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「ゴイスーな――」 - (2021/10/29 (金) 23:51:13) のソース
*「ゴイスーな――」 ◆WwHdPG9VGI 駆け去った男の後を辿るのは、風にとってそれほど難しくはなかった。 舗装などされていない森の地面には、なにか暴力的とも言えるほどの力を持ったものが駆け抜けた跡が、 くっきりと残されていたからである。 ただ、問題なのは自身の肉体的疲労だった。 目覚めてからずっと動き続けていた無理がたたって目は霞み、体は重く、足はもつれる。 そして精神的疲労も。 今かかったばかりの放送の中で告げられた、禁止エリアに留まって爆死する者がいたという事実は風を打ちのめした。 (助けられなかった・・・・・・) あれだけの労力を費やした行為が無駄に終わったという思考が、無力感と徒労感を呼ばぬはずはない。 心を蝕む暗い思いは気力を萎えさせ、疲労感を倍化させた。 しかし、それでも風の瞳に宿る意志の光は消えてはいなかった。 『信じる心の強さが未来を決める』それがセフィーロでの戦いで風が学んだこと。 確かに、自分の力が足りなかったせいで犠牲者が出てしまった。だが、光もエルルゥもまだ生きている。 ならばこそ、ここで信じることをやめるわけにはいかない。 戦いを止められると、自分は光と共に東京に帰ることが出来ると、信じることをやめるわけにはいかない。 ――海ちゃん、風ちゃん、3人一緒に東京に帰ろうね! 光の声が聞こえた気がして、風は口の端に微笑を浮かべた。 セフィ ーロにいた頃、光が口癖のように言っていた言葉。3人で交わした誓いの言葉。 いきなり右も左も分からない異世界に召喚され、世界を救ってくれと言われた。 それからは、襲ってくる刺客や徘徊する魔物との戦いの連続だった。 一人だったら絶対に耐えられなかった。でも、3人一緒だったから。 かけがえのない、生まれて初めて自分の命よりも大事だと、命を賭しても守りたいと思った友達、光と海と一緒だったから頑張れた。 危なっかしい所があるけれど真っ直ぐで明るい光。高飛車に見えて実は繊細で仲間思いだった海。 これからずっと、三人で一緒に同じ時を過ごしていくつもりだった。 それなのに、海はもうこの世にいない。 だからもうこれ以上、絶対に失いたくない。 (帰りましょうね、光さん。一緒に、東京へ……) 風は決然と顔を上げ、強く前を見据えた。 歩く。闇の中を、どこからか聞こえる虫の声だけを友としてひたすらに風は歩く。 唐突に視界が開けた。 森の中にぽっかりと開いた空間に出現したそれは―― 「ログハウス・・・・・・」 誰か負傷した人間が、ひょっとしたら先ほど具合が悪そうに見えた人間が休んでいるかもしれない。 誰もいなくても何か役に立つものがあるかもしれない。 光やエルルゥの行方を知る手がかりになるものがあるかもしれない。 仮にそれら全てが存在しなくても、十分な休息が取れる場所というのはありがたい。 風は躊躇なくログハウスに向かって歩を進めた。 ■ 辺りに人の気配は無い。窓からそっと中の様子をのぞき込んでみる。 ――いた。 若い女性が一人、ベッドに横たわっている。 服装からして、先ほど 奇声を上げながら高速で駆け去った男に背負われていた人間と同一人物に間違いない。 そしてさらに観察を続けるうちに、女性がトグサの言っていた『セラス』の特徴を多く備えていることが分かった。 (金色の髪、今見えた長い犬歯、体格、服装・・・・・・多分、間違いない) ホテルにいるはずの『セラス』が何故ここにいるのかという疑問はある。 だが、トグサと『セラス』が分かれてから経過した時間を考えれば、 『セラス』がホテルにとどまらずに何らかの行動を起こしていたとしても何ら不自然ではない。 