本を借りててから「チヨダ・コーキってだれだ」とかいってしまいました。「スロウハイツの神様」に登場するキャラのつくった作品なんですね。読み終わってから気がつきました。どうりで薄いわけだ、、、、

 作品内容は以下の道理です。「怠惰な生活を送るティーのもとに、三年前に別れた恋人、極上の美女アールからかかってきた一本の電話。「アタシの酷い噂話や嘘をたくさん聞くことになると思う。ティーにだけは知っておいて欲しいと思って。アタシは変わっていない」街に出たティーが友人たちから聞くアールの姿は、まるで別人のように痛々しく、荒んだものだった―。彼女が自らを貶め、危険を恐れずに求めたものとは…。」という好例(?)のコピペ。

 うん、感想は「物たりねー」ですかね。薄かったのが個人的に裏目にでました。
 作品の内容としては「十分だけど、もっとできたよね」ってかんじですかね。どっかの短編集にのってそうなほどにまで話が空っぽにみえてしまいました。あれですよ、衝動はあるけど作品に入れてある気持ちがつりあってないっつーか、なんつーか、、、、わからねぇや。
 「誰かを思う」がテーマだそうです。ここのところの感情は強いんですよ、だけど文章がみじかいからちゃんとつたわりずらい、っていうのかな。さっきいってたことと違うこといってるけど、、、
 まぁ終わりにはびっくりした、とでもいっておこう。
 辻村深月をはじめて読む人には向いているかもしれない。最初に読むことによって、作者の実力はわからない。そんな人にはこの「誰かを思う」が通じる、そんな気がします。

 そんなわけで、辻村さんの本を読んだことのない人、ぜひどうぞ。
 もちろん、読んだことのある人も

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年05月29日 19:44