口蹄疫発生マップ
製作:hisa
★-農水省の動き
4月 9日
- 宮崎県都農町の畜産農家の牛1頭に口腔びらん等の症状を確認。
- 疑似患畜として確認。
4月16日
- 2頭が同様の症状
4月19日
- さらに1頭が発症
4月20日
- 宮崎県都農町の畜産農家の和牛3頭が感染の疑いが確認された。家畜伝染病予防法に基づき、宮崎県は当該農家から半径10キロを移動制限区域、半径20キロを搬出制限区域に指定し、消毒ポイントを設置して感染拡大の防止にあたった。
- 口蹄疫防疫対策本部の設置★
- 食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会第10回牛豚等疾病小委員会の開催。予定議題:宮崎県における口蹄疫が疑われる事例について ★
4月21日
- 宮崎県川南町の乳肉複合畜産農家に飼養されていた6頭の牛に感染の疑いが確認された。
4月23日
4月25日
- 新たに4頭の感染が確認され、殺処分の対象は1108頭に上り、農林水産省によると過去100年間で最多となった。
4月27日
- 宮崎県川南町にある宮崎県畜産試験場川南支場で飼育している豚5頭についても、口蹄疫に感染している疑いが確認された。
- 東国原知事が赤松農林水産大臣を訪問、対応を要請
- 口蹄疫疫学調査チームの現地調査及び第1回検討会の開催★
- 家畜共済掛金の納入を猶予する特例措置等を講ずるよう、県を通じ、農業共済組合等に対し指導することとした★
4月28日
- 当初の感染例から約70km離れた宮崎県えびの市の農家からも、感染が疑われる牛が確認された。これまでの感染例はすべて宮崎県児湯郡であったが、えびの市への感染拡大に伴い、移動・搬出の制限区域が鹿児島県の一部にも拡大
- 自民党谷垣総裁が現地視察、対応を協議記事
- 第2回口蹄疫防疫対策本部の開催★
- 口蹄疫に関する緊急対策のため宮崎県が平成22年度予算の補正について専決処分。補正額は一般会計32億9,883万9千円。歳入財源は、国庫2億5,300万円、繰入金5億4583万9千円、諸収入25億。宮崎県公式サイト
- FAO(国際連合食糧農業機関)は声明を発表し、日本と韓国における口蹄疫の流行に対する憂慮を表した。記事
4月29日
- 山田農林水産副大臣が東国原知事と意見交換記事
4月30日
- 相次ぐ感染報告(4月30日時点で12例の報告)から移動・搬出制限区域が4県(宮崎・鹿児島・熊本・大分)に拡大
- 宮崎県川南町の養豚農家が飼育する豚が口蹄疫に感染した疑いがあると発表。県は農家が飼育する豚計1429頭を殺処分へ。記事
- 自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目の対策要請を申し入れ記事・具体的内容(PDF)・古川禎久議員公式サイト
- 対応を予定していた鳩山総理・赤松農水相は当日になってキャンセル。赤松農水相は夕刻に南米へ外遊出発
- (昨日の段階では鳩山総理も赤松農林水産大臣も申し入れを受けるという事でしたが、今日になって二方ともキャンセルしてきました。(キャッシュ))
- 自民党、政府に6日7日の委員会開会を要求。政府は拒否江藤拓公式ブログ
- 自民党口蹄疫対策本部記者会見(youtube)
- 「10年前の感染の際はただちに100億の予算が確保され対策がなされた」
- 「ところがこの段階になっても国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されていない」
- 「この状況で農水大臣が外遊するとは自民政権時代からすれば前代未聞」
- 「国からは消毒液一箱も届かず。国があたかも配ったように報道されているが、まったくの誤報」
- 赤松農林水産大臣、外遊へ。5/8帰国日程詳細
5月 1日
- 5月1日時点、殺処分される牛は7334頭、豚は1909頭 計9243頭
- 宮崎県が口蹄疫で自衛隊派遣要請。陸上自衛隊はおよそ100人の隊員を派遣。記事
5月 2日
