北国人

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だれでも歓迎! 編集

【北国人】

L:北国人 = {
 t:名称 = 北国人(人)
 t:要点 = 暖かい服装,白い肌で美しい人材,白い髪
 t:周辺環境 = 針葉樹林,木もないような雪原,豊かな小麦畑,豪雪対策された家,高い山
 t:評価 = 体格1,筋力0,耐久力-1,外見1,敏捷0,器用0,感覚0,知識1,幸運0
 t:特殊 = {
  *北国人の人カテゴリ = 基本人アイドレスとして扱う。
  *北国人は一人につきターン開始時に食料1万tが増加する代わりに生物資源1万tを消費する。
  *北国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。

 t:→次のアイドレス = 犬妖精(職業),魔法使い(職業),歩兵(職業),パイロット(職業),整備士(職業),国歌(絶技),アイドレス工場(施設),寮(施設),食糧生産地(施設),バトルメード(職業),高位北国人(人)

高い山:暖かい服装:・白い肌で美しい人材:白い髪(しらいし裕)
木もないような雪原:針葉樹林(あさぎ)
(あさぎ)
豊かな小麦畑(nico)
高い山:豪雪対策された家(あさぎ)

設定文

【北国人とくに女性について】

北国人の特徴である、白い肌白い髪を持つ。
見た目はか弱いが、故郷である雪国で鍛えられた精神や体力は男と同等と言われている。
また、土場藩国においては徴兵に男女の区別はない。
とはいえ、女性兵士は貴重であり、とくに優秀な指揮官はその外見の美しさもあいまって
「女神の血族」と呼ばれる。
戦場に出れば伝説の女神のように戦いに出る男たちに勇気を与え、敵を怯えさせるからだ。

土場藩国の女戦士の勇猛さを示すのにもっとも有名なのは、歴史に残る「テルナーの戦い」
(当時の藩王テルナー(クソスレータ・テルナー)に由来する)であろう。
そのとき藩国は、ダークマター炎上(※8番目の呪いによって派生した最大の事件)による政情不安で、
女性側、男性側に別れて炎上、祭り、内戦どちらともつかない状況になっていた。
その中心となっていたのがロッソ兄弟(兄・ピコ・W・ロッソ/弟・テラ・W・ロッソ)である。
彼らの捕縛なくして、平穏はないとテルナーは判断、ときの将軍コッチ・ミンナに
二人の捕縛命令を出す。
しかし兄弟はそれに反発、ここに土場藩国最大の大炎上が行われることとなった。

戦闘の前半は、ロッソ兄弟有利に進み、ついに王都まで攻め込まれ藩王城まで制圧されてしまう。
兄弟は、中央さえおさえれば後はどうとでもなると踏んだのか他地方への制圧を一旦停止
国の中枢を押さえるための行動を開始する。
このとき機転を利かせた当時の宰相アン=カーミスにより女王テルナーは当時の将軍2人と共に
城から脱出、地方を転々として再起の準備をすることとなる。

事態が急変したのは同年の4月1日。
祝い用の芸人バーボンという名で女王テルナーがロッソ兄弟の陣営に潜入。見事兄弟を捕縛する。
同時に将軍コッチ・ミンナ及び副将軍ナガレワ・ロスが国の東と西で再編成された部隊を組織して
一気に王都に攻め込んだ。
首謀者を失った部隊は瓦解し、クーデターは鎮圧された。
ダークマター炎上から3ヵ月後、8番目の呪い事件からは約半年後のことであった。

このテルナーの戦いは、女王と将軍たちとの友情を示す事件として長く歴史に残り、
今も名をかえ、姿を変えながら生き残っている。
藩国内に時折現れる娯楽施設、バーボンハウスがそれである。

男に関しての記述も少なくはないのだがここは紙面の都合上割愛させていただく。
機会があれば、ケン=サクシルの東征やら、各兵士たちの悲哀。
妹尾友衛(いもおともえ)とロリモスキーがおこなった山村への豪雪対策について語りたいと思う。
(文:あさぎ)