最低でも情報交換は行っておきたい人物である。 (それに、体調があまりよろしくないみたいですわ・・・・・・) 先ほどから『セラス』は何度も顔をしかめたり、身をよじったりしている。 ほうってはおけない。 風は、ログハウスの入り口へと向かった。 ■ 「セラスや・・・・・・起きなさい! セラスや・・・・・・」 気がつくとセラスの目の前には、眼鏡をかけた天使の格好のオジサン(小太り)がふよふよと空中浮遊していた。 本来なら驚嘆してしかるべき光景なのだろうが、3度目となると多少免疫もつく。 「・・・・・どちら様ですか?」 「私はあなたの銃、カラシニコフの精です」 「そーですかー・・・・・・。ちなみにここはどこdeathか?」 ボロいビルとボクシングリングとサッカー場が不毛の荒野に林立してるというマジメに考えると 脳細胞が半分くらい死滅しそうな光 景を見渡しながら、声に諦めと疲れを等分に含有させ、セラスは目の前の男に尋ねた。 「ここはこの私、カラシニコフの精空間タイプ2、スタローン空間なのでスタローン」 「なるほどぉ。じゃ、起きますねー。どーせまた私の身に、ゴイスーなデンジャーが――」 「お前はもうここから出られないんだスタローン。ここで一生、一作目は名作なのに、 シリーズを重ねるにつれて微妙になっていく作品に出まくるのだスタローン」 「なっ!?」 聞き捨てならない言葉に、セラスは足を止めた。 「お前はこれから、テーマソングが鳴り響くとパワーアップするボクサーと戦ったり、 マイケルケインとナチス相手にサッカーやったり、ハインドを弓矢で打ち落として、 ゴールデンラズベリー賞を総ナメにしたりするのだスタローン」 「ちょっ・・・・・」 ――ぐさ。 どこからともなく飛んできた木製の手投げナイフのようなものが、カラシニコフの精の目に突き刺さった。 「GAAAAAAAAAAAAAAAA」 悲鳴が轟く中、 「そいつは偽者だ! 起きるんだ、セラス。仲間が君を待っている!」 ノートに悪人の名前を書いていそうなカラシニコフを持った黒髪の少年が、セラスに向かって叫んだ。 「えっと・・・・・・」 ――びし。 唐突に黒髪の少年の額に穴が開いた。 「地獄で会おうぜ、ベイビー」 ビルの陰から現れた、これまたカラシニコフを手に提げた未来から来たサイボーグに守られていそうな少年が叫ぶ。 「AHHHHHHHHHHHHHHHHHH」 「軍曹! 教則217、ケース5だ。カラシニコフの裁きのもと、5.45ミリ弾で奴等の顎を喰いちぎれ!!」」 「カシムカシムと・・・・・・。馴れ馴れしいんだクソ野郎!!」 「誰だ貴様!!」 「誰だ、誰だ、誰だ~♪」 「完全無欠にカンケーないから帰れ!!」 「AHHHHHHHHHHHHHHHHHH」 「うっせー!!」 「パンがないのなら糞便を食べればいいじゃない」 「わけわかんねーよ!!」 「―――!!」 「―――!!」 「――あの、大丈夫ですか?」 「!!」 セラスは目を開いた。 その目に映ったのは、自分を見下ろす少女。反射的にセラスは全身の筋肉に機動命令を出した。 命令に反応して、セラスの全身の筋肉がたわむ。 だが、少女の瞳の中には目の前の相手を真摯に心配する感情しかなく、それを見て取ったセラスは、ホッとして力をぬいた。 (よかったぁ。積極的に殺して回るタイプの人間じゃないみたい) まあ、目の前の少女がそのタイプの人間なら、今頃セラスは塵になっているはずであるから、当然といえば当然なのだが。 セラスはゆっくりと身を起こしながら、少女に目を走らせた。 髪は最上級の紅茶を薄く入れたような色、歳はみくると同じくらいか。 やわらかな印象を与える顔立ちをしており、優しい碧の瞳が印象的だ。 