Robert H. Smith School of Business

カリキュラム

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Smith Curriculum



カリキュラムは、Core(必須科目)、Selective(選択必須科目)、Elective(選択科目)と呼ばれる科目群で構成されています。その他にも、海外に行き、現地のビジネスを学ぶ"Global Learning Opportunities"や、コンサルティングプロジェクトやファンド運営を通して実践的スキルを身につける"Real-World Learning Opportunities"など、さまざまな学習機会が用意されています。
また、Smithでは、秋学期をTerm A, Term Bに、春学期をTerm C, Term Dに分け、より多くの科目を集中して習得できるように工夫しています。科目によっては、学期を通じて学ぶものもあります。

Core

1年生の大半はコア科目を履修します。Finance, Accounting, Marketing, Economics, Statistics, Leadershipなど、ビジネスの基礎を学びます。Trackと呼ばれるクラスに分けられ、原則、Track単位で授業を受けます。
BUSI 610 Finalcial Accounting
財務会計の基本的な考え方、財務諸表の構造や見方などを学ぶ。
秋学期前半に開講される。週2回、105分の授業。講義形式。
BUSI 681 Managerial Economics and Public Policy; (2 credits)
市場の定義、産業構造分析、独占・寡占・完全競争理論、価格理論、ゲーム理論、事業統合モデル、政府の役割など、ミクロ経済学のエッセンス。
秋学期前半に開講される。週2回、105分の授業。講義形式主体だがケーススタディもある。
BUSI 650 Marketing Management; (2 credits)
1年生のTermBのみ開講、レクチャー形式|STP分析などマーケティングの基礎を学ぶ。
秋学期後半に開講される。週2回、105分の授業。ケーススタディ形式。
BUSI 630 Data Models and Decisions; (3 credits)
回帰分析を中心とした統計学。ファイナンスなど他の応用科目の基礎となるよう、よく整理された内容になっている。
秋学期を通して開講される。週2回、75分の授業。講義形式。
BUSI 640 Financial Management; (3 credits)
ディスカウント・キャッシュ・フローやオプション価格決定モデルなどファイナンスの基礎的な概念を学ぶ。講義形式主体だがケーススタディもある。
秋学期を通して開講される。週2回、75分の授業。
BUSI 664 Leadership & Managing Human Capital; (3 credits)
21世紀にふさわしいリーダーシップスタイルやチームワークの重要性をヒューマンリソースマネジメントと関連させて学ぶ。
秋学期を通して開講される。週1回、160分の授業。ケーススタディ形式。

:BUSI 605 Culture, Ethics & Communication (2 credits)
BUSI 611 Managerial Accounting; (2 credits)
各種原価計算の方法、価格決定など管理会計のテクニックを学ぶ。
春学期前半に開講される。週2回、105分の授業。講義形式。
:BUSI 634: Operations Management (2 Credits)
BUSI 683 The Global Economic Environment; (2 credits)
グローバル化が進む国際経済環境について概観するとともに、各種マクロ経済政策が企業活動や国内外の経済にもたらす影響について学ぶ。
春学期前半に開講される。週2回、105分の授業。ケーススタディ形式。
BUSI 690 Strategic Management; (2 credits)
春学期後半に開講される。週2回、105分の授業。

Selective

1年生の春学期から履修可能となる選択必修科目。Smithが重視する、Global, Entrepreneurship, Technologyの3つ分野から構成される。それぞれの頭文字をとり、GETと呼ばれている。

Elective

エレクティブは、College ParkだけでなくワシントンD.C.やShady Groveなど周辺キャンパスでも開設されており、Full-time MBA以外の学生と同席することもある。
エレクティブは上記コアの分野とOperation Managementの分野があり、同じ分野の科目を4つ以上履修するこことでConcentrationとなるが、これは学校として公式な認定証等が発行されるというものではなく、学生が名刺・Resume等に書くためのガイドラインに近い。


ティーチングスタイル

概ねレクチャーとケーススタディが半々の割合。特に1年目は一科目以外は全てコア科目であり、従って50名規模の所帯で授業が行われる(エレクティブ科目はもう少し小さく、2~30名程度になる)ことから、各ケースを詳細に議論するよりもレクチャー形式の授業が多くなる。コア科目で多く履修することになるQuantitative系のクラス(Accounting/Finance/Economics/Statistics)は、日々重たい教科書と教授のハンドアウトを中心にレクチャーが行われ、ケースはたまにあってもアサインメントとして課される程度であり、授業内でのケースディスカッションはあまり行われない(とはいえ、質問等の形で学生-教授間の会話はバンバン飛び交うので、黙って聞いているだけのレクチャーでもない)。一方、マーケティングやリーダーシップといったQualitative系(定性的)科目はケース主体で授業が行われ、たまにコールドコールもあったりする。
また、殆どの科目でグループワークが要求される。レクチャーで学んだ内容を適用してケースを分析・レポートを書いたり、プレゼンテーションを行ったりする。チームは各科目毎に別々にアサインされる為、より多くの学生と関わりを持つことが可能。

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