- 1例目(O型)の患畜より単離された口蹄疫ウイルスが、アジア地域で確認されている口蹄疫ウイルスと近縁である(O/JPN/2010)ことが確認された
5月 3日
- 宮崎県川南町の養豚農場2カ所で豚計6頭が口蹄疫に感染した疑いがあると確認。県は18カ所目の農場が飼育する豚約1万5750頭と、19カ所目の約3010頭の計約1万8760頭を殺処分する。既に処分されたものも含め、これまでに処分対象となった牛や水牛、豚は計約2万7770頭。記事
5月 4日
- 舟山農林水産大臣政務官がデンマークに出張日程詳細
5月 5日
- 宮崎県川南町の3農場と、鹿児島県と熊本県に隣接する宮崎県えびの市の1農場の計4農場で、新たに家畜伝染病の口蹄疫に感染した疑いのある豚が見つかった。これまでに宮崎県内での口蹄疫の感染確定例・疑い例は、計23例で、処分対象となった牛、水牛、豚は計3万3985頭。記事
5月 6日
5月 7日
- 小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見予定記事
5月 8日
- 赤松農水相帰国日程詳細
5月 9日
- 舟山政務官帰国日程詳細
5月10日
5月13日
- 宮崎県は、県家畜改良事業団が管理してきた宮崎牛の優良な種牛6頭を西都市へ緊急移動しました。記事
- 口蹄疫で種雄牛6頭避難 宮崎県が例外措置。記事
- 宮崎県における口蹄疫の疑い事例の77例目~86例目について記事
5月14日
5月15日
- 宮崎の種牛を一元管理している家畜改良事業団の肥育牛から口蹄疫感染例江藤拓議員GREE
5月16日
- 疑い例も含め1市3町の計111農場 殺処分頭数は8万5723頭
- 東国原宮崎県知事、口蹄疫の現状把握のため宮崎入りした平野博文官房長官に支援を要望。
- 鳩山由紀夫首相、口蹄疫対策に関して、平野博文官房長官と首相公邸で協議。
5月17日
- 鳩山由紀夫首相を本部長とする口蹄疫対策本部を発足
- 宮崎県庁に現地対策本部も設置
- 宮崎県で関係部局長会議を開催。市町村など関係機関との連携強化や、宮崎県以外で発生した際の対応などについて確認。
5月18日
- 疑い例も含め1市4町の計126農場 殺処分頭数は11万4177頭
- 宮崎県川南、高鍋、新富の3町で新たに計15農家の牛と豚に感染した疑いがあると発表。新富町での発生は初めて。
- 東国原知事、宮崎県内に非常事態宣言 宮崎県HP 毎日.jp (魚拓)
5月19日
- 政府は、川南町と周辺の発生地域を対象に牛・豚全頭へのワクチン接種の方針を発表。
5月30日
川南、新富、都農、高鍋町、西都市の14農場で感染疑いがある牛、豚を確認。飼育している計7908頭すべて殺処分。都農町に管理者が同じ関連農場の牛11頭も殺処分の対象。
これで感染・感染疑いは238例、殺処分対象はこれまでの県発表に一部修正があり計16万3492頭(牛3万2頭、豚13万3474頭、ヤギ・羊16頭)
これで感染・感染疑いは238例、殺処分対象はこれまでの県発表に一部修正があり計16万3492頭(牛3万2頭、豚13万3474頭、ヤギ・羊16頭)
6月4日
- えびの市での家畜移動・搬出制限区域は4日午前0時に解除される。えびの市では4月28日に1例目の感染疑いを確認。5月13日に4例目を確認以降、新たな発生はない。
6月7日
- 農林水産省の疫学調査チーム(津田知幸チーム長=動物衛生研究所企画管理部長)は7日、2回目となる現地調査を実施。農場間を行き来した車両が感染を飛び火させた可能性が高いと指摘。また、経路については特定できていない、と発表。
6月9日
- 都城(みやこのじょう)で、感染疑いのある牛3頭が見つかる。
6月11日
- 政府は、都城や日向、宮崎市で初めて感染疑いが発生したことで、ワクチンや予防的殺処分など踏み込んだ防疫措置を取ると発表。一方、篠原孝農水副大臣は、周辺農家へのワクチン接種については、現時点では行わない方針と発表。
6月15日
- 13日までの殺処分状況をまとめ、発表(宮崎県)
殺処分の総対象数は27万5768頭。(感染疑い・及び確定分とワクチン接種分含む)このうちの64・2%が殺処分。残り9万8761頭。
