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ユアイインタビュー

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ユアイインタビュー


●全国ネット「我が国の赤羊美女」毎週水曜日午後8時から

本日の特集「暁国の最終兵器 ヤミヌマ・ユアイ」

ユアイ「先月はストライクフリーダムと練習試合しました」
インタビュアー「ユアイちゃん的には好みの男性とか居たの」
ユアイ「いや・・・そのあの・・・非リアなもので・・・」
ユアイ「そういう観点で相手の国を見てないかな・・・」
インタビュアー「またまた。年頃でしょう。っていうかイイ年でしょう」
インタビュアー「非リアか非リアじゃないかなんて関係無いと思いますけどね」
ユアイ「あの・・・」
ユアイ「アタシは自分が非リアである事に誇りを持ってるんです」
ユアイ「勇気を出して助けてもらって」
ユアイ「ひきこもりを脱出して、辛口で採点される世の中に出てきたけど」
ユアイ「非リアはアタシの故郷だから」
ユアイ「いつまでも大事にしていたいです」
ユアイ「アタシもテレビに映ってるんだから」
ユアイ「ひきこもってる人間の皆に勇気を与えられる」
ユアイ「トラウマを克服する勇気を与えられる」
ユアイ「そ・・・そんな人になれたら・・・良い・・・な・・・」
ユアイ「なんて思います・・・」
インタビュアー「全国の非リアな漢の子達に、その言葉、届いたものと思われます」
インタビュアー「さて、他国の男の子に興味関心が無いとの事ですが」
インタビュアー「では、暁国で気になる男性は居るのでしょうか」
ユアイ「あのその・・・」
ユアイ「カンジ君はよく面倒みてくれるし・・・」
ユアイ「ムク君はチヤホヤしてくれるんだけど・・・」
ユアイ「ライマ君と居ると自然とココロが落ち着くんです」
ユアイ「それでアタシの中で凄い変化があった」
ユアイ「研究所で調べてもらったんですけど・・・」
ユアイ「虚力(ホロウ)でなく安力(ハルシオン)という」
ユアイ「新しい精神エネルギーが働くようになってるみたいなんです」
ユアイ「ココロに安らぎを覚える時に発生する力・・・」
ユアイ「これってきっと・・・ライマ君がアタシにとって・・・」
フユヒコ「ストップストップ!」
フユヒコ「ユアイ。コミュニケーション不全なんだろうけど」
フユヒコ「いらん事喋りすぎだぞ」
フユヒコ「アンタ等もセクハラだ」
インタビュアー「ひひん」
インタビュアー「申し訳ありません。それでは気を取り直して」
インタビュアー「ユアイさんがおやすみ前にお聴きになる」
インタビュアー「Gポップを紹介してくれないでしょうか」
ユアイ(顔が真っ赤になっている)
インタビュアー「・・・」
カメラマン「(良い絵が撮れた!GJだ!)」
ユアイ「・・・」
ユアイ「は・・・はひっ!」
ユアイ「あの・・・おやすみ前・・・」
ユアイ「お・・・陰陽座とか・・・聴いてるかな・・・」
ユアイ「(空を見つめながら真っ赤になっている)」
ユアイ「ほわんほわん・・・」
カメラマン「(駄目だ!完全に我を失っちゃった!)」
インタビュアー「(いや、これはこれで需要あるだろ!)」
インタビュアー「全国の非リアの皆さん、テレビの画面越しに」
インタビュアー「ユアイさんの雄志を見て、明日を生きる糧としましょう!」
陰陽座が流れ始める
「ココロに秘めた真の魂(たま)~!」

出典


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