爆塵者

爆塵者(イクスプロジア)


ドルキの使用するPSI
任意の空間を爆破する能力。
極めて隠密性に優れ、攻撃の予兆を通常の五感では全く感知できないという特徴を有するため回避・防御が非常に困難。
爆破までに僅かなタイムラグがあるという唯一の欠点も、この長所の前には霞んでしまうためドルキ本人もさほど問題にはしていなかった。
脅威”の幻視で攻撃を予見できる霧崎兜に対しては不可視である利点を活かせないが、爆破範囲を広くすることでそれを補うことが可能。
指で円を描く、拍手するなどの動作で爆破範囲と威力を自由自在に操ることができるため使い勝手に優れている。
後述の圧縮形態を自らの至近距離で爆発させてもドルキ本人は無傷で居られたため自滅のリスクが無いばかりか、
長距離から近距離まで対応できるため「バースト波動の極致」とドルキ本人は評している。
さらに2度目の対アゲハ戦では暴王の流星対策として小規模な爆発を引き起こしこれをデコイとすることで暴王の流星を封殺しており、
応用力・柔軟性も決して低いものではないことを証明して見せた。
なお、W.I.S.E合流前には咥えたタバコを爆塵者で点火し弥勒の生中継を鑑賞するドルキ、という一コマが描かれている。

星船形態(せいせんけいたい)

ドルキが本気になると使用する爆塵者の派生能力。
自分の周囲の空間を巨大なバースト波動で覆い尽くし、全方向を捕捉し攻撃する全自動型攻防一体の移動要塞と化す。
この形態は通常の爆塵者とは違い可視となるのだが、その分威力と手数が桁違いに上昇するためより破壊に特化した能力となる。
PSI能力者の天敵である暴王の月と戦って負けたためイメージが悪いが、
雨宮桜子に「格が違いすぎる」、望月朧に「まるで戦艦だな」と言わしめ戦慄させたほど強力な能力であり、
周囲にまたがる岩山を根こそぎ薙ぎ払ってしまうほどの威力を誇る。
この時ばかりはカブトの脅威もまったく役に立たず、切羽詰った彼はドルキの言われるがままその場に釘付けにされることとなった。
攻撃力にばかり目を奪われがちではあるが、巨大で濃密なバースト波動が強固な防壁として機能し、
ドルキ自身にも浮遊能力が付加されるため全てにおいてハイレベルな次元でまとまっているPSIといえよう。


超圧縮(ちょうあっしゅく)

アゲハの暴王を打ち破るためにドルキが編み出した爆塵者の派生能力。
二つ目のイルミナを取り付けパワーアップを果たしたドルキは星船形態を超圧縮することにより、
暴王の流星を真正面から打ち消せるほど強力なPSIへと昇華させている。
圧縮した爆塵者は投擲も可能で、乱入してきたカイルに対して投げつけたものの、
着弾するよりも早くドルキのイルミナが砕かれてしまったため爆発は不発に終わったものと思われる。
また、宣戦の儀DVDの映像では星船形態と(逆説的であるが)似た形態を使用しており、
こちらはドルキが腕を掲げると同時に球状の爆塵者(こちらは可視)が爆ぜ散り、周囲の敵を爆撃するというものであった。
当初から広範囲・高威力を誇っていたようで、ドルキはこの能力により周囲のビル街へ多大な被害をもたらしている。


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最終更新:2013年03月07日 20:05
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