しかし、ワクチン接種分のみについての実施率は1割程度。
殺処分対象の内訳。牛6万7675頭、豚20万8076頭、ヤギ・ヒツジ17頭。
5市5町のうち、「飛び火」発生があった日向、えびの、都城3市はすべての殺処分終了。全体の殺処分対象の6割近くを占める川南町でも84・7%に達する一方、5市町が5割に満たないなど地域差がある。
しかし、ワクチン接種分のみについての実施率は1割程度。
殺処分対象の内訳。牛6万7675頭、豚20万8076頭、ヤギ・ヒツジ17頭。
5市5町のうち、「飛び火」発生があった日向、えびの、都城3市はすべての殺処分終了。全体の殺処分対象の6割近くを占める川南町でも84・7%に達する一方、5市町が5割に満たないなど地域差がある。
ワクチン接種計12万5550頭。このうち、約4割、4万7527頭が感染疑いとなった。残りのうち、殺処分を終えているのは日向市のみ。
川南町の場合、感染確定・疑い分は9割以上済んだが、高鍋町、新富町とともにワクチン接種分は0%。ワクチン接種分で殺処分されたのは9167頭と、11・7%。
一方、感染確定・疑い分の殺処分割合は84・9%で、残りは2万9878頭。
川南町の場合、感染確定・疑い分は9割以上済んだが、高鍋町、新富町とともにワクチン接種分は0%。ワクチン接種分で殺処分されたのは9167頭と、11・7%。
一方、感染確定・疑い分の殺処分割合は84・9%で、残りは2万9878頭。
6月16日
- 県東部の搬出制限区域(半径10~20キロ)における早期出荷対策の実現は厳しい、と篠原孝・農林水産副大臣がコメント。空白地域を作る対処を実質上断念。代替措置として、消毒の強化や感染家畜の早期殺処分などを進める考えを示す。
- 多湿を好む口蹄疫ウイルスの特徴から、梅雨入りによる流行の拡大が懸念され、政府と宮崎県は、殺処分にあたる獣医師の数を大幅に増員。
- 口蹄疫ウイルスは感染した牛や豚が死ぬと徐々に死滅するが、湿度が60%を超えると生き残りやすくなり、湿度が高いほど感染しやすくなる。英国でも1960年代、霧が多い季節に50~60キロ風下まで感染が広がった例がある。一方、このウイルスは酸性かアルカリ性になると死滅するため、アルカリ性の消石灰が大量にまかれているが、消石灰が雨で流されたり、消毒液が雨で薄まったりすると効果が落ちる可能性がある
- 宮崎県は各都道府県に獣医師の応援を要請。170人体制へ。
- 国富町の肉用牛農場で感染疑いがみつかる。口蹄疫の発生した市町村は、終息したえびの市を含め5市6町。発生は290例目となる。 今回の農場は、家畜にワクチンを接種した県東部の対象地域の外に位置し、10日に飛び火が見つかった宮崎市内の農場からは北西に約4.5キロ。
6月17日
- 北沢防衛相は埋却支援のため、自衛隊員約1100人を派遣すると発表。14日以降、殺処分担当の獣医師も約100人から約170人に増員。郡司彰・農林水産副大臣は17日、感染家畜(疑い含む)の殺処分、埋却を20日までに完了させるという目標をほぼ達成できるとの見通しを示す。
6月18日
- 宮崎市で新たに口蹄疫(こうていえき)特有の症状を示す牛5頭が見つかった。牛38頭を殺処分。宮崎市での発生は今月10日に続き、2例目。現場は家畜の移動が出来ない移動制限区域内だったが、ワクチン接種区域からは外れている。
6月20日
川南町で20日、口蹄疫の感染・感染疑いで殺処分対象となった牛や豚約14万5千頭の殺処分、埋却作業終わる。町内1例目の確認から61日目で、延べ2万人が作業に従事。対象頭数は県全体の7割超を占め、殺処分の遅れが感染拡大を招いたとの指摘もある。埋却地の総面積は約30万平方メートルにも及ぶ。
残るワクチンを接種した家畜約1万2800頭の殺処分、埋却作業も17日から並行して行われており、4日間で約2千頭を処分している。
残るワクチンを接種した家畜約1万2800頭の殺処分、埋却作業も17日から並行して行われており、4日間で約2千頭を処分している。
6月22日
- 都城、日向で口蹄疫の清浄性確認検査、始まる。