アマノジャック@新ジャンル専用
新ジャンル「無理難題」01_vol01
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新ジャンル「無理難題」
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- 1 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 00:49:52.69 ID:m3B/Gl220
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屋上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「わたしに空をプレゼントして」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、ずっと一緒にいてね…?」
青い一日だった。 - 3 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 00:51:22.14 ID:sRVsx0890
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男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「わたしに空をプレゼントして」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、ずっと一緒にいてね…?」
男「…いや、無理」
- 4 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 00:56:03.62 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「蓬莱の玉の枝を持ってきて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、私、月に帰るね」
女は空に消えた。 - 5 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 00:59:27.80 ID:CcF/Mpat0
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なんかシュールだ……
- 6 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:08:00.84 ID:m3B/Gl220
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授業中。それなりに静かな授業風景。
女「ねえ、男くん」
男「…またか。何だよ?」
女「先生のズボン、チャック開いてるんだけど…教えてあげて?」
男「…ある意味、無理」
先「おい、男に女。何を話している」
女「男くんが、先生に言いたいことがあるみたいです」
男(ちょww女www)
先「何だ、男」
男「えっと…またヅラがずれてます」
授業がつぶれた。 - 7 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:08:42.59 ID:dW1VohMy0
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路上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「あそこの不良に絡んできて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、私がずっと男君に絡むから」
腕が温かい1日だった。 - 8 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:08:57.96 ID:4p7YChZwO
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男「はぁ……」
女「ねえ、男くん」 男「何?」
女「わたしに縦切りにした金太郎飴をプレゼントして」
男「…いや、無理」
女「…そっか………」 - 10 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:12:00.26 ID:PNvWbugD0
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男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「無理」
女「まだ何も言ってないじゃん!」 - 11 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:12:37.28 ID:dW1VohMy0
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教室。晴れ渡った空を見つめる窓際の二人。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「わたしをお姫様抱っこしてこの窓から飛び降りて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、お姫様抱っこだけでいい」
男「…………」
女は温かかった。 - 12 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:16:07.73 ID:m3B/Gl220
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商店街。普通っぽい帰宅姿。
男「…なあ女。あれ、前にお前が言ってたクレープ屋じゃないか?」
女「えっと…うん」
男「すごい行列だな…」
女(えっと…えっと……)
女「…ねえ、男くん。イチゴスペシャルを買ってきて?」
男「…俺の見間違いじゃないなら、売り切れって文字が見えるぞ?」
女「……ダメ?」
男「はあ、、ちょっと待ってろ」
女(後は、何て言おうかな…キスして、って言えば、照れてくれるかな…)
クレープはやはり買えなかった。 - 13 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:19:14.32 ID:4p7YChZwO
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男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「学校にパトリオットミサイル配備して」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、あなたのミサイルをもらおうかしら」 - 14 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:21:06.31 ID:dW1VohMy0
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学校帰り。赤く染まった空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「男君の身体を頂戴。肝臓と腎臓」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、男君の心を貰うよ?」
それは罰じゃない。 - 15 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:21:56.22 ID:m3B/Gl220
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校門前。眠気を顔に貼り付けた登校。
女(…あ、また内藤先生のヅラがずれてる)
女「ねえ、男く…」
男「あ、そうだ。今日一日お願いは禁止ね?」
女「あう、う~…」
男「で、どうかしたのか、女?」
女(ニヤニヤしてる…)
女「…今日一日、口きいてあげない…」
やはり無理だった。 - 16 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:24:40.76 ID:4D4hSWZV0
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和む…
- 17 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:24:43.99 ID:4p7YChZwO
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男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「爆発して」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰としてRPG-7を尻で受け止めてね…?」 - 18 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:26:06.20 ID:m3B/Gl220
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廊下。振り返ればヤツがいる。
女「ねえ、男くん…」
男「…やだよ? 振り返らないよ?」
女「…じゃあ、回れ右を二回して?」
男「女が、懐中電灯を消してくれるならいいよ?」
女「………」
男「………」
肝試しは、違う意味で成功した。 - 19 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:28:25.35 ID:dW1VohMy0
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床上手。月に照らされた部屋、そして二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「死ぬ時は孤独に死んで」
男「…………いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、ずっと一緒にいる」
あれから2年。もう少しで結婚記念日だ 。 - 21 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:30:47.53 ID:J/YNn/cH0
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- 23 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:31:32.53 ID:dW1VohMy0
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>>21 とりあえず見てもらえばそれでいいんじゃないのか?