【暖かい服装について】

土場藩国の冬は厳しい。そのため暖かい防寒具は欠かせないものといえるだろう。
では、まずは去年の流行を振り返ってみよう。 去年の流行はミリタリーコート。
特にダークブルーのコートが人気を博したのは記憶に新しい。
一方今年の流行はなにかと土場藩国随一の衣料品ブランドに取材してみたところ、
レザージャケット、との返事が。
この寒い中レザージャケットで大丈夫なのかと尋ねたところ、意外にも素材次第で何とでもなるとのことだ。取材班がさらに追及して訪ねてみたが、さすがにそこまでは企業秘密らしく教えてもらえなかった。

そんなときに匿名の投書が来たのでその内容を
あのブランドのレザージャケットは、○ぬの皮で出来ているそうです。(ry

この手紙を受け取ったあと何物からか狙われている気がしまqアwセdrftgyフジコ
(編集者註:この後筆者が失踪したため、一部伏せた状態で公開させていただきました。)
(文:FARE-M)

雪の降り続く雪原+オーロラと針葉樹かなぁ。(たぶん)
うっすら丸いのはなにもなくて地平線が見えているから。
右にあるのは山脈と針葉樹林帯

【木もないような雪原と針葉樹林全般】


藩王の居城から少し離れた軍事演習内部の風景である。
寒冷地方らしい豪雪と針葉樹林が周囲をかためている情景である。
撮影当時は、冬まだ浅い時期であったためそれほど深い雪に閉ざされては居ないが
本格的な冬になれば、木を多いつくすばかりの雪に覆われ周辺の風景が白一色に染まる。
豪雪地域としても有名なこの地方に住む人間はおらず、厳しい環境であるために
また、不測の事態にそなえて冬場は民間人の立ち入りが規制されている。

この地区はもっぱら軍事演習として使われ、兵士たちの間で雪山演習は
学生のマラソン大会並みに嫌な年中行事の代表となっている。
イヤがられながらも毎年おこなわれる軍事演習のためか、この国の兵士は辛抱強く雪山行軍に強い。
ただ、演習時に骨を雪中に埋める犬士が続出、毎年春になると大量に骨が出土し社会問題になることもある。
コメンテーター曰く「人埋めてもわからんがな」と。
実際は毎年犬士及びその他警備員が巡回しているので人を埋められるようなことはないのだが
あまりに多い骨の量から一見バラバラ殺人のように見えてしまうのであろう。

また、写真奥にある遺跡はかつて、ネ申神メガネ帝國の首都であった、古代都市ワクテカである。
4つの塔に囲まれた都市で、厳しい自然の中、神と人間の交わりを示すものとして、ダイスを使った政治。ダイス政治の中心地であった。
国政としては、周辺の旅人や、どこに所属もしない人間などを集めてできたよせあつめの国であったが、
今からだいたい1000年ぐらい前に存在した、グリード帝の時代に国としての栄華を極める。
しかし、その後の皇帝にはめぐまれず。徐々に国力を落としていった。
帝國の崩壊が決定的になったのは、300年前のロムッテロ兄弟(兄:ハントシー・ロムッテロ/弟:ハンツキー・ロムッテロ)による恐怖政治であった。
その後、わんわん帝国への以降と、新しいもの好きの国民性のため省みられることはなかった。
そのため遺跡内部は荒れ放題となり、周辺は自然の環境に戻ってきている。

メガネ帝国及びワクテカの研究資料で最も有名なのは、
土場藩国の有名な郷土料理「寺和ロース(テラワロース)」と、藩国の意思決定の方式としてある
祭儀場「ダイスによる国政の決定」が挙げられる。。
(文:あさぎ)


【針葉樹林】

藩国北西部には針葉樹林帯が広がっている。
この地は寒暖の差が大きく、冬場の気温は非常に厳しいものがあるのだが、この地ではいわゆるSPF(スプルース(spruce):トウヒ属、パイン(pine):マツ属、ファー(Fir):モミ属の頭文字を取ったもの。使いやすく節が小さい。また白木系統であるため加工性に富み、重量比強度が非常に優れている)と呼ばれる良質の樹種が生育しているため土場藩国の林業の要になっている。
テルナー・パイン、サクシル・ファーなど、この国に原産の木はSPFの中でも特に木材加工に適していると言われている。
最後に一つだけこの地にまつわる大きな出来事が知られているので追記する。
この地には古代帝国時代に一度半数が炎上するといった大きな災禍に見舞われた記録がある。
そんな折に、なにかいいことをしよう、ただそれだけの善意のために帝国の祭りの一環として行われた行事がある。
それが大植林であった。
しかし、植林をしたものの、熱しやすく冷めやすい帝国民はそれらを忘れ去り、
その結果、できたのが現在見ることができるそれはみごとな森林であると言われているが、その真偽の程は定かではない。(文:FARE-M)


