして男の子とは連想できなかった・・・」

「しかしこんな少年がアレを孵化させることが出来るのか?」

「大丈夫じゃ、この子の心はアレの孵化に、そしてこの世界を変えるための大きな力になってくれるはずじゃ・・・」

3人の会話が聞こえた。最初に聞こえたのは若い女の声、その次に聞こえたのは図太い男の声、そして最後に聞こえたのは、結構弱りきっている老人の声だった・・・。そのあとも3人はぼそぼそと話を続けていた。
病院かな・・・。そう思ったがその割には話の内容がおかしい。アレとか孵化とか大きな力とか・・・。とにかく意味深だった。
あとあと気づいたが頭痛も耳鳴りもなくなっていた。でも自分の体が0と1に粒子化していたのに、まだ恐怖を覚えていて、まだ閉じきったまぶたを開ける勇気が出ない。
もしかしたら死んでいるのだろうか、それとも昨日の夕飯に誰かに薬物を入れられて、あるマンガのように小さくなってしまっているのだろうか・・・そんな恐怖が体の中をグルグル回った。
でも現実と向き合わなければ・・・、急に沸いてきたそんな変な勇気がココロを目覚めさせた。

「ん、んん・・・」

目を開けた。まずは自分の身体を見てみる。異常は無い。あの変な粒子化はなんだったのか、なんだか変にあきれてしまった。
周りを見回す。ここは病院か?いや、違う。半壊した建物、少し緑があり、小さな川がある。建物から見て、何か戦争でもあったのだろうか・・・、ってそんなこと思う前にここはどこ?って思えよ俺、とココロは心の中で自分に突っ込んだ
そして、自分のことを話していた3人の方に目を向けた

「あらまー、結構かわいい子ねぇ」

「けっ、軟弱そうで気に喰わん」

「ちゃんと到着したようだな」

さっきの3人が同じ順番で自分のことを見ながらしゃべった。
でも中には獣が2人立っている、夢か?自分のほほをつねったが、返ってきたのは痛みだった。

「ど・・・どうも」

動揺したココロはそう挨拶するしかなかった。でもこの3人、よーく見てみると、どこかで見たことがあるような顔だった。思い出せ、俺・・・と自分の中で自分に語りかけた
『・・・そうだ、この人たちデジモンだ!幼い頃、俺の周りで結構なはやりっぷりを見せたデジモンだ!女の声の持ち主はテイルモン、図太い男の声はレオモン、老人の声はジジモンだ!』とココロは驚いた表情で3人を見ながら思った

「そうですよ、私たちはデジモンなんですじゃ」
とジジモンは丁重に述べた。

「は、はぁ・・・」
とココロがまだ驚きを隠せない顔で返事をした。
でもココロがまず内心思ったこと、それは『この人、俺の思っていること分かるの!?読心術!?』

「やっぱりそう思うよねぇ。でも私たち3人、みんなそうなのよ。」
とテイルモンが言った。

「我らジジモン様の修行を積んだもの、貴様如きの心を読むなんぞ、たやすいものだ」
と、レオモンはそういって、そっぽを向いてしまった

「で、僕に何か・・・?」
ココロがそうビクついたしゃべり方でジジモンに聞くと

「実は君には特別な用がありましてな、人間界からこっちへ召喚させてもらったのですじゃ」
とジジモンはまたもや丁重な言葉でそう述べた

デジモン、読心術、特別な用、召喚・・・色々な話を一気に話され、頭の中がごちゃごちゃになってしまったココロであった・・・

続く

 

なんだか終わり方がごちゃごちゃですみません(TT)
次回は物語に大きな変化が訪れる予定です!(予定かい
アドバイスなどなど随時受け付けています!!


初公開日:????年05月04日 INTENTION公開日:2009年04月23日
作者許可により、デジモンウェブ掲示板より原文を転載

最終更新:2009年05月17日 22:11