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スカイクロラVSライマ&ユアイ

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zecre

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孤独な大学生77

「ぷはーっ!しんどかった!」
ユアイが大地に手を着いて言った。
周りに数千のスカイクロラの死体が積み重なっている。
「いい加減体力が限界だな。あと千匹居たらやばかったな。」
ライマが言う。
此処はサハラ砂漠の真ん中。
ライマとユアイは2時間前スカイクロラの大隊と交戦状態になった。
「ちゃんと一匹生かしておいたよ。」
「ああ。用件を聞こうじゃないか。」
ライマはつかつかと一人だけ生き残っている片方の羽が折れた
スカイクロラの方に歩いていった。
「やいテメエ。俺等に何の用が有ったんだ?手間かけさせやがって。」
「・・・ぐふっ・・・・・・お前等・・・レッドラムは全員殺すようにとの
 上からの命令だったんだ。たかが二人・・・楽勝の筈だった。」
「お生憎様。だが俺達はもう闘わなきゃ善良な一般市民だ。
 何の欲望も持っていない。空虚な隠遁生活に身を甘んじてたんだ。
 それを酷いじゃないか。俺はあんた等と関わりたくないね。」
「・・・・・・お前等レッドラムは・・・俺達スカイクロラの世界征服計画に
 邪魔なんだ。お前だって俺たちが世界を征服すると言い出したら黙っちゃいないだろう。」
「何・・・貴様等、普通人を皆殺しにするつもりなのか?」
「いや。隷属させる。」
「馬鹿な・・・俺等はそんな餓鬼の夢はとっくに捨てたんだよ。
 そんな価値観今は俺の誰も持ってない。皆方々で自分が楽しいと思う事好きにやってるんだよ。」
「ふふふ・・・そうやって貴様等が平和に身を貶めている間に俺達は力を
 蓄えた。お前等はいずれ絶滅する。俺達スカイクロラの力によってなぁ。」
「そのざまでよう言うぜ。」
「いずれ世界は我々のものになるのだ。貴様等その程度の実力では命日の日も近いぜ。
 くはははは。せいぜい余生を満喫しやがれ。それがお前等の平和な望みなんだろう?」
「うざいな。殺すぞ。」
ライマは手に持った爆音夢花火をかまえた。
「グッド・ラック。ライマさんとユアイさん。」

ぐちゃっ

ライマは爆音夢花火でそのスカイクロラの頭を潰した。
「面倒くさい奴等だ。世界征服だと?中二病患者か。」
「うちらもそんな頃あったよね。」
ユアイが言う。
「この場を離れた方が良さそうだ。次大隊に遭遇したら負けるぞ。」
「うん。」
ライマは深夜特急のエンジンをかけた。
「なんか自分にグッドラックって言いたい気分だぜ。」
「きっと大丈夫だよ。」
ユアイが事も無げに呟いた。

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