Robert H. Smith School of Business

携帯電話

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概略

渡米後すぐにほしくなるのが携帯電話。
データ中心となった日本と異なり、アメリカは音声通話の比重がまだまだ高いが、音楽・ビデオ携帯も注目を浴びつつある。AppleのiPhone登場によりこの流れが加速するだろう。一般的に電話帳などの付加機能の洗練度はいまいち。
サービスやプランの名称が異なるのでわかりにくいが、大きくは無料通話つきのプランかプリペイドのプランに分かれる。同一会社の携帯同士は無料・無制限のプランが多い。
新規契約はショッピングセンターやダウンタウンにある各社のショップで行うことができる。契約手数料、電話機費用、ディポジット、パスポートなどが必要(住所、電話番号を聞かれるが、とりあえず知人宅のものでもかまわない)。大抵はその場(といっても30分ぐらいかかるが)で開通し、持ち帰ることができる。
携帯電話の価格は、最低契約期間によって異なるのでよく確かめる必要がある。リベート(小切手による一部返金)がある場合もあるので、手続きに必要な書類(パッケージのバーコード、レシート等)は捨てないこと。プリペイドで割り切る人もいる。
電話番号は日本と異なり固定電話と同じ番号帯から付与される。
ビリングサービスをオンラインで申し込む際、SSNが必要な場合がある。SSNを持っていない場合、新規契約時に店員が適当に入力していることがある(1234...とか)。担当した店員の名刺などをもらっておくことをすすめる。

契約期間

携帯電話は1年もしくは2年の契約を約束すれば安くなるよう設定されていることが多い(Verizon Wirelessの場合。以下同)。最低契約期間経過前に解約した場合の違約金は結構高額なので注意すること。最低契約期間経過後は違約金なしに解約できるが、日割りの概念はなく、請求書の締め日以降に解約すると次の締め日までの1か月分を支払うことになる。サービス提供区域外への転居などやむをえない理由であれば違約金なしに解約できるようなので、日本帰国を理由にして解約できるかもしれない(身近に経験者がいないので確認されたい)。

AT&T Wireless

米国で第1位の携帯電話会社。2007年、100%の支配権を持つ親会社となったAT&Tのブランディング政策の実施によりCingularからAT&Tブランドに変更された。Appleと提携しiPhoneを提供。通信方式はGSMを採用。

プラン

Individual Plan
一定の通話分数まで定額で超過分が従量課金となっている(例:月450分まで$39.99/追加1分$0.45/900分以上のプランは土日夜間無制限/Cingularの携帯同士は無制限)。家族と分数をシェアできるFamilyTalk Planもある。無料通話分を繰り越しできるプランもある。最低契約期間は2年で、違反すると違約金を請求される。
GoPhone Pick Your Plan
契約が必要なく、最低契約期間もないプラン。一定の通話分数まで定額でそれ以上は従量課金(例:月200分まで$29.99/追加1分$0.15)。土日夜間の通話、Cingular携帯同士の通話の分数カウント方法はプランにより異なる。
GoPhone Pay As You Go
プリペイド携帯。指定の機種を購入し、通話料金をチャージして使用する。

用語集

MEdia Net
i-modeのようなサービス。携帯電話のブラウザからニュースなどを閲覧できる。Messagingサービス等とのバンドルプランから選択する。

Verizon Wireless

米国で第2位の携帯電話会社。通信方式はCDMAを採用。調査によればワシントンD.C.エリアの消費者の満足度は高いようだ。

プラン

America's Choice
一定の通話分数まで定額で超過分が従量課金となっている(例:月450分まで$39.99/追加1分$0.45/土日夜間無制限/Verizonの携帯同士は無制限)。家族と分数をシェアできるFamily SharePlanもある。Push to Talk機能をオプションで付加できる。加入時に1台あたり$400のディポジットを要求される。国際電話をかける場合はさらに要求される。最低契約期間は1年または2年で、違反すると違約金を請求される。
EasyPay
契約が必要なく、最低契約期間もないプラン。一定の通話分数まで定額でそれ以上は使用できない(例:月350分まで$50/土日夜間は3000分まで/Verizonの携帯同士は無制限)。
INPulse
プリペイド携帯。指定の機種を購入し、通話料金をチャージして使用する。

用語集

Mobile Web 2.0
i-modeのようなサービス。携帯電話のブラウザからニュースなどを閲覧できる。Yahoo/Google/Wikipediaなどの勝手サイトも閲覧可。月額$5。
Get It Now
大雑把に例えればiアプリを使ったコンテンツサービス。着メロ、ビデオ、音楽、ゲームなどをダウンロードできる。コンテンツごとに月額料金が設定されている。
V CAST
動画や音楽等のコンテンツ配信サービス。月額15ドルでコンテンツにより追加料金が発生する。YouTubeの携帯向けサービスで注目を浴びた。


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