大分疲労しているのが見て取れるにもかかわらず、どこか毅然とした所作からは、芯の強さも感じられる―― 「・・・・・・ん?」 今更ながらにセラスは自分の額にのった、湿ったハンカチに気づく。 「これ、あなたが?」 「はい」 「あ、ありがとう」 ――どう考えても悪人の類ではない。 というより、積極的に参加者を殺しまわる類の人間であるかもしれない初対面の自分を、これほど心配している所をみるに、 どちらかといえばお人よしの部類に入りそうだ。 「いえ、当然のことをしたまでですわ。それより、起きて大丈夫なのですか?」 「うん、体は別に問題ないから。ちょっと悪い夢を見てただけだし」 心配そうに問いかけてくる少女に、セラスは笑顔で応じた。 本当は完全に吐き気やらがおさまったわけではないが、何でもない風を装えるくらいには回復している。 夜の住人、吸血鬼の面目躍如と言った所か。 (それにしてもあの状態で寝れちゃうなんて・・・・・・。ハードな一日だったもんなぁ) 吐き気の不快感を、戦闘によって消耗した肉体と精神の回復欲求が凌駕した結果ということだろう。 「そうなんですの? でも、本当に無理はなさらないでくださいね・・・・・・。 申し遅れましたが、私、鳳凰寺風と申します。 失礼とは存じますが、あなたは――」 「ちょーっと待ったぁ!」 セラス・ヴィクトリアさんではないですか? と続けようとした風の言葉をセラスは大声で遮った。 驚いたように目をしばたかせる少女に、 「今あなた、ほうおうじふうって言ったよね? ひょっとしてあなた、ひかるっていう子、知ってるんじゃない?」 少女の瞳が一気に大きさを増した。 * * 夜の森を風は駆けていた。 足が軽い、心が軽い。さっきまでの重さが嘘の様だ。さ迷うのではなく、明確な居場所が分かるだけでこうも違うものか。 (光さんに会える。今度こそ、会える) そう思うだけで、心が沸き立つ。 光の向日葵のような笑顔が脳裏に浮かぶ。 「風ちゃん」という自分を呼ぶ元気な声が聞こえてくる。 (会いたい。早く光さんに会いたい) 思いは既に彼方に飛んでいるのに、体はまだ此処にある。 それがたまらなくもどかしい。 だから、風は必死に足を動かす。そうすれば、光との距離がそれだけ近づいてゆくから。 一分、一秒でも早く、大切な人に会いたいから。 そんな風を横目で見て、セラスはやれやれと小さくかぶりを振った。 『ひかるっていう子、知ってる?』 この一言は、風に劇的な効果をもたらした。 風はそれまでの落ち着いた態度をかなぐり捨てて身を乗り出し、光の特徴を矢継ぎ早に挙げ、 それが一致すると分かると歓喜の表情を浮かべ、感極まったようにセラスに何度も礼を言い、 トグサが病院に向かった事をセラスに告げると風の如く走り去ったのだ。 この間、わずか十数秒。 風に無視できない疲労を感じていたセラスは慌てて追いかけ、 待っていれば、今すぐにでも超スピードで走れる仲間が来るかもしれないし、仮にホテルにまだいたとしても、 その仲間と連絡をつけて連れて行ってもらう方が絶対に早いと説得を試みた。 だが風は、セラスの気遣いに対して礼こそ丁寧に述べたが、待ってなどいられないと言って頑として聞き入れようとせず、 走り去ってしまったのだ。 元の職業柄なのか生来の気のよさなのか、危険人物が多数徘徊している空間に少女が一人で突っ込んでいくのを見過ごす、 などということはセラスには無理だった。 慌ててログハウス戻り、クーガー宛にホテルに戻る旨を書いたメモを残し、 吸血鬼の超感覚と走力を動員してなんとか風に追いつき、今に至るというわけである。 (ログハウスならともかく、ここで糸無し糸電話でクーガーさんを呼んだら逆に面倒かぁ。 