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カーネルパラメータの変更」(2013/06/30 (日) 19:32:35) の最新版変更点

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/procディレクトリ以下のファイルを使って、カーネル情報を取得したり、 カーネルの動作を変更することができます。 カーネルパラメータを変更した瞬間にカーネルの動作は変更されます。 -/proc/sys/kernelディレクトリ このディレクトリ配下のパラメータを使うと、パフォーマンス・チューニング以外の様々な設定も可能になる。 -/proc/sys/fsディレクトリ ファイルシステム関連のチューニングパラメータが集められている。 -/proc/sys/vmディレクトリ 仮想記憶(バーチャルメモリ)関連のチューニングパラメータが集められている。 -/proc/sys/netディレクトリ ネットワーク関連のチューニングパラメータが格納されている。 /proc/sys/net/core配下には、ネットワーキング一般(ソケット関連) /proc/sys/net/ipv4配下には、ipv4関連のチューニングパラメータがある。 例えばkmodを利用していると、カーネルからモジュールが要求されたとき自動的に modprobeコマンドを使い必要なモジュールをロードします。 この時に参照されるmodprobeコマンドのパスは、/proc/sys/kernel/modprobeに格納されます。 下記のように変更した値は、システムの再起動するとデフォルト値に戻ってしまいます。 # echo "/sbin/modprobe" > /proc/sys/kernel/modprobe sysctlコマンドを使っても、/proc/sysディレクトリ内のカーネルパラメータの設定や表示ができます。 しかし再起動すると設定が元に戻ってしまいます。 sysctl [オプション] [パラメータ] sysctl -w パラメータ=値 オプション -a …現在利用できる全てのパラメータを表示 -p …指定したファイルから設定を読み込む(デフォルトでは/etc/sysctl.conf) -w …パラメータを更新する # sysctl net.ipv4.ip_forward net.ipv4.ip_forward=0 /proc/net/ipv4/ip_forwardを表示します。 上記のようにカーネルパラメータの指定は、/proc以下のエントリから 「/proc/sys」部分を取り除き、「/」を「.」に置き換えます。 (しかし「/」のままでも実行できます) # sysctl -w net.ipv4.ip_forward=1 IPフォーワーディングを有効にする このようにカーネルパラメータを変更しても再起動するとデフォルトに戻ってしまうため、 設定を常時有効にするためには、/etc/sysctl.confファイルに追加します。
/procディレクトリ以下のファイルを使って、カーネル情報を取得したり カーネルの動作を変更することができます。 カーネルパラメータを変更した瞬間にカーネルの動作は変更されます。 -/proc/sys/kernelディレクトリ このディレクトリ配下のパラメータを使うと、パフォーマンス・チューニング以外の様々な設定も可能になる。 -/proc/sys/fsディレクトリ ファイルシステム関連のチューニングパラメータが集められている。 -/proc/sys/vmディレクトリ 仮想記憶(バーチャルメモリ)関連のチューニングパラメータが集められている。 -/proc/sys/netディレクトリ ネットワーク関連のチューニングパラメータが格納されている。 /proc/sys/net/core配下には、ネットワーキング一般(ソケット関連) /proc/sys/net/ipv4配下には、ipv4関連のチューニングパラメータがある。 例えばkmodを利用していると、カーネルからモジュールが要求されたとき自動的に modprobeコマンドを使い必要なモジュールをロードします。 この時に参照されるmodprobeコマンドのパスは、/proc/sys/kernel/modprobeに格納されます。 下記のように変更した値は、システムの再起動するとデフォルト値に戻ってしまいます。 # echo "/sbin/modprobe" > /proc/sys/kernel/modprobe sysctlコマンドを使っても、/proc/sysディレクトリ内のカーネルパラメータの設定や表示ができます。 しかし再起動すると設定が元に戻ってしまいます。 sysctl [オプション] [パラメータ] sysctl -w パラメータ=値 オプション -a …現在利用できる全てのパラメータを表示 -p …指定したファイルから設定を読み込む(デフォルトでは/etc/sysctl.conf) -w …パラメータを更新する # sysctl net.ipv4.ip_forward net.ipv4.ip_forward=0 /proc/net/ipv4/ip_forwardを表示します。 上記のようにカーネルパラメータの指定は、/proc以下のエントリから 「/proc/sys」部分を取り除き、「/」を「.」に置き換えます。 (しかし「/」のままでも実行できます) # sysctl -w net.ipv4.ip_forward=1 IPフォーワーディングを有効にする このようにカーネルパラメータを変更しても再起動するとデフォルトに戻ってしまうため、 設定を常時有効にするためには、/etc/sysctl.confファイルに追加します。

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