【木もないような雪原】

藩国北東部に広がるキリバン雪原。ここは土場藩国において他国との窓口であり、
大規模会戦が行える数少ない地であったため何度も戦火にさらされることになった。
そのため、この地を介した侵攻ルートに対する軍事演習はそれこそ数百年の間、
幾度となく行われ最適な戦術もよく理解されているといえる。
何もない開けた地ではあるが、地下には軍事施設がいくつも設置されており、
神出鬼没に襲撃をかけることすら可能である。また、氷に閉ざされているため、
この地には古くは帝国の都市がいくつもあり、眠ったままの遺跡などもあると噂されている。
どのような遺跡が眠るにしろ、現在のところ見渡す一面の雪原しかないのは明白である。
また、この地には多数の動物種が生息してることが知られている。
隣接した森林地帯から雪上に狩りに来る獣や、鳥たちも独自種が多数みられるのである。
特にキリバンオオシカなどは、北国の冬に欠かせない良質の毛皮をとることができ、
その肉の味もよいため、乱獲されることが多い種である。現在は密漁者の規制など、
さまざまな対策を講じている。
国民にとっては、なじみは深くないが、生活の根幹や国の根幹にかかわる意外な重要地点で
あるといえるかもしれない。(文:FARE-M)


【高い山】

土場藩国は周囲を高い山に囲まれた盆地にあたる場所に建国されている。北西部、北東部はまだ開けた土地となっているが、それ以外は高い山で囲まれている。北西部は針葉樹林帯であり、実質的に外国との交流は北東部のキリバン雪原を経由することになる。国民の多くは盆地に住み、娯楽・商業が発達している。その一方で周囲の山には開発が行き届いておらず、未開発のままとなっている。
というのは表向きの発表である。実際には山々では地下の開発が盛んであり、
外部には雪山迷彩となるように防備施設が張り巡らされている。
進入経路が限定される陸路での戦いでは、周りの山々から敵軍に火の雨を降り注ぐことができる。
さらに、中央部である居住区へ空から降下しようとするならば
、360度の包囲対空攻撃を仕掛けることが可能である。
このため、兵士達には雪山訓練が徹底される。
有事の際に最大限に力を発揮できるよう、雪山に慣れさせるのである。
兵士達には嫌がられる訓練だが、国の防備のためには重要なのである。(文:朱)


土場藩国の居住区は中心部である。家々は、冬の豪雪を受け流せるような屋根設計となっている。この屋根設計はネ申聖メガネ帝国から続く伝統的な設計である。当時、家々が冬場の雪に耐えることができず倒壊することが多々あり、多くの国民が生命の危機に晒されていた。そこで、彼ら国民の嘆きを憂いた慈円和尚は独学で建築を学んだ。当時は建築学という体系化されたものは無く、慈円和尚は物理学と材質を勉強することから始めた。慈円和尚は研究に研究を重ね、この屋根設計を考案したのである。この慈円和尚の活躍により、家が倒壊することはなくなった。
ところが、当時とはやや異なる部分がある。慈円和尚が考案した設計は一階建ての家であったのに対し、現在では高階層の集団住宅も建てられている。これは、技術の発展により高階層でも対雪強度を保つことができるようになったことが理由の一つだが、現代技術があれば最上階だけ斜めの屋根を設置して対雪強度を保つことも可能なのである。それでもなお、最上階から一階まで斜めの屋根を設置するには理由がある。
時が経ち、慈円和尚のことは国民の知識からは消えていた。技術発展により高階層の建築が可能となった時、多くの建築家らは最上階だけ斜めにするという設計を行った。これに対し、反発を唱えたのが歴史に明るい建築家スカル=チノフ氏である。スカル氏は歴史的な背景を持ち出し、慈円和尚への感謝を忘れずに最上階から一階まで斜めの屋根を設置することを訴えたのである。居住効率という点を見れば、スカル氏の主張は劣ると言わざるを得ない。しかしながら、現在この設計が採用されているのは、ちょっと通りかかった藩王が設計書を見て「こっちの方がかっこいいから」と言った点に尽きる。
この集団住宅では身分の階層構造を反映しているのかどうかわからないが、高いところに住むほど偉いという認識が国民の間で浸透している。馬鹿は高いところが好き……いえ、何でもありません。(文:朱)