行き違いになっちゃう可能性あるし、分かりやすい待ち合わせ場所を決めて、そこまで移動すんのは手間だし。 それにしても、嵐みたいなひかると違って、おしとやかっぽい子だと思ったんだけどなぁ。この子もなかなか・・・・・・) 小さく笑みを浮かべ、セラスは改めて風の様子をうかがった。 やはりというべきか、気持ちは大分先に行っているようだが、体があまりついていっていない。 しかし、休めといっても聞かないことは先ほどのやりとりで良く分かっている。 一つため息をつき、 「よいしょっと!」 セラスは手を伸ばし風をひょいと担ぎ上げた。 「な、何を、なさるんですの!?」 「こらこら、暴れない! さっきもいったけど、ふうはこれ以上無茶するとマジで倒れちゃうって」 頬を赤らめて抗議する風に、たしなめるようにセラスは言った。 「で、でも、セラスさんだってお疲れになっているはずですわ。迷惑をかけるわけには――」 「だ~いじょうぶだって、お姉さんに任せときなさい!」 完調でなくともセラスにとって女の子一人ぐらいそれほど大した荷物ではない。 (女の子を抱えて走るのはこのゲームが始まってからこれで二度目だなぁ) 一度目はキャスカに襲われて、みくるを抱えて逃げた時だったはずだ。 守ってあげられなかった、愛くるしい少女の顔が脳裏に浮かび、セラスは顔をしかめた。 みくるのことを思い出すと、心がしめつけられるように痛む。 「ねえ! ひかるとは長い付き合いなの?」 胸の痛みを振り切ろうと、セラスは努めて明るい声で風に尋ねた。 ほんの少しでも待つのが嫌だというくらい会いたいと思う友達だ。浅い関係のはずはないが―― 「いいえ。時間ということだけを考えるならそれほどでは」 「そ、そうなの?」 意外な言葉に思わずセラスは風の顔を直視した。 「心に時間は関係ありませんわ。光さんは、私の大切な親友です」 調子は穏やかだったが、風の声には確固たる確信の響きがあった。 「そっか・・・・・」 セラスは呟くように言い、視線を前に戻した。 (心に時間は関係ない、か) 隠れていろといった自分の言葉を無視して、どう考えても戦いに不向きなみくるが恐怖を抑え込み、 あの時あの場に姿を現したのは何故だ? 決まっているではないか。 ――仲間のことが心配だったから、だ 会って間もない、言葉を少しかわしただけの、セラスのことが心配だったからだ。 ぎりっとセラスの奥歯が軋みを上げた。 地獄そのものの環境におかれながら、他者を思いやることができるみくるや風のような人間は、 闘争の場に居るべき存在ではない。いてはいけない。 それを無理矢理こんなクソったれなゲームに巻きこむなんて。 (何か・・・・・・。すっごくムカついてきた) セラスの犬歯が主の怒りに反応し鋭く伸び、瞳が漆黒の闇の中で爛々と光を放つ。 (まず、ふうをひかるに会わせて、ふうにゲインさんを治してもらって、トグサさんと合流して、そんで・・・・・・) ――ギガゾンビをやっつける 怒りの火花はいつしか決意の炎へと変わり始めていた。 やっつけるといっても現時点ではどうやったらいいのか分からないが、トグサがあれから何か掴んでいるかもしれない。 生き残りの中に誰か分かる人間がいるかもしれない。 何と言っても自分の運は、珍しく登り調子なのだ。 (トグサさんと合流可能になったし、ゲインさんの傷も、もっとよくなるだろうし、ひかるはふうと再会できるし、 ふうは自分の持ち物を手にいれることができるし・・・・・) セラスは左手に持ったカラシニコフをしげしげと見た。 ナントカの精に出会った後は、いつもゴイスーなデンジャーがやってきたが、 今回はふうというラッキーがやってきてくれた。 (Thanks! これからもよろしくね) 軽く銃身に口づけた後、セラスは脚に力を入れた。 セラスは知らない。 