チルノといえば、アイスキックだよね。
そう言って旅だった男を、俺は知っている。
というより、俺である。
「キック(笑)」
「舐めプだろ……」
「舐めプだろ……」
そんな男に向けられる言葉は、とても冷たく哀しい物だった。
それが普通の反応なのが更に哀しい。
「それでも……俺はキックが好きなんだ……!」
当たってもほとんど1kを越えないとか。
追撃が不可能とか。
空中でしかスペカキャンセルできないとか。
追撃が不可能とか。
空中でしかスペカキャンセルできないとか。
そんなキックでも、愛される資格はあるんだって、わからせたくて……。
愛は報われる……、そう信じていた男は1.10パッチを楽しみにしていた。
そして見事に微妙なグレイズが追加されたのだった。
グレイズ付き打撃──、そこだけ見れば強く見えるだろう?
ただあの軌道で何をグレイズするんだよって話だ。
ただあの軌道で何をグレイズするんだよって話だ。
入力からグレイズならまだ……。
当たりにくい上にガードされたら反撃をもらうのだから……それくらいあってもいいと思うのだよ!
当たりにくい上にガードされたら反撃をもらうのだから……それくらいあってもいいと思うのだよ!
……まぁ、何を言っても仕方がない。
今あるものでやっていくしかないのだ。
今あるものでやっていくしかないのだ。
今日も俺は、キックを振りかざす旅に出る。
ついでなので、自分が見つけたキック始動コンおいておきますね。
キック>遠A>C>JA>JC>タッチミー
ちなみに自分はこれを実践で完走したのは1度だけである。
天則ではチルノ使い。チャージは時代遅れ、氷精の真価はキックにある。
キックの鬼と呼ばれる、サークル「みみっくばっぐ」の管理職ヤマダ。
日頃のピンク脳スタイルは、常に常人の斜め上を行く発想を持つ。
サークルにおける小説は欲望に忠実なる文章で、
理想的な華やかなる学園生活を描き、同類を魅了する。
娘はルナチャ、嫁はさやか。学園モノが世界を潤す。
紹介者:MOCHI