氷上。白いスケートリンク、その上には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「華麗に踊って。10回転ジャンプして」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、ずっと動かないで」
女の顔だけを眺めた1日だった。 - 25 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:32:00.90 ID:m3B/Gl220
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教室。騒がしい昼休み。
女友「ねえ女ちゃん、調理実習で作ったクッキー、誰にあげるの?」
女「えっと…秘密」
女友「だーめ、教えてよ」
女(うぅ…意地悪だ…)
女「だ、誰だっていいでしょ…?」
女友「あ、もしかして男友くん? かっこいいよねw」
女「あの…その……」
女「あ、女友ちゃんこそどうなの…?」
女(内藤先生にあげてきて、…とは言えないな…)
女「男くんとか?」
女「…怒るよ?」
無理難題は、男にしか言わない。 - 27 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:35:31.12 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、その下で一人きり。
男「はぁ……」
男「……」
男「……」
男「女、今すぐここに来てくれ」
男「……」
男「…無理だよな」
男「…じゃあ、罰として、俺がお前のところに行くぞ…?」
女の驚いた顔を久しぶりに見た1日だった。 - 28 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:35:35.25 ID:sRVsx0890
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月。そこに見える青い星、それを見下ろす二人の姿。
男「はぁ・・・」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「直接男くんに触れたいの。宇宙服脱いで」
男「・・・・・・・・・いや、無理」
女「・・・じゃあ、罰として宇宙服に穴開けちゃう!」
男「ちょ・・・・・・・・」
女「って夢見たの」
男「・・・・・・・・・・」
女「ねえ、いつか宇宙連れてってね?」
男「いや、無理」
女「・・・じゃあ、今から宇宙人呼ぶの手伝って?」
そうして俺は日本オカルト研究会UFO探索部部長に就任した - 29 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:36:59.68 ID:6nhaakeTO
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シュールでクールな二人をイメージした
- 33 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:42:25.26 ID:m3B/Gl220
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>>回れ右
ああ、あれは半回転だったか…
早朝。朝もやの立ち込める時間。
男「ぶはっ!」
男「くそ、やってやるとか言うんじゃなかった…」
男「おい女! そろそろ助けてくれ!」
女「…あと、二時間で終わりだけど…」
男「無理だ無理! 寒くて死ぬ!!」
女(…良かった)
女「じゃあ、罰として熱い言葉をささやいてね…?」
男「その前に俺を温めてくれ!」
沈んでしまい、届かなかったボトルレターなどなかった。 - 34 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:45:35.16 ID:dW1VohMy0
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海。晴れ渡った空、その下には水着姿の二人。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「わたしを乗せて沖まで泳いで。泳げないから」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、男君も泳がないで。私も泳がない」
何しに行ったか分からない一日だった。 - 35 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:48:26.13 ID:dW1VohMy0
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宇宙。
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
男「……」
女「……」
やっぱり宇宙服無しは無理だった。 - 36 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:50:13.72 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「キスして」
男「…お安い御用だ」
女「じゃあ罰として……ってえっ……? んっ……」
青臭い一日だった。 - 37 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:51:05.40 ID:m3B/Gl220
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>>荒らしが怖いなら、スレ立てしてない。荒らしも楽しんでこそのVIPクオリティー(?