確かに今回は、セラスのいう所のゴイスーなデンジャーの方から迫ってきてはいない。 だが、ホテルで起きている事を知っていたならラッキーなどと思えただろうか? 糸無し糸電話を使っていたら、その異変に気づく事ができたと知っていたなら? トグサが既に病院から移動していると知っていたなら? 何より、ホテルで起こっている災禍の原因の一つが自分の主であり―― ――自分の主が風の親友を殺したと知っていたら? だが、セラスは知らない。 故にセラスは、ホテルに向かって疾走する。 夜を切り裂いてホテルへと突撃していく。 少女の願いをかなえるために。 決意の一歩を踏み出すために。 セラスと風を待つもの、それはゴイスーな―― 【F-7/1日目/夜】 【セラス・ヴィクトリア@HELLSING】 [状態]:腹部に裂傷(傷は塞がりましたが、痛みはまだ少し残っています)、嘔吐感は大分おさまりました [装備]:AK-47カラシニコフ(29/30)、スペツナズナイフ×1、食事用ナイフ×10本、フォーク×10本、中華包丁 [道具]:支給品一式(×2)(バヨネットを包むのにメモ半分消費)、糸無し糸電話@ドラえもん、バヨネット@HELLSING、AK-47用マガジン(30発×3)、銃火器の予備弾セット(各40発ずつ) [思考・状況] 1:早くホテルに戻って、風と光を再会させる。 2:風にゲインを治してもらう 3:トグサと合流して情報交換をし、ギガゾンビを倒す方法を模索する 4:キャスカとガッツを警戒。 5:アーカードと合流。 [備考]:※セラスの吸血について。 大幅な再生能力の向上(血を吸った瞬間のみ)、若干の戦闘能力向上のみ。 原作のような大幅なパワーアップは制限しました。また、主であるアーカードの血を飲んだ場合はこの限りではありません。 【鳳凰寺風@魔法騎士レイアース】 [状態]:健康、魔力中消費(1/2) 疲労が溜まっている [装備]:小夜の刀(前期型)@BLOOD+、スパナ、果物ナイフ [道具]:紅茶セット(残り5パック)、猫のきぐるみ、マイナスドライバー、アイスピック、包丁、フォーク 包帯(残り3mぐらい)、時刻表、電話番号のメモ(E-6駅、F-1駅) [思考・状況] 基本:光と合流して、東京へ帰る。 1:光に会いたい 2:消えたエルルゥが気がかり(ただし、現時点では光との再会のことで頭が一杯なので一時的に忘却中) 4:怪我人を見つけた場合は出来る範囲で助ける。 5:自分の武器を取り戻したい。 6:もし、人に危害を加える人に出会ったら、出来る範囲で戦う。 [備考] ※「癒しの風」について 風の魔法である「癒しの風」はいわゆる回復魔法です。 基本的に人間の自然治癒力を高める効果を持っており、傷や疲労の回復を促進します。 ただし、魔法により傷が完治するということはなく、あくまで回復の補助をするだけに留まります。 よって、切断された部位の接合や死者の蘇生は効果の範疇の外にあることになります。 また、病気や食中毒、疲労を回復することは不可能です。 また、発動には魔力と一定の時間を要し、対象が一箇所に固まっていた場合はそこにいた全員に効果があります。 *時系列順で読む Back:[[FOOLY COOLY]] Next:[[なまえをよんで Make a Little Wish(前編)]] *投下順で読む Back:[[FOOLY COOLY]] Next:[[なまえをよんで Make a Little Wish(前編)]] |207:[[「ゼロのルイズ」(後編)]]|セラス・ヴィクトリア|228:[[ここがいわゆる正念場(前編)]]| |202:[[「何人たりとも俺は止められない!」/「まぁ、速い」]]|鳳凰寺風|228:[[ここがいわゆる正念場(前編)]]|