4月、冬樹社から『畏怖する人間』を新装版刊行。9月、河出書房新社から『小林秀雄をこえて』刊行。
代表的論文:「告白という制度」「交通について」「仏教について:武田泰淳」「児童の発見」
● 「手帖III」、『カイエ』1979年1月号
● 「告白という制度」、『季刊芸術』1978年冬号、1979.1
 →『日本近代文学の起源』講談社、1980.8→講談社文芸文庫、1988.6→新序文版『日本近代文学の起源 原本』講談社文芸文庫、2009.3
● 「街の眺め きれいはきたない」、『群像』1979年1月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「時評家の感想」、『文芸』1979年1月号
 →改題・抄録「理論について:あとがきにかえて」、『反文学論』冬樹社、1979.4→講談社学術文庫、1991.11
● 「知の変貌・知の現在」(中村雄二郎との対談)、『週刊読書人』1979年1月1日号
 →中村雄二郎『知の変貌・知の現在 中村雄二郎対話集』青土社、2001.8
● 「手帖IV」、『カイエ』1979年2月号
● 「街の眺め ゲリラと文学」、『群像』1979年2月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「手帖V」、『カイエ』1979年3月号
● 「マルクスと漱石」(蓮實重彦との対談)、『現代思想』1979年3月号「特集=小林秀雄」
 →『ダイアローグ』冬樹社、1979.8→増補改訂『ダイアローグI 1970-1979』第三文明社、1987.7
 →蓮實重彦『饗宴II』日本文芸社、1990.5
● 「交通について」、『現代思想』1979年3月号「特集=小林秀雄」
 →中上健次・柄谷行人『小林秀雄をこえて』河出書房新社、1979.9
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
 →『差異としての場所』講談社学術文庫、1996.6
 →『群像 日本の作家14 小林秀雄』小学館、1991.10
● 「街の眺め 石の謎」、『群像』1979年3月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「なぜ演劇か:渡辺守章『虚構の身体』」、『海』1979年4月号「特集=ジョン・ホークス:喜劇の行動」
● 「手帖VI」、『カイエ』1979年4月号
● 「街の眺め 神技」、『群像』1979年4月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「"戦後文学"論争をめぐって:対立が隠蔽した"差異"の回復」(秋山駿・絓秀実・菊田均との座談会)、『流動』1979年4月号
● 「新装版へのあとがき」(1979.3.記)、『畏怖する人間』新装版、冬樹社、1979.4
● 「手帖VII」、『カイエ』1979年5月号
● 「街の眺め 天中殺」、『群像』1979年5月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「読書鼎談:加賀乙彦『宣告』」(森敦・三木卓との座談会)、『文芸』1979年5月号
● 「手帖VIII」、『カイエ』1979年6月号
● 「街の眺め 河馬を見よ」、『群像』1979年6月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「読書鼎談:中村光夫『グロテスク』・藤枝静男『悲しいだけ』」(小島信夫・三木卓との座談会)、『文芸』1979年6月号
● 「文体について」、『文体』1979年夏号、1979.6
 →中上健次・柄谷行人『小林秀雄をこえて』河出書房新社、1979.9
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
 →『差異としての場所』講談社学術文庫、1996.6
● 「解説 仏教について」、『武田泰淳全集第17巻』筑摩書房、1979.6
 →改題「仏教について:武田泰淳」、『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
 →改題「仏教について:武田泰淳」『差異としての場所』講談社学術文庫、1996.6
● 「肉体のエクリチュール」(唐十郎との対談)、『週刊読書人』1979年6月25日号
● 「意味という病」、『季刊芸術』1979年夏号、1979.7
 →『日本近代文学の起源』講談社、1980.8→講談社文芸文庫、1988.6→新序文版『日本近代文学の起源 原本』講談社文芸文庫、2009.3
● 「読書鼎談:中上健次『水の女』・日野啓三『鉄の時代』」(森敦・三木卓との座談会)、『文芸』1979年7月号
● 「小林秀雄について」(中上健次との対談)、『文芸』1979年月号
 →改題「小林秀雄をこえて」、中上健次・柄谷行人『小林秀雄をこえて』河出書房新社、1979.9
 →改題「小林秀雄をこえて」『ダイアローグI 1970-1979』第三文明社、1987.7
● 「占星学のこと」、『言語生活』1979年8月号「特集=占い」、筑摩書房
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「あとがき」、『小林秀雄をこえて』河出書房新社、1979.9
● 「手帖IX」、『カイエ』1979年10月号
● 「第二版へのあとがき」(1979.9.1.記)、『意味という病』冬樹社、1979.10→講談社文芸文庫、1989.10
● 「手帖X」、『カイエ』1979年11月号
● 「根底の不在:伊興吉『長雨』について」、『群像』1979年11月号
 →『批評とポスト・モダン』福武書店、1985.4→福武文庫、1989.1
● 「文学者」を疑え」(田中小実昌との対談)、『日本読書新聞』1979年11月5日号
● 「手帖XI」、『カイエ』1979年12月号
● 「安吾、理性の狂気」、『國文學 解釈と教材の研究』1979年12月号「特集=坂口安吾:われらが同時代人」
● 「児童の発見」(1979.12.記)、『群像』1980年1月号
 →『日本近代文学の起源』講談社、1980.8→講談社文芸文庫、1988.6、新序文版『日本近代文学の起源 原本』講談社文芸文庫、2009.3

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最終更新:2009年05月16日 05:55