夕暮れ時。赤らむ町。
女「…ただいま」
女母「…おかえり。ごはん、テーブルの上においてあるから」
女「…うん」
女「……いってらっしゃい…」
女母「……」
女「……(ピ、ポ、パ)」
女「あ、男くん? あのね、今からウチに来れる…?」
女「うん、一時間かかるね…無理?」
女「ううん、何でもない」
女「…けどね、罰として、明日も一緒にいてね?」
女「…早く明日にならないかなぁ……」
時刻は六時。ラップのかかっていない、冷めた食事。 - 38 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:58:08.23 ID:3+uEpDKfO
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- 39 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:58:23.28 ID:m3B/Gl220
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職員室。忍び込んだ二人。
女「ねえ、男くん(コソコソ)」
男「いや、無理(コソコソ)」
女「…わたしを何処かへ連れてって?(コソコソ)」
男「…後でな(コソコソ)」
女「今(コソコソ)」
女先「ほら、何か言いなさいよ、このヅラ!」
内先「あふぅ、ふぅ…」
没収された女の漫画。どちらもアブノーマルな世界だった。 - 40 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 01:59:22.23 ID:dW1VohMy0
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なるべく>>1を活用してたんだが、ネタがなくなってきた。
そろそろ限界か……
舞台上。盛り上がる生徒、舞台には演劇中の二人の姿。
男「おお、女よ! 死んでしまうとは情けない!」
女「問題ない、ここで復活の呪文を使う!」
女「(ねえ、男くん)」
男「(何?)」
女「(ここで私に告白して)」
男「(…いや、無理)」
女「(…じゃあ、罰として、私がするね)」
女「復活の呪文! 『わたしは おとこが すきです ……』」
大歓声に包まれた1日だった。 - 41 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:07:47.86 ID:dW1VohMy0
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選挙。慌しい会場、その中には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「ローゼン閣下を総理にして」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、私を男君の彼女にして」
何を今更。 - 42 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:09:42.92 ID:m3B/Gl220
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>>40
たくさんのネタ乙。でも、もっと書いてね…?
男の家。一人暮らしではない。
男「…なあ、せめてドアの鍵はしめてくれよ」
女「…男くんが、もっと協力してくれるならいいよ…?」
男「…わかった、我慢する。けど、あんまり広げないでくれ…」
女「…協力してくれるなら」
男「…いや、無理。どっちか妥協してくれ」
女「…じゃあ、あんまり広げない」
男「…俺の家、倉庫じゃないんだけどな…」
いかがわしい本に興味を持つ年頃だった。二人とも。 - 44 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:17:26.99 ID:m3B/Gl220
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男の家。姉帰宅。
男「…姉貴をどうにかしてくるから、片してくれないか?」
女「男くんの方のものを、全部燃やしていいならいいよ?」
男「…嫉妬するなよ、好きなのは女だって」
女「…嬉しくない言い方。燃やす」
男「ちょ、勘弁してくれっ」
姉「おい男、うるさいんだよ」
姉「…あ? 何でエロ本広げてんだよ?」
女「ひっく…男くんが、こういうのもいいだろ、って…」
姉「…お前さあ、エロ本はともかく、何で女向けのエロまで…」
男「違!? それは女の…!」
女「……(お姉さんに、たっぷりと怒られて?)」
男「……(やだ! やだっ!)」
女「……(じゃあ、罰としてエッチな本は捨てるよ?)」
女「……(その代わり、助けてあげる)」
男の部屋のエロ本は、全て女向けになった。 - 45 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:20:12.94 ID:dW1VohMy0
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劇場。響き渡る役者の声、それを眺める二人の姿。
男「よく通る声だ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「皆によく通る声で『ガンホー! ガンホー!』って言ってみて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、私にだけ聞こえる声で『好き』って言って」
男「……好き」
劇の内容は覚えていない。 - 46 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:30:11.11 ID:dW1VohMy0
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入学式の後。静かな静かな校庭に立つ男、彼に近づく女。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、君」
