ここはヘブン学園ごく普通の美容学校である。
鎌瀬先生『おいテメェら!授業中にこんにゃく投げてんじゃねぇぜ!!』
良い子『静かにしてもらえますか、かませ先生』
悪い子『うるせぇぞかませ犬』
普通の子『かませ』
鎌瀬先生『はぁ゙ん!?』
きーんこーんかーんこーん
鎌瀬先生『はぁ・・・一体どうしたら生徒に馬鹿にされなくて済むのやら・・・』
???『その言葉、聞き捨てなりません、ですわ!!』
鎌瀬先生『!?
・・・・・・アンタは・・・半滑宮さん・・・?』
半滑宮さん『いいえ!!私は「めちゃコワモテ組長」です、ですわ!』
鎌瀬先生(ん?じゃあ別人か・・・顔怖いし・・・声高いし・・・)
めちゃコワモテ組長『私がアナタを、超コワモテ男子に変えてあげます、ですわ!』
鎌瀬先生(いや、さっきまで半滑宮さんだったような・・・ん?一瞬で変身するとも考えられねぇし・・・)
めちゃコワモテ組長『ヤるかヤらねぇか、はよぅ答えんかい!
、ですわ!』
鎌瀬先生『はぁ゙ん!?』
めちゃコワモテ組長『まずはご存知、鬼畜体育教師の菊田師範に強い漢の基礎を叩き込まれろ!、ですわ!』
菊田師範『押忍』
鎌瀬先生(ひぃ)
ドカドカバシバシ。
菊田師範『いいか坊主、菊田活殺拳の極意は・・・』
鎌瀬先生『ぶへっ』
菊田師範『つまり!』
鎌瀬先生『ぴーーーーーー』
菊田師範『そして!』
鎌瀬先生『アッーーーーーーー!』
菊田師範(!?・・・何だこいつは、次々に奇妙かつ軽快、そして的確の反対ながら華麗かつ合理的な動きをしやがる、こいつまさか・・・!?)
めちゃコワモテ組長『それですわ!真のコワモテ男子の極意は、惨愚羅洲(サングラス)と犯痴派亞魔(パンチパーマ)にある、ですわ!!!』
菊田師範『ッ・・・もう、お前に教える事は、何もない。』
鎌瀬先生『・・・ほん、ほん、ほんとですかぁ・・・』
菊田師範『お前は学び、編み出したのだ、新たな流派「華魔世圧殺拳」を・・・』
華魔世先生『なん・・・だと・・・』
めちゃコワモテ組長『自分では自分の怖さを実感できない、それが、超コワモテ男子の証なのです、ですわ!!』
きーんこーんかーんこーん
華魔世先生『おいテメェら!!授業中にカメックス投げてんじゃねぇぞ!!』
良い子『・・・』
悪い子『・・・・・・』
普通の子『あ、ちょうちょだー』
番長(身長3メートル)『おい、閃光いや先公。俺とやる気か?』
華魔世先生『受けて立つぜ。先生としてではなく、一人の男として・・・華魔世圧殺拳!!!!』
どかどかばきばき
村井くん『鎌瀬先生全治五拾ヶ月だってさ』
牧田くん『まさに!』
菊田師範『新しい流派が出来たとは言ったけど、全然強くないんだよね』
めちゃコワモテ組長『真のコワモテ男子への道はまだまだ遠いぜコノヤロー、ですわ!!!!』
最終更新:2010年06月12日 15:30