メイド喫茶募集

「ぶー………」
 キノウツン藩国藩主キノウ=ツンは朝から憂鬱だった。
「ツン様、朝から何をぶーたれているんですか?」
 モーニングを運んできたお付きメイド浅田は、テキパキとモーニン
グセットを展開しながら問いかける。
 カフェ・オレとクロワッサンが鼻をくすぐるが、ツンは意に介した様子はない。
 ただただ先ほどからツンは羽根ペンを持って空中にクルクルとペンを走らせていた。
「決まらないのよ、うー……」
 銀に近い灰色の髪をペンで撫でながら、まさしく猫のように唸っていた。
「なにがです?」
 そう言いながら浅田は手元に置かれた書類をのぞき込んだ。
「新メイド喫茶基本コンセプト?」
「そ…、ほら、最近食料増産命令とかで色々と新施設が出来たでしょ。当然あそこにもメイド喫茶を作るんだけど、その基本コンセプトを考えてくれって書類が来たのよ」
「あー、なるほど」
 キノウツン国は国民一人あたり一つのメイド喫茶があると言われるほどにメイド喫茶が多い。
 もちろん言い過ぎだが、そう言われても思わず納得してしまいそうなぐらいにメイド喫茶は生活に密着している。
 たとえば新しい施設を作ると、それに付属するメイド喫茶を作るという法令があるぐらいだ。
「藩王が、最初の喫茶店をデザインするのが慣例ですからねぇ」
「新しいメニューとかも頼まれるし。うー、私一人でそんなにアイディアがあるわけ……、私一人?」
 そこまで口にすると、楽しげに唇の端を広げた。
「そうよね、私一人で考えるのがよくないのよね。共に和する国……ふっふっふ」
「ツンさま?」
 しゅるる、と今まで空を描いていた羽根ペンが紙の上で踊った。
「出来た!」
 そこには『募集! 新メイド喫茶とか!』と書かれていた。

-概要
募集内容に沿ってメイド喫茶をプロデュースして下さい。
募集期日はそれぞれ記します。
尚、採用者はメイド喫茶紹介で紹介されるかもしれません。


現在募集している内容

淡水化プラントに併設するメイド喫茶

  • 募集内容
 先日、新しく作られた淡水化プラントに併設する新しいメイド喫茶を作り、プレゼンテーションして下さい。
 提出方法は会議所(BBS1)にお願いします。
 内容は絵でもSSでも構いません。
 絵の場合は、どこかにUPして、そのURLを張り付けて下さい。
 例:こちらの絵板など

 淡水化プラントはこちらを参照下さい

終了した募集内容

現在の所なし