男「何?(なんだ、この女……)」
女「一生孤独に生きてください」
男「(何を言ってるんだ……)…いや、無理」
女「……」
男「……(……?)」
女「じゃあ」
男「じゃあ、何だ?」
女「……じゃあ、罰として、お友達になってください……」
男「……どうしてそんな回りくどい言い方するんだ?」
女「ごめんなさい。こういう言い方しか出来なくて……いやでしょう、こんな女の子は」
男「いや、そうでもない」
はじめての友達だった。 - 48 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:33:42.64 ID:dW1VohMy0
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入学式からしばらくして。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「これから何も食べずに生きて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、これから男君のお昼は私の作ったお弁当だけね」
男「女……」
女「……嫌?」
男「嫌なもんか」
はじめて女を友達以上に感じた一日だった。 - 49 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:37:22.27 ID:dW1VohMy0
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さらにしばらくして。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
男「なあ、女」
女「何?」
男「俺達、一生こんな風に屋上で寝ていられないかな」
女「……」
男「いつも女が出す無理難題よりは、簡単だと思うんだが」
女「……それは、告白?」
男「そんなんじゃねぇよ」
女「……できるんじゃないかな、多分」
男「……だといいな」
女「うん……」
この空気が好きだと、再認識した一日だった。 - 50 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:38:36.11 ID:m3B/Gl220
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放課後。まだ一日は終わらない。
女「あれ…男くん、さっきまで席にいたのに…」
女(カバンはあるし…何処に行ったんだろ…)
男友「んあ? 女、男はどしたの?」
女「えっと…何処かに行ったみたい…」
男友「…んあ、あの手紙か。わざわざご苦労さんだな」
女「…手紙?」
男友「ラァブレター。貴方のことが好きなのですよ?」
女「そ、そうなんだ」
女(大丈夫…だよ、ね…)
男友「んあぁ? 気にならん?」
女「…わたし、別に気にしないよ?」
男友「あっそ。んじゃまあ、また明日?」
女「…気に、してないもん…」
無理をするのは、つらかった。 - 51 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:42:11.37 ID:RsooLEsc0
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女「ねぇ。私、もう一度ぐらい、外を歩けるかな?」
彼女の口癖だ。
白い部屋の白いベットに寝ている彼女の。 - 52 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:43:36.96 ID:4D4hSWZV0
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- 53 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:44:32.60 ID:m3B/Gl220
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放課後。伝説にはなっていない大木の下。
女1「ごめんね、教室だと、女がいるし」
男「…いや、いいんだけどさ」
男「…悪い、無理だよ。俺。女が好きだし」
女1「…こう言うと何だけどさ、女って……アレじゃん。何がいいわけ?」
男「……少なくとも、相手を卑下するヤツよりはいいんじゃないか?」
男「…女、俺の席に座ってどうしたんだよ?」
女「…わたしを、一人にしないで?」
男「無理だよ。ずっといたら、ありがたみがなくなるし」
女「…じゃあ、罰として、できるかぎり一緒にいてね?」
男「……うん」
あんまり変化はなかった。 - 54 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:51:50.81 ID:dW1VohMy0
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このスレは落とさせはせん。
牧場。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「あそこの熊の乳を搾ってきて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、私の乳をお飲み」
男「……そのビンはどこから出したんだ」
甘かった。 - 55 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:54:22.86 ID:m3B/Gl220
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教室。私語の消えたテストの時間。
男(…やべ、書き間違えた……消しゴム消しゴ…(スポッ))
男(…何でこんなにゆるくなって…)
男(…何故に女の名前が?)