追記
藩国の建築史に残る慈円和尚の建築だが、この建築にかげながら携わった2人の男の物語が存在する。
妹尾友衛(いもおともえ)とロリモスキーである。
慈円和尚の思想は大変よかったが、当時彼の理想は大工に受け入れられず窮地に立たされていた。
理想があろうとも、実際に家を建てねば意味がない。
当時慈円和尚の弟子であった、ロリモスキーは豪雪地帯の出でありあの雪の怖さを骨身に染みて
わかっていた。
和尚の建築を伝えなければ、その一心で彼は大工、妹尾友衛のもとを訪れる。
妹尾友衛は当時、「クギが打てればメシはいらぬ」と豪語した大工・茂吉の再来といわれた男である。
彼もまた農村部の出身で、当時の技術をすべて吸収し自の建築術を編み出した才人でもあった。
ここに妹尾友衛とロリモスキーの交流が始まる。
最初は、よくある手合いだと相手にしなかった妹尾友衛であったが、ロリモスキーの熱心な訪問に
根負けし書簡でのやりとりを開始する。
2人は書簡を通じて現在の農村の問題点、慈円和尚の建築理念、力学、妹とロリについて熱く語り合い
後世まで残る友情を築き上げることとなる。
無論、慈円和尚が願った豪雪対策された家の第一号を建てたのは妹尾友衛であり、その家は彼の実家であった。
彼の年老いた両親は雪下ろしの負担がなくなったと大変喜んだという。
妹尾の後ろ盾を得て、農村部に慈円和尚の理念を形にした建築が増え始める。
現場指揮を執るのは妹尾友衛、そしてその横には実際に図面を引き建築の相談を受けるロリモスキーの姿があった。
高齢であった慈円和尚は、彼らの働きを聞き大変喜んだという。(文:あさぎ)

なお農村地帯には里山があり四季折々の農産物や腐葉土を供給している。


土場藩国の有名な小説に出てくる黄金の海とは、この豊かな小麦畑のことである。
戦いに敗れ全てを失ったブラクラ中尉が、故郷の小麦畑を見て涙する瞬間は
争いに敗れたものの悲哀と、この美しい環境がいかに絶妙なバランスで成り立っているのかを
私たちに教えてくれる。

小説にも出てくる土場藩国の小麦畑は、世界有数の穀倉地帯である。
厳しい山々の間を潜り抜け十分な栄養を持って流れ出てくる豊富な雪解け水が
これらの小麦農業を支えているのだ。

また、食料自給率120%を誇る土場藩国の穀倉地帯は広い。
国土を南北に分断する小麦地帯はそれぞれの風土に合わせて3種類の小麦を生産している、
まず、秋に播種して夏に収穫する「冬小麦地域」、春に播いて秋に収穫する「春小麦地域」
そして育種での交配によって中間的な性質を持つ中間地域である。
地域ごとに3種類の小麦を植えている利点は他にもある。
季節を通して1年中収穫できることで、どこかの地域で問題が起こっても
他で挽回できるのだ。
つまり、1つの地域が不作でもそれを補うように他の地域から収穫がおこなわれ、
国全体として安定した小麦の供給を確保している。
厳しい自然の中である山岳地帯に囲まれた国にとって
「食」を確保することがいかに大切かを考えてのことである。

また、農村部では伝統的に藩王の姿をかたどった案山子を上げることになっている。
これは権力者に課せられた道義上の責任、つまりどのような時も国民を見守る義務がある。
ということを体言しているものであり、建国いらいずっと続けられている政策である。
藩王の諸作が失敗した場合は真っ先に燃やされたり、鳥に捧げられたりと
不遇なことこの上な状況であるが、権力を持つものの責務について考えさせられる伝統だ。

なお、現在の藩王の姿はいまいち迫力に欠けるらしく鳥にナメられると評判。
おかげで、中に音のでるオモチャが仕込まれていたり、光り輝く円盤を頭にとりつけたりと
農家の方々は苦労しているのだという。
(文:あさぎ)


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