SW2のちょっと特殊なシナリオ考えてるよ。3回くらいのシリーズでできたらいいね。
プリプレイ情報
- 舞台は大規模なスラム街「グレツオ」にある留置所。
- グレツオは完全な無法地帯であり、「金も力もない奴は死ね」という不文律があるのみ。
- ある囚人を脱獄させるため、プレイヤーたちは自らこの留置所へ収監されることになる。
依頼主について
- 依頼主は「コールルージュ」と呼ばれる執政官。エルフの女性。いつも唇を炭で黒く塗っている。おしゃれのつもりらしい。
- 彼女が留置所の調査にスパイとして送り込んだドワーフの男が捕まった。
- 男の名前は「ジンバク」。スパイ中は「オグ」という偽名を用いていた。
- 留置所は荒れに荒れていて、所内での死者は毎日のように出ているはずなのに、死体を搬出している様子が全く伺えない。
- また、法のないスラム街に留置所があること自体が不自然である。
- それを不審に思ったコールルージュがジンバクを送り込んだがそのまま収監されてしまったようなので、プレイヤーたちに脱獄のミッションが課せられることになる。
留置所について
- 留置所の名前は「ホテル・ガロンザック」。グレツオやその周辺で「ホテル」と言うとたいていここを指す。
- 建築物自体は非常に古く、魔導機文明時代の宿屋を流用している。
- 当時のセキュリティ設備をほぼそのまま使用している。
- ガロンザックに収監されている囚人は推定150人程度。
- ガロンザックは5階建て。
- 囚人たちの間でかなりのヒエラルキーが生まれている。
- 1階にはおよそ100人の囚人がいる。「フロア・ワン」と呼ばれる彼らは2階より上に立ち入ることを他の囚人から禁じられている。その生活は奴隷そのもの。
- 2階にはおよそ40人の囚人がいる。「フロア・ツー」と呼ばれる彼らは医療、音楽、調理など、役に立つ技能を買われてある程度自由な生活を送っている。
- 3階にはごく少数の囚人がいる。「トップ」と呼ばれる彼らはヒエラルキーの上層に位置し、その発言力は看守のそれに等しい。彼らの中には積極的に刑期を伸ばす者も少なくない。
- 4階、5階については詳しい情報が入っていない。所長室は5階ではないか、との情報もある。
序盤の制限事項
プレイヤーたちは囚人として立ち回らねばならないため、序盤は以下のような制限が課せられる。
- アイテムの持ち込みは認められない。手段を確保すれば、外部からアイテムを運んで貰うことも可能になるかもしれない。
- 初期装備は「囚人服」のみ。重量0の防具で、回避が1上昇する。
- 留置所内で入手したアイテムは、装備をしていなければ合計重量5まで隠して持ち歩ける。
- 身体検査を受けた場合、所持している重量1以上のアイテムは全て見つかってしまう。