消しゴムに好きな人の名前を書くおまじないがあるらしい。 - 56 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 02:59:12.40 ID:RsooLEsc0
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- 58 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:01:48.17 ID:dW1VohMy0
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- 60 1/2 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:03:26.51 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、しかし気分は曇り空。
男「はぁ……」
女「はぁ……」
男「……」
女「……」
男「なあ」女「ねぇ」
男「……女から言えよ」
女 「告白されたって聞いた」
男「……」
女「返事、したの?」
男「…………まだ」
女「……」
男「……」
女「……」
女「……ねえ、男くん」
男「……何?」
女「わたしを嫌いになって」 - 61 2/2 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:04:16.64 ID:dW1VohMy0
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男「やだね」
女「え……」
男「残念だけどな、それだけは絶対に無理だ」
女「…じ、じゃあ」
男「女」
女「え……」
男「俺を嫌いになれ。俺がお前を嫌いになれないから」
女「…………っ!?」
男「お前から、離れてくれ」
女「そ――んなの、無、理。むりだよ……むりだよぉ……っ!」
男「できないのか?」
女「だ、ってわたし――男君の、こと」
女「―――好き、だから」
男「俺も女が好きだ」
女「えっ……」
男「最初から断るつもりだった。でも、お前の口から、それを聞きたかった」
女「………!」
男「つまり、お前は俺を嫌いになれないんだな?」
女「……男君も、私を嫌いになれないんだね」
『じゃあ、罰として、もっと好きになること』
レモン味の一日だった。
そして、とても幸せな一日だった。
- 63 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:05:43.42 ID:m3B/Gl220
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>>56 書いていけばいいと思われ。
教室。テストは続く。
女(…答えがわからない……)
女(男くん、答えを教えて…?)
女(…じゃあ、罰として、一緒に補修受けてね?)
女(…答えがわからない……)
テストの問題こそが、無理難題だった。 - 64 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:08:39.56 ID:5Y+5FXXlO
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じゃあ全然悲劇じゃない無理難題を
女「百回連続でえっちしよ?」
男「無理」
……その日は白い一日だった。 - 65 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:11:35.91 ID:dW1VohMy0
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教室。晴れ渡った空を背に、女に詰め寄る男の姿。
男「貸してた1000円返せ」
女「……じゃあ、私に10万円払って」
男「……無理だろ」
女「なら、罰として1000円は私のも」
男「それとこれとは別だ」
女「……うっ……うわぁぁぁん……」
流石に通じる冗談と通じない冗談がある。 - 66 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:13:02.56 ID:m3B/Gl220
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チャイム。終了の調べ。
男「終わったーっ!」
内先「うるさいぞ、男。はい、後ろから答案集めて~」
女「できなかった…」
男「…どんまい」
女「…むかつく。男くん、内藤先生にチャック開いてること教えてあげて」
男「…俺に死ねと?」
内先「そこ、早く集めなさい! …ったく、これだからだらしない若者は…」
男「…ヅラがズレてるやつに言われたくないな…」
女「は、はは…勝負師だね、男くん…」
放課後、女は漫画を読みながら男の生還を待っていた。 - 67 56 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:14:05.18 ID:RsooLEsc0
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女「私、生きるよ。それでずっと男君の側にいる」
男「そうか。……ありがとな」
女「うん。だから約束して」
男「何をだ?」
女「私がどんなことになっても、男君も私の側にいてくれること」
男「……」
女「どんなに酷くなっても、動けなくなっても、助からなくても、
男君と二人で笑えなくなっても、二人で話せなくなっても、二人で手を握り合って――」
男「もういいっ!! 分かった、分かったから! 約束する!」
女「……無理難題、ごめんね。でも、ありがとう」
男「……」
女「でも私も頑張るから。一年一ヶ月一日でも長く男君の側にいられるように、ね」
その笑顔はとても儚かった。
水晶よりも雪より幻よりも、とてもとても儚かった。
悲劇系を書いてみた。 - 68 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:15:03.10 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「わたしに空をプレゼントして」
