あぐむ

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hidagorin

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あぐむ


意味:あきる
漢字:倦む

説明:
 飛騨では、「飽きる」という意味で使われます。 漢字では、「倦む」と書き、’あぐむ’の他に’うむ’とも読みます。(IMEでも出てきます)
現在では、’倦怠感’などで使われている字です。昔(いつ頃かよくわからない)は、 共通語として使われていたようですが、現在は、「考え倦む(かんがえあぐむ)」など動詞と連用して使われています。
「飽きる」と「倦む」は、’あきる’という意の同義語ですが、違いを正確に表現すると・・・
「飽きる」は字のごとく(食に包まれる)、満足、満腹、満ち足りて’あきる’
「倦む」は、疲れて、成し遂げられないで、嫌気がさして’あきる’
というように、’あきる’までのプロセスに違いがあります。 だからといって、飛騨の人がこれを正確に使い分けているわけではありませんが・・・。

使用例:
母「拓哉!勉強はどうしたの?!明日テストやろ」
息子「はや、もうあぐんだ。」

翻訳:
母「拓哉!勉強はどうしたの?!明日テストでしょ。」
息子「もう飽きた。」

注釈:
(「はや」とは、飛騨でよく使われる接続詞で、自立語として活用されませんしあまり意味もありません。 どう訳していいのか、普段よく使う私自身わからない。「早くも」といったらいいでしょうかねぇ。???)

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