「二重脳」 作者:哀川

連載期間(2005年06月26日~2005年08月26日

あめぞうURL: http://ame.dip.jp/log/story/050626204954.html

カテゴリー:  完結  長編(731レス)  推理・ミステリー 


あらすじ


すべての事を記憶する脳、セカンドイレブンを持つ青海紅葉。15歳になるまでその事実を知らされていなかったが、突然目の前に現れた相良に〝ELLA〟という謎の組織の存在を知らされる。そこで再会したエラ博士は、自分が紅葉を生き延びらせるためにセカンドイレブンを作り出したという。そして紅葉は〝ELLA〟の研究所に迎えられたが、それは紅葉に残酷な現実を目のあたりにさせる―――。紅葉は緑の培養液にいたころの記憶から真実にたどり着くことが出来るのか!?


感想

最高のSFです。面白い! でも何でそんな宇宙の理まで知っているような脳を持っている主人公はパパッと全貌が分かんなかったのだろう? 天才キャラは下手に主観にしない方がいい気もするけど、でもちゃんといいキャラになってるところが素敵。 英語がしゃべれちゃうところはなるしまゆりの『プラネットラダー』に通じるところがあるかも。セカンドイレブンが移植可能になったらまさにそうなるだろうなぁ。そういえば蓋の閉まった空き缶の不思議をセカンドイレブンの能力を見せ付けるために使われたけど、もっとふさわしい事象は無かったのかなぁとか思ったり。でも缶の謎はかなり考えてしまったから作者の思う壺だったのかも。そう思うと凄い。ちなみに私が考えた答えは製品の見本!それなら缶の大きさもちょっとは違っても……と思うし。でも……うう~ん、説得力ないな(笑) 多分他の理由があるんだろうね~。


備考

  • 番外編、『『二重脳』- 紅葉の時に君を思う。』(未完結)が哀川の素朴な書庫。(仮)で掲載されている。
  • 2を執筆中らしい(HPより)。

関連リンク

「盲目の太陽の下で。」(完結)
「魂の周期」(完結)
「ジョーカー」(完結)
「身体引き換えショップ」(完結)
「.FiNito.終止符  」(未完結)
「オーシャンブルーのピアスを耳に。」(連載中)
「ヴァンパイア研修所。」(連載中)

作者HP: 哀川の素朴な書庫。

「二重脳」

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最終更新:2007年01月14日 11:12