男「わかった、任せろ! (ピポパ)ああ、パパ? 世界の制空権を全部確保してよ。女の子にプレゼントしたいんだ☆」
女「お、男くん?」
男「女、これで今日からこの空は君のものだ。好きに使うといい」
女「え、あ、あ……」 - 69 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:16:17.90 ID:Z390OW4XO
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病院。二人しかいない真っ白な部屋。
女「お願いがあるの」
男「なんだ?」
女「私の事忘れて私の分も幸せになって?」
男「無理。お前がいなきゃ幸せになれない」
女「…じゃあ私とずっと一緒にいてね?」
それから三日後、彼女は死んだ。そして俺は彼女との約束を果たすため… - 72 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:20:46.06 ID:GMmp/82kO
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約束を果たす為…(´□`。)
- 73 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:23:10.44 ID:DoPY+Q9FO
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女「………タイムカプセルに書かれた夢…叶えてくれる?」
男「……いや、無理。(女の言う事だし無茶な事に違いない。)」
女「………そう。」
男「…。」
女「…。」
男「…?」
男友「おー懐かしいなー、グリコのオマケなんかいれてやんの俺。」
男「ばっか、俺なんか見ろよこれ。バナナだぞ?(女…いないな…。)」
先生「男、女と付き合ってるんだったな、これ渡しとけ。」
男「あ、いや…もう別れ…行っちゃったよ…。」
男「…そう言えば…タイムカプセルって…。…ちょっとぐらい見てもいいかな…?(あれ以来急に落ち込みはじめて…結局別れちゃったんだよな…。)」
女『将来の私は、男君のお嫁さんになりたいです。』
男「女…。」
男「これを分かれっていうのは無理だろ。」 - 74 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:24:07.22 ID:QHoSMabIO
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なんかほろっと来た
- 75 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:27:11.23 ID:dW1VohMy0
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病院。穏やかな時に身を任せ、迫り来る時を思う二人の姿。
男「……」
女「ん……」
男「! ……どこか痛むのか?」
女「ううん。――ねえ、男くん」
男「何だ?」
女「私の病気を治して」
男「…俺がしなくても、いつか治るさ。心配するな」
女「男くん、できないんだ」
男「…………」
女「…じゃあ、罰として、ずっと一緒にいて。私が、いなくなるまで」
男「居てやるさ。お前が望むだけ。罰じゃなくてもな」
女「…………おとこ、くん……!」
笑顔と泣き顔が、忘れられない――女との最後の一日になった。 - 76 56 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:27:22.10 ID:RsooLEsc0
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病室にて。
女「あ、子猫」
男「は? どこだ?」
女「ほら窓の外、中庭を歩いてる」
男「おお、マジだ。まだ子供の猫だな。野良か?」
女「可愛いし、触りたいな……。猫さんきっとふわふわしているんだよね」
男「ああ、まあな」
女「私も一回ぐらい触ってみたいな。猫さん」
男「……そうか」
女「……」
男「い、いつか俺が連れてきてやるよ! 見つからないようにこっそりさ」
女「うん。楽しみにしてる」
自分で鬱になった…… - 78 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:36:16.36 ID:dW1VohMy0
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デパート。バーゲンに群がるおばさんの中、埋もれてしまった二人の姿。
男「はぁ……っ! きつ!」
女「んんっ! ん!」
女「……ねえ、男くん!」
男「何!?」
女「おばさん達を吹き飛ばして!」
男「…いや、無理!」
女「…じゃあ、罰として、ずっと私にくっついてて…?」
服は買えなかったが、ずっと温かかった一日だった。 - 79 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:37:57.24 ID:m3B/Gl220
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職員室。内藤の隣には、いつかの女先生が。
内先「男、何とか言ったらどうなんだ!」
男「何とか。……ありきたりですが」
内先「お、お前…!」
女先「まあまあ、内藤先生。そんなに怒らなくても…」
内先「ですけどねえ、」
男「…今この場で、二人がいつもどおりにSMプレイをしてくれるなら、素直に謝りますけど?」
内先「……」
女先「……」
男(…女と違って、罰は思いつかないな)
男「じゃあ、そういうことで」
男の発言を聞いた先生がいたことは、明らかに罰だった。 - 81 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:39:01.69 ID:m3B/Gl220
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下校途中。時間がずれたため、人のいない駅の構内。
