キノウツン藩国 @ ウィキ

管理番長小宇宙

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管理番長小宇宙、第12試合にエントリーします。

○解説
それ以上でもそれ以下でもない、どこにでもいるようなマンションの管理人である。

○RP
一分の狂いもなく繰り返される箒の動きは管理武闘術・箒道の素振り。
魂に刻み込まれたこの法定は、呼吸を整え、心を水鏡とし、
少しずつ、だが確実に勝利への道筋を掃き集める動きである。

不意に、
――――――――彼方に黒い影
箒がピタリと止まる。
「……俺の出番か」
箒を下ろす。身に纏うは管理番長の正装たる長ランとエプロン。
長時間の素振りにも関わらず、エプロンにしわもなく長ランには汚れ一つない。

「じゃあな」
静寂の中、笑いながら呟いた言葉は誰に向けてか。

そして、独り歩き出す。戦場へ向けて。

「……あなた方のお陰で、俺は今、ここで戦うことが出来る。見ず知らずのただの番長のために、キノウツンに集い戦った方々、俺はあなた方が箒を繋いでくれたお陰で、こうして戦うことが出来る。
あなた方に報いるためにも、この箒にかけて勝利を誓おう。

店子の皆よ。ほとんどメゾンのために動くことが出来なかった、ましてやこの騒動の原因となった俺が、こうして管理人面をしていられるのも皆のお陰だ……こんなに嬉しいことはない。
それに報いるためにも、この箒にかけて、この地に平穏を。

シオネ、シオネ、至高の歌い手たるシオネ・アラダよ。あなたに力を頂いた私は、この箒の一振りにあなたに頂いた全ての力を込めよう。願わくば、ここで我が命尽きようとも、この箒が我が愛するキノウツンに勝利と平穏がもたらさんことを」

誰に告げるでもなく、ただ自らと箒に語り掛ける言葉と共に、ただ戦場へ向かう。

そして――
足が止まる。背にはめぞんツンを背負い、手には箒、瞳は一瞬たりとも逸れることなく前を見つめる。そして。口を開く――

「おうおう手前ら!よくもキノウツン藩国で好き勝手やってくれたなァ!
遅いか、早いかだけは選ばせてやる……片付けられたいヤツからかかってきやがれ!」

○イラスト
(作成:まき)

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