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1998年に夏目書房より発行された、クソゲーの実態を明らかにするという触れ込みの本。だが、この本自体がとんでもないクソだったりする。
なお、続編『クソゲー白書2 読者怒りのおたけび』のアンケートハガキが挿入されているが、この続編は幸か不幸か未だに出ていない。
同書のクソぶりを批判しているWebサイトやAmazonのレビュー等の文章の方が余程読み応えがある。
一言でいうと「テーブルトークRPG(TRPG)を1人で体験できる」書籍。日本ではTRPGとほぼ同時共に輸入され、1980年代に平行して浸透していった。
RPGはもとより、アドベンチャーやアクションゲームもゲームブックになっている。
『ファンタシースター』や『チャイルズクエスト』のようにほぼ原作通りに進むものもあれば、『ファイナルファンタジー』や『ヘラクレスの栄光』のように原作からまるっきり変わってしまったものもある
(*2)
。
変わったところではシューティングゲームのゲームブックも存在する。ただ、ゲームブックのためのオリジナルストーリーになっている事が多かった。
現在、ゲームブックというとホビージャパンから刊行されている対戦型ゲームブック『クイーンズブレイド』シリーズが有名であると思われる。
しかしゲームの内容よりも本のイラストの方が色々な意味で有名であり、遊んでいるユーザーは多いのか疑問ではある。
他に同社からはファイティングファンタジーシリーズのゲームブックもいくつか出版しているが、ライトノベル調のイラストや設定が入った形でリメイクされている。
また、創土社からは過去作品のリメイク(東京創元社刊のドルアーガ三部作など)や完全新作のゲームブックも出版されている。
| 実際に流通していたゲームブック(一例) | |
| RPG | ドラゴンクエスト |
| キングスナイト | |
| シミュレーションRPG | ファイアーエムブレム (*3) |
| アドベンチャー | ポートピア連続殺人事件 |
| 新・鬼ヶ島 | |
| アクション | パルテナの鏡 |
| ドルアーガの塔三部作(東京創元社) | |
| ドルアーガの塔外伝 | |
| マドゥーラの翼(コミック) | |
| スーパーボンバーマン2 | |
| スーパーマリオブラザーズ | |
| シューティング | ファンタジーゾーン/同2 |
太田出版から1998年に発売された、その名の通り新旧メジャーマイナー問わず様々なクソゲーと呼ばれるゲームを紹介した書籍。
2000年には続編である「超クソゲー2」、2003年には新録分を加えて再編集した「超クソゲーRemix」が発売されている。
著者は阿部広樹と箭本進一。「2」以降は多根清史も参加。その後に続くクソゲー・バカゲー本の嚆矢とも言える本である。
また書名には「クソゲーを超えたゲーム」と言う意味合いも込められており、クソゲーに紛れて埋もれた良作や良質のバカゲーなども紹介されている。
なお各ライターの評価についてだが、概ねは箭本の文章は「ゲームそのものへの愛が伝わってくる」として評価が高く、対して阿部は「やたら裏事情ばかりを書くなどゲームを出汁にして業界人アピールしたいだけ」と評価が低く、多根はその中間といった所。
2011年9月には、1・2巻の総集編「1+2」と新規書き下ろしの3巻が発売された。
学研から出版されている「ひみつシリーズ」の一環として出た学習漫画。
ただし図書館向けに無償配布されたため一般販売は行っておらず、入手したい場合は古書店を探す必要がある。読むだけなら図書館の児童向けコーナーに行けばよいのだが。
カプコンが監修しており、「世界初の家庭用テレビゲームはアタリ社のポン」としている
(*4)
など間違いも多いが、それなりによくまとまっている。
キルタイムコミュニケーションから全3巻が発行されたクソゲー本。
起源は『ユーズド・ゲームス(のちのGAME SIDE)』創刊号の特集記事。この特集が好評だったので連載記事となり、リライトや新規レビューの追加などを行なったうえで単行本化された。
「調理法さえ変えてみれば、この世にクソなゲームなどひとつもなくなる」というコンセプトをもって、クソゲーの斜め上な楽しみ方や、良作のおバカな楽しみ方を提供するといった内容。数は少ないが、周辺機器や非公認ソフトの紹介も行なっている。
『美食戦隊薔薇野郎』や『パリ・ダカール ラリー・スペシャル』などの埋もれたバカゲーを発掘したり、『レーシングラグーン』を初めてポエムゲーとして紹介したりといった点が、特に評価されている。
ただし、本人が暴走しているだけに見えるゾルゲ市蔵のコラムのように、参加ライターごとにレビューの質の違いが大きいことが問題であった。そのあたりの事情は、先行したクソゲー本『超クソゲー』と同様である。
また一部のレビューで、事実誤認が散見される。『武田信玄(PCE)』や『ルナーク(MD)』でアーケード版の存在を失念したり、『美神伝説Zoku』を本作より後に発売された『姐(あねさん)』の後継作と書いたりといった具合。
バタイユ論を交えつつ大真面目に『東方見文録』を解説するパートは、意外と興味深い(書いたのは中村満氏)。
FFTの攻略本。だが、誤植・間違い・矛盾が酷くファミ通クオリティを余すところ無く見せ付けた本といってもよいだろう。
その黒い装丁とあまりの酷い内容(=黒歴史)から「黒本」とあだ名された。
以下に誤情報・首を捻りたくなる攻略記事の一部を載せる。
この本の間違いをすべて挙げようとするとページの容量を食うので外部リンクを参照してほしい。また、大全と名乗っているが途中までの攻略である。
そして、よりによって帯で自画自賛。酷い内容の書籍にありがちなものである。
| 帯にある文 |
あの悪夢から10年、ファミ通はリメイク版の攻略本を出したが、内容は改善されるどころが逆に酷くなっている。詳しくはこちら。
スクウェア監修のもと、宝島社から2002年に発売されたFFシリーズのファンブック。
が、何年も前にやったゲームのことをうろ覚えで書いたような間違いや誤植の多さ、XIだけ扱いが大きいなど、内容は一般書籍とは思えないほど酷い(XIは当時のFF最新作と言う事情もあるが)。
主な間違い
さらに、エミュレータを使用したスクリーンショット(再版では画像修正されている)まで掲載されている。
何故か『少年サンデー』で始まった
(*9)
ポケモンのコミカライズ作品の一つ。通称「嘔吐(「リバース」トから)」
その異例の事態に周囲は困惑し、不安を露わにする者も少なくなかった。そしていざ連載が始まってみると、その想像を遥かに超えた酷さで見た者を驚愕、挙句シナリオ担当が逃亡
(*10)
する事態にまで発展とファンサイドのみならずスタッフサイドも混迷、即座に悪評まみれになった。
シナリオ担当の事実上降板以後は少年漫画の王道的にまともになった…というより余所のパクリもとい、王道のツギハギのような作りになった上に絵まで雑に。
作品の出来のみならず、ネットにおける(かなり濃厚な)レビュー工作疑惑など、その胡散臭さはポケモンコンテンツ随一。
今は亡き「マガジンGREAT」(講談社)で2000年から2009年にかけて細々と連載されていた1話6ページのゲーム紹介漫画。
作者である宮崎かずしげが自腹で買ったゲームを女性アシスタントのツッコミを交えて本音で紹介するという趣旨の漫画だが、第4回でバカゲーを取り上げたのが好評だったらしく、それ以降はほとんどの回がバカゲー特集と化してしまった。
雑誌休刊により連載が終了した2009年にまさかの単行本化。
インフォレストから発行された資料集。
古今東西のゲーム・漫画・アニメのヤンデレを取り扱う、というものなのだが…中身はかなりのクソであり、ヤンデレ好きからすら「何もわかってない」と批判されている。
というのも、実際は恋愛要素とは関係ない要因で単純に精神を病んでいるだけで「デレ」もないようなキャラを軽く「ヤンデレである!」と決め付けている記事ばかりなのである
(*11)
。
特に酷いのが『ひぐらしのなく頃に』の特集であり、ヒロインである竜宮レナと園崎詩音を「静のヤンデレ、動のヤンデレ」と評したが、前述どおり作中でこの2人は恋愛要素とは関係ない要因で精神的に病んでいるだけのキャラであり、デレの部分はあるがそれも「ヤンデレ」ではないのである。
また同じく大特集されているのが『School Days』の桂言葉であるが、彼女に関して該当記事にあるように製作者側も「安易にヤンデレ認定しないで欲しい」と苦言を呈している状況であり、そもそも彼女もひぐらしの2人同様ヤン「デレ」ではないので、記事そのものが間違っていると言える。
更に、ひぐらしやスクイズだけではないが少しでもヤンデレ「っぽい」キャラを出しているだけのゲームを、そこがウリでは無いにもかかわらず「ヤンデレゲー」として紹介している始末。
その様に安易に括られた作品のファンからすればたまったものではない。
古今東西と書かれているが、中身はほとんど出版の近年の作品、とりわけエロゲや有名同人ゲーばかりであり、『タクティクスオウガ』のカチュアくらいしか古い作品のものは無い
(*12)
。
中にはその作品の他のキャラを持ち上げたいがためにヤンデレと認定した挙句「○○(その作品の主役など)には到底及ばないのだ」などと書いた執筆者もいる。
なぜこんなものを出したのかというと、発売は2007年9月頃で上記の通り桂言葉が有名になり、またアニメでも一部ヤンデレがブームになった時期で、明らかにそのブームに乗りかかるつもりで出したのが丸分かりである。
インフォレストは過去にもツンデレがブームになった時に「ツンデレ大全」なるものを出したが、これと五十歩百歩の出来である。
ナムコの広報誌で、直営店であるキャロットなどで配布されていた。
提携ラジオ番組ラジオはアメリカンのコーナーや、冨士宏の連載漫画といった一部連載以外は基本的に自社アーケード作品の話題のみを扱うが、なぜかアウトドア情報などもよく掲載されていた。
後にアーケードの斜陽により休刊し、代わってゲームに関連したアミューズメント情報に重点を置いた「NOURS」を刊行。
しかしこの路線転換は非常に不評であり、新刊が出るや否や争奪戦が起きて早々とストックが切れるNGとは対照的に、NOURSは新刊が出てもなお延々とストックが残るという有様であった。
その後1994年には総集編が発行されており、PSのナムコミュージアムシリーズ(アンコール除く)には全号の表紙や記載内容の大まかな説明、連載漫画等が収録されている。
90年代に、中古ゲームショップ「TVパニック」が発行していた月刊のミニコミ誌。
基本的には無料なのだが、商品を購入した客にしか渡さない店舗もあったという。
*1 特にドルアーガの塔三部作については非常に完成度が高く後のNAMCO×CAPCOMに一部設定が採用されている程。
*2 原作無視=駄作、とは限らない。実際、前述の2作のストーリーは非常に秀逸である。
*4 正しくはマグナボックス社から発売された「オデッセイ」。
*6 あろう事かWikipediaにさも本当のように書かれている。肝心のその出典は初版から「盗めない」と書かれている別ページの部分である。
*7 ただしアイテム士のアビリティやチャージを取得できる場合もある。
*8 実際はVC以外いずれの移植・リメイクでもゲーム中の画面も変わっている。
*9 昨今の業績不振を脱する為に安易に大木に縋っただとかなんとか言われている。
*10 尤も、このシナリオ担当は架空の人物説が浮上しているのだが。
*11 ヤンデレの基準自体はこの言葉が生まれる元となったツンデレに比べると基準が難しくはある。デレ部分を露骨に表に出さなければ病みどまりとする意見もあり、好意の有無だけでは判定外とされることもある。