伊丹伽楼羅 - 俺たちに翼はないWiki@2ch

伊丹伽楼羅（いたみかるら）

またの名を“ガルーダ・ダークブラック”。
けっして鶴吉ではない。

自らを異世界『グレタガルド』の国王だと信じている狂人。
その実態は、「誰かをやっつけてやりたいと思う気持ち」から生まれた羽田ヨージの第二人格。
“発作”に見舞われると精神変容状態におちいり、幻覚や被害妄想に襲われて攻撃的になる。
動作の流れ、筋肉の動き、感情の発露、あるいはよりセンシティブな直観、経験則、空気の揺らぎ、いずれに目を付けようとも予兆がほとんどなく、ゆえに攻撃が読みづらい。
まるで少年誌に出てくる厨二設定のようである。

以下はすべて本人談（要出典）

• 歴代のグレタガルド王に比して感情を表に出す方である。
• 騎士団に冷笑されながらも、毎日ひとりでトチノキやトネリコの枝を拾いつづけた。
• 勇猛果敢にしていかなる脅威にも臆せぬ男だが、地獄の闇とオークの口臭と仲間外れにだけは弱い。
• 熱しやすく冷めやすい性格だと言われ、そのせいか口づけは情熱的ながら眼差しは涼しげである。
• 臣下や民衆から星の数ほどの賛辞を送られてきた（しかしこれはすべて空想上の出来事だったかもしれない）。
• ブルージュエル丸が嵐で難破した際に、海の藻屑となって天国へと送られた。
• 一方そのころ廃都ブングスタルフでは、海賊王ガリアヌスと火花散る激闘を繰りひろげていた。

１週目では大抵の人が敬遠するが、２週目以降は見方が変わり、爆笑や憐憫を施す、いわば「噛めば噛むほど味が出る」を体現したキャラクターとなっている。

彼に対応するヒロインは、スレではもっぱら鳳翔ということになっている。
まあ十年越しの片思いだし無理もないが。

長兄であり正統なる王位継承者として弟たちに高圧的な態度を取ることも多いが、弟たちが生まれたのは自らが奈落に落ちた後で、
彼の立場から考えれば弟たちは彼が奈落に落ちた隙に現世での生をかすめ取った盗人に違いなく、
そう考えると、事情も知らずに生まれた弟たちを『簒奪者』と蔑む態度も理解できる。

主人格のヨージと共存していた時代があるのは彼のみであり、
ヨージが奈落に落ち、閉じ込められていた時代は彼のみが現世に存在していた。
さらに、奈落落ちした後も『世界の目』で時折現世の様子を覗いていたことから、
主人格のヨージを含めても物語のすべてを見ていた唯一の人格とも言える。

他の万色の四枚羽根の面々と違い未来に諦めを持たず、
夢テレビやタカシガルドなどの自分を慰める娯楽も『奈落の魔性の作り出すまやかし』と唾棄し現世での生を渇望し続ける意志力。
怒りと怨嗟という自分の存在意義を、プリンセス・ダヴの愛に報いるために捨てたことで奈落落ちし、
ずっと耐え忍んで戻った世界でも、自らの渇望の成就よりも愛する姫の願いを優先する健気過ぎる純愛。
奈落生活と生まれの影響で言動は一見すると滅茶苦茶だが、言っていることは事の本質を突いている場合も多く、
知識と常識が備われば、『賢者王』の自称に恥じない立派な人物になる…のかもしれない。

名言集
「うぉんむ、うぉんむ」
「ばふん」
「たぶん効かぬわァァァ！」

• 一週目からこいつの異常性を見て直ぐに受け入れられたのは、俺は異端 -- 名無しさん (2010-04-10 17:58:38)
• 一週目から大好きでした、今も大好きです。 -- 名無しさん (2010-08-25 08:24:23)
• 虹色リストランテのエンディングでちょっと救われた -- 名無しさん (2010-08-26 06:33:11)
• たまに名前が伊丹伽桜羅になってる箇所があって困る -- 名無しさん (2011-04-22 04:12:59)
• こういうキャラは見てるとなんかどうしようもなく泣けてくる -- 名無しさん (2011-06-10 02:28:23)
• 一週目から笑わせてもらった -- 名無しさん (2011-06-13 10:49:55)
• あ、俺、ただの譫妄じゃん -- 名無しさん (2011-08-13 08:48:10)
• な、なんだよ -- 名無しさん (2012-07-01 01:16:35)
• ジョゼット「だれかをやっつけたくなる気持ち」 -- 元ネタ？ (2014-12-08 23:54:43)
• いや、ほんと噛めば噛むほどなキャラだよね。報われたのだろうか -- あ (2016-01-29 14:42:50)
• いや、迦楼羅最強だろ -- 名無しさん (2016-02-09 02:51:35)