男「ああ、内藤うぜえ…」
女「あれは、さすがに男くんが悪いと思うけど…」
男「…女、明日内藤にカツラがずれてますよっ! って言って」
女「…怒るよ?」
女(…これも、無理難題かな…)
?「…女、元気か?」
男「…誰だよ、おっさん」
女「…お、お父、さん……?」
そして、時が動き出す。 - 82 65 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:40:15.25 ID:RsooLEsc0
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女「明日まで残っているよね、このスレ」
男「まずそれはスレ違いだ」
寝る保守
明日帰宅後にあったら続きか、はたまた別のネタ書くか。 - 83 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:40:35.49 ID:Z390OW4XO
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病院。電子機器の音が鳴るだけの部屋。
女「………」
男「………」
女「ねえ…」
男「………」
女「私が死んじゃったら…絶対幸せ見つけてね?」
男「………わかった……」女「…………」
男「………」
女「………」
数年後…
男ーあの時…「私が死んじゃったら…絶対幸せ
見つけてね?」
って言ったよな…でも無理だったよ…女がいない世界に幸せなんか見つけられない…
女…約束守れなくてごめんな… - 85 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:42:47.71 ID:G5QEgwBHO
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- 86 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:42:49.37 ID:m3B/Gl220
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構内。電車は、まだ来ない。
女父「…元気か?」
女「あ……あ……」
男「……」
女父「一年ぶりだったな…あと一年で、卒業か」
女「…………よ……」
女父「ん? 何だ?」
女「あっち行ってよっ!!」
女父「…ああ、わかったよ。またな、女」
女「……っ」
男「……」
女「…今の、忘れて」
男「…いや、無理」
アナウンスは、まだ流れない。 - 88 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:47:09.15 ID:m3B/Gl220
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駅のベンチ。くたびれた看板。
男「…別れたんだろ、女の両親って」
女「……うん」
男「その後も、会ってたんだ」
女「…うん。教えてなかったけど……」
男「…じゃあ、さ。俺も、女に秘密つくっていい?」
女「っ! や、やだ、やだよ…?」
男「…それもまあ、ちょっと難題だな」
女「…もう、やだ……」
男「…なら、無理難題なんて、言わなきゃいいのに」
返事はない。 - 89 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:48:25.26 ID:dW1VohMy0
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湖上。晴れ渡った空、その下にはボートに乗る二人の姿しか。
男「はぁ……。人も居ないし、なかなかいいな」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「池に浮いてる藻みたいなのを食べてみて」
男「…いや、無理」
女「…………じゃあ、罰として、私を食べて?」
甘い一日だった。 でもボートの管理人には怒られた。 - 93 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:57:07.06 ID:dW1VohMy0
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屋上。晴れ渡った空、その下には二人の姿。
男「はぁ……」
女「ん……」
女「ねえ、男くん」
男「何?」
女「ゴルゴを呼んできて」
男「…いや、無理」
女「…じゃあ、罰として、ゴルゴの変わりに男くんが狙うんだよ」
男「何を」
女「私のハート」
女のゴツい男好きが判明した。 - 94 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 03:58:55.68 ID:HXrizXzf0
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女「ちょっと男くん校庭の隅で白骨化でもしなさいよ」
男「・・・いやだよ 死んじゃうじゃないか!」
女「じゃあミイラ化しなさいよ もうミイラでいいわ 上半身だけでいいからー」
男「そんな器用なミイラ化聞いたことないよ!」
女「そう・・・
あなたもまた大きい三角定規に踊らされただけの犠牲者の一人に過ぎないのね・・・」 - 96 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 04:01:14.42 ID:dW1VohMy0
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- 98 以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします 佐賀暦2006年,2006/10/30(佐賀県民) 04:07:39.07 ID:6nhaakeTO
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ageage